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This is 令和スタートアップ。この番組では猫大好き森厚子と馬大好きYusuke Asakuraがスタートアップにまつわる話題についてゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、Asakura一人がスタートアップにまつわるトピックについてゆるふわっとお話ししております。
はい、今日は最近関心あるテーマとして思っていることなんですけれども、スタートアップが政治から中立でいられることができるのかどうなのか、この点についてお話ししたい、考えてみたいと思います。
考えてみたいといったところで別に結論ないんですけどね。ここ最近ですね、僕のボイシー並びにポッドキャストにおいて、自分自身求めているのは、何だろうな、単にイネーブラーとして世の中のDXツールを提供するだけじゃなくて、
本当にイネーブラーとしての能力があるのならば、自分たちがまるごとイネーブラーとしてプロダクトを提供する先の事業そのものをやってしまえばいいじゃないか、だとか、あるいは大企業の人からね、よくスタートアップとの連携をどうすればいいかってことを相談されるんだけれども、
自分自身求めているのは、そうやって大企業に飼いなわされるスタートアップではなくて、スタートアップを破壊し尽くすディスラプティブなスタートアップなんだ、そんな話をしました。
これ実際そう思っていることだし、ずっと思っていたことなんですけれども、少しこれは現実味があるというか、時代背景もあるというふうに思っているんですね。
で、何かというと、やっぱりオンラインに閉じた世界っていったものがもうだいぶ開拓され尽くしていて、これ以上あまり新しいアイディア、ネタが出てきづらい、出てこないとは言いませんよ。
絶対どこかにニッチ隙間はありますし、僕自身もそういったところに投資をしたいし、可能性がないなんてことは絶対にないんだけれども、だけれども、ただ、そうですね、ドットコムバブル以降、猫もシャクシもインターネットだとかスマホだって言っていた。
そういった時代が変わって、徐々にブルーオーシャンがなくなりつつある。どの土地も開拓され尽くしてますよと。もうこれ全部フォーセールですよみたいな。そういった状態になりつつあるなというふうに思うんですね。
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それが今の僕の時代の捉え方ですが、結果何が起こるかというと、自分たち自身がリアルの世界に融合していく。今はまだリアルに対して何かソリューションを提供するという立場ですけれども、私が以前に話したようにリアルの事業、アセットそのものをスタートアップ持つとか、
ロールアップ系なんておかない。最多のものですよね。よりリアルオフラインの世界に染み出したスタートアップが増えてくる。リアルオフラインに染み出すが故に、監督官庁のある世界だとか、既得権益のいる世界だとか、
そういった既成産業により突っ込んでいくスタートアップがこれから増えてくるし、実際に増えつつあるんだというふうに感じています。
この点ね、どことは申しませんけれども、既にそういった既得権益だとかがいる既成の産業である既成産業、
すでに出来上がった世界に進出して、半ばディスラプトしていくプレーヤーっているわけですよ。
ちょっと具体名を挙げると波数足しそうだから、ぼやかしますけど、皆さんわかると思います。
こういった企業群っていうのは、当然既成の壁にぶつかるわけで、これをどう利害調整していくかってことは非常に重大な経営の検討事項ですから、
何か政治との接点を持つだとか、あるいは既成官庁とネゴシエーションする、そういったロビーングするとか、そういった活動をしていますけれども、
ただね、とはいえまだまだこれってマージナルで局所的な現象だと思うんですね。
みんながみんなロビーング担当を置いているわけではないということです。
逆に言うとこれ、なんで今までスタートアップって政治と無縁でいられたのかという話ですね。
例えばアメリカを見てみると、今回の大統領選挙にしたって、明確に共和党支持か民主党支持かって、畑井郎、いろんなスタートアップだとかテックに関わる人たちが鮮明にしていたわけですよね。
例えば一番わかりやすいところで言うと、イーロン・マスクはトランプを支持しますというふうに言っていた。
アンドリー・セン・ホロビッツだって、途中から方針変更して共和党支持に回りました。
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一方でビル・ゲイツだとか、あとリンクトインのリード・ホフマンとかは民主党支持だと言った。
そういったことを言ってましたよね。
こんだけみんな畑井郎鮮明にするけれども、かたや日本どうでしょうか。
衆議院選ありましたけれども、私は自民党支持です。
いや、私は立憲党、立憲民主党支持ですというふうに意思表明している、そういう経営者いますかという話ですね。
これは別にスタートアップに限った話はないかもしれませんし、
あとアメリカのように二大政党制っていうのはそういった立場っていうのをより取りやすくなるのかなという点において、
もちろん前提の違いっていうのは大いにあると思うんですけれども、結構状況違うなというふうに思ったりするわけです。
じゃあ、なんで日本においてそういった議論が湧き起こらなかったのかなという点で言うと、
僕はおそらく二つほど重要なファクターがあるんじゃないかなと思っています。
一つはですね、55年大戦以降、極めて安定した政権であった政権政党だったと。
要は自民党なんですけど、自民党与党の時代がずっと続いていた。
途中、社会党と合併したいみたいな、そういう連合を組んだりだとか、そういう野望時代もありましたけれども、
今、自民公明っていうのは絶対与党の世界ですよね。
一時期、2010年前後、民主党になったという、ちょっとそういった突発的な、
これもインシデントというふうに読んで私はいいと思いますが、そういった時代もありましたけれども、
基本的には、自民党一挙支配の歴史であったというふうに思います。
これが一つですね。現在、2010年代以降、ネオ55年大戦になっている人もいますけれども、
基本的には、少なくとも今までは自民党一挙支配であった、自民公明ですね。これが一つ。
もう一つは、基本的にスタートアップの活動領域というのが、デジタルの世界に閉じていられることができた。
これがまた大きな要素だったんじゃないかなというふうに、私は睨んでいます。
要は、新しい世界で、そもそも規制干渉がなかったわけですよね。
ですので、みんな自由に、サンドボックスの中で好きに立ち振る舞うことができていたということです。
なので、自分たちはリアルの世界には関わらないからほっといてよと。
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それに対して、ファブリックセクターというものもですね、またデジタルの世界とかネットの世界とかよくわからんわということで、
ある種、たまに警察事件等々にぶつかることはあったものの、基本的には別々でいられたということですね。
この点、例えばインターネット帳みたいな規制干渉ができなかったということは、
日本のスタートアップの世界においてはですね、極めて幸運な出来事だったのではないのかなというふうに私は思います。
実際、ドットコブバブルぐらいまで遡って考えてみても、
日本のスタートアップで真正面からそういった政治の世界に向き合った、あるいは干渉なんかとぶつかった会社って、そんなに数多くないんじゃないかなというふうに思います。
スタートアップの話ですね。それでいうと、その幸運な例として最たるものが、私はライブドアなんじゃないかなという。
なんて言ったって、堀江さん立候補までしてますからね。あれ参院選だったと思いますけど、広島から参院選出馬して亀石塚議員とやり合ったこと。
おそらく、どうなんだろう。僕のボイシーポッドキャスト聞いてる人たち大体、おじさんが中心だから、みんな覚えてるでしょ。
いろんな干渉とも。干渉というか、エスタベリシメントの世界と結構正面衝突してましたよね。
僕はこのスタンス、結構嫌いじゃないんですけれども、結果、じゃあライブドアがどうなったかというと、皆さんがよく知る通りです。
自分のような荒法の経営者、企業家、ないし、投資家っていった人たちはですね、自分たちのなんでしょうね、学生時代とかに結構先輩方の背中を見てるわけですよ。
端的に言うと、ライブドアは堀江さんの背中を見てますし、あと村上ファンドの村上さんの背中を見て育ってますね。
なんでこれが実刑判決なのか、本当に意味がわからない、説明してくれという。
こんなとんでもない世界なわけですけど、エスタベリシメントの世界の尻尾を踏むと、こういったことが起こるんだよなと。
これ確か10年ぐらい前のBダッシュキャンプだったかと思いますけれども、それこそ堀江さんとかサイバーエージェントの藤田さん等々が登壇して、藤田さんだったんじゃないかな。
僕の友人の企業家も何人か登壇していて、最近の企業家は大人しくて目立たなくてつまんないみたいな、
そういう煽りをしてきてなんでなのみたいな、なんなのお前らみたいな、そういう煽りを10年ぐらい前受けるそういうパネルを見たんですが、
それに対して僕の友人の企業家が、それは皆さんの背中見て育ったからじゃないですかっていう風に言ってて、マジで本当その通りだと思いますね。
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日本社会においては絶対目立っちゃいけない、悪目立ちちゃいけないということ。
エスタベリシメントだとか、お神には絶対に逆らっちゃいけない、睨まれちゃいけない。
これはね、この原理原則っていうのを僕らは骨身に染みるまで叩き込まれました。
この骨身に染み込むまで叩き込まれたことの影響っていうのは、僕は決して小さくないと思います。
2010年代の日本のストアトップの歴史を辿るにあたり、この結果は僕は絶対小さくないと思ってます。
2020年代になって、もうもはやライブドアなんですかっていう企業家の人たちも増えてきていますから、
もうもはやそんな記憶っていうのも薄れつつあり、それはそれで悪い話ではないなというふうに私は思うんですけれども、
そういうニューブラッドの人たちがね、大いに暴れてくれよと、ただ命は大切にしてねというふうに思うわけですけれども、
それはそれで僕はポジティブな世代交代なんじゃないかなというふうに思ってます。
要は僕らの世代はダメだっていうことですね。
だけどそれはそうなるにおいてそれなりの理由があったんじゃないかなということであります。
そんなこんなで、今まで日本のスタートアップコミュニティっていうのは政治との接点を持つことはありませんでしたし、
あんまりロビーングだとかする必要性っていうものにも迫られていませんでした。
それこそウーバーなんかわかりやすいですけれども、徹底的に当局とやりあって自分たちの権利を勝ち取ってきたという、
そういう歴史を持つスタートアップが多々あるわけですけれども、幸運にしてと言っていいんでしょうね。
日本においてはあんまりそういうことは起こってこなかったということです。
ただ果たしてこういうスタンスをいつまで日本のスタートアップコミュニティが貫くことができるのか。
これが今現在、僕が興味関心を持っている事項の一つでもあります。
基本的にこれスタートアップに限った話では決してありませんけれども、
日本において政治の話っていうのはタブーとされますよね。
よく夜の世界のお店、水商売の人たちは政治の話と野球の話はしてはいけない。
要は比域の球団どこだっていう話は絶対お客さんの前にしてはいけないっていうことを言われるそうですけれども、
いずれにせよ政治の話っていうのはやっちゃいけない。
基本的に支持政党なんかありませんしノンポリエス、政治のこと難しくてよくわかりませんというのが、
分別ある大人の諸世代であるというふうに私たち叩きこまれ教えこまれて育ってきました。
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なんですけど、いつまでそのスタンス貫けるかねって思うわけです。
だってもう必然的にぶつかってしまうんですもの。既得権益と既生産業と。
この時どこまで腹くくってそこと退治することができるか。
これは結構弾力いるなというふうに思いますね。
その中において、じゃあ自分は政党をどこを支持するだとか。
そういった政治的な意思表明をせざるを得ない局面に追い込まれるんじゃないかなというふうに思います。
こういったスタートアップ側の変化。
そして正直私これは過渡期的な状況というか、あくまで一時的な現象なんじゃないかなと。
これは残念ながらという枕言葉を添えておいて思いますけれども、
思うのが今の政治の不安定さですね。
圧倒的に不安定。
じゃあ今回の自民党の歴史的な敗北と言っていいと思いますけれども、
この状況というものもですね、喉元すぎればということに結局なるんだろうな。
元のもっかみになるんだろうなというふうに見ていますし、
これについて良い悪いとは表現しないですけれども、
結局また落ち着く後に落ち着くんだろうなというふうには思うんですけれども、
さあさりながら結構この不安定な状態っていうのが長続きする可能性ってないこともないと思うんですよね。
前者のピースというものは必ず揃います。
後者のピースが揃うかどうかは分かりません。
答えとしては来年の2025年の参院選で明らかになることでしょう。
なんですけれども、もし仮にですよ、この2つのピースがピタッとはまったときですね、
これはとても大きな変化を及ぼすんじゃないかなというふうに私は睨んでいるんですけれども、
そしてその時は自分たちもまたそういった政治的な立ち位置、
政治的な立ち位置表明というものを迫られる、そういう時代が来るんじゃないかなというふうに、
一つ大胆予想としてお伝えしておきたいなというふうに思います。
ちなみにですね、日本においてはノンポリであることが分別ある大人の所作であるというふうに申し上げましたが、
これあのXでも同じようなポストとしてですね、
ちなみに私はノンポリですというふうに最後にコメントしたら、
ノンポリ何回ここまで聞いて読んでてがっかりしましたみたいなコメントがついてですね、
もうなんか関西人的なこのボケのコンテクストが読めない人間とは、
僕はもう会話ができねえなと思いました。
それはもう断絶でいいやと思ったという、そんな感じでしょうか。
はい、ということで今日はスタートアップと政治の距離というお話でございました。
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ということで今日はここまでおしまい。