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  2. 武術回 伝統派空手って何?
2024-03-17 10:22

武術回 伝統派空手って何?

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00:06
朝のコーヒー、夜のビール、ときどき武術。こんばんは、Takeです。
今日も楽しく話をしていきます。
今日は武術回です。伝統派空手の技術について話をしてみたいと思います。
武術というよりはスポーツに近いんですが、私がやっている2つの格闘技。
伝統派空手と大東流合気武道とあるんですが、
今日は伝統派空手というのについて、あまり話をしていなかったなということで、お話ししてみたいと思います。
ひょっとしたら、西村健セミナーのあたりで少ししゃべったかもしれません。
伝統派空手というのはどんな競技かというと、
東京オリンピックで採用された空手のルールです。
具体的に言うと、パンチと蹴りが相手の帯よりも上に当たって、
胴体もしくは頭部に当たればポイントになるというものです。
そして実際は振り抜いたり、相手にダメージを与えるような打撃は反則となってしまいます。
なのでソフトタッチ、スキンタッチ、グローブがちょうど顔に触れるぐらい、
それぐらいまででコントロールしないとポイントにはならずに逆に反則になってしまいます。
そういった競技です。
そして突きが1点、胴への蹴りが2点、頭部への蹴りが3点、相手が転んだ状態で突けば3点というポイント体系になっています。
しかしルール上、足への攻撃は認められていません。
足払いはやってもいいんですね。
足払いをして倒れた相手を下に向けて突けば3点になるという寸法です。
競技の特性として、相手の体にまっすぐ、フック系の突きはあまり取ってもらえないんですけど、
突きが入るというのが一番多く入るポイントですね。
競技の特性上、結構距離が離れます。かなり遠いです。
ボクシングよりも一歩遠いぐらいの感じですね。
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場合的にはボクシングより、おそらくアウトボクシングのさらに20センチぐらい遠いんじゃないでしょうかね。
あまりボクシングの場合もわかんないんですけれども、キックボクシングよりもちょっと遠いかもしれません。
MMAか、総合格闘技のちょっと遠いバージョンぐらいな感じですかね。
タックルがあるので遠くから攻撃しますよね。
あんな感じの場合から一気に飛び込んで、相手に突き蹴りを見舞うというのが主な競技内容です。
この競技に発展した理由はよくわかんないんですけれども、古くから沖縄でやられていた空手というものとは全く違う性質の競技になっています。
沖縄の空手は古くは武器もありましたし、比較的近い距離で相手と対峙する技が多いという印象ですね。
あと投げ技もありましたしね、関節技もね。
なので伝統派空手はどちらかというと近代スポーツですね。
子供たちによくわかりやすく説明すると鬼ごっこなんですよね。
相手の弱点となる部位にタッチしたらポイントがもらえる鬼ごっこですね。
ただ、ふにゃっとしたタッチではポイントにならなくて、危険体の一致というんですかね。
十分に相手にダメージを与えられる勢い、技の切れがないとポイントとは認められないというのがあるんですけれども、
基本的には早く相手の頭や喉、あと胸とかお腹とかをパシッとつけば1点もらえるという競技です。
競技の特性上遠い場合なので、すごくフットワークが重要になるんですね。
以前、すり足の話をしましたけれども、ほとんどすり足はしません。
ぴょんぴょんぴょんと飛ぶような小刻みに、膝より下のバネで飛びながらフットワークを小刻みにして、
かなり遠い場合からすごい早いですよ。
まばたき1つぐらいの時間で相手の喉元に突きを入れるというような技が多いです。
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なので、極真空手とかああいう競技とは全く違って、相手に基本的には効かせる必要がないので、
タイミングとか相手の動きを読むとか、フットワークとかそういったものがすごく重要になってきます。
なので、この競技をやっていると鍛えられるポイントがあります。
それは相手の出てくるタイミングとかをものすごく繊細に感じ取る必要があるんですね。
なので、カウンターの回でお話ししたように、相手が出てくる瞬間というのを本能的にというか、本当に肌の感覚で読み取って、
相手が動いてから出すのではカウンターが遅いので、そういった感じで感覚を研ぎ澄ますみたいな稽古にもってこいなんですね。
なので、伝統派空手はどことなく刃物を持って対峙した時にはその有効性というか、感覚が活かせるんじゃないかなと思っています。
もちろん、刃物があったら緊張して普段のような力は出ないというのはあるんですが、
相手に一撃必殺でダメージを与えるというシチュエーションであれば、このトレーニングはすごく有効に働くんじゃないかなと思っています。
なので、伝統派空手、寸止め空手なんて言うんですけれども、寸止め空手もちゃんとトレーニングの価値はあるよと思っています。
あと、スポーツとしても優れていて、あまり怪我をしにくい競技なので、脳へのダメージとか体を変に減量したりとかそういうこともないですので、
子どもたちの教育という面ではすごく健全にスポーツができるなと思っています。
時々ガツンと当たって首が痛いとかはあるんですが、パンチドランカーになってしまうようなことはないので、子どもにもオススメの競技となっています。
伝統派空手の魅力ではなくて、どんな競技かというのをちょっと話をしてみました。
今年も夏と秋に試合がありますので、私も2試合ぐらいは出たいなと思っています。
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先週の日曜日には、私も審判としてリュウハの大会の試合を見ていたんですけれども、
5年ぐらい一緒に稽古をやっている自分の息子の同じ年の子どもがいるんですけども、中学2年生。
初めて優勝したんですよね。ものすごい長いこと頑張っていて才能もあったんだけれども、なかなか結果が出なかった彼がやってくれたっていうのもあって、
伝統派空手というのもいいもんだよって話をしてみたくなりました。
今日はここまでにしたいと思います。
武術の話はもうちょっとマニアックな話をした方がウケるのかもしれませんが、今日はスポーツの話でしたね。
一晩寝たらまた1週間戦いが始まりますので、サラリーマンの皆さんは明日から頑張っていきましょう。
ではおやすみなさい。バイチャ!
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