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This is 令和スタートアップ。この番組では、猫大好き森厚子と馬大好きYusuke Asakuraがスタートアップにまつわる話題についてゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、Asakura一人がスタートアップにまつわるトピックについてゆるふわっとお話をしております。
はい、共派ですね。他人と同じ考えをしていたら、なんかそこでアルファは生まれないよと。これ投資の話ですね。
みんなと同じ発想に引っ張られていたら、そこで超過利潤は生まれませんよという、極めて当たり前の話なんですけど、そんな当たり前の話を指差し確認したいというふうに思います。
投資というのは、前も話をしましたが、安く買って高く売ること。なおかつ、まだ見出されていない価値といったものを見出し、それを他の人から判読できるようにすることだという、
これはサム・レッスンというスローベンチャーズのGPですけれども、その言葉を引用して説明したと思います。
ポイントは、どうやってその判読できない価値、資産というのを見抜くのか、読み解くのか。これですね。
やってしまいがち。やってしまいがちだし、これは人間の本性的には極めて自然ナチュラルなんですけど、
起こってしまいがちなのは、みんなが良いと思っているものを良いと思ってしまうということですね。
つまり、どの人もこの人も、ああ、これこの事業良いよって言っているもの。
これは未上場株でも上場株でも一緒ですけど、これはね、そこに懲戒心はありませんという話です。
なぜならば、価値と価格は違うよって話、これも以前しましたけれども、
みんなが仮に良いと思っているもの、これ価値と連動しているかどうかそもそもわからないんだけれども、
みんなが良いと言っているものは基本的に人気になるから、価格が上がりすぎるからです。
なんで、そこに強化リジョンは生まれない。
投資をプロフェッショナルとしてやっていこう、プロフェッショナルと言わずまでも真剣にやっていこうと思うと、
真剣?まあ、基本的に真剣にやるべきもんですけどね。
それは、やはりまだ世の中に読み解かれていない価値っていうものを読み解かなければいけないわけで、
みんなが欲しい、いいねっていうふうに人気になっている時点で、もうそれはね、発見されてるわけですよ。
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発見というか、本当にその価値があるのかどうかわかりませんけどね。
ここで2つの弁増を考えてみたいと思います。2軸で考えてみたいと思います。
1つの縦軸は、みんながいいと言っている、みんながいいと言っていない、この2つですね。
横軸、これは価値がある、価値がない。
すげー雑な、マッキン勢って言うとなんか怒られちゃいそうな切り方のマトリックスなんですけれども、
どこが張るべきなのか、答えは簡単で、みんながいいと言っていなくて価値があるものです。
まず価値がないものっていうのは、もうやっても仕方ないですよね。
みんないいと思ってないし、価値がないものって世の中たくさんあります。
世の中ほとんどこんなものです。
残念ながらスタートアップ、俺の考えは天才的だと思っていても、世の中マジョリティはほとんどここですね。
なんで世の中の投資家がわかってくれないんだ、バカバカだなっていうふうに言ってる類のスタートアップ、大体これです。
みんないいと言わないし、実際価値もない。
すごく辛辣な表現に聞こえるかもしれませんけど、なるべくちょっとこれ客観的、描写的に言ってるので、あんまりパーソナルに受け取らないでください。
一般論として、世の中のスタートアップ、大半はこれである。
これ別に日本に限らず世界中どこでもそうなんで、そんなもんだというふうに思えばいいと思います。
ここに投資者はダメですよね。
同時にみんながいいって言ってたら、本当に価値あるのかっていうと、これも結構怪しい。
みんながいいと言ってるけれども、価値がある、ない。
価値がないものの方がおそらくスタートアップだと多いと思います。全然多いと思いますね。
みんながこれすごいよねって言って、全くフライしなかった、テイクオフしなかった会社もいっぱいあります。
いわゆる、ハイプってやつかもしれませんけれど。
こういったのって世の中に5万とあるわけで、みんながいいと言っていることっていうのが、何かその価値があることの証明では全くない。
価値の約束では全くないということです。
極めて当たり前の話ですね。
じゃあ、みんながいいと言っていて価値があるもの。
ここに投資すべきなのかというと、もうここまでお聞きいただいた皆さんはお分かりでしょう。
だってもうすでに答え言ってるから。
それは投資しちゃいけない。
なぜならば、仮に価値があったとしても、すでに価値が発見されていて価格が高いからです。
まあ安心感はありますけどね。
ベンチャー投資で言うならば、そういったものに投資したら、
まあ大して儲けはできなかったけれども、
だけどちゃんとリターンは上げましたよみたいな。
そういったことが起こるやつです。
これ言うなればね、フォーモーゾーンってやつですね。
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FOMO、フォーモー。ご存知でしょうか。
フォーモーっていうのは、フィアーオブミッシングアウトの逆ですね。
見逃してしまうことにビビるやつ。
生成AIすげえみたいな。
みんな散々投資してるのに、自分だけ投資しなくてそこから大当たりするやつ。
次のGoogleに投資できたかもしれないのに、投資できなかったらどうしようみたいなやつ。
これね、フォーモーですけど。
大体みんながいいと言っていて、実際に価値もあるやつ。
ほとんどそういうやつですね。
確かにユージットはできましたとか、ちゃんとここ貼っときましたって言えるかもしれないけれども、
ここから大した超過利潤は生み出すことができません。
ネガワークはみんながそうやって気づく前に投資しておいて、
そこから自分がわーっと献殿して、この会社すごいなってみんなが言うような状態。
実際価値があるんだけどみんなが気づいてなくて、それをだんだんみんなに気づく状態にできるっていうのが理想だと思いますし、
これが以前にお話をした価値を読み解ける状態にすること。
価値を反復できるようにするということです。
何が言いたいのかというとですね、みんなが正しいと思うもの、みんながいいと思うものを買っている時点ですでに負けているか、
負けてはいないけれども超過利潤は手放しているということに、
これは論理必然的になるということです。
別にこれは誰かを悪く言うとかそういうつもりではなくて、
ただ単純な客観的な概念整理の話ですね。
なので大事なのは、みんながいいと言っているからそこにわーっと飛びつくことではなくて、
少なくとも超過利潤を目指す投資家としては、みんながいいと思っているもの本当にいいのかなということを疑う。
これが大事なことなんじゃないかなというふうに思います。
この点で言うと、例えばピッチイベントありますけれども、
例えばピッチイベントで優勝した会社、これ仮にね、美人投票的にみんなが一番いいと言ったものだとしましょう。
そこに対してひたすらどのVCよりも一番いい条件で投資をするから、
バリエーション高くつけとかね、優先株の条件緩いとか、
とにかく一番いい条件で投資をするという、
そういう何というか思考停止した投資家が仮にいたとしてですね、
これが勝てるのかというと僕は絶対負けると自信を持って言えます。
これはまだ絶対超過利潤は生み出すことはできないですね。
理由は今までお話した通りです。
あともう一つ、ちょっと今日の本質は違いますけれども、
若干せっかく出た話なのでテクニカルな話を申し上げると、
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これね僕も審査員何度もやってきたし今もやってるからわかるんですけれども、
審査する時にね、どっかしらキレ事を混ぜる人っているんです。
これ何を言ってるかというと、
これ明示的になんかこの人はどこに投票したとかいうのが見えるケースとかですね。
とか見えなくても主催者にはこれ見られてるなっていうケースの場合って、
何をするかっていうと、なんだろう、儲からなさそうなんだけれども、
なんかソーシャルインパクトありそうとか、
ここに投資していることでなんか意識高い人に見られそうとか、
なんかいいことしているような気分になるみたいな、
そういうスタートアップにどうしても審査員は投票してしまいがち。
公表で言いたくなるじゃないですか。
ここの会社なんかもうビジョンがすごい素晴らしいと思ってみたいな。
なんかもう下手したらね儲かるか儲かんないかそういうことじゃないんですよみたいな。
まあそれをね、経済合意的に投資時短を求めなきゃいけない投資家ができるかっていうと、
本来やっちゃいけないんですけれども、ピッチの審査だったら別にそれでいいわけですよ。
なんか自分がね、いい加工したい。
これはおすすめ本とか、私の好きな、私の本だなみたいなテーマで、
本をレコメンドする時の状況に似てますね。
普段漫画ばっかり読んでるのに、なんかちょっと小難しい本を推薦したくなる。
その方が自分が強要ある人として見なされるから。
ちょっといい加工したくなるやつ。
これね、同じようなことがスタートアップのピッチイベントでも起きると思います。
だからそういったとこに投票すると必ず負けるということですね。
で、繰り返しになりますけど、やっちゃいけないのはみんながいいっていうものに投票するということで。
なおかつ難しいのは、みんながダメっていうものは大抵ダメだということですね。
なんでみんながダメだねって言ってるものの中から、そんなことないぞと。
これみんなそんなこと言ってるけど実はすごいぞっていうのを厳選しなければいけない。
見抜かなければいけない。ここが腕のみずいところかなというふうに思うわけです。
これが難しいですね。
で、これやろうとするときにね、先ほどどうしても、冒頭かな?
人の声にどうしても誘導されてしまうよねっていう話をしました。
これもうね、仕方ないと思います。
もうなんか人間の本性だし、動物的な話だと思うんですよね。
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人間も群れなす生き物で、社会性のある生き物ですから、みんながいいと思っているものをいいという、
みんなと同じようにすることを良いと思うっていうのは無理からぬ話でして、
ここにどうやって距離を取るか。
みんながいいっていうものを、いや違うっていうふうに言ったりだとか、みんながこれはダメだよって言ってる中、
いやそんなことないんだ、実はすごくいいんだっていうことを意地を張るってすごく難しいことなんですよ。
これをできるかどうかが腕の見せ所だなというふうに私は思います。
この点で言うとですね、やっぱりコントラリアンであるということですね。
コントラリアン。直訳すると逆張りっていう意味ですけれども。
逆張りってね、単に人と違うことだけ言ってりゃいいわけじゃなくて、
その中で本当にいいものを見出さなきゃいけない。
そしてなおかつ人がダメだって言ってるものの中、たった一人、いや俺はそうは思わないっていうことを求められる。
これね、すごい勇気いることなんですよ。
だってみんながね、いやないっしょこれって言ってるわけですよ。
その中で、いや俺はこれはあると思って。
これすごく孤独だし、なんだろうな、罰が悪い。
ひょっとしたらね、こいつバカなんじゃないかなっていうふうに思われる。
これ企業家も同じかもしれませんね。
これね、すごい大変ですよ。孤独だし。
なんか反対意見に支えながら、その中で自分のスタンスを貫くっていうのはものすごく辛い。
だけどこれできる人こそが僕は価値ある人だと思うんですよね。
みんながそうだよねーって思っている定説をそっくりそのままなぞるだけだったら、
僕はなんかアウトライヤーにはなれないと思います。
善業な市民にはなれるかもしれないけど、そんな奴に超過リジョンは生み出せない。
僕たちの投資のプロとして目指しているのは超過リジョンなのね。
こういった孤独に耐える力、バカにされても何とも思わない力っていうのをどう貫くか、これが大事だと思うんですよね。
ピーター・ティールとかイーロン・マスクとか本当にそういう人たちじゃないですか。
だってこれね、ピーター・ティールは2016年、イーロン・マスクは今年ですけど、トランプ支持してるんですよ。
シリコンバレーからめちゃくちゃボロカスに言われながら、高度に利益誘導的な活動で、それが倫理的にどうかっていう話はさておきめちゃめちゃ逆ばってるわけですよね。
この勇気たりは僕はすごいと思いますよ。
あとから風向き見てポーンと乗ってくる人いますけど、僕はやっぱりそこはピーター・ティール、イーロン・マスクってすごいなと思います。
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ここまでの逆張りを貫けるかどうかですね。
本当に優れた投資家っていうのは多分企業家とほとんどマインドセット近いんじゃないかなというふうに思うわけです。
この点でね、やっぱ付き合っちゃいけないのは、一つはSNS。
SNSって基本的には大衆の声を可視化するものじゃないですか。
ここでずーっと入り浸っていると、やっぱりね、なんとなくそんな気がしてしまうんですよね。
あまりにもみんながAだAだって言ってる中、いや自分はBだと思って。
別に表だって言わなかったとしても、みんなが言ってるうちにみんなが言ってるからそうなのかなって思ってしまうのが、これが人情ってもんですよ。
それを否定するのは難しい。
だからその人情に抗えない以上、僕みたいな凡人がですね、人の大衆の声に抗えない凡人が何とかしてコントラリアンを貫こうとするならば、
まずもってそういった大衆の声にまみれる状態から距離を置くということですね。
もっとダメなのはマスメディアですよね。
マスメディアなんて最悪ですよ。だって完全に大衆におもねりに言ってるわけですから。
これ核侵犯ですよね。だってそうじゃないと大衆の支持を得られなくて、視聴率なり高読数を稼げないわけですから。
基本的にマスメディアっていうのは大衆に買われなきゃいけない、極めて商業的なものであって、
言論は嘘だと思いますけど僕は、基本的にはどれだけ大衆の関心を買うか。
大衆といってもその中に一定のセグメントはあるから、リベラル寄りの人なのか保守寄りの人なのかわからないですけど、
そういったターゲティングをして、明確にそこに差しに行くっていったことをやってるわけですよね。
こんなのね、真によく言ったら絶対そこから消化リージョンは生まれないですよ。絶対ダメですね。
もちろん大衆の声を知る、何となく時代の波、風を読み解くって意味において、
こういったマスメディアだとかSNSに接するっていうことは僕は意味あると思うんですけれども、
だけどそれに飲み込まれちゃいけない。どれだけ切実度を持った付き合い方をできるかっていうのが問われるところで、
だけどこれ難しいんですよね。そうやって観察しようと思っていても、まさにこれミイラ取りがミイロになっちゃうパターンだから。
だからいつも難しいなと思いながら僕も向き合っています。
あと同様にですね、同じような投資家と群れちゃうっていうのも、やっぱりこれぐらい悪いなというふうには思いますよね。
だって結局みんなと同じビューを持った時点で、それはもうみんなの思考にどうしても人間影響されますから。
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そう思うとやっぱりね、環境としても同業者とは違うところにも来なきゃいけないし、
変に何か都当を組んだりだとかグループに入り込んだりだとか、何か同じ空間にいるっていうことを、
もちろん付き合いがあるので一定程度大事だし、別にそもそもね、そういう孫徳以上に友人付き合いっていうのはありますから、
それはそれで決して否定するもんじゃないし、僕だって好きな友人たくさんいますので、
そういった人間関係は大事にしたいと思いますけれども、だけど無批判にその中に紛れ込んじゃいけないなというふうにも思っています。
結局のところね、コントラリアンでなくして何が投資家だって思うわけです。
特にベンチャー投資家ですね。コントラリアンでなくして何がベンチャー投資家だと僕は思うので、
そういった周りの影響を受けないような環境っていうものを意識して作らなきゃな、守らなきゃな。
結局自分弱いのはわかってるんで、自分はすぐ他の人たちの意見コメントに流されちゃいますから、
なるべくそういったものに流されないように、もうブラインドでやり続ける。
結果ね、むちゃくちゃ外してすごくバカにされることもきっとあるんでしょうけれども、
それはそれでいいんじゃないかな。
鮮密な世界なんだから、その中でたまに大当たりするもの、超過基準を生み出すものに出会えたら、それでいいんじゃないかなというふうに思っています。
この点で、何でしょうね。協調性ない人とか、あんまり人に付き従わない人とか、
ある種いじっぱりみたいな人って、ひょっとしたら投資に向いてるんじゃないかなというふうに思いますよね。
ただそういう人だと、組織化して投資を連続的に行うってことは難しいので、個人でやればいいんでしょうね、そういう人は。
何にせよ、コントラリアンでやるってことは大事にしたいなというふうに思いますし、
何なら僕、今のアニマルスピーツという会社、ザ・コントラリアンという会社名にしようかなというふうに思ったんですけど、
まあ、あんまりコントラリアンだけじゃなくて、たまにはね、とはいえ、順当な、順張りのフェーズだって、中にはあるだろうなというふうに思いましたし、セクターとして。
だし、コントラリアンって言うと、何でもかんでもNOって言ってる人みたいで、そういうことでもないんだよなみたいな。
別にその偏屈な人になりたいわけでもないから、ちょっと違うかなと思って、アニマルスピーツというのがしっくりきて、アニマルスピーツにしたんですけど、
何にせよ、コントラリアンであるということ、人と違うということ、人と違うビューを持つということは大事に、これはもう職業としてしなければいけないことなんじゃないかなというふうに思っています。
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人からね、すごく否定されるようなことをした、していた、あるいはもう息を吸うようにしてしまう、それがある種、なんかそういったね、投資家の資質の証明になるんじゃないかなというふうに思うんですけどね。
上場株の投資家の方なんか特にそうですけど、それは何故かと言うとあまりにも参加者が多いから、その中で超過利潤を生み出そうと思うとよっぽど偏屈な人じゃないといけないってことだと思うんですけど、
大抵変ですよね。やっぱり変な人ばっかだなというふうに思うんですけど、なんか変であること自体がすごく価値の厳選なんじゃないかなと思う次第です。
ということで今日はこんなところです。おしまい。