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スタートアップが気をつけるべきコンプライアンス体制
2020-07-30 13:38

スタートアップが気をつけるべきコンプライアンス体制

「スタートアップ実践放談 シニフィ談」
この番組ではスタートアップや上場企業の経営にまつわる、やや玄人好みのテーマについて、シニフィアンの小林賢治、村上誠典、朝倉祐介の3名が解説、考えをお届けします。

シニフィアンはレイターステージ・スタートアップを対象としたグロースキャピタル『THE FUND』の運営などの産業金融事業、上場企業・未上場スタートアップに対する経営アドバイザリー事業、上場株式投資事業などを行っている会社です。  
なお、こちらでお話しする内容は、何らかの投資行動をとることを勧誘するものではなく、いかなる意味においても特定の有価証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではありません。

お話しした内容は加筆修正を加えて、随時以下のホームページにも掲載しています。

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スタートアップ実践砲弾、シニフィ弾。 こちらの番組では、スタートアップや上場企業の経営にまつわる、少しクロート好みなテーマについて、
グロースキャピタルを運営するシニフィアンの小林、村上、そして私、朝倉の3名が、解説・考えをお届けします。
はい、こんにちは。シニフィアンの朝倉です。 シニフィアンの小林です。 こんにちは。シニフィアンの村上です。
はい、ここ最近ですね、レートステージのスタートアップに投資をする、グロースキャピタルを運営する立場から、
レーターステージのスタートアップ、どういった点を気をつけるべきなのか、どういった点を充実すべきなのか、といったお話をしています。
今日はですね、この中からですね、上場企業として、上場企業候補として耐えうる体質があるかどうかっていうのを確認する意味合いの一要素として、
コンプライアンス体制について考えていきたいと思います。
コンプライアンスの話って、スタートアップの文脈でいうと、実はあんまり品質する話ではない気もしますけれども、
ただこれ、上場企業となると、当然よく出てくる話ではあって、上場を見据えた段階のスタートアップであれば、
当然意識を傾けていかなければいけない、そういうテーマですね。
そういう意味では、一般的にはスタートアップの世界では、上場準備に入って、上場を見据えていく中で出てくるっていうようなことが多いのかもしれませんね。
一般的には法令遵守だったり、倫理的な部分も含めて、倫理法令遵守、そういった概念を指すものですね。
結構コンプライアンスって、ガバナンスと混同された議論がよくあるのかなと思っていて、
例えば、ガバナンスの話をしようしているとしても、よくよく話を聞いたらコンプライアンスの話と誤差になってないかなと思うことがあるんですけれども、
これなんか明確に切り分けるとしたらどういった説明ができるでしょうか。
そうですね、コンプライアンスとガバナンスの中の一つに不正行為の防止という観点もあるんですね。
ガバナンスは別に不正をしないことだけが目的ではなくて、長期的に企業の価値を高めていくための監督機能がきちんと働くっているかということ全般なので、
そういう意味では不正をしないことだけが問題ではないので、コンプライアンスとガバナンスの方がより広い観点になるかと思います。
そういう意味ではコーポレートガバナンスの一項目としての法令遵守の不正行為の防止だったり法令遵守というところについて、
そのコンプライアンスという概念が含まれるというそういう関係だと思いますね。
そうですね、多分ガバナンスというより上場すると少数株主がいるので、
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少数株主の利益代表として経営がしっかりと株主価値を下げていくために適切なことをしているかという観点の中に、
内部統制的なものが一つ含まれているということだと思います。
我々はあえて外出しで、その部分をコンプライアンス体制という形で呼んでいるというふうな認識ですね。
その中で2つあるかなというふうに思っているのは、
当然、いわゆる証券会社さんにレビューしていただきながら、
コンプライアンス体制、内部統制という形で、プロセスとか規定とかというものは当然整備していくということが必要だと思うんですね。
これはなぜかというと、なかなかやっぱりコンプライアンスって一人一人が気をつけましょうって言ったからできるものでもなくて、
やっぱり仕組みを作っていかないとどうしても、どんな大企業でも人数が増えれば増えるほど、それは難しくなるので、
当然オペレーション側の運用によって浸透させていくのは必要ですが、
まずもってそういった整備がされていないと、統制の整備がされていないと難しいという意味では、
そもそもそういったことが今どれくらいできている会社なんですかという、こういった視点が一つと、
あともう一つあるかなと思っているのが、やっぱり経営者自身ですよね。
経営者自身の方のインテグリティというか、そこに対する意識が払える方なのか、
当然その成長のためには何してもいいんだっていうふうに極端に張りすぎると無視されやすい部分になるので、
一見すると短期的な売上につながりづらいんだけど、長期的にスケールするために、
足元を救われないための準備にどれくらい本当に目を向けられるかだと思うんですね。
大企業になればなるほど売上を伸ばしていくことが難しくなって、逆に守るべきアセットが増えていくという中でいくと、
実はコンプライアンスによって価値が既存するってことは十分ある。金融機関なんかまさにそうですよね。
コンプライアンス違反一つで免許剥奪で潰れるみたいなことが起きかねないという危機感を持ってやっているわけなので、
当然重要ですが金融機関に限らず、実は信用を預かるビジネスがどんどん今スタートアップ増えていると思いますので、
非常に重要性が高いのかなと思っています。やっぱり経営者が意識が高くないと、
結局これ運用でカバーしなきゃいけない部分がすごくあるので、
経営者自身がそういう高いインテグリティを持っていかないと、そもそも運用、
お前コンプライアンス検証受けたのかって言っても社長が受けてないじゃないですかみたいな感じだと、
当然難しくなるので、やっぱりスケールする中でそういったことを社内に発信できるような、
そういう雰囲気を持っていらっしゃる方であるか、そもそもインテグリティが高い方かというところも我々見ていく必要があるということになりますよね。
エミリウッド、今コンプライアンスという話で法令遵守というような切り取り方、説明の仕方をしましたけど、
この内容って必ずしも法令遵守に限られる話ではなくて、
公義の倫理観だとか、フェアな内容に即してビジネスを運用しているのかといった、
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そういったものも概念も含む内容でして、
イメージ、それこそ日本だと京セラの稲森さんがおっしゃるような、
よく人間としての正しい生き方をベースにしてだとか、フィロソフィーといったようなことを稲森さんおっしゃいますけれども、
これに近い概念なのかなと。
それを京セラ流に表すとフィロソフィーという形になるのかなという気はします。
コンプライアンスとガバナンスの違いというところで言うと、
確かに京セラフィロソフィーというのはおそらくコンプライアンスの話ではあるなと思う一方で、
ステークホルダーに即した会社の統治運営というような観点から言うと必ずしもイコールではないから、
こういった切り分けが私の中では分かりやすいなという気はしますね。
おっしゃる通りですよね。
そういう意味では私、この前ペンタグラムの中で社会性という話を3人でしたと思うんですけれども、
この部分にも関連してくるかなと思ってまして、
やっぱりコンプライアンスって逆の方でいくとギリギリを攻めすぎるということなんですよね。
これぐらいは大丈夫じゃない、ルールに違反はしてないし、
グレーかもしれないけど大丈夫じゃないっていうやつって結構出てくると思うんですよね。
昔それこそインサイダーの規制とかも大丈夫ってルールでは縛ってなかったからやっててやっぱりダメじゃないかっていうルール自体が変わってくるものなので、
そういう意味ではやっぱり何かおかしなことをやっている、誰かを騙している、搾取をしているという状態ですね。
それは従業員から搾取すると労基法に抵触していないかって話になりますし、
競争法に違反していると何かやりすぎなんじゃないかとか、情報管理おかしいんじゃないかとかいろんな観点ありますけれども、
やっぱりギリギリを攻めすぎるとやっぱり社会性って損なわれる可能性が高いですよね。
凶暴に恨まれたり、ユーザーからクレームが来たり、社員に恨まれたりということが起きてきますので、
やっぱり本来あるべき姿っていうのをディスプレイを持ってインテグリティ高く経営できているかっていうのは長期的な社会性につながる部分かなと思ってますので、
ここもですね、単にテクニカルに上場するという観点だけではなくて、やっぱり長期的なバリューという観点で、
普通に価値に跳ね返ってくるんじゃないかなという視点で我々捉えているのかなと思ってます。
長期的に跳ね返ってくるっていう意味では、まさに上場プロセスの絵では、
この内部統制というコンプライアンスの中でも非常に重要な、自分たちの業務の中できちんとこういったものが組み込まれていて、
組織内できちんと遂行されているかどうかというのを、この内部統制の観点で確かめられるわけなんですけども、
ここがある意味、形式的に満たしているか否かっていうところだけじゃなくて、それ自体も実際重要なポイントでもあるんですが、
プラスアルファーとして実際の運用として、もしくはカルチャーとして、あるいはさっき言ったようなフィロソフィーとして、
組織内に浸透しているかどうかっていうのは非常に重要なポイントですよね。
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見た目上は守られているんだけど、みんな実はたいして重視していないとか、実は思いっきりハックしようとしているとか、
そういうような感じだと、その実、形式論的にはOKかもしれないけど、実体論的にはどうかというような懸念がつくということはあり得ますよね。
コンプライアンスというのは、着手上記な法律だとかに限らず倫理的なものも含んだ概念だといったお話をしましたけれども、
この倫理だというのか、そういった企業としての行動規範のスタンダードって、実は時期によって変化していくんだということを気をつけなきゃいけないと思うんですよね。
この時期によって変化するということの意味って、スタートアップにとっては二通りの意味があって、
一つはスタートアップの初期の段階であれば、多少無茶していてもそんなに文句を言われなかったことというのが、
やっぱり組織が大きくなってきて、社会の後期になっていくにしたがって、昔通りのやり方ではうまくいかない。
ものすごくわかりやすく言うと、本当に共同創業者、あるいは創業メンバーに近い人たちだけでやっていた段階であれば、
そもそも残業という概念もないかもしれないし、みんなずっと働いたりしますよね、週末も何も関係なく。
それは共同創業者であれば許されることですし、変な話しにくいんだって、この3人であればそういったことってあるし許されるのだとかもしれませんけれども、
それがやっぱり他のいわゆる一般の社員の方々も増えてきて、会社として大きくなっていこうと思ったら、そういうわけにはいかない。
それが経営者の方にとっては、場合によっては、前は許されていたのに何でこんなことを言わないといけないのか、
我々スタートアップなんだから成長が大事なんだし、そんな足を引っ張るようなことを言うなっていうような、
そういった感覚に結びついてしまうところはあるのかもしれないけれども、そこはちょっと考え方発想を切り替えていかなければいけません。
これが一つですね。
もう一つは会社に限らず、世の中全般の価値観のスタンダードって時代を越えて変わっていくなというところもあって、
ものすごくわかりやすいところで言うと、やっぱりダイバーシティの話なんかありますよね。
一昔、一昔というか二昔、三昔かわからないですけど、昔であれば男性は総合職で、女性はいわゆる総合職の仕事がつけられるのが当たり前だとされていましたけれども、
ただ今、例えば新卒採用の時点でそういった説明の仕方をすると、それはものすごい非難が集まってしまうのは当たり前だし、昔の基準であればそうだ。
あるいは、これも当たり前の話ですけれども、昔は許されていたような言動が今の時代であれば、それはもうハラスメントですよ、パワハラですよ、あるいはセクハラですよっていったような捉えられ方をしてしまう。
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これはやっぱり時代の変化として、過去を訴求して責める話ではないのかもしれないけれども、そういったように世の中の価値観そのものも変わってきてるんだから、ちゃんとキャッチアップをしていかなければいけ
ないっていう普段の努力が必要だと思うんですよね。
その点で僕は非常に感銘を受けるのは、やっぱり日本電さんの長森さんで、あんなド根性企業というか、長森さんご自身はお正月の半日しか休まないというような猛烈な会社だったわけですけれども、そんな日本電さん
ですらそういったワークライフバランスを掲げて変わっていこうと。
それを先陣を切って長森さんご自身が変えていくんだっていうふうに、もう対外的にも発信していらっしゃるというのは、これはものすごい強点同値に近い変化だなと思ってまして、ある種それは僕は抗議の意味でのコ
ンプライアンス意識の表れなんじゃないかなというふうに捉えています。
最後までお聞きいただきありがとうございました。こちらでお話した内容は何らかの投資行動を取ることを勧誘するものではありません。いかなる意味においても特定の床証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するもの
ではないことをご理解ください。
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