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撤退という意思決定──アップルカードを手放した判断基準
2026-09-28 29:51

撤退という意思決定──アップルカードを手放した判断基準

大企業と組めた、という発表はスタートアップにとって大きなニュースになります。ところが、実際に巨大企業同士の提携を動かし、そして畳んだ側の経営者は、提携の多くはうまくいかないと率直に語ります。

今回は、セコイア・キャピタルのポッドキャスト「Long Strange Trip」に出演したゴールドマン・サックス会長兼CEO、デビッド・ソロモンのトークから、アップルカードを含む個人向け金融事業の撤退判断を取り上げます。始めたときの前提は変わっていないか、同じ人と資金を別の事業に使ったほうが成果は大きくないか。全体の売上の5%に満たない事業が経営の時間を奪っていたという話から、提携が続く条件、そして150年以上続く組織がカルチャーをどう維持しているのかまでを話しています。

▼ 今回のトピック

2019年のアップルカード提携から、2026年1月のJPモルガン・チェースへの移管発表まで

デジタル預金基盤は成功した。それでも消費者向け金融事業を縮小した理由

売上の5%未満の事業が、社内外の注目と経営陣の時間を奪っていた構造

新規事業の判断:「可能性があるか」ではなく、これから人と資金をどこに置くのが最も効率的か

大企業との提携の多くはうまくいかない──文化も期待も違う相手と組むということ

提携で見るべき二つ:両者の利害が一致し続けるか、問題が起きたときに誰が決めるか

有名企業と提携できたこと自体を成果と考える危うさ

カルチャーは自然に維持されない──450人のパートナーを25人ずつ、15か月かけた合宿と、CEO自身が重ねた夕食

議論:CVCと本体の力関係、担当者交代で消える約束、スイングバイIPOへの慎重論

前任者の否定から入るのが組織の本質──中国の歴史書と同じナラティブ

カルチャーはしつけに近い。誰が褒められ、誰が罰せられるかを設計する

「Long-term greedy」──強欲を否定せず、時間軸で分けるという考え方

▼ 参考文献

スピーダスタートアップ情報リサーチ

https://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/


Sequoia Capital「Long Strange Trip」EP.04 「Goldman Sachs CEO David Solomon: What Startup Founders Get Wrong About the CEO Job」

https://sequoiacap.com/podcast/goldman-sachs-ceo-david-solomon-what-startup-founders-get-wrong-about-the-ceo-job


Goldman Sachs「Goldman Sachs Announces Agreement to Transition Apple Card Program to Chase」(2026年1月7日)

https://www.goldmansachs.com/pressroom/press-releases/2026/goldman-sachs-announces-agreement-to-transition-apple-card-program-to-chase


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※本番組の切り抜き・文字起こし・引用は、出典を明記のうえご自由にどうぞ。

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00:10
This is 令和スタートアップ、アニマルスピリッツの朝倉です。こちらの番組では、スタートアップで働いている森さんと、VCをやっている朝倉が、スタートアップに関する山々話をお届けしております。
冒頭のどうでもいい話です。お急ぎの方は適当にチャプターをスキップしてください。 これね、今日は映画の話。ご紹介したいのが、No More Bedという中国映画です。
これひょっとしたら、この間前回も話した気もするので、もしも重複だったら、おじいちゃんと呼びかけていただきたいんですけど、大事な話を何回もするっていうのは、経営者の大事な資質なので、くじけずに話します。
これね、No More Bedって何かっていうと、これ中国の映画なんですね。海外で高収入を得られるよっていう、窮人に惹かれた中国人のプログラマーがモデルになっていて、
東南アジアの架空の国へ渡ったところ、犯罪組織に監禁されて、インターネット詐欺を強制されるっていう、そういう話ですね。
今よくある日本であるところの特流みたいなやつかなと。インスタとかね、フェイスブックもね、よくわかんない謎のAI美女からなんかメッセージいっぱいきますけど、まあそういうやつですね。
一方で、映画の中ではこの逆に中国国内で、このプログラマーらが仕掛けたオンライン賭博にのめり込んで人生を破綻させていく、そういった若者も描かれていて、
詐欺をさせられる側と詐欺に遭う側の両方を追った、犯罪サスペンスですね。この映画は2023年に公開されていて、中国で大ヒットしたそうなんですけども、
この営業が結構大きくて、東南アジアへ行くと誘拐されて、詐欺組織に売られるのではないかっていう不安が広がって、実際にタイやカンボジアなどへの旅行意欲を冷やしたというふうに言われています。
実際、タイでは中国人観光客の回復がすごい下回って、カンボジア政府は自国のイメージを傷つけるとして、映画の上映を認めなかったそうです。
そういう意味で言うと、かなり大きな影響があったんじゃないかなと思いますね。
中国映画っていうところが引っかかるんですけど、やっぱり印象的だったのは、監禁だとか人身売買だとか、中では若い女性が犯罪組織に捉えられるという題材を扱っていて、
どう考えても、こういうクライムサスペンスだと性的なシーンっていうのがピッタリ合わせなんだけど、これね、全く描かれてないんですね。
欧米だとか韓国の映画だったら、絶対この性的搾取とか性的暴力の部分っていうのが露骨に描かれていると思うんですけども、やっぱりね、中国の映画ってのはこういうのはダメなんでしょうね。
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中国本土の将軍映画ならではっていうか。中国ってあんまり細かな年齢別のレイティングがないそうなんですけれども、子供から大人まで見られる内容であるということを留めているっていう。
これもまた共産党の指導なんでしょうね。やっぱり最終的にその犯罪の恐ろしさを訴えた上で、最後に警察が秩序を回復するっていう完全懲悪ものになっていて、
王打するシーンとか拷問シーンといった暴力のシーンは比較的強く描いてるんですけど、やっぱりこのあたりは中国映画なんだなというふうに思いました。
前半までは普通に作品として、後半はあまりにもこの警察正義みたいなのが鼻持ちにならなかったですけど、
ある種、それこそ日本だと特流とかを扱う題材としても面白かったので、よかったらご覧ください。
皆さんこんにちは森です。
こんにちはアニマルスピーツ朝倉です。
朝倉さん最近何してたんですか。
最近のあった大きなトピックとしては、この間検査入院してきまして。
検査入院って言っても何かすごい怪我したとか病気になったとかそういうものではなくて、あくまで予防的な何か救世のものがあるわけでもないし、
とはいえ慢性的なものでもないんだけど、要は睡眠障害だねってあるじゃないですか。
睡眠時無呼吸症候群とかって話聞いたことあるでしょ。
あれの検査をしてきたんですよ。
なんかね、今じゃあすごい体調悪くて毎日息苦しくてなんか窒息して悲しばいで目が覚めるとかそんなことがあるのかって言うとそんなことは全然なくて、ないんだけど、
結構周りで受けてる人多くってさ、それで結果なんか分かったみたいな、みんなねやっぱ自覚がないんだよね。
で、あのなんかほっといたらやばかったみたいな話を聞いたことがあって、確かに怖いなと。
だって息してない状態って怖いじゃん。
酸素がね、だって取り込まれてないって。
そう。
生命活動が。
危ないじゃない。
危ないですよ。
うん、確かにあの、何だろう、いびきとかを指摘されたことっていうのは過去あるし、
あと吐きしりはね、どうも激しいんだよね。
それは実際自分の歯が削れてるからわかるんだけど、
で、今なんかマスピースはめて寝るようにしてるんだけど、
なんかそういったものを思うに、一度なんかちゃんと検査してもらった方がいいかなという気もあって、
なんかそんなすごい自覚症状があるわけじゃないけど、行ってきたんですよ。
お医者さんに紹介してもらって、信頼できるところに。
で、なんかあの、何だろうね、別になんか病気してるわけでも怪我してるわけでもないから、
なんかすごい制約されるわけじゃないんだけど、
06:00
単純にね、夕方6時に入院して、で、10時に消灯して、朝5時に起きて、なんか機材取り払って、
で、なんか機材つけるのにちょっと、何ていうのかな、海苔みたいなのを体につけるから、
それをちょっとシャワーで落として帰る。
あれですよね、こう電子コードみたいな。
そうそうそうそう、電極的なやつ。
何て言うのか知らないんですけど。
そう、滞在してる時間自体はトータル12時間もないぐらいの感じなんだけども、なんか面白い。
え、寝たんですか。
あーまあ寝ました。で、まあちょっといつもね、僕が寝てる時間帯よりも早いから、
あのー睡眠導入剤みたいなのをちょっといただきましたけども。
あ、まあそうですよね。
うん、まあ寝ましたよ。寝ましたね。で、なんかもう顔中さ、いろいろ電極張ってるから。
ついてるんですよね、はい。
なんだろう、もうミイラみたいな、たまにさ、今から美容整形しますみたいな人が自分の顔をアップしてる時あるじゃん。
ああいう感じ、なんか包帯がーって巻かれて。
あー、え、そんな感じなんですか。
うん、綾波レイみたいな、綾波レイよりもひどいな、横がーって。
これ大丈夫かな、リスナー通じてるかな。
大丈夫、30代以上40代以上がほとんどだから、綾波レイはわかります。
なんかそんな体裁なってて、ちょっとウケたけどね、自分の。
なんか寝ながら気になって取っちゃいそうですよね。
いやーならないよ、それは。
そうなんですかー。
かゆいみたいな。
ないないないない。
まあだけどなんか、あのー事前に診察もあって話は聞いてさ、
いや僕とかね、オーラリングとかつけて寝てるけど、これってどれくらい正確にわかるんですかとか聞いて、
いやわかんねーよみたいな。
ノウハウの、睡眠時間とかのざっくりとした傾向値は見れるけれども、やっぱりレムノンレムとかは本当無理だと思うよみたいなことは言ってたね。
まあけどなんか面白い体験でしたね、何にせよ。
結果はじゃあ、まだって感じなんですか?
即日は出ないので、2、3週間後?3週間後だったかな。
また伺って、その時に診断結果を伺うという、そんな手筈になってますね。
まあこれ、そのポッドキャストでその話をするとね、おそらく同世代の方がね、お聞きいただいてる方多いので、気になってみんな行くでしょうね。
そうそう、なんかクーポンコードとかもらっとけばよかった。
そんなね、この手のやつってさ、予防医療的なやつって商売臭いとこめちゃくちゃあるじゃん。
あんまりそういうとこではなくて、真面目にやってる感じの。
それは教えてほしい。
一番なんかこれね、宗教と同じで身構えて接しなきゃいけない相手だよね。
09:00
どんなクロステルされるんだみたいな。
そうですね。これね、ちょっとリスナーの方で若い方がいらっしゃるとね、多分ちょっと共感しにくい話かなと思うんですけれども、
多分数十年後に同じようなことが起きると思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
この番組は経済情報プラットフォームスピーダーの提供でお送りいたします。
スピーダーはスタートアップ検索サービスに加え、丸の内を拠点にスタートアップ関係者が集う交流イベントも運営しております。
また、市場調査競合分析を自律的に遂行する経済情報に特化したAIエージェント、スピーダーAIエージェントのパソコンをモバイルで提供しております。
ご興味のある方はスピーダーまでお問い合わせください。
はい、ということで本日のテーマに移ってまいります。
今日もですね、セコイデキャピタルのロングストレンジトリップというポッドキャスト番組のエピソード4、ゴールドマンサックスCEOデビット・ソロモンさんの回を取り上げていきたいと思っております。
今日はですね、その中でもスタートアップとの提携の話をしてたんですよ。
ゴールドマンサックススタートアップとやってたんですよ、実は。
スタートアップって言っていいのかちょっとわかんないですけど、しかもそれを撤退するっていう判断を彼はしているので、何でそんな風になったのかみたいなところが参考になるんじゃないかなと思って、こちらのテーマにフォーカスして。
フォーカスしていきたいと思っております。
内容はざっくりとご紹介しますので、気になる方は是非元のポッドキャストをご確認いただければと思っております。
今日取り上げますデビット・ソロモンさんはゴールドマンサックスの会長兼最高経営責任者で、2018年に就任して現在も経営を率いている方です。
今回あるスタートアップって言ったんですけど、多分当時ニュースに結構なったのでご存知の方もいらっしゃると思うんですが、アップルと組んでクレジットカードを展開したことがあるんですよね。
まだサービスは続いているはずなんですけれども、このゴールドマンサックスアップルが組むっていうのはフィンテック界で大きな話題となりました。
そこから撤退することも決まってます。背景を整理しますと、ゴールドマンサックスはご存知の通り、もともと投資銀行を中心に成長した会社で、個人の預金を集める仕組みを持ってませんでした。
そこで2016年、個人向けのデジタル銀行マーカスを立ち上げ、預金や消費者向けの融資事業に進出をします。
ソロモンさんによると、その取り組みを始めて間もなく、アップルからクレジットカードで提携しないかという話が持ち込まれました。
魅力的なパートナーからの申し出ですよね。なので2019年3月にアップルカードが発表され、同年8月にアメリカでサービスが始まりました。
12:03
アップルがサービス設計を担当して、ゴールドマンサックスがカードを発行する銀行として参加する形でした。
ただその後、ゴールドマンサックスが消費者向けの金融事業そのものを縮小する方法で転換していきます。
最終的に2026年1月、アップルカードをJPMorgan Chaseへ移管する契約を発表しています。
移管には約2年かかる予定なので、現在もゴールドマンサックスが運営を続けているのですが、長期的にはこの事業から撤退することが決まっております。
じゃあなんで辞めるのかという話ですよね。結構魅力的な提携の話だったという話を語っているので。
これなんですが、デジタル預金プラットフォームは大きく成長したんして、現在のゴールドマンサックスにとって重要な資金調達基盤にはなっています。
アップルカードについても良いプロダクトを作れたというふうに評価をしています。
一方で消費者向け金融事業全体をさらに大きくしていくことは難しくなったそうです。
これは原因は規制環境が大きかったそうで、この規制環境が変わって事業を十分な規模まで成長させるには、さらに多くの時間と経営資源の投入が必要になったと判断されたからです。
この事業の売上はゴールドマンサックス全体の5%未満に過ぎないということもありました。
にもかかわらず社内外では非常に大きな注目を集めて、経営人の時間もかなり投入していたので、この事業は将来うまくいく可能性があるかというものと、今のゴールドマンサックスがここに経営資源を使うべきかというのは別問題として判断した結果だという形になった。
ソロモンさんは今のゴールドマンサックスがここに経営資源を使うべきかというのを考えた結果、コア事業へ集中する方が会社全体にはプラスだと判断して撤退を決めたという形になったそうです。
よくある話で、新規事業の判断って難しいのが、まだ伸びている途中なのか、それとももう辞めるべきかという判断をどこのタイミングでつけることかというのがあると思うんですけれども、この事業がうまくいってなくても、もう少し続ければ成長するかもしれない。
逆に期待だけで続けていると、より有望な事業や事業に人やお金を使う機会を失うことになると。そこで重要なのは、この事業に可能性があるかだけで判断しないことですということを言ってました。
始めた時の前提は変わっていないか。今後さらに投資する価値があるか。そして同じ人やお金を別の事業に使った方が大きな成果を出せないか。
さらに一度始めた事業には既に多くの時間やお金を使っているため、ここまでやったのだからもう少し続けようというバイアスが働いて、どうしても続けてしまう方に倒れがちになってしまうと。
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経営で考えるべきなのは、過去にいくら使ったかではなくて、これから人やお金をどこに使うのが最も効率的かということをフォーカスすべきと言っています。
アップルとの経験から、ソロモンさんは大企業とスタートアップの提携について率直に多くはうまくいかないということを言ってました。理由は会社が違えば文化も違うし、期待していることも違うからというのを言ってました。
提携を始めた時には両者の目的が一致していても、その状態がずっと続くとは限らない。市場環境が変わることもあるし、経営人や担当者が変わる場合もある。予算を見直す中で提携の優先順位が下がることもあります。
なので、ソロモンさんがこういった提携で重視しているのが、まず両者の目的と利害が一致しているかどうかということです。片方にとってだけ重要な提携では長続きしないと言っています。この提携がうまくいけば、両者にとって経済的なメリットがあるその状態を作り続けておく必要があると。
もう一つ重要だと考えているのが、問題が起きた時の意思決定の仕組み。どちらが何を決めるのか、意見が対立したら誰が解決するのか、こうしたガバナンスを決めておかないと、それぞれの会社の社内事情によって提携が動かなくなってしまいます。
スタートアップにとって、大企業や有名企業と提携できれば、大きな顧客基盤や販売網にアクセスできるかもしれないので、魅力的に移るかもしれません。
ただ、大企業と経営できたこと自体を成功と考えるのは危険です。大切なのは、その提携を続ける理由が両者にあり続けるか、そして環境が変わった時の意思決定できる仕組みがあるかというふうに言っています。
最後はですね、ゴールドマーサックスのカルチャーについても言及しておりました。このゴールドマーサックスは150年以上続く会社なんですけれども、ソロモンさんは長い歴史があるからカルチャーが自然に維持されるものではない。カルチャーは常に変わっていくものだと考えています。
人が入れ替われば変わる。事業が変われば変わる。働き方が変わっても変わる。だから会社として何を大切にするのかを経営陣が繰り返し確認し、必要なら作り直していく必要があるというふうに言っています。
ゴールドマーサックスは若手が経験ある社員と一緒に働きながら仕事を覚えていく、都定制度に近い文化を持っているそうです。そのため、新型コロナウイルスが流行った時にカルチャーが弱くなったというふうにソロモンさんは感じておりました。
そこで行ったのが、約450名のパートナーを25人ずつのグループに分け、2日間オフサイトを行う取り組みです。約15ヶ月間かけて全員が参加して、ソロモンさん自身もそれぞれのグループと3時間から4時間の夕食を共にしたそうです。
18:11
めちゃくちゃ時間を使っているということですよね。そこで話したのは、ゴールドマーサックスにとって何が重要か、経営層としてそのカルチャーをどう守るのかということでした。その結果、改めて強く確認されたものの一つが、高い水準を求めることだったそうです。
そして、この取り組みにはもう一つ効果があったそうです。450人の経営層が会社の戦略についても同じ方向を見るようになったことです。ソロモンさんは、大きな組織で上位のリーダーが同じ方向を向けば、組織全体を動かせるというふうに言っております。
カルチャーは、人が何を大切にし日々どう判断するかを揃えるために、経営者が時間と資源を使って維持するものだということを伝えたいというのがここから伝わってきます。これは会社の規模にかかわらず、スタートアップにも当てはまる話でと言えそうですよね。
今回は、デビッド・ソロモンさんのエピソードから、ゴールドマンサックスとアップルカードの提携から撤退の事例、大企業とスタートアップの提携に関する言及やカルチャーをどう考えているのかというのを見てきました。朝倉さん、このエピソードを聞いていかがですか。
そうですね。ここで話されていることってシンプルに、特にスタートアップニュースって言うと、大企業との提携って基本的にうまくいかないですよと。
朝倉さん、よく言ってますよね。
そう思って設計した方がいいっていう立場の話をしてるじゃないですか。
いや、まさやそうですよ。うまくいかない、基本。
で、それはこことアップル、ゴールドマンサックスの話もそうですけども、こういった超大組織同士の提携においても非常に困難があふれる中において、
まあましてやスタートアップと大企業、タルやみたいな、言わんやこれっていう感じですよね。
まあ、いろいろ理由はあって、そもそもインセンティブの一致っていうのがね、すごく難しい。
インセンティブもそうだし、あとなんでその提供するのかっていうことの意味付け、パワーパスの一致っていうのも難しいし、
またそれを実際に起動していくにあたってどう統治していくのかっていう意思決定構造、ガバナンスですね。
これも非常に難しい。誰が責任者なのか、問題が起きたら誰が決めるのか、どこまでコミットしてるのかみたいな。
そういう論点があって、これ極めて難しいし、特にスタートアップとの取り組みっていうことで言うと、特に大組織にとってはね、インパクトないわけですよ、対して。
21:00
その瞬間は、長期間本当にコミットし続けたらまたそれがすごい福利が利いて大きな結果になる可能性はあるけれども、残念ながらその瞬間は大したことはない。
だからどこまで行っても投資なんだよね。それをどこまで我慢して耐えられるかという話です。
この中においてやっぱり特に大組織は人変わるから、担当者。担当者も変わるしトップも変わる。
変わった瞬間なんだっけこれみたいな話になってしまうわけですよね。
大体さ、こういうのってぶち上げるほうはね、なんかこういう提携しましたってなんか楽しいからね、単純に。
気分いいからやりたくなってしまうものではあるけれども、今回これはAppleからの提携と撤退をしたという話をしていて、
これはまあその当人の期間中に提携して撤退したのか、あるいはその前任者のやった内容を撤退したのかということまでちょっと僕今この瞬間わかんないですけれども、
まあ地味なんだけどそっちのほうが大変ですよね、というのは感じます。
だからそうだな、例えばね、よくその、僕はスタートアップやってた時もそうだったけど、CVCとか提携受けたら、なんか即ものすごい連携を得られるんじゃないかっていうような期待値を持ってやってしまうと、
そもそもそのCVCとその企業本体がどういう力関係なのかっていうのもあるわけです。
まったく独立して動いてるって可能性もあるし、なんというか、よくそのCVCの方からやや自重気味に伺うケースだと、
結局本体側がこれやりたいやれって言われたのを、はいはいって言って、なんか正当化する仕事で転職したいですみたいな話を伺ったことは何度かありますけれども、だったりだとか、
あるいはいかに、いかに、どれだけね、そのCVC側との合意形成ってのができても、本当にじゃあ本体との連携ができるのかってことは、これわかんない。
目の前で話してる人がいいねってなっても、じゃあなんかこれでいろんなことが前向きに進むんだと思ってたら、それは全然その組織の構造だとか意識っていうのがわかんないからだと思うし、
まあけどわかんないのは仕方ないよね、特に若い企業家の方なんかさ、僕もわかんなかったし昔は、そういったこと差し引いてちゃんと詰めていかないと、なんか思ってたような果実は得られないってことはあるだろうし、
また組織側からするとね、だいたい前任者の否定から入るじゃないですか、これは中国の古典を見ていてもそうだけど、中国の歴史書ってだいたい次の王朝の人たちが前の王朝について書いてるものでさ、
始まった頃は良かったけど後半はひどかったから、役生革命が起こりましたみたいな、そういうナラティブですよね、だけどこれはさ、企業の経営者だとか部門とかも同じで、
まあだいたいどこもね、前任否定から入りますよね、そうしないと自分の存在感って聞いていけないから、まあこれはなんか人間の本質だと思いますよ、組織の本質だと思いますよ、っていうのもあって、
24:10
ただそれって会社の事情とはね、自分たちスタートアップ側の事情とは全然違うからさ、よくあるのがね、買収して約束してこういう取り決めでやっていこうねってアナウンスの条件とか設定してやってたのに、
その買収担当者がなんかいなくなっちゃって、新しく入ってきた人間は、何この会社みたいな、超赤字じゃんとか言ってわけわかんないよ、なんだよお前みたいな、いきなり約束を報告されそうになって、いやいや契約ではみたいなバトルが始まって、まあよくある話ですよね、
そういうのもあって、あんまり僕は、なんだろう、そうだな、なんだっけ、スイングバイIPOっていうのは、自分が当社だったらあんまりそれを第一に選ばないかなという気はしますけど、上手くいくケースももちろんあると思うけど、
それは本当にその時々の巡り合わせだとか、相手方がね、結構オーナー機質でなかなか変わらないとか、そういういろんな好条件が重ならないとできないことであって、あんまりそれを全てのスイングバイをやろうとした時に当てはまる条件なのかというと、むしろ当てはまらないことの方が多いんだろうなというふうには思います。
これが全般を通じて感じた連携の話でしょうか。
ありがとうございます。もう一つね、カルチャーの話だよね。僕はGSについて言うと、まずもってカルチャーってすごくメンテナンスが大事なものだというふうに思っていて、その絶え間の努力だとか意図して作っていくものだよね。そこで導かれる自然な風土っていうのもあると思うけれどもさ、
なんというか、それをどう維持するか、なんかしつけに近い話だと思っていて、どういう時誰が褒められるのかとか、どういう時誰が怒られるのか罰せられるのか。それはすなわちその組織において模範とされる行動と、あるいは非難されるべき対象であるという行動っていうものを指し示すことじゃないですか。
それはすごく意図を持って作っていかなければいけない。なので、もともとそういった自分たちが思考するカルチャーの人たちを採用しなければいけないっていうこともあると思うし、同時にその上で結構責任を持って組織のトップリーダーなどが中心になってメンテナンスしていくっていう絶え間の努力が必要なものだと思います。
この点、僕よくGSの人と話していて、好きなカルチャーの一つにさ、ロングタームグリーディーってやつがあって、これよく知られてる話ですけどね。グリーディーバット、ロングタームグリーディーってやつでして、強欲だけど長期的な強欲ですってやつですね。
で、これは少し昨日聞く人だったらご存知だと思いますけど、映画ウォルガイ、ウォルストリートですね。の、これ87年の映画で、2010何年かなに第2弾が公開されて、第2弾すげーつまんなかったんだけど、第1弾のウォルガイ、1987年のウォルガイはすごい名作です。
27:13
で、ここでゴードン結構っていうファンドマネージャーですね、ちょっとグリーンメーラーみたいな人が出てくるんだけど、彼はなんかそのグリードイズグッドっていう映画の中でセリフを言っていて、強欲っていうのは善であるっていう、まあそういうスピーチをするんだよね。
僕の世代だとね、村上ファンドの村上さんが儲けて何が悪いんですかって言ったのが一番これにひぼついて想起されるんですけど、で、かなりこれを意識したなんていうかセリフというかカルチャーなのかなと思うんだけど、グリードっていうのは全く否定しないし肯定するんだけど、それはあくまでロングタームのものであって、で、なんでこのロングタームのグリードっていうのが実現されるかっていうと、
顧客を大切にして結果信頼が蓄積する。そうすることで次の大型案件任されて、いい評判っていうのが広がって、自分たちに返ってくるっていう、そういう発想だと、まあ僕は解釈をしてるんですけれども、これすごく大事だと思ってて、
メシ暴行ってこれ違うし、メシ暴行なんだったらやってる意味ないし、経済活動として、かといって嘘ついてなんかもう私利私欲ありませんみたいなのは、僕はそれは信じないし、そんなのビジネスでもないと思うし、なんかそういう欲望欲っていうのを肯定した上で、ただそれを短期的に問いに行くのか、何かを渡した、
You got what you give じゃないけど、何かを提供した結果として帰ってくるものって捉えるかって、全然意味合いが違うと思っていてですね、これはなんかいつも、いいこと言うなって思いながら聞いてる、そんなフレーズですね。
今日ですね、前回に引き続いてゴールドマンサックスのCEO、デビット・ソロモンさんのエピソードを確認してきました。
朝倉さん、これ聞いてるだけで色々な、こういうエピソード繋がるなみたいな想起をされてるので、多分リスナーの皆さんもそういった想起があるんじゃないかと思います。
ぜひご感想等ありましたら、LINEのオープンチャットなどでお気軽にお寄せいただければありがたいです。
森さんは入ってくれないオープンチャット。
そうですね、ちょっと事情があるんで。
事情があってね。
事情があって入れないので。
ぜひお願いします。
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次回もお楽しみに。ごきげんよう。
ごきげんよう。
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