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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くということの改造度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方エヴァンゼリスト、田中健士郎が、皆さんの眠りを裾うゆったりとしたトーンでお話をさせていただきます。
いつもお聞きいただきありがとうございます。
先週まではですね、マーケティングの話についてかなり深掘りをしてみました。
このマーケティングとか、あとブランディングというものはですね、ラジオの中でも話したんですけれども、ある意味ロジカルシンキングとかと同じようにですね、
何か特定の職業の人だけが学ぶべきものっていうよりも、本当に仕事をしていく上で必ず知っておいた方がいいだったりとか、身につけておくべき思考法のようなものだというふうに考えていますので、
この働き方ラジオでも今後もですね、取り上げていきたいなというふうに思っています。
気になる方はぜひ聞いていただければと思います。
はい、ということで年末ですね。
この時期になるとですね、結構過去のラジオとかを振り返ってみたりするんですけれども、ちょうど1年前、何を話したかなと思ってちょっと調べたらですね、
オンラインサロンが今必要とされる理由という回で、これ何かっていうと、
オンラインサロンライターゼミですね、こちらをまさに企画して始めたのがこの1年前だったんですよね。
なので気づけばライターゼミというコミュニティを運営してから1年経ったというところになります。
今日聞いている方の中にもメンバーの方も結構いらっしゃるんじゃないかなとは思うんですけれども、
本当に元々は十数人から始まってですね、
メンバーが増えたり、時にはめちゃくちゃ減ったり、開始時期よりも減ったなんていう時期もあったんですけれども、
気がつけば今60人ぐらいですかね、の規模まで大きくなりまして、
人数ももちろんそうなんですけれども、中身がですね、本当に1年で大きく変わったなと、ここまでになったんだなというような感覚があります。
具体的にはですね、例えば最近は結構全国でオフ会みたいなものが開かれていて、
最初は東京で僕が主催したのを川切りんですね、広島のエリアだったりとか仙台とか、
今度関西でもやるという話がね立ち上がっていて、関西チャンネルみたいなものができたりとかもしていたりとか、
あとはライターゼミってこう割と自由にどんどん自分たちで企画して新しいチャンネルを立てるんですけど、
これも気づけば15国ぐらいチャンネルがあってそれぞれ結構アクティブに動いたりとかですね、
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大きいもの細かいものたくさんあるんですけれども、本当にみんなでガンガンアウトプットして緊張感を持ってやるチャンネルから、
ゆるーく食べたご飯の投稿をするみたいなチャンネルもあったりとか、本当にいろいろなチャンネルができていたりとかですね、
最近は公式グッズなんていうのも出てですね、結構購入するメンバーなんかも出てきていたりとかですね、
本当に1年前では考えられなかったようなコミュニティというものが形になってきているなというふうに感じています。
このライターゼミのようなですね、オンラインコミュニティというものはある意味個人のための居場所というインフラをですね、
作っているんじゃないかなというふうには最近すごく思っています。
このラジオでは結構話しますけれども、やっぱり個人が中心の時代になって、仮に会社員であっても自分でキャリアを作っていかなきゃいけない時代、
その時ってやっぱり必ずしも周りが自分と同じではないという中で、自分自身の道を作っていかなきゃいけない、すごく孤独な部分があってあるんですよね。
そういった中で自分の仲間と呼べる存在ができて、なんとなくそこに行けばお帰りと言ってもらえるような居場所ができるっていうのはですね、すごく大事なことだなというのはやっぱり元々思っていたし、
やっぱり実際こういった場所を作ってみて、ある意味一つの居場所の形を作れたんじゃないかなというふうには思っています。
今日はですね、そんなコミュニティについて1年向け合ってきて分かったことをですね、いろいろとシェアができればなというふうに思っているんですけれども、
組織っていうものってあるじゃないですか。会社組織とかですよね。そういうものとこういったオンラインサロンとかコミュニティというもの、組織とコミュニティっていうものがどう違ってどこが似ているのかっていうのが結構見えてきたんですよね。
実は組織については僕のもう一つ働いているリボーンという会社でですね、ある意味組織開発とか組織作りみたいなものをですね、仕事としてやっていて、そこでは思いっきり会社組織というものに向き合って、もちろんクラウドワークスという会社でも会社組織を一つ持ってやっていたりとか、そういった中でライターゼミとかクラウドカレッジみたいなコミュニティも運営していると。
それぞれやってきて、似てる部分と違う部分っていうのがやっぱり出てきたなと思います。まず違う部分っていうのは何かっていうと、一番は目的を持っているかどうかというところですね。
もちろんコミュニティにも目的があってもいいと思うんですけれども、僕はですね、初期のライターゼミで一つ失敗だったことというか、勘違いしていたところは、明確な目的を持つべきだということを組織ではないコミュニティにも適用していたというところなんですよね。
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これについてはですね、オンラインコミュニティを3ヶ月運営してわかったことっていう3月ぐらいにしゃべった回でですね、大量にライターゼミのメンバーが抜けた直後っていうタイミングでですね、話をしたんですけれども、やっぱりこれからこういう時代だからこういったビジョンに向かって進んでいこうっていうことを打ち出してコミュニティを作っていったんですけれども、確かにそういった時代に向かって自分も進もうっていう感じでね、
手を挙げてくれる方もいるんですけれども、やっぱりコミュニティって実はそれぞれ全く違う目的で入ってきていたりするんですよね。
お金をもらって入っているわけじゃなくて、ある意味お金を払って入っていたりもするわけだと思うんですけれども、そうなった時にやっぱり目的が限定されてしまうとですね、なかなかついていけないとかだったり、自分はなかなか貢献できていないとか、そういった理由でですね、結構こう抜けてしまって、いやいやそんな貢献なんて考えなくていいんだけどなとか思ったりもしたんですけれども、やっぱりそこはですね、組織と大きく違うんですね。
組織っていうのは大きな目的というものを組織が持っていて、それに対してメンバーが同じ方向を向かって事業とかサービスを進めていくっていうところだと思うんですよね。
ここが逆にずれてしまうと、組織として成果を出すのが難しくなってしまうっていうのはよくあることですね。
あとはルールとか役割みたいなものも組織っていうのは明確にしていかないといけないんですね。リボンだとゴール、ルール、ロールっていう3つを明確にしていくことが組織運営の大前提ですよって話を結構しているんですけれども、この目的の他にもルールとかロールっていうものですね。
ある意味役職とか、この役職の人が何に責任を持つのかだったりとか、最低限のルールというものも変えてはいくんですけれども、その時その時目的に達成するために全員が守るべきルールっていうものを明確に作っていくということが非常に重要になってくるし、
今そういうところで結構会社の経営に入ってですね、やっているんですけれども、コミュニティにおいてはルールはより最低限になっていくと、ルールというよりも過ごし方みたいなものの定義だったりとか、こういう感じでやってみるといいかもよっていう選択肢を与えてあげるっていうのは結構うまくいったと思うんですけれども、
何か周りにギブをしなきゃいけないとかですね、ちょっとそういう雰囲気を最初の頃に出しちゃって、自分はギブがなかなかできていないのでということでですね、抜けてしまうメンバーとかもいたりとか、そういったところでですね、やっぱり組織とはそのあたりの目的ルール、そして役割ですよね。
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この役割っていうところも、なんかこうコミュニティやっててもそうなんですけれども、非エラルキーじゃないですけれども、誰が偉くて自分は下っ端でみたいな意識を持っちゃうことが多かったりするんですけれども、これもですね、コミュニティによって考え方はそれぞれあると思うんですけれども、僕はあんまりそういうふうにはしたくないなっていうのはあって、ある意味本当に全員フラットに。
だからこそ居場所として感じやすいっていうようなところは、わりと意識をしていたりしていて、積極的に今まであんまりこう目立って皆さんの前には出てこなかったようなメンバーとかにもちょっとお声掛けをしてイベントの中で少し喋ってもらったりとか、そういうことを心がけたっていうのはむしろ良かったっていうところで、明確にそういった役割とか役職みたいなものを作りすぎないっていうのもやっぱりコミュニティの、
運営のポイントなのかなというふうには思いました。そこも会社組織とかとは大きく違うところですね。