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フィジカルAI、防衛、ロボティクス——工業国ドイツの選択と日本の可能性
2026-05-12 28:31

フィジカルAI、防衛、ロボティクス——工業国ドイツの選択と日本の可能性

ドイツの2026年Q1のVC投資額は41億ユーロ(約7650億円)。これは日本の2025年通年のスタートアップ投資とほぼ同規模です。人口は日本の約68%、GDPは1.2倍。とんでもなく桁が違うわけではないが、確実に先を行っている——。

今回は、PitchBookの「Germany Market Snapshot」をベースに、ドイツのVC市場を掘り下げています。AI関連が投資額の85%を占め、わずか2社で全体の6割という極端な集中構造。産業ロボティクス、エネルギー転換、防衛といったセクターの顔ぶれは日本に重なるところが多く、「フィジカルAI」の可能性も共通しています。一方で、公的・準公的資金の層の厚さ、ミュンヘン工科大学の領域別ベンチャーラボのきめ細かさには差がある。そして防衛予算の増額とVCのサイドレター制約の間にある溝——朝倉は「LPの姿勢と時代の変化に歪が生じている」と指摘しています。

▼ 今回のトピック

ドイツQ1のVC投資額41億ユーロ、日本の通年投資額とほぼ同規模という現実

AI関連が35億ユーロ(85%)、Neura Robotics(15億ユーロ)とClover(10.4億ユーロ)の2社で6割

産業ロボティクス・エネルギー転換・業務ソフトウェア——ドイツと日本のセクターの重なり

「フィジカルAI」という共通の勝ち筋:工業国ドイツの選択と日本の可能性

防衛費増額が追い風に:防衛・ロボティクス・宇宙・AIで大型ラウンドが続出

公的・準公的資金の層の厚さ:KfW WIN Initiative(26.4億ユーロ)、EIF German Equity(16億ユーロ)、High-Tech Gründerfonds、DeepTech & Climate Fundsなど

JICや中小機構との類似点と、ドイツの方が種類・規模ともに充実している現実

政府調達という「売上」:防衛・宇宙領域で政府がスタートアップの顧客になる構造

ミュンヘン工科大学のTUM Venture Labs:ロボティクス、AI、航空宇宙防衛、量子半導体など領域別のインキュベーション

敗戦国としての共通の制約と、「アメリカの傘」が閉じつつある現実

ESG・サイドレターと防衛投資の矛盾:次のラウンドがフォローできないリスク

パランティアの宣言に見る時代の転換点



▼ 参考情報

スピーダスタートアップ情報リサーチ

https://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/


Q1 2026Germany Market Snapshot

https://pitchbook.com/news/reports/q1-2026-germany-market-snapshot


オープンチャット「This is令和スタートアップOC」

https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default


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感想

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00:10
どうでもいい話のコーナーです。お急ぎの方は、適当にスキップをしていただければと思います。
ゴールデンウィーク、皆さんいかにお過ごしだったかと思うのですが、私はですね、シンガポールに行ってました。
もう、かれこれ十数年ぶりのシンガポールだったんですけれども、1週間ほど滞在をしていました。
実際、観光派はほぼしていない、シンガポールってそんなに観光するところもない国ですけど、観光はせずですね、何をやっていたかというと、
いわゆる知性学にまつわるプログラムに参加をしてきてですね、いろいろ勉強してきたということですね。
ボイシーの方、一応ポッドキャストの方でも読んだことあるかもしれませんが、加藤義和さんを読んで、たまに中国の話なんかは半年に一回ぐらいですかね。
ボイシーの方では配信をしていますけれども、僕ももともと法学部政治コース出身ということもあってかないくてかわかりませんが、
興味関心のある分野ではあってですね、ここに来て急にホッとなってますよね。
自分的にはわりと温めてたテーマが、いろんな人が興味関心を持つような、不幸にしてという方がより適格だと思いますけど、
非常に話題になるようになってきたんですけど、1週間ですね、シンガポールの大学で性学のプログラムの授業に出てですね、結構いろんなシンガポール大学の先生だったりだとか、
台湾の大使だったりだとかインドの大使だったりだとか、そういった方のお話を伺いました。
元GICの会長の話なんかも聞いてランチ一緒にしましたけど、非常に学び深い時間でしたね。
そうして思うことなんですけど、僕もそんな説不思議ありますが、日本にいると何かと日本の悪いところとかネガティブなところを見えてしまうっていうところがあるわけですけれども、
けどね、やっぱり海外に出て自分が普段を変えた環境を相対化してみるってすごく大事だなと思っていてですね。
そういう点で言うと、日本の嫌なところ、良くないな、変えたいなって思うところ多々ありますけれども、他に比べたら相当マシな部類だよなってことは思いますよね。
それぞれの地域、国がそれぞれの異なる苦しみ、困難っていうのに直面してるんだなってことを改めて感じるところでして、
03:12
あんなカレリーナでしたっけ。幸せな家族はみんな似てるけど、不幸せな家族はそれぞれ違う不幸せがあるみたいな。
そんな話ありますけど、ほんとそうですね。今回は主にアジアの国々のことを学びましたが、
どうしても隣の芝は青く見えるもので、タイとかね、そんな結構大変なのねとか、インドネシアとか、インドネシアの話は面白かったですね。
これからの12ヶ月で結構な危機起こると思うよっていう、だいぶポジション取ったなっていうような発言。
NASの先生からありましたけど、そんな話も伺いたいだとかして。
自分たちが普段置かれた環境っていうのを相対化するという点においては非常に興味深いセッションではありましたし、
またそうであるからこそね、やっぱりなんとかしてこの国を良くしたいっていうようなオフサイとかもしれませんけど、
なんかそんな気持ちを新たにする、そんなゴールデンウィークでありました。
はい、ということで、今回はそんな流れを意識していたわけではないのですが、他の国のスタートアップ環境のことをお話ししております。どうぞ。
こんにちは、森です。
こんにちは、アニマルスピリッツ朝倉です。
皆さんお聞きの方、この違いに気づかれた方はいらっしゃるでしょうか?いきなり聞く。
何?
今日あれですよね、いつもと収録環境が違っていて、朝倉さんのマイクとかがちょっと変わってるんで、音質聞いてね、親と思う方がいるのかいないのか気になったので投げかけました。
僕が今これ出張に来ていて、iPadで撮ってますね。いつもPCで撮ってるんだけど、リバーサイドっていうね、このソフトウェアをいつも使っているんですが、今回はiPadのアプリのリバーサイドで撮ると。
で、当然マイクも普段はSHUREっていう、わりとちゃんとしたマイクを使ってるんですが、今回はAirPodsということですね。
これ聞いてやっぱ分かるんですかね。
まあ皆さんよく聞いてるよ。
そうか。
だけど、AirPodsが最近結構音の質が良くって、前もなんか1回AirPodsで撮った記憶はあるんだけど、その時なんやかんやでAirPodsがわりと悪くないっていうフィードバックを受けた気がします。
なるほど。
じゃあ今回もね、そんなに悪くないってなったらこのスタイルで継続あり得るかもしれない。
06:07
うーん、まあさすがにね。SHUREのマイクには勝てないと思うんだけど。
緊急用としてはっていう。
そうそうそう。これでいけるんだったら楽は楽だよね。私としては。
ぜひね、どういう聞こえ方なのかフィードバックいただければと思います。オプチャとかで言ってもらえたりするとありがたいですね。
そうですね、前もオプチャでマイクがどうだっていうのを言ってもらって、森さんは普段と同じ収録環境だよね今日は。
あ、そうですよ。
うんうん。だからちょうど対比として分かりやすいと。
あ、そうですねそうですね。なのでぜひ皆さんご意見いただければと思います。
この番組は経済情報プラットフォームスピーダの提供でお送りいたします。
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はい、ということで本日のテーマに移ってまいります。
今日はですね、ドイツに着目してみたいと思います。
はい。
前回、前々回がアメリカヨーロッパのいつもの定点観測をしてきているので、
ヨーロッパの話だとドイツが参考になるんじゃないかって朝倉さん指摘結構してくれてるんで、
じゃあドイツも見とこうかということでドイツ見しました。
いいですね。
というのもね、ピッチブックさんからちょうどいいレポート出てたんですよ。
うんうん。
2026年9月1日、ジャマニーマーケットスナップショット。
そのまんまやんっていう。
レポート自体はVCとかPEも含めたマーケット環境をまとめたものになっているんで、
全体を今回は取り上げるわけじゃないんですけれども、
VC投資のところだけ参考になりそうなところだけピックアップして、
今日はお伝えできればと思っております。
で、ちょっとね、前回のヨーロッパからそのまんまドイツ入ってると混乱しちゃうんで、
最初に前提をお話しします。
というのも、前回はヨーロッパのデータは基本的にクランチベースニュースさんで見てきてるんですよね。
で、今回の数字はピッチブックさんになるんで、当然集計方法とかが違います。
うんうん。
で、そもそもね、クランチベースさんはドル関さんなんですよ。
で、ピッチブックさんはユーロだったりして、
あとね、デッタ調達を含める含めないの話とか、
企業を含める含めないも微妙に違っているんで、
数字が前回ヨーロッパ聞いてるとちょっと違うかなって思う印象を受けると思います。
それは集計が違います。
09:00
なのでちょっと前提だけ最初お伝えしていこうと思ってます。
はい。
まず、ドイツね、過去にも一回取り上げてるんで、ここら辺は復習になってしまうんですけれども、
世界人口の2024年のデータだと、ドイツの人口8400万人。
日本は1億2400万人です。
つまり、ドイツの人口は日本の約68%に当たります。
で、もう一個、名目GDPとか気になるじゃないですか。
それもちゃんと調べておきました。
IMFの2026年のデータでは、ドイツが約5.45兆ドル。
日本が約4.38兆ドルです。
なので、人口は日本より少ないけど、経済規模はドイツの方が1.2倍大きいという前提になります。
で、ベルリンはスタートアップ集積地で、
ミュウヘンは産業技術製造のハブになっているっていう地域の話も前回ちょこっとした記憶がございます。
ここまでは前提です。
で、もう一個、ドイツは2025年国内総生産の成長率は0.2%でございました。
で、2026年3月のインフレ率は2.7%まで上がっています。
これは日本も同じような感じなんですけど、エネルギー価格が上昇しているという前提で見ていきます。
スタートアップの話、ここからです。
VCの投資額なんですが、ピッチブックさんの2026年9月1日のVC投資額のデータは、
ドイツ41億ユーロでございました。
約7,650億円です。
でかいですよね。
つまり、9月1日でだいたい日本、2025年の日本一年間のスタートアップ投資と、
まあ、匹敵するぐらいあったってことです。
めちゃくちゃでかいですよね。
で、これ、クランチペースニュースさんだと19億ドルだったんですよ。
だから30億ぐらい差があるんですね。
それがさっき言ったデッド調達とか、この企業はカウントしないとか、そういうのの差分で生まれています。
これデッドも含んでるっていうこと?
含んでるっぽいです。
ピッチブックさん見てると。
要は、デッドの金額がはっきりしない大型調達があって、
それを丸ごと削除するか含めるかみたいな対応で結構変わってる。
そういうことか。
前回、確かさ、ドル換算で鳴らすと年間1兆5千億いかないぐらいだった気がしていて、
1兆2、3千億とかだっけ?ちょっと記憶がおぼろげですが。
もちろん全然日本より大きいんだけど、とんでもなく桁が違うとか、5倍ですとかいう規模感じゃないから、
まあキャッチアップできるぐらいはそこまで変わんないなっていう話をした気がしています。
なんでズレてるよっていう。
これちょっと規模感揃えるために確認したいのが、ピッチブックさんだとヨーロッパ全体はVC投資額219億ユーロってしてるんですよ。
なのでドイツは全体の約19%を占めてるという計算になります。
12:04
一方で前回見たクランチベースニュースさん、ヨーロッパ全体だと176億ドル。
うちドイツが19億ドルなんで、全体の11%というふうにしています。
そのぐらいのちょっと差があるっていうので、ちょっと規模感を覚えておいてください。
次、もうどんどん進んでいきます。
このピッチブックさんの前提だと、2026年9月はドイツどうだったのかっていうと、
人工知能がやっぱり一番大きいっていう話です。
VC投資額が41億ユーロのうち35億ユーロがAI関連っていうふうに言ってます。
日本円でAIだけで6530億円ぐらいですね。
でもこれ結構構造的にはAIに幅広くばらまかれてるかっていうとそうじゃなくて、
やっぱり特定の企業にドカンと集まっているという構造です。
具体的にはニューラロボティクスとクローバーという会社さんです。
ニューラロボティクスは15億ユーロ、約2800億円を調達。
評価額50億ユーロ、約9330億円の評価額が付いてます。
クローバーは約10.4億ユーロ、約1950億円を調達しているという形です。
この2社だけでほぼ決まってます。
そういうことだね。
6割ですよ、この2社で。すごいですね。
じゃあオープンAIよりも極端なんじゃない?
ああ、なのかな。でもオープンAIもちょっと規模感があれですけれども。
まあまあ、そうね。
でもこんな感じで集中してる構造になってます。
じゃあこれ以外どうなってるのかっていうと、当然AIは集中してるんですけれども、
ドイツはセクターがやっぱり特徴的で、産業ロボティクス、エネルギー転換、業務ソフトウェアっていう領域の一部大型案件に資金が集中しているという構造になってます。
この辺はちょっと日本にも示唆があるような感じですよね。
そうだね。まさにフィジカルAIとかいろいろ言っている日本が強みを発揮できるんじゃないかみたいなところをまさに言っている工業国、ドイツ。
おっしゃる通り。
でですね、これ背景にはドイツが防衛支出を増やしてるっていうことが追い風になってるってピッチブックのレポートにも言及してます。
この防衛支出を増やすっていうことで、その影響で防衛ロボティクス、宇宙、産業AIのところで大型ラウンドが出ているっていうふうに説明してますね。
ここでポイントになるのが、やっぱそのドイツってもう一個、産業に似てるっていうのと公的純公的資金の存在感が大きいことも特徴的ですと。
具体的には政府、KFWっていうところがあるんですけども、KFWの民間企業によるWINイニシアティブっていう大きいファンドがあるんですよね。
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そこがいろんなVCにお金出しまくってたりするんですけども、このファンドは2025年末までに26.4億ユーロ、約4940億円を市場に投じているそうです。
若い企業への直接投資もするし、ベンチャーキャピタルのファンドにも投資するし、あとはファンドオブファンスっていう格好でお金を流してたりしています。
このファンドの投資対象もAI機構セキュリティ防衛技術っていうところに流してます。
これだけだと日本もそういうのあるじゃんってなるんですけども、種類がもっと多いんですよ、数も多くて。
もう一個代表的なのが、欧州投資基金とドイツ経済省によるEIF German Equityっていうファンドがあります。
これは欧州投資基金とドイツ連邦経済エネルギー省が連携するファンズオブファンズの仕組みだそうです。
2026年1月の発表では16ユーロ、約2,990億円の規模でスタートアップに投資をするっていうふうに言ってます。
ここも対象領域決まってて、これでも広いな、情報通信技術、ライフサイエンス、エネルギー関連、ディープテックなどに投資するというふうに言ってます。
もう一個が、欧州投資基金が入ることでお墨付きを与えられるっていうので、それをもとにもっと資金を呼び込むっていう効果も狙ってるそうです。
欧州…これEIFだったっけ?
EIFですね。
この欧州基金が入ることによって、つまりVCに出資をすることによって、そのVCがお墨付きを得ることができるということですね。
おっしゃる通りです。自らの参加がお墨付きになることで、民間もさらに呼び込むっていうふうな説明をしてますね。
うんうん。まああれだよね。よく日本のそういった公的な資金を出して、LPとしての出し手が呼び水になるようにっていうふうによくおっしゃってます。
GPFさんとかそうですよね。
うん。どっちかって言ったらJICとか中小企業とか。
なんか彼らがおっしゃるのに同じような役割を果たしていらっしゃるというのがあるわけですね。
で、これだけじゃないんですよ。まだあった。
驚くのはまだ早いと。
まだあった。ドイツの工技術スタートアップに初期投資する官民連携型のベンチャーキャピタルハイテックグリューダーフォンズっていうファンドもあったり、もう一個あって、
ディープテックや機構技術の会社が研究開発から実証量産商用化へ進む段階で必要になるより大きな資金、グロスのところのお金を入れるディープテック&クライメートフォンズっていうのもあるそうです。
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こんな感じで、結構どっちかっていうと産業技術寄りっていう縛りはあるものの、いろんなフェーズ、初期フェーズもあれば、レイターもあればっていうので、
結構公的、民間も絡めての大きいお金っていうのがバラエティ豊かに揃っているのが一つの特徴です。
もう一個が、さっきもお話ししたとおり、防衛スタートアップに防衛費を今上げてるっていうのがあって、
投資って意味でもあるんだけど、政府調達っていうのもかなり積極的に今行ってるらしいですよ。
なので、政府がお客さんになるってことですよね。
なので、防衛ロボティクス、宇宙、産業、AIのところには結構キーになるだろうというふうに言ってます。
最後もう一個、これも参考になるだろうなと思ったのが、ミュウヘン工科大学、ドイツを代表する理工系大学ですね。
これちょっと読み方がですね、ウンターネーマットムですかね。
ちょっとドイツ語わからんので、今たぶんこんな感じだと思うんですけども。
そりゃ俺も本当にわかんない。
ここがですね、結構インキュベーション施設みたいなのを持ってて、そこにめちゃくちゃ力入れてるそうです。
ポイントが、かなり実務寄りの企業支援機関を持ってるそうです。
事業化につなげるための領域別のインキュベーションを、ウンターネーマートムか、トゥムベンチャーラボかな。
トゥムベンチャーラボっていうのを持ってて、それインキュベーション施設なんですけど、領域別って言ってもかなり細かくて、
ロボティックス、AI、航空宇宙防衛、量子半導体、ヘルスケア、バイオ、気候循環、モビリティ、ソフトウェア、ソフトウェアAIなどのラボを持ってるんですよ。
かなり細分化してますよね。
要はもう領域が違うと、どういうふうに進めるかとか、特許の取り方とか、規制がどう作用するかとか、全部違ってくるじゃないですか。
そういうのをきめ細かく対応するために、こういった領域別のラボを持って、企業支援をしているそうですよ。
これ、私が参考になるかなと思ったのは、今みたいなラインナップでございます。
実際に、このミュウヘン工科大学とかからも、有望なスタートアップって実際に出てきたりしているので、結構これを参考になるなと思いました。
以上がドイツの状況なんですけれども、すごいかいつまんで説明したんですが、朝倉さん印象いかがですか。
そうですね。やっぱり状況は日本に似ているところあるのかなと。
ちょっと定量感のって比較は、今の段階で私できないですけれども。
全体の方向感として、これがドイツ特有なのか、ヨーロッパ全体でそういった傾向があることなのかどうなのかわからないんだけれども、
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例えば、政府からの資金の流入っていうところ、特にLP出資の話ですけれども、これはやっぱり北米との違いっていう点で言うと大きいですよね。
北米ってほぼ公的資金ないという、僕は少なくとも認識でいますけど、
機関投資家中心のLP構成の中において、日本においてはやはり古くから中小企業。
もう少し新しくなってくるとJICといった、そういった機関がLP出資、そこからの間接的なスタートアップベンチャー投資の増加っていったところに役割を果たしていらっしゃる。
だからなかなか民間任せでうまくいかないっていうのは、各地域のLP構成なんか見ていても変わらないんだけれども、そこはちょっと近いところなのかなというのは一つあります。
加えてちょっとこれがねドイツ特有の事象なのかヨーロッパ全体でこれも起こってることなのかってわかんなくて、おそらくこれヨーロッパ全体で起こってるんだけど特にドイツはちょっと強く出てるのかなって思うところで言うと、
政府調達、防衛予算、それに伴うど真ん中で言うと防衛テックなのかもしれないし、宇宙開発だとかそういった諸テーマの没効っていうのは、これはかなり日本に近いと思いますよ。
今まさにね、もともとその地ならし的にSBIRっていうのは始まって、特に今ね、宇宙領域だとね、どんどんこれもそれこそNASAのイニシアティブをある種、そこから学んで、日本も弱さから完全に民間にっていうような流れあって、
これは宇宙開発するエリアをどう考えても追い風というか、超強烈な。補助金がある種さ、これ政府調達っていう意味で言うと、売り上げみたいなもんでもあるから。だから、今ね、宇宙開発のスタートアップって単純な純粋な民間からの売り上げと、あとそういう政府からのある種補助金的なものっていうのを足し合わせてトップラインを見るっていうような。
PSRの代わりにそういう指標を使ったりするんですけど、これはかなり近いのかなと。
で、これを性格的なものの見方というか言い方をすると、ドイツと日本っていう、ある種第二次大戦の数軸国、敗戦国ですよね。それこそこれが大戦以降、どちらかというと欲圧する側だったわけじゃないですか。
特にヨーロッパの人たちからすると、ドイツっていう国が怖くて怖くて仕方ないわけだよね。基本的には、古い例えで言うとエヴァンゲリオンの拘束部じゃないけれども、暴れるドイツを抑えつけるみたいな、どうやって抑えつけるかっていうのが、やっぱりヨーロッパにおいては最大の関心事だったというふうに思うのですが、
24:18
いやなんかそのアメリカ依存というものができませんよっていうことがここまで明々白々になってきた中で、いよいよそんなことも言っていられない。で、日本っていうのも間違いなく戦後の旧政調っていうのは、アメリカの傘の下、軍事費に予算回す必要がなかったっていうことがあったわけで。
まあそれをすべてね、経済成長につくむことができたっていうのは、まあそれこそ、昔あの社会の教科書とかでも学んだ気がしますが、もうそんなこと言ってらんないよっていう状況になりつつあるわけですよね。残念ながらと言うべきなのか何なのか。
そうなった時に、今日本においても特に国防関連での予算、スタートアップからの調達っていうのは非常に注目されているところであって、この点はまあヨーロッパ全体、まあおそらく怒ってるんだろうけど特にドイツと日本っていうのは強く出がちなプレイヤーですよね。
だから僕は2023年ファンド立てた時から国を守るっていうのは一つ重要なテーマとして掲げていて、まあこれはダブルミーニングでもあり、そういったなんだろうな、超高齢社会である日本のインフラを維持するっていうような、まあそういった意味合いもあるはありますけど、
またちょっとね、当時はね、やっぱりちょっとそういった防衛とかってちょっと口に出すのははばかられる側面はあったけど、なんかもうそれが普通に受け入れられつつある、今日この頃ですよね。
パランティアの宣言とかさ、すごいじゃん。
まあちょっとあれはかなりね、あれを全て肯定する人ってのはちょっとまだ珍しいと思いますが。
いや難しいと思いますね。
うん、まあまあまあただ、一理あるよね。
言ってることはわかります。
そうした中でね、一つポイントになってくるのは、日本だとVCの裏側にいるLPの皆さん、金融機関だとか、そういった機関投資家の皆さんだとかが、やっぱりそういった防衛に関するものに投資しちゃいけないっていうサイドリーダーよく結ばれるわけですよね。
少なくとも防衛100%ってものは絶対NGとか。
場合によっては防衛転用できるものもダメみたいな。
デュアルユースダメよっていう。
だからまあ宇宙開発とかもみよみよちゃそうなってしまうわけですよね。
そう意図してるわけじゃないんだけど。
それはね、そうなると政策的な意図とかなり真逆になってしまっているところがあって、今その時代の過渡期というかそういう歪みは見えつつあるなと。
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金融機関の方々がそういうのを求めるのは、ある種それこそもうちょっとあれだけどESGとかさ、そういう文脈にのっとってっていうことだと思うんだけど、ちょっと時代の変化にそれが追いついてきてないんじゃないかなっていうのは思いますよね。
なるほど。
これはね、普通に現場では問題になってます。
であるがえに思いっきり防衛に直結するものは投資できない。
仮に自分たちが投資できたとしても、他のVCがフォローできないよね、その後とか次のラウンドが続かないよねっていうので手引かれる。
だからここにね、その防衛予算ワーッとつけてスタートアップとか調達しようという動きとの大きな溝がありますね。
なるほど。
地味な話ですけど。
いやいやいや。
同じようなこと起こってるのかもしれないね。
大きな話ですよ。
はい、ということで今日はですね、ドイツを見てきましたが、結構やっぱ日本と近いというか真似できそうなこと多いですよね。
そうですね。
ちょっと先を走る先輩みたいな見方で見ると、わりと参考にしやすい国かもしれないので。
まずね、このレポート結構ね、面白いデータも載っておりましたので、気になった方はぜひピッチブックさんのこのドイツのジャーマニーマーケットスナップショットをご覧いただければと思います。
ということで本日はごきげんよう。
ごきげんよう。
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