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159【前編】TimeTree・CPO と話す「PdM」という職種について
2026-08-14 24:16

159【前編】TimeTree・CPO と話す「PdM」という職種について

Steve
Steve
Co-host

「TimeTreeラヂオ」はカレンダーシェアアプリTimeTreeを運営する私たちメンバーが、ふだんの仕事に関係することもそうでないこともワイワイ話すインターネットラジオ番組です。


今回はCEO・FredとCPO・Anjuが、PdMという職種について話をしました。


<前編>

・「PdM」としての研鑽の積み方

・ユーザー理解はドラマのストーリーを描く様に

・「価値がある」ことを確かめるためのKPI

・PdMに向いている人は『恋愛リアリティショー』が好きな人?



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サマリー

本エピソードでは、TimeTreeのCPOであるアンジュ氏とCEOのフレッド氏が、「プロダクトマネージャー(PdM)」という職種について深く掘り下げて語ります。アンジュ氏は、広告企画職からPdMへと転身した自身の経験を振り返り、ユーザー理解を深めるためにドラマのストーリーのようにユーザーの生活を描写することの重要性を説きます。また、KPI設定においては、単なる数値目標ではなく、ユーザーに真の価値を提供した結果として数値が向上するプロセスを重視する姿勢を示します。さらに、PdMに向いている人物像として、他者の心情を深く読み取る恋愛リアリティショー好きや、細部から全体像を推理する名探偵のような想像力を持つ人材を挙げ、その職種の奥深さと求められる資質について語り合いました。

プロダクトマネージャー(PdM)という職種とその道のり
こんにちは、TimeTreeラジオです。 本日は私、代表のフレッド・フカガワが出演会で、今日は一人じゃなくてですね、ゲストをまた違うメンバーを呼んでおります。
チーフ・プロダクト・オフィサーで、プロダクト本部の本部長のアンジュウです。 アンジュウです。よろしくお願いします。
はい。アンジュウもね、昔から、ほぼ創業期からずっと一緒にやってますね。
そうですね。
僕ももともとプロダクトマネージャーをやっていまして、そこから社長業というか、同職種の2人って感じですね。
はい。
アンジュウはいつからプロダクトマネージャーという職種をやってる?
プロダクトマネージャーは、このTimeTreeに入るちょっと前、もともとYahoo!Japanに入って、カカオジャパンというところに出航していたので、そのカカオジャパンの時からなんで、何年だろう、12、3年前ですかね。
違う職種だったわけだよね、元はね。
そうですね。もともとは広告の企画職をやってました。
広告商品を考えるみたいな。
はい、そうですね。
その時って、プロダクトマネージャーになるぞって感じで、なった感じ?
そうですね。やっぱりインターネットのサービスに関わるとしたら、サービスを作ってみたいとか、新しいのを企画してみたいとか、やっぱり誰しも思うので、もともとそういうのをやってみたいとは思ってましたね。
じゃあ、サービス企画するぞと思ってそっちの職種に変わったっていうことなんですね。
はい、チャンスがあればやってみたいと思ってました。
あと当時はプロダクトマネージャーとか言わなかったよね。プロダクトマネージャーって結構割と最近の言葉だよね、たぶんね。
そうですね。当時はなくて企画職とかディレクターとか、そういう呼び名しかなかったですね。
ディレクターってあったね。ウェブディレクターとか言ったりあったよね。
そうですね。ウェブディレクター。
僕もなんか、Yahoo!入った時の職種とか名刺とかはサービス企画っていう名前だった。
そうですね。Yahoo!の時も企画職しかなくて、新卒はなれなかったのでサービスの企画職が枠がなくて。
エンジニアと営業とか。
なるほど。結構、だから、なんか説明しにくい職種だよね。
当たり前にみんなPDM、PDMって言うけど、なんかやること、人にて違ったりとか、サービスの性質でも全然違うし。
そうですね。業種によっても結構違ったりするんで。
はい。
PdMとしての経験の積み方とユーザー理解の方法
なんか、どうやって仕事を覚えていったっていうか、形作っていったとか、振り返ったらあります?
そうですね。なんか当時はカカオジャパンに出港していて、フレッドも一緒に出港していたと思うんですけれども、
企画の人が何人かはいたんですけど、そんなにいっぱいはいなくて、大体こういうのをやろうみたいなのが決まっていたので。
どうやってたかな。
なんかその企画に沿って、見よう見まねで何か仕様を作ってみたりとか、要件っていうものはどんなんだみたいなのを、
なんか社内の掲示板漁って書いてみたりとか、あとちょっとデザイナーと話しながら、ここはこうするのはどうかとか提案してみたりとか、なんかいろいろもがいてましたね。
見よう見まね結構大事だよね。僕も他の人の企画書を読み漁ってとかってやってた。
なんかあと、僕ももともとインターネット業界じゃないところからYahooに転職して、
サービス企画職で特に誰か教えてくれるわけでもなくだったから、最初厳しいエンジニアの人にめちゃくちゃ怒られてて、
で、なんか一回その画面遷移図とかテストケースとか全部書くみたいなのやったときに、全体像がやっとわかったとか、そういうのあったね。
画面遷移図とか別に習ったりしたいから、
そうそうそうそう。
誰かのを見てはこう書くんだみたいな、なんか吸収していくしかなかったと思うんですよね。
そうだよね。そういうなんかサンプルを見て、自分が今やってるサービスで書いてみたらどうなのかなって言って全部書くとかね。
あーそうですね。
そういうのとかね。
あと僕の場合一気に自分で変わったなと思ったのは、プログラム書けなかったんだけど、今も書けないけど、
連立でサービスを作ってみようみたいな本を買って、3ヶ月ぐらいずっとその通りやって、サーバー借りてリリースするってところまでやってみたんだよね。
そしたらなんか大変さが、大変さの具体的なところがよくわかって、エンジニアの人と話が通じるようになったとかね。
そういうのあったね。
自分でやってみるのは重要ですよね。
あと今主に技術的なこととかどうやって勉強するかって言ったけど、結構なんかいろんなこと考えないといけないよね。
そうですね。
暗示的には考える領域っていうか、プロダクトを考える上でどんな要素を行き来したりチェックしたりとかしてる?
そうですね。まずはユーザーのことを一番頭に思い浮かべることが多いですし、
あとはそれ以外にも事業のこと、会社のこともありますし、あともちろんKPIのこととかもありますし、
あとは一緒にプロジェクトやっているメンバーにどう考えてもらうとか、一緒に動いてもらうかとかもありますし、
外と中、組織と個人みたいな感じでいろんなところを考えてますね。
なんかユーザーさん、僕ら特に2Cのサービスやってるから、めちゃくちゃいろんな人がいるじゃん、ユーザーさんって言っても。
そこってどうやって想像したり捉えたりとかしてるって暗示理由とかあるんですか?
そうですね。どう捉えてるか。タイムツリーに入ってから結構いろんな捉え方してるかなっていうふうに思ってて。
やっぱりよくやっているのがユーザーアンケートであったりとか、そこからユーザーインタビューしたりとか、
あとは問い合わせとか、レビューの声聞いたりとか、あとは数値見たりとかしながら、
そういう散らばったものをつなげ合わせていくみたいなことをずっとやってきたのかなっていう気はしますね。
なんかそれぞれは結構当然見るようなものだってするじゃん、インタビューとかJBI。
なんかその散らばったものをつなげ合わせるっていうのが、特殊とまでは言えないけど独特、知、ノウハウなのかなと思ったんだけど、
つなげ合わせるってどういうことなの。
なんか言葉にするの難しいですね。これ感覚の話なんですかね。
そうかもね。
なんかこう、ドラマのストーリーのような感じで思い浮かべてるんですよ。
この人は、例えばアンケートだったらこういう人がいて、この年代でこういうコメントを書いているって、なんとなく妄想があって、
ユーザーインタビュー読んでたらこういう実際の人だったってなったら暮らしぶりがわかるので、この人は子育てでこういう感じでっていうのを映像化しやすいんですかね。
このストーリー、生活をストーリーのようにして格納している感じはありますね。
なるほどね。
一般によくイメージするユーザーインタビューって、この画面を見てどう思いましたかとか、
そういうのじゃん、これを押したらどうなると思いましたかとかそういうのが多いと思うんだけど、
むしろそのアプリ閉じてる間、どんな人で何してんのかとか、そういうとこの映像化っていうかストーリー理解っていうか、
そういうとこに重きがある感じかもね、今のアンジュロってね。
そうですね。
言語化しにくいっていうのは僕もよくわかって、僕もロジックで積み上げるっていうか、
僕はよくユーザーインタビューをなかなか出れなかったりもするから、ユーザーさんに許諾を得た上で録画させてもらったものを、
ラジオ代わりに毎日聞いてたりとかするのがたくさん。
それが一定の量を超えたら、ひらめくっていうか、機能をひらめくとかじゃなくて、
こういうことなのかなとかいう、つながるっていう感じが言ったのと近いね。
そういう感じがあって、結構直感待ちみたいな、直感が出たときに理屈で整理がつくか確かめてみるみたいな感じしますね。
なんかあんまりあれなんですよね、この人はこういうことをしてるとか、なんか事実を見ていることってあるんですけど、
そんなに、なんかあんまり重きを置いてなくて、なんかこの人はこういうインタビュー来たとき表情とか喋り方とかを見て、
なんかこういう性格なのかなとか、ちょっとおとなしい遠慮しがちな人なのかなとか、
だからこういう街に住んでてこういう性格なのかなって。
なんかその内面みたいなのを想像して組み立ててるかもですね。
タイムツリーもさ、こうカレンダー的なツール的な要素もあるけど、コミュニケーション要素が強いじゃないですか。
コミュニケーションってめちゃくちゃこう性格の機微みたいなの出るよね。
みんなが言いたいことを大声で誰にでも言えるとかないじゃん。
だからこういうことって普通言いにくいからこうとか、こういう通知の仕方にしてあげたほうがとか、
そういう気遣いが結構必要だから、そういう一人一人の性格、様子、キャラクター、理解。
あの人こんなことされたらこんな言い方嫌だろうなとか想像とかが大事なのかもね。
そうですね、そこら辺のバランス感覚は重要かもですね。
この機能なのに大げさにプッシュ通知まで送ると、そこまで知らせたくないのに送るのかみたいな。
どのぐらいの塩梅で送るのがいいのかなとか、想像力がやっぱ貴重かもしれないですね。
なるほど。
KPI設定とプロダクトマネージャーに求められる資質
KPIとかはなんか、KPIもさ、こんなシンプルじゃないじゃん。
いろんなものが見れて何を追うべきかとか、別に簡単な答えがあるわけじゃなくて、結構クリエイティブだと思うんだよね。
その辺とか、アンジュはやり方ってある?
そうですね。KPIも長年見てきて、どっちかというと結構KPIを細かく見るタイプだと思うんですよね、自分でも。
そうだね。
ただ、そのKPIの追い方が結構重要かなと思ってて、これは結構社内でもよく言っていることだと思うんですけれども、
その数値を定めたら結構数値一直線じゃなくて、やっぱ正しい方向でKPIを追っていくっていうことが重要で、
その価値がある。価値があって初めてKPIが伸びる。価値っていうのはユーザーに嬉しいことがあった結果、KPIが伸びるっていう順序で進まないと、
プロダクト的には間違った方向になってしまうことが多いのかなっていうふうには長年やってて感じますね。
嬉しいことの結果として、因果関係で言ったら、嬉しいことの結果としてKPIが伸びる。
いいもんじゃないとってことだよね。
当たり前のこと言ってるようだけど、でも実は結構あるよね。嬉しくないのにKPIが伸びてるケースってあり得るもんね。
そうですね。特に会社の小さい時はあんまりそういうのないんですけれども、組織化していくとそういうふうになりがちではあるかなと思いました。
また数字って強いもんね。分かりやすいから、設定されたらみんなこう向かって、それを追うぞってなりやすいからね。
何なんでしょうね、あの魔力は。
だからコミュニケーションツールとしてはすごい大事だと思うんだけどね。
なんかそこのちょっとアンジューが設定するKPIってそこの工夫があるよね。単純な数字ってよりは何か喜んでるユーザーさんはこういう行動をしてるはずだから、
これをしたユーザー数とかそういうちょっとしたフックっていうかあるなって思う。
本当ですか。
あんまり自分でそう言われたことないんで、あまり思い描いてなかったんですけど。
でもなんか大体大きく二つ考えてますね。
全体のKPIの話と事業とかプロダクト全体に変化を起こしたかっていうところと、マクロ的には新しく入れた機能とかそれがちゃんと使われているかっていうところで見ていかないと、
機能単体で変化を起こしても全体で何もなかったらちょっとどうなんだろうねっていう話にはなってくるので。
なるほどね。その機能が深く使われたり喜ばれたりしてることと、それがサービス全体、つまりは経営数字とかにどうインパクトを与えるかっていうのは両方を見るっていう。
そうですね。
PDM、結構いろんな領域にまたがるから、今ユーザーさんを見るとかKPIとか話したけど、あと技術の理解の仕方とか話したけど、いくらでもあるね。
そうですね。
PDMになりたいとか、そういうPDMに向いてる人ってどういう人だと思う?
そうですね。PDMってやっぱり結構求められることが多いじゃないですか。
何だろう。ユーザーのインサイトを発見したりとか、技術的なこととか、営業的な観点とか、インタビューみたいなリサーチだったりとか。
社内のエンジニアとかいろんな人のまとめ役、調整スキルみたいなのもいるしね。
そうですね。
1個自分がよく言う話としては、これ言っていいのかな。恋愛リアリティショーみたいな、そういう番組好きな人。
どういうことですか。
こういうの好きな、ハマる人は結構向いてると思ってて。
ああいう番組って心の、何ですかね、心情の変化を生み取れる人がのみり込みやすいと思うんですよ。
なるほどね。
心模様だもんね、あれ、確かに。
そうですそうです。
主人公みたいな人に言うわけじゃなくて、いろんな視点を切り替えて、今度はこの人に立場になってみたら、この人との関係はどうかとか、
その相手の表情を読み取って、あれこれ本音なのかな、立て前なのかなとか、読み取ったりとか。
主人公が言ってストーリーを読み取るのはそうなんですけど、それをいろんな立場を切り替えながら見ていくって、ある意味結構なりきっているというか、いろんな人に。
なるほどね。
難しいスキルなのかなって時々思いますね。
一人一人への想像力みたいなことは、リアリティショーを楽しむには求められるわけね。
そうですね。
確かにユーザーインタビューとかでもあるよね、本音なのかな立て前なのかなとか、これリップサービスで言ってくれてるなとか。
やっぱそういうとこ重要じゃないですか。
とかね、あとなんか今言いたそうにしたけどなんか引っ込めたなとかそういうのとかもあったりする。
そういう行動こそがやっぱ重要なので。
なるほどね。リアリティショーを楽しめる人なのか。
楽しめる年齢ではなくなってますけどね。
僕は思うのは前からよく言ってるのはなんかその名探偵みたいなつもりになった方がいいみたいな。
それはどういうことなんですか。
なんかなんだっけ、シャーロックホームズとかってよくあるじゃん。
あの日は雨が降ってなかったのにカバンがこうなってて傘がどうだから、実はあなたはこうしてたみたいな。
そういうディティールと環境等を想像するって、必要な情報を直感で見つけ出すみたいな。
見えたってなったつもりで、このユーザーさんは家に帰ったらこうで、聞いた話だとこんな趣味があるからこんな風なんじゃないかみたいな。
最初の話と近いね。安寿も映像でイメージとか言ってたけど、結構そうかもしれない。
そういう想像力は僕はPDMの人には必要だと思う。
そういうのが想像できる、語れる人は強いなって思う。
そうですよね。フレットだと多分エスノグラフィーとかそういうところにひも付いてるというか、興味があるところはありますよね。
あと興味も大事だよね。この人どんな生活してるのかなみたいな想像が面白く聞ける人とかに向いてるよね。
向いてますね。そういうのをちょっと踏み込んで聞いてみたりとか。
あとやっぱり興味があるものちょっと触ってみたりとか、いろんなサービスを触ってみたりとか。
確かに、大き心強い人ね。
手出して触っている人っていうのは、なんか適性を感じますね。
いろんな人を納得させながら進まないといけないじゃん、PDMって。
その時に会社で決まったことだからっていうのももちろんあると思うんだけど、それはそれでやっぱり会社の戦略だから大事なんだけど、
それ以上の説得力として僕はユーザーさんのことを誰よりも知ってるとか、
実際にあのアプリ触って遊び倒しているとか、そういうなんか一時情報の深さみたいなのがその人のパワーになるなと思うね。
そうですね。
はい。ちょっとたくさん話せることあるね。
今日は一旦ここら辺にしようかな。
はい。
では今日はCPOのアンジュに来てもらいました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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