本来の価値よりもなるべく安い価格で買いたい。
価値というものが発見されたら必然的に価格もその価値に合わせて上昇するわけで、
その価格で売りたい。
あるいは場合によってはその価値よりも価格というものが高くなってしまうケースだってある。
これはバブルって言われるケースだと思いますけど。
別にそれでもね、本来の価値よりも高いから売りはいいやっていう考え方もあろうかと思います。
いずれにせよ価格と価値は違うということ。
そして投資っていうのはまだ言語化できていない。
この価値を見抜き、それを言語化するということです。
これどういうことかというとですね、まず見抜く必要があるわけですね。
この会社、この事業にはこれぐらいの価値がきっと本来あるはずなんだということをまず持って見抜く。
見抜いて、それを言語化し、自分にまず説明できるようにしなければいけませんよね。
自分に説明できるようにする。
一人で単に上場株売っている人であればこれでおしまいですけれども、
もしもチームで、例えば会社で投資している、チームで投資している人であれば、
それをチームの人にちゃんと説明しなければいけない。
上場株だったら基本的にここでおしまいだと思いますが、
例えばベンチャー投資の世界であるならば、これをですね、まずチームに対して説明して、
これだったら割安だよね。本来のもっと価値あるはずなんだけど、これ安いよねということを納得し買う。
そしてその株をですね、買った株をですね、さらにその会社に付き添いながら、
場合によっては他の株主だとか投資家を呼び込む必要があるから、説明する必要に駆られるわけですよ。
これが直接的には見えない価値っていうものを言語化する。読み解けるようにするということの意味です。
投資の世界で、もうこれ完全に読み解ける言語っていうものがあるわけですね。
これいわゆる財務算表ってやつです。財務算表、PL、BS、キャッシュフロー計算書。
こういったものが投資の言語としては基本、ユニバーサルな言語ですけれども、
ここで表れているものは過去の結果であり、もうすでにこの言語で翻訳されている時点でみんなが読み解いているわけですね。
なので、特に完全に効率化しきったマーケットであれば、株式が流通しているような上場株のマーケットであれば、
基本的にそれが思いっきり見落とされているということは考えづらいので、基本的にはもうみんなが理解しているものであると。
なので、みんながいいと思っているものに関して、超過理順というのはないんですよね。
同様にみんなが悪いと思っているものに関しても超過理順はない。
なぜならば、それはもうユニバーサルな言語として表現され、もうすでに読み解かれているから。
ここで投資のプロがやるべきことは何かというと、
そういった言語にまだ翻訳されていない根源的な価値を読み解き、それが本当に意味あるものなんだよといったことを説明するということですね。
ベンチャー投資であれば、それがひょっとしたら経営者の資質なのかもしれない。
経営者の資質ってね、別に定量化されて、そういった財務産業の言語として表現されていませんから。
あるいは、まだ世の中の人たちが一般的にあると思っていないマーケット。
みんながそんなマーケットあるの?って思っているけれども、いやこのマーケットはあるっていうこと。
そこに対する共感だったとか、洞察ですね、こういったものなのかもしれない。
あるいは、もうマーケットがあることは明らかに明白なんだけれども、
果たしてそこに最適なソリューションが作れるのかどうなのか。
本当にこれ作れるの?みたいな。
特に技術的な話を言うと分かりやすいですよね。
やっぱり難しいじゃないですか。
技術的な障害を超えることができるのかどうなのか。
ディープテックとかバイオとか、そういった専門性の高い複雑な高度に技術的なスタートアップに投資する人たちというのは、
基本的にその領域に精通特化した人たちが集まっているわけですけれども、
そういった人たちであれば、この技術の実現可能性といったものを、
より他の投資家よりも高い角度で当てることができる。
であるがゆえに、まだ表面化していない、言語化されていない価値を見抜くことができる。
そういうふうに信じられているがゆえに、お金を集められているんでしょうし、
お金を集めて投資ができているんでしょうし、
自分たちも自信を持って投資をしていることでしょう。
いずれにせよですね、会社事業の価値っていうのは、実はいろんな形で蓄積保存されています。
それがみんなに見えるのがどうなのかというのはわからない。
これを見抜いて、より安い値段で買い、その価値が顕在化したときに見える。
もしも本当にその価値があるのであれば、何年か経ったらそれはユニバーサルな、