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TOKYO NORTH MOVEMENT 飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある越野光弘さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは、星野光弘です。今月後半となります4話目、5話目は、先日10月19日、20日に開催された飛鳥山ハワイフェスティバルで行った公開収録の様子をお届けしたいと思います。
ゲストは、先週に引き続き、フラ専門誌フラレア編集長の平井さんをお招きしております。それでは、お楽しみください。
平井さん、ようこそいらっしゃいました。
アローハー。
アローハーということで、よろしくお願いいたします。
さて、今月は放送の方では平井さんとね、ハワイトークを繰り広げていると、こういうところでございますけど、今日はね、ついにここのフラの聖地、
来ましたね。
塚山に来て、お話をいろいろしていきたいという風に思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さてですね、早速、歴史のお話にちょっと入っていきたいと思うんですけれども、もう一度ちょっと知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、おさらいも含めてしていきたいという風に思います。
渋沢栄一が中高年になってからですね、60歳以降、ここを本拠地にして過ごされたわけですけれども、そもそもなぜハワイなのかということは、
カラカウア王、ハワイ王国第7代の国王であったカラカウア王が国賓として、こちらに訪れたというところから聞いておりますが、そこをちょっと平井さん、詳しくお話していただけますか。
カラカウア王、明治になってから外国の君主が来たのが初めてなんですね。
誰も来てないんですよ。
だから王様が日本に、大統領が初めて正式に来たのがカラカウア王で、明治政府が国家予算ぐらい使ってもてなした。その中の一つが渋沢栄一公が任されて、ここでもてなしたというすごい場所です。
カラカウア王がそもそもここへ来たのは、世界漫遊の旅に出たというね。その途中に寄られたのが日本であり、キタクアスカイバーであり、当時キタクじゃないけど。
秘密で来ました、彼は。日本と本当に仲良くしたくて、このままだとサトウキビ畑とかいろんなものが米国のものになってしまうという危機感があって、日本と一緒になって何かをやっていきたいと。
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王国が欧米に占領されてしまう、滅ぼされてしまう危機感というのをものすごくこの王様は持っておられて、それで日本もそうですし、韓国を訪れたり中国を訪れたりということをされているという、そういう途中だったんですね。
秘密で旅で来てるんですけども、横浜湖に着いたら軍艦からいろんな号砲が21発になって。
ものすごい大歓迎したと思うんですね。
ハワイ国家が流れたりとか日本の軍が来たり。
このハワイ国家を作ったのがカラカウア王なんですよね。
自分の作った歌が流れて、実はカラカウア王は涙を流して喜ばれたというね、そういう逸話もありますね。
やっぱり場所で来て一番リラックスできたと思うんですね。
なぜかって言ったら、やっぱりそのハワイって日本と同じで畳に近いラウハラっていう葉っぱがあるんですけども、木の葉っぱ。
それで編んだマットの上で食事したりとか、くつろいだりとかするんですね。
床にベタっと座り込んでリラックスするっていう文化は、日本の畳の文化と実はね、ライスだったってことですね。
で、明治天皇と会おうが誰と会おうがやっぱり軍服みたいなの着て勲章つけてね、会ってるわけじゃないですか。
日本側もね、やっぱり欧米化してるから洋服でもね、塩ビ服だとかそういうのでも昔って言って。
肩苦しい感じが随分ね、カラカウア王ちょっとくたびれてた。
そうなんです。
そこへ渋沢やってきたの。
やってくれました。畳の上でね、おもてなしをもうすごくリラックスしたみたいですね。
逸話を聞いたんですけれども、明治の日本人たちに対して、君らも普段その格好じゃないんだろうって言って、
いやそうです、着物ですって。もうそれで着てリラックスしてやろうぜみたいな。
そうなんですよね。
そんな呼びかけをカラカウア王がしてっていうね、そんな話も聞きましたね。
で、年も近かった2人で年齢がね、すごく深い仲になって、いっぺんに気が合って近づいたんですね、ハワイと日本が。
だから本当民間外交の主催地ってすごいなという。
そうですね。
思いますやっぱり。
ここで本当に飲んで楽しんでっていうこともやられて、それからいわゆるハワイのこのフラ、これを実は披露されたということなんですね。
そうですね、はいはい。
ちゃんとダンサー連れてきたので、皆さん見てると思うんですけども、
一般的に日本で言うとその大正時代の行われたね、大正に池の旗で行われた万国博覧会。
あれが一番最初にフラが踊ったっていう歴史的にはされていたんですけども、
全部この時代の調べていくとちゃんとダンサー連れてきたので、
主催地含む明治天皇もそうですけども、フラを見た最初の日本人じゃないかなと思いましたね。
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そういう非常に文化的な交流っていうのが。
ある一方で、唐川王との渋沢さん、そして明治政府との交流の中で生まれたのが、実はハワイ移民なんですね。
そうですね。
要するにそのサトウキビの生産っていうものが非常に上がっていく中で、
ハワイに労働者が非常に少なかったというね、そういうところの中で、
日本からの移民というものを公式な形で両国のちゃんと契約をして、移民が始まったと。
その結果として、ハワイ経済を支えるのに日本人がすごく貢献をしたというね。
ですから今ね、日本人がハワイへ行っても、もちろん行ける人も多いからってこともあるけれども、
すごく現地の原住民のもともとの方も親しみを持ってくださるのは、
ハワイを発展させたのは日本人なんだっていうね。
そうですね。
そういう気持ちがやっぱり持っていただいているのがありますね。
本当に勤勉で真面目にやっぱり日本人と働くので、やっぱりハワイの今でもそうですけれども、経済を支えている。
今日もその飛鳥山ですけれども、日経4世がですね。
そうですか。
来てますからね。
そうですか。
品物持って遊びに来てます。
ハワイのワイキキから空港に向かう唐川通りというのがありますけれども、
そこの途中のところに唐川王の銅像が立っているんですね。
すごく立派な空港画を見つめてね。
そこに持っている、実は何か書類があるんですけど、これはハワイ移民の契約書なんですね。
日本の、日本との。
それを持って見つめているというね、こういう銅像がありますから。
海岸を楽しんだり、ショッピングを楽しんだり。
ちょうどあれですよ、アラモアナショッピングセンターに行く途中ですよね。
昨日からね。
ぜひね、立ってますから、見るだけでもいいから。
これはね、アラモアナセンターに行くときに、右側に座ってください、バス。
さっき島民の左側とか言ってましたけど、これは右側に座っていただく。
帰ってくるときには左側に座っていただくと、唐川王の銅像がありますので、
ぜひ皆さんもご覧いただければなというふうに思います。
さてですね、北区観光協会とフラレラさんの出会いというか、
いろいろきっかけも含めてここでちょっと伺ってみたいと思いますけれども、
まずイベント、どんなことでも平井さんに本当に助けていただいてるんですけど、
誰か騙したのが観光協会にいたんでしょうか。
さっきここで横にいた人もそうな人一人なんですけども、
もともとはですね、大河ドラマで渋沢一の声点をつけてやってるときに、
まだまだ日本の近代のフラとハワイの関わりっていうのは分かってなかったんですね。
それを調べに来て、ここにたどり着いたんです。
そうなんですか。
6月に来て取材をしたんですね、北区の方。
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区の方と説明を聞いていって、そしたらここに来ているっていうのも分かって、
そこから深く調べていって掘り下げていったら、すごい場所だったっていうことが分かって、
それを10月ぐらいにですね、掲載したんですかね、7月に掲載したのかな。
反響が大きくて、でもその取材に来たときに、大河ドラマやってる間に、
それだったらイベントやりませんかって話になって、いや本気ですかっていうことで、
何も普段のことは分からないので、
まずあそこで成分庫っていうか、芝生の旧渋沢田でできるのかっていうことを調べたら、
いろいろ調べていただいたらできるよということで、あそこやったんですね。
なるほど、それが第0回っていうね。
そしたらもう北区とかこの近辺っていうのは、普段やってる方多いんですよね。
葛飾区とか、そういう方たちが参加されて、最初だけで380人ぐらい参加したのかも。
びっくりして、で翌年はもうこっちでも使ってやろうということ。
フラレアの方から呼びかけていただいたりして。
そしたらもう全部キッチンから何も埋まって、大きなイベントになってしまったというのがそういうことと、
やはり皆さん飛鳥山で踊りたいっていう方が非常に多くてですね、
今回も2日間で踊るダンサー2000人ですから、そこまでってなかなか来てくれるわけですよ。
それを見に来る方もいるし。
当然そしたら見てる間にお腹もすっかり何か食べるとか、ショッピングもできるし、
本当にハワイタウンが先ほど言われたような、飛鳥山にも集約できちゃった。
ウクレレも入るでしょ。
もうちょっとするとあれかな、ハワイアンピエロって、普段やってる子がピエロの大道芸の方がいて、
ここで子供にいろいろ風船を配ったりとか、そういったことも観光協会の方で考えてやっている。
だからお金がね、見るだけでもいいわけですよ。入場料もなくて楽しめるっていう。
そういう自由なイベントっていうのがこれのイベントの。
面白いなと思うのは、参加者の方、要するにフラを踊られる方が、
踊り終わられた後にキッチンカーの方で楽しんでおられたりとか、
だから参加して出演されている方が、また観客というかゲストに入れ替わって、
いつまでも滞在して楽しんでくださっているというのが、
これが市民が集まっているイベントの楽しさかなという気もしますね。
本当、この地域の方だけじゃなくてね、やっぱり赤羽根っていう北区の要の場所があるんですけどね、鉄道の。
本当にそこでは宇都宮の方とかですね、群馬とか、横浜の方からもらえます。
いろんなところからいろんな地域から人が集まってくるようになった。
この間びっくりしたのはね、九州でフラをやっている知人がいるんですけど、
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なんか飛鳥山でやってるんだってって言ってね、九州の人から聞かれましたよ。
ちょっと今回間に合わなかったみたいですけどね、ぜひ参加してよって言ったんですよ。
本当にありがたい話です。
これも平井さんが、こういうイベントってさっきの歴史もそうだけど、
ベースのところがしっかりして、間買い物じゃない形でやらないと長続きしないと思うんですよね。
そうなんですよ。
そういう意味ではね、本当に平井さんにどっかりと座っていただいて、
座ってるだけじゃないですよね、駆けずり回っていただいて、やっていただいているのが僕らにとってもすごく心強いんですけれども、
昨日も実はすごく準備に遅くまで追われて。
そうですね、昨日ちょっと雨降っていたのでテントをやっている途中に、いろいろバナーとか持ってきてやって、
その後羽田の方行ったりとかですね、ちょっと朝からずっと、早朝からですね、ずっといろいろやってました。
その中で特にお忙しい感じになったっていうのが、今回キッチンカーに非常に力を入れてくださって、
今年はこれ、実は日本初モミエミエっていうのがあるんですね。
そうですね、ハワイでファーマーズマーケット、KCCファーマーズマーケットって人気で午前中やってるんですけども、
そこでさっき言った日経の4歳の方がククイソーセージっていうのを販売してるんですね。
これが非常に人気で、日本人が海外旅行行くと皆さん。
なんか来ましたよ、来ましたよ、これがそうなのかな。
そうですね、ホットドッグとスティックがあるんですけども、これがそうなんですけども、これをね、何とか入れたいなと。
で、やっぱりそれと後ビールですね、それから洋服類は初上陸のものじゃなきゃダメなので、
誰も手についてないもの、それを呼ぶことが成功したので、ギリギリまで、昨日のビールが届いたりとか、
成田にですね、そんな感じでギリギリでした本当に。
で、僕はこれを何回か味見して、同じものができてるのかっていうことでやり直しをして、できたらきたものがこれなので、全く同じものです。
なるほど、だから昨日だけじゃなくて、ずいぶん前から準備してくださって。
6月くらいからやってましたね。それで結局持ってこれるようになって、
このお肉なのでね、近くの宅配所の冷凍庫があるところに昨日届いて、で、今朝赤棒さんで持ってきて、
明日の分はまた明日の朝取りに行って持ってくるという、フレッシュなものが食べれるようにしてっていうことでやってるんですけども。
ということでございましてね、今日はね、本当これを、いつもはですね、暖炉のある部屋でウイスキーのグラスを傾けながらって言ってるんですけど、
今日はね、晴れたお天気のもので持って、ソーセージとハワイアンビールを楽しみながらっていう感じでやりたいですね。
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そうですね、やりたいですね。
じゃあ後半もね、ちょっとこれ食べながらね、やりたいと思いますね。
それじゃあ早速食べましょうかね。
なんか野菜みたいなのがある。
これはですね、3種類味がありまして、いわゆるハワイでポチギってポルトガルソーセージが元になっているものがハワイは多いんですけども、
それとパイナップル味とキムチ。キムチが結構人気なんですけども。
これはキムチだ。
ビリビリっとしてくる。
でもそれほど辛くないキムチなんですよね。子供でも食べられるっていう。
そう、全然大丈夫だと。
最初日本で試作した時辛かったんです。日本のイメージで作ったので。
それが随分と変わって、こういう味になったんですけども。
これね、僕たちの家のように少しね、高齢の人間にもね、キムチの酸味が効いてるのかな。さっぱりしててね。
多分ね、パイナップルも同じだと思いますよ。これだけじゃないよね。パイナップルがくるんだよね。後でね。聞こえない?
こっちがそう。
ちょっと平井さん食べてご感想を。
ほんとほのかなパイナップルなので、どっちかって言ったら噛み締めていくとパイナップルのジューシーが出てくるっていう感じ。
そう、キムチもそうですよ。
最初は普通のソーセージの感じなんですけども、そんな感じがハワイで流行ってるというものですね。
なるほど。ありがとうございます。
ということで、ここまでいかがでしたでしょうか。
来週も公開収録の様子をお届けしますので、お楽しみに。
それではまた来週。