そんなことで久しぶりに見ました。そんな作品です。 今日のテーマですが、なぜVCは偉そうなのかという。
なんかまたすごいテーマをなんで自分が選んでいるのかわかりませんが、これについて一人でぶつぶつお話をしたいと思います。
7月の冒頭にですね、配信した回でアメリカの企業家たちがXに投稿していた、なんかVCホラーストーリーっていうのをご紹介しました。
例えば、ピッチ中に寝ていたVCがいて、もう当選断られたと思っていたら、
投資委員会の2時間後にタームシートが届いたとか、まあこれはタームシート届いてるからまだ違法なんだけど、
タームシートを出しておいて撤回されたとか、なんか連絡がつかなくなったとか、
送金しないかったとか、なんかそういった話が次々と出てきたという、そんな回ですね。
で、その回の前半で、まあIBSに行くんだよっていう話もしていたかと思うのですが、
IBS毎年恒例の風景として、なんかVCが偉そうだったっていうのをよく撥走されると、
まあまあすごい言われるわけですよね。そんななのかなというふうに思ったりもするんですが、
ただまあそういうふうに思った方がいるということはファクトなのでしょう。
まああの毎年恒例の風景ではあります。
で、これはなぜなのだという話ですね。
で、まああの、もちろん、
VCと一括りにしてもいろんな人がいるわけですから、中には本当に嫌な人、偉そうな人もいるんでしょう。
まあこれはもう論外なので、まあその人の俗人的な問題なので、あんまり考えても仕方ないかなと。
まあ別にどこの世界だろうと、何屋さんであろうと、中にはまあ嫌な人もいることでしょうから。
まあこれはあのあんまり深く考えても仕方ないんだろうなというふうに思うんですけれども、
まあ何かそのVCを尊大に見えさせる、あるいは尊大な風に振る舞わせてしまう構造的な要因っていうのは何かしらあるんだろうなというふうには思ってまして。
まあざっくり言うと、資本を選別する人であるっていうことが一つ。
あと大多数を断ってるっていうことがもう一つ。
まあ3つ目は、まあなんていうのかな、教官っぽくなってしまうというか、説教しがちであるっていうことが3つ目。
4番目として、まあ判断を保留した方が当人にとって得であるという構造であるということ。
あと最後5つ目に、まあ他人のお金を扱う仕事であるからということ。
まあこういった構造がなんとなく傲慢さの印象を生みやすい、まあ原因なのかなというふうに思っているので。
まあ今日はね、そのVCの構造を理解してもらうという意味でもちょっとキャッチーなタイトルにしましたけれども、この辺りをお話ししたいと思います。
まあただね構造的にそういうふうに偉そうに見えるからと言って、それは実際に偉そうに振る舞うというVCの態度を正当化する理由には到底ならないと。
確かに構造的にそうなりやすい傾向にはあるんだけど、だからといってまあ別にね、尊大に振る舞うことを正当化する理由にはならないので。
そこはね、我が身を振り返っても気をつけなきゃいかんなというふうに思ったりはしています。
でちょっとその前にまあIVSの話もしておくと、なんかねよくなんでこのIVSだとかイベントでVCが偉そうだったって言われがちなのかなーっていうことを言うと、
なんかこれはねそのイベントで本性が出るとかいうよりも、なんかそういうよりそういった傾向構造っていうのが
増幅されやすいセットアップなんじゃないかなというふうに思ったりもするんですよね。 例えば企業家の方って
あのやっぱりこういったイベントにいらしていて、でVCに会うときって、まあ短い会話の中でも資金調達の活路を見出そうとされていることが多いわけですけど、
一方でVCの側って1日にまあやっぱり何十人の方ともお話をする機会があって、まあこれ本当にありがたいことなんですけどね。
まあそんな中で企業家の方っていうのは会話内容っていうのを非常に細かく覚えていらっしゃるんだと思いますが、
VCはねどうしてもやっぱり誰と何を話したか混同しやすくなってしまうと思うし、
なんかどうしてもねあの一定程度次行かなきゃって思うと会話を切り上げなきゃいけないっていうこともあって、
なんとなくお座りになってしまうところはあるのかなと、まあこれはまあちょっとねどうしても自分もあるかもしれませんね。
まあ気をつけなきゃいけないなというふうに思ったりはします。
まあこれはちょっとイベントという得意なセットアップでの話ですけど、そこを踏まえてですね、いくつか構造的な理由を選ぶと、
一つはですね資本を配分する、まあいわば選ぶ側だからだという構造はありますよね。
VCは問わせるか否かを決める立場であると、でこれっていうのは会社の就職活動の面接なんかに近い構造ではありますよね。
アナロジーとして言えばVC側が面接官役であり、
企業家の方がどちらかというと求職者側であるという、まあそういった関係になりがちで、
まあこれはどこの世界でもまあ選ぶ側っていうのは存在になりがちだよなということはあろうかと思います。
ただ一方でこれもねあくまで受給の関係であって、例えば人気が殺到するようなスタートアップの場合であれば、
VC側から是非とも入れさせてくださいっていうふうに減り下ることもあるし、
あとあの単純にね提供されるリスクマネーに対してスタートアップの数が少ない時であれば、
これは受給バランスが崩れていて、スタートアップ側の方がより強く出れる機会もあると。
でこの点でいうと、私2010年頃資金調達してましたけど、その頃のVCの方ってね確かに偉そうだったなって思いますよね。
こうはなるまいって思ってあの反面教師として思い留めているところもありますけど、もちろんこれあの俗人的なところも多々あって、
すごくナイスな人もいたし、そうじゃない人もいたということだと思うんですが、今に比べたらもうちょっと何か存在だった気がするし、
その頃僕は何だろうな、アンカリングしてるから今ってそんなに酷いのかなって思ったりしてしまう節があるのかもしれませんね。
まあ何にせよ、受給バランスによって結構ここは変わってくるんじゃないかなという気はします。
2点目はね、これも仕方ないことなんですけど、VCってやっぱり大多数のスタートアップの出資依頼を断る、
言うなれば不採択装置なんですよね。であるからっていうのもあるのかなという気はします。
実際あの100社いてやっぱり1社だと思うんですよね、多くのVCさんは1社から2、3社によっては。
それぐらいがレンジなんじゃないかなというふうに思います。
ですので、圧倒的に比率としてはNOと言ってる機会の方が多い。
これはね、多くのVCの人はやっぱりNOっていうのは辛いんじゃないかなと思うし、僕はやっぱり非常に辛いですね。
なんですけれども、ただそこはもう逆に割り切ってさっさと言わなきゃなと、帰って伸ばすのも申し訳ないなというふうに思ったりするわけですが、
そのため無意識の中でどうしてもその欠点を探しちゃったりだとか、
過去の失敗案件と比較したりだとか、
どうせ今回も見送りなんじゃないかなという姿勢になってしまいがちであるということ。
非常に見てる企業家1人1人にとってみたら自分たちの会社っていうのは1分の1ですけど、
話を聞くVCの方からしてみたら何十分の1の扱いであるという、ここの非対称性というものはあるかもしれませんね。
思い入れ感情の非対称性っていうのはあると思います。
繰り返しになりますが、だからといって偉そうに見えるとか存在に振る舞うことの言い訳には全くならないんですけれども、
だけど構造的にはそうであるということです。
3点目がね、あのなんていうか説教しがちっていうか、共感化してしまう。
共感って指導共感とかの共感ですけど、してしまいがちだなーって思う感じもあるんですけど、
何言ってるかというと、VCの仕事ってやっぱり初めて資金調達をしますっていう方がいらっしゃる機会が多いわけですよね。
我々みたいにSEEDのご投資をしていると。
当然ながらその初めての方って、やっぱり十分な知識もない中でいらっしゃるし、
別にそれが悪いことでは決してないんだけど、当たり前のことなんだけれども、
そうである限りに、また見たなこのミスとか、やりがちな失敗のパターンをまた踏んでるなーって思うことってただあるわけですよ。
これやっぱり経験積めば積むほどそういう機会っていうのは多くなってくるんじゃないかなというふうに思います。
なのでやっぱり自動車学校の指導教官みたいな感情になってくると思うんですよね。
自動車学校の教官ってめっちゃ偉そうじゃないですか。本当もうかったるそうにやってるじゃないですか。
たぶんVCはあそこまで酷くないと思うんですけど、どうだろうな。これもちょっとステアタイプすぎるのかな。
僕が見た自動車学校の教官の人たち、本当かったるそうでしたけどね。
なんではーと、また今日もこれ説明しなきゃいけないのかと。
クラッチの入れ方はーみたいな。まぁまぁそんな感じでしたけど、まぁ少しここに似た側面はあろうかなというふうに思います。
4つ目。これはね、単純に忙しいっていうのはありますよね。
忙しいから返答を見落としてしまう。だからこれも全然言い訳にならないんだけれども、
すぐボールを落としてしまうということであるがゆえに、いつまで経っても返信来なくてどうなってるんだって思っていたら、見てませんでした。
見てませんでしたとまでは言わないかもしれないけれども、実態としてはそういうことが起こるというのはね、これは数が多いとどうしても起こりがちではあって、
別にこれはVCに限って話ではないですけれども、ただ引き合いが多いということはそういったことが起こりやすいということですね。
これはもうね、徹底的に手元で管理して、ちゃんと返答できてるかどうなのかみたいなことをマネージするっていうことが大事なわけですし、
そうしていかなきゃいけないんだけれども、まぁまぁ起こってしまいがちなことではあるかなと思います。
でね、これ同様の理由として、これ構造的に判断を先延ばしにした方が得っていうのもあるんですよね。
なんかもう少し事業の進捗見たいとか、今判断できないけどこれがひょっとしたらもうちょっとここ伸びたらよくなるんじゃないかなとか、
あるいはリードの投資家が決まったら乗るとか、あるいは他の投資家に断られているうちにずるずるバリエーションが下がってくるんじゃないか、
条件が投資家にとって好条件になるんじゃないかみたいなことで、あえて先延ばしにするという構造的なインセンティブが働く、
まぁもう本当にこれは実際そうやって悪意を持ってやってるかどうかは別にして、そういう構造であるってことは間違いないですよね。
だから実際あの、私もお断りするんだったら早々に断った方がいいなと思って、
お互いのためだなと、特に企業間のためだなと時間を使わせてしまうのはもったいないから早急にお断りをするんだけれども、
結果としてね、すごい後から聞いたらすごいバリエーションが下がっていて、だったらこれあったかもやーみたいなことって今までなかったことはないです。
まぁただこれをね、じゃあ自分がそれをもってずるずるずるずる引き延ばすことがいいのかって思うと、そうは思わないし、
あとまぁこれ言っていいと思うけど、私がエンジェル投資家で入って行った時にこれはないんじゃないのって思ったのは、
これはまぁ企業家側が迂闊すぎてよくなかったんですけれども、出資の中においてエクスクロシビティを求める独占交渉権を求められて、
独占交渉権の期間中にどんどんどんどん条件を切り下げられていったっていうケースはありますね。
これは逆に私はVCの立場ではなくスタートアップ側についているエンジェル投資家の立場で見ていて、
まぁ止めればよかったんですけれども、独占交渉権を与えた結果、ひどかったですね。
だからスタートアップ側としてはどんどんどんどんキャッシュ減っていくから、評論責めにあっているような状態で、
で、他の投資家にはアプローチできない。そのうち元々出資を検討していたっていう投資家からはどんどんどんどん条件が切り下げられていくっていう、
まぁ何もなんか違法なことはしてないんだけど、なんかエグい交渉してくるなぁと思ったことはありますね。
まぁただそれも、異様によっちゃいい投資家なのかもしれないし、まぁ誰の視点から語るかだと思います。
まぁそういうのはあんまりしたくないなと思いつつ、バカを見るのも嫌だし、どうしたもんかなと思いますね。
5点目、他人のお金を使って支配している人だからっていうのがあるんじゃないかなと。
これあの、IBSの最終日、先日の最終日に上場ゴールを超えてというなかなか刺激的なセッションに登壇をいたしまして、
で、そこでひふみ投資院の創業者である藤野さんだとか、台本キャピタルの持田さん、あと個人アクティビストの田畑さんと一緒に登壇するというですね、
VC同業者からはなんでそれを受けたのっていう風に言われるそんなセッションに参加してたんですけれども、
それの前の時間帯にですね、YouTubeに出まして、M&AキャンプというYouTubeでDMMの亀山さんだとか、
あとその個人アクティビストの田畑さんと一緒に対談というか定談っていうのかな、するという、そういう番組に出演をしておりまして、
これもまたね、すごいんですよ、IBSに到着してからあの平田さんというそのオーガナイザーというか運営者の方からお声掛けいただいて、
出ませんかっていう、今言うのっていうのと、これ出るみたいなのも思ったんですけど、
まあけど考えてみたらどうせセッションで田畑さんと会うんだから、毒を喰らわば皿までだなという精神でYouTube出ました。
もうアップロードされているので、よかったらご覧いただければと思います。
思うんですけど、このYouTubeの動画の中で田畑さんからいろいろそのVC批判が繰り返されるわけですが、
その中の一つにあったのがですね、広告代理店と官僚、あとVCというのは共通していると。
なんで共通しているかというと、自分のものでもないお金を、さも自分の金であるかのように配って偉そうにしているという、
その点で共通しているんだという、こういった趣旨のことが言われたんですね。
話の流れの中でもあったので、あえてここでは反論はしてないんですけれども、
確かにそういった側面はあろうかと思います。
これ一番最初に述べたような権力構造に近いところですね。
ただ一方でね、これ思うところで言うと、
例えば私どものような独立系VCのメンバー、GPって、お金出す仕事であると同時にですね、
半分近く、下手したら半分以上はお金を調達する仕事でもあるわけですね。
ですので、少なくとも資金調達する人の苦労だとか、大変さっていうのは、
まあそれは骨身に染みてみんな感じらっしゃるはずだし、
そういった資本を配分する側でもありつつ、資金の調達をする側ということで、
両面的な人なんですよね。
だからそこで言うと、ちょっと広告代理店とか官僚の皆さんとは少し違うんじゃないかなと思ったりするところは、
これはVC側の人間としては思ったりはします。
だって官僚の方って、補助金とか支配するお金を、税金を自分で調整してくるわけじゃないじゃないですか。
自分で集めてくるわけじゃないじゃないですか。
我々VC集めてますからね。
そこはだいぶ違うんじゃないのというふうに思うし、
お金を受けられる方々に対するシンパシーというのは、より強く感じたりするところはあります。
なのでひょっとしたらそれは、自分でお金を集めるという苦労を抑えてない方、
これは僕はやっぱりなかなか、便宜上ベンチャーキャピタリストと呼ぶかもしれないけど、
本当の意味では違うかもしれないねというふうに思いつつ、
そういった人たちが陥ってしまいがちな勘違いなんじゃないかなというふうには思います。
まあ差はさりながら、自分たちもそういうふうな見え方していないかというのは、
気をつけなきゃいけないなと思ったりするところですね。
何はともあれ、今日VCは何で偉そうなのかという、ちょっとわかりやすいキーワードでお話をしてきましたが、
そういった構造的な背景があるからだということでもあり、
俗人的に偉そうな人がいるってのは知りませんよ。
そりゃそういう人いるでしょうということなんですけど。
かといってその構造を言い訳にするわけにはいかないので、
気をつけていかなきゃいけないよねと。
同業者の皆さんも一緒に気をつけましょうねというところかなと思います。
どうなんでしょうね。
昔に比べたらだいぶ違うんじゃないかなという気はしますけれどもね。
やっぱりVCってレピテーション商売ですから、