1. This is 令和スタートアップ
  2. 資金調達とピボットを重ねたス..
資金調達とピボットを重ねたスタートアップの資金調達について
2024-08-30 18:17

資金調達とピボットを重ねたスタートアップの資金調達について

ピボットを経験したスタートアップの資金調達における課題について考えます。

‐過去の資金調達による高いバリュエーションと経営陣の持ち分低下が、新規投資家獲得の障壁となる実態

‐状況を打破するための方策としての既存株主からの株式買い戻しや会社の清算・再設立

‐経営の安定性と将来の成長可能性を重視する投資家の心理を踏まえた、早期段階での過度な資金調達を避ける重要性


ピボット, 資金調達, バリュエーション, 株式構造, 経営陣の持ち分, 投資家心理, 会社清算, 再設立, 既存株主, 新規投資家, 長期戦略, スタートアップエコシステム, ベンチャーキャピタル, 株式買い戻し, 投資リターン, 経営の安定性, 成長可能性, 資金調達フレキシビリティ, 参加コスト

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:01
This is 令和スタートアップ。この番組では、猫を大好き森八子と、馬大好きYusuke Asakuraが、スタートアップにまつわるテーマについて、ゆるふわにお話をしているんですけれども、たまに一人がたいコーナーというのをやっておりまして、今日も森さんはなしで、あさくらで、あさくら一人でお話をしております。
はい、今日もまたうつくず一人で話をしていますけれども、過去に何件かあったケースの話をしたいと思っています。こういった会社何社かあったなというケースですね。
具体的には何かというと、今までいろんなプロダクト開発をしたり事業をしてきたんだけれども、どうもなかなかそのままではうまくいかない。なんだけれども、ピボットして新しい事業を見出していて、それがどうやらものすごく手応えがあって大きく伸びるんじゃないかと。
こういったタイプの会社についてお話をしたいと思います。
実際ですね、過去にこの手のご相談を受けたことが結構ありました。
もともと別のプロダクトで数年前にご相談を受けていて、ちょっと我々の投資仮説とは合致しないからお見送りしますというふうに言って別れた後。
しばらくしてまた会ってですね、実はやっぱり前のプロダクトってなかなかうまくいかなかったんです。
なんだけれども、ちょっと改めて、そういった以前の事業からこんな新しい事業のヒントを捕まえていて、それがものすごく伸びそうだから、ぜひ資金調達をさせてくれというこの手のスタートアップですね。
要はピボットを重ねたというタイプのスタートアップです。
こういった会社特徴的な点を挙げると、一つはですね、既に資金調達を重ねているが故に結構ダイリュージョンが進んでいる。
要は経営者、ないし経営チームの持ち分というのが結構減っちゃっているよね。
2点目は同様に既に資金調達にひも付いているからということにひも付くんですけれども、資金調達をしているが故に以前のバリエーションが結構高くて、結構いいお値段がついてしまっているということです。
その時の前回のバリエーションを参照しながら資金調達をしようとする。
03:04
場合によっては前回のポストよりもちょっと上げたいんですとか、あるいはさすがに上げるというのは厳しいかなと思うんですけど、フラットで検討してくださいみたいな状況。
なんだけれども、今やろうとしているプロダクト自体はシードそのもので、これだってシードスタートアップじゃんみたいな状況ですよね。
こういったスタートアップ、過去に何社かありました。
これは非常に難しいなと思います、こういったスタートアップ。
それはプロダクトが良い悪いの話ではなくて、そもそも座組の時点で結構厳しいなと思うわけです。
例えば、すでにVCが入ってしまっているようなケースなんかだと、
なかなかすでに入っている金融職のある投資家の方々も変に条件を下ろすということに対して、なかなかうんと言わない。
条件を悪くしてしまうと、評価としては減損に繋がるわけで、LPの手前でファンドのパフォーマンスが悪く見えてしまう。
特に新しいファンドを蘇生しようとしている時に、実際にダウンラウンドとかフラットラウンドで資金調達するということになると、
これ減損発生することになるので、すごく見たくれが悪い。
だから、せめて新しいファンドを蘇生するまでは、今まで通りうまくいってますと言ってくれみたいな、
そういうことを言ってほしいというインセンティブが働きがち。
実際にみんながそういうかどうかは別にして、あくまでインセンティブ構造の話をしています。
結構厳しいですよね、この手のスタートアップは。
やっぱりダイリュージョンが進んでいると、今回のラウンドを挟んで、またダイリュージョンが進んで、
どんどん経営チームの持ち分が薄くなっていく。
そうなると一体誰がリーダーシップを取る会社なんだというふうに見えてしまうわけです。
VCってね、当然一定程度の持ち分比率を持ちたい、そのスタートアップに対して。
要は安い金額でなるべく多くの株式を持ちたいというのが、
繰り返しゲームを考えずにその瞬間だけ考えてみると、VCのインセンティブ構造なわけですけれども、
ただ実際にそんな投資をしてしまうとですね、
例えばある特定のVCが過半持ってますみたいな状態になってしまうと、
06:01
後から入る投資家としては、じゃあどこそこのVCさんの後輩者じゃないですか、実質みたいな。
なのにそんなにインセンティブのない経営者が経営してるんですが、
大丈夫ですか、この辺みたいな状況に見えてしまう。
ある種もうあくまでもそういう、ある種もうPファイナンスみたいな、
もう隠し批判でやってる案件ももちろんありますけれども、
そういう見え方をするというのは基本、普通、一般的にはよろしくない。
そういうことを思うとですね、あんまりそういうことはしたくないわけです。
変に、過剰に持ち分を持ちすぎたくないわけですね、という話になります。
それに派生してなんですけれども、
やっぱりすでにもうシードの段階で創業メンバー、経営メンバーの持ち分が相当減ってるっていうのは、
これに類似した状況が起こってきてですね、
どんどんどんどん後のラウンドに行くほど、
バリエーションが持ち分が下がっていく、ダイレクションしていくということであると、
投資する側としては本当にこの経営チームの人たち最後までやりきってくれるのかなといった点は、
心配不安材料になってしまいます。
経営者の方がどう思ってるかとは関係ありません。外形的にも不安になります。
だし、また加えて言うとバリエーションがですね、
要は今あるプロダクトの価値云々、今ある事業の価値云々というのは関係なく、
過去これぐらい調達してきたからって全然関係ないロジックじゃないですか。
だけど目先にある事業、プロダクトと全く関係ないわけですよね。
そうなるとやっぱりバリエーションの歪みっていうものができてしまい、
そこでめちゃくちゃドーンとダウンランドで調達しますって言うんであれば、
それはそれで立派な心分けなんですけど、
だけど一方でさっき言ったみたいにダイリュージョンが進んでしまうし、
今までの過去の経緯もあるからこれぐらいのバリエーションつけてくれっていう、
経路依存的な根付けの仕方をすると、実体とかけ離れた、
要はめちゃめちゃ高いバリエーションになってしまうということです。
こういった時投資家はどういう考え方をするかというとですね、
まず第一には高いって思うわけですよ。
どう考えても今目の前にある事業の状況と釣り合い取れてないでしょって思う。
もう一つ思うのは、これも投資家によると思いますけれども、
仮に今回資金調達が成功して、その結果事業面はポジティブに進捗して、
次のラウンドができるとしてもですね、
どっかのタイミングでバリエーションって絶対補正がかかるわけですよ。
修正がかかるわけですよ。
シード段階ですごいバカ高いバリエーションつけてると、
その後どんだけ頑張って伸びたところで、
なかなかもともとの非常に高い価格感に追いついてこないがゆえに、
後々のラウンドで、この評価額は正当化できませんね、
09:03
もっと下げてくださいみたいなことを言われてしまう。
仮にそういうことが起こるということが予見できるのであれば、
投資家としては、じゃあ別に次回以降入るんで今回は見送ります。
次回また声かけてねっていう。
こういう状況になってしまうわけですね。
これあくまで状況の話だけをしてますよ。
だけど状況としてはそういった形になります。
これは資金調達の交渉上とても不利な立場になるということですし、
融通が効かなくなる、フレキシビリティがなくなってしまっているということですね。
じゃあこういった時に何をすればいいのかということなんですけれども、
これ過去に実際僕が接してきたスタートアップでいくつかこういった事例がありますが、
まずもってVC等々、金融職のあるプレイヤー、投資家が入っているケースというのは
結構難航すると思います。
というのをあらかじめお断りした上で申し上げますけれども、
エンジェルとかあるいは事業会社が既存投資家の中心であるとするならば、
2つかな。
1つはこういった事情を話して、ごめんなさいして株式を一部買い取らせてもらう。
買い戻しさせてもらう。実際こういった例、僕直近見ました。
そうすることによって既存株主の持ち分を減らし、経営チームの持ち分を増やして、
先ほど言ったような持ち分薄すぎじゃないという不安を解消する。
その上で資金調達をするということですね。
資金調達する際も基本的には目の前のプロダクト、
ないし事業の価値に見合う。
フェアバリューなんて本当に心の中にしかないので何が見合うのかどうかわからないですけど、
一旦そういった話はさておき、見合うと相当される評価でお金を集めるということ。
これが1つの方法です。
もちろんこれ大変だと思います。
ステークホルダー、ものすごい説得しなければいけない。
苦しい時に支えたのに安く買い戻しさせるってどういうことだって絶対言われます。
言われますけど、万が一そのラウンドうまくいったとしても、
後々のラウンドでえらい苦労することになります。
そうであるならば既存株主の方にとってみても、
一回資金直したほうがいいんじゃないですかと。
これ完全にキックアウトしますよって話になったらまた話は別ですけれども、
12:02
そうじゃないんだったら株主は残ってください。
ただどうしても持ち分は減らさざるを得ません。
そうじゃないと次の投資家がついてこないんですといったことを説明する。
投資家からすれば企業家が随分と都合のいいことを言っているなと感じると思いますけど、
これが1つ。
もう1つは会社を生産するということですね。
会社を生産して新しい法人を立てて、
そこで事業をするということ。
これが既存の会社からプロダクトを引き受けるということですね。
こっちのほうがスッキリするかもしれませんね。
その場合、1つ工夫としては既存の株主の人たちにご迷惑をおかけてしまったから、
言って自分たちの新しく作る会社の持ち分を持ってくれと。
ただ今の持ち分比率ほど、保有比率ほどたくさん持っていただくことはできない。
ちょっと数パーセントで勘弁してほしいんだけど、
それ自体はもう他でご出資する機会を提供しますみたいな。
ここら辺までが限界なのかなというふうに思います。
そうしないとね、後から入る新しい新規の投資家からしてみたら、
言うなれば今までの経緯なんてどうでもいいわけですよ。
経路なんて関係ない。
その事業が跳ねるか跳ねないか。
投資するにあたってそのバリエーションが妥当なのかどうなのか。
跳ねるか跳ねないかという中においては、当然経営の安定性みたいな話も入ってきて、
あまりにも経営チームの大重症が進んでいたら、それは嫌だなというふうに。
跳ねる概然性少ないなというふうに考えます。
また同時に価格面の話ですね。
今まで前回ラウンドはポストがこうだったから今回こうですというのは全く関係ない。
知ったこっちゃない、そんなことは。
それよりも自分たちは期待しているリターンをこの投資から得ることができるのかどうなのか。
以上という極めてシンプルな構造になっている。
やっぱりピボットを早いタイミングで資金調達をしてしまって、
ピボットを繰り返してきた会社というのはそこが難しいなというふうに申し上げます。
なので僕自身よく言うことですけれども、あんまりバリエーションというのは上げすぎない方がいいし、
特に事業、プロダクトをまだ捕索している探索フェーズにおいては、
もっと言うとできることならあんまり事業が定まっていない状態なのであれば、
極力自己資金で粘った方がいい。
その方が今は辛いかもしれないけれども、ゆくゆく経営だとか、
資金調達のフレキシビティが効く、自由度が増すということですね。
これをよく言っています。
気持ちはわかるんですけれども、実際にお世話になった投資家の方々もいらっしゃいますし、
15:00
何とかそこに報いたいという気持ちはわかるし、
常にこういったバリエーションをつけちゃったんだからという気持ちはわかるんですけれども、
ある種のコストは割り切ってください。
切った方がいいと思います。
そうしないとゆくゆく後々苦労することになりますからね。
ということかな。
実際そうやって月の資金調達している人もいますし、
特にエンジニアだけだったら結構話が早くて、
やっぱり事業ダメでしたって話がいくらでもあるわけですよ、スタートアップのメンチャー投資なんだから。
極端な話ね、普通に何も新しい人たちに分配しないで会社生産して、
ごめんなさい潰れましたというのも、
その上で全く新しい会社を始めつくってやりますというのも
あると思いますよとか、
その新しい会社で既存株主の人たちに投資機会提供しますよみたいな。
あると思うんですけれども、
さすがにそこちょっと申し訳ないなって思うんだったら、
ちょっとボカで出資する。
ただし比率はすごい薄いけどみたいな機会を提供するとか。
それが着地点としてはいいんじゃないかなというふうに私は思います。
実際こういうことを言うとすごくいい思いはしないですよね。
そもそもそういう発想ないしみんな。
考えたことありませんでしたみたいになる。
だけど例えばちょっと今に近いような例で、
実際もうこれ10年近く前ですけど資金調達の相談を受けた会社があって、
結局その会社はエグジットしたんですが、
もう創業者はほとんどもう数パーセントしか株式持ってなく、
全く何の言い過ぎだけどほぼリターン得られなかったという事例を私見てまして、
その人は10年前やっぱり僕が話して、
もうすぐ生産して新しいシムにあった方がいいよって言った時に
そうしとけばよかったですねっていうふうに言ってくれましたね。
10年経って気づいてくれたかというふうに思うわけですけど。
これあくまで新規の株主、投資家として投資を検討する立場で言っているので、
既存の株主からしてみたらとんでもない話だというふうになってしまうのもわかるんですけど、
だけど目先がうまくいったところでこれって繰り返しゲームですし、
そもそも年の流れで繰り返せるかどうかもわからない状態で、
せっかく次が繰り返せたとしても将来ゆくゆく積むことになるよってことが見えてるんだったら、
そんなのやめた方が良くないですかというのが、
その方が既存株主にとってもメリットがあるんじゃないですかというのが、
僕の基本的な考え方ですし、こういった会社には定期的にそういったことを申し上げるようにしています。
ただ、受けは悪いですね。だいたいムッとされるかなと。
18:00
ムッとされるんだけど、ちゃんとそういうことを言うのが、
僕は誠実な態度なんじゃないかなというふうに思っていますので、
そのように今後も推していこうと思っています。
はい、ということで今日はここまでです。おしまい。
18:17

コメント

スクロール