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スタートアップの非連続な成長可能性について
2020-07-26 08:35

スタートアップの非連続な成長可能性について

「スタートアップ実践放談 シニフィ談」
この番組ではスタートアップや上場企業の経営にまつわる、やや玄人好みのテーマについて、シニフィアンの小林、村上、朝倉の3名が解説、考えをお届けします。

シニフィアンはレイターステージ・スタートアップを対象としたグロースキャピタル『THE FUND』の運営などの産業金融事業、上場企業・未上場スタートアップに対する経営アドバイザリー事業、上場株式投資事業などを行っている会社です。  
なお、こちらでお話しする内容は、何らかの投資行動をとることを勧誘するものではなく、いかなる意味においても特定の有価証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではありません。

お話しした内容は加筆修正を加えて、随時以下のホームページにも掲載しています。

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スタートアップ実践砲弾、シニフィ弾。 こちらの番組では、スタートアップや上場企業の経営にまつわる、少しクロート好みなテーマについて、
グロースキャピタルを運営するシニフィアンの小林、村上、そして私、Asakuraの3名が、解説、考えをお届けします。
はい、こんにちは。シニフィアンのAsakuraです。 シニフィアンの小林です。 こんにちは。シニフィアンの村上です。
グロースキャピタルの視点ということで、レートステージのスタートアップをどのように、グロースキャピタルを運営している、
特に私たちシニフィアンは、評価しているのか、見ているのかといったお話をしていますが、今回はですね、
事業の本質的な価値というものを、ブレイクダウンした際の一要素であるですね、 非連続な成長可能性についてお話をしたいと思います。
非連続な成長可能性、英語で言うとインフリクションポイントになるのかな? まあこれだけ聞いてもよくわかんないなということだと思うんですけども、これ具体的にはどういうことなのか考えてみましょう。
先ほどまさに前回その既存事業の成長ポテンシャルということで、その既存事業の方っての要は、どれだけ今やっている実績のある事業でどこまで伸びるかっていう話ですけども、
まさにこの非連続っていうところで言ってるのは、まさにそれとは別の形での大きな成長ポテンシャルというオプションがどれぐらいあるかということですね。
それは例えば新規事業という形のこともありますし、大きく市場を変えて、例えば海外市場のようなところに展開するということかもしれないし、
いろいろなパターンは会社によってあると思うんですけども、まさにこの今形にはそこまでになってないかもしれないけども、
その大きなポテンシャルがあり得る、そういうアイテムをどれぐらい持っているかというところを見るということですね。
そうですね。まさに言い方を変えると、ビジネスとしてはまだ成立していない、だから全く織り込めないポテンシャルなんだけど、
多分我々がもし注目するとすると、アセットですね。多分シードアーリーの会社って、アセットって多分経営者、創業者1人だと思うので、その人の情熱がアセットだと思うんですけど、
流石にレイトステージまで来ると顧客もいるし、技術基盤もあるし、営業網もあるし、いろんなアセットが溜まっているわけですよね。データかもしれないですし。
そういったアセットが現状既存ビジネスで、もちろん活かされてはいるんですけども、他のアセットの活かし方で何か新しい非連続な可能性があるのかどうかってことなんで、
どちらかというと溜まっているアセットに注目をするんだと思います。代表的なものが従業員の経営者の能力とかデータ、顧客基盤、こういったものだと思います。
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海外に行く場合はプロダクトのノウハウそのものかもしれないですけども、こういったアセット自体が本当に他のマーケットもしくは他のビジネスを取り入れるだけのアセットなのか、価値のあるアセットなのかということ
がポイントで、
一番悪いケースは既存事業ではいいんだけど、溜まっているアセット自体はむちゃくちゃクオリティが低くて、このビジネスが幸してしまった時にもう打つ手なしっていうのが一番アセットが溜まっていないケースだと思
うんですけども、我々が一番評価したいなと思うのは、実はまだリアライズしていない、実現されていないこのアセットの価値、アセットって非常に抗議に捉えたいと思ってるんですけども、ここを見極めたいなと思って
います。
そうですね、そういう意味で言うと大きな成長可能性、跳ねる可能性って、むしろシードアーリーの方が多いと思うんですよ。
レートステージの会社ってなってくると、ある程度勝ちパターンみたいなものが見えてきている、プロダクトがある程度固まり、ユニットエコノミクスも成立されており、これをいかにスケールさせるかという話なので、ど
ちらかというとより先が見通しやすくなっている状況ではあります。
その見通しやすくなった状況っていうのが前々回お話したような既存事業の持続的な成長可能性という部分ですよね。
それにプラスアルファして、今までやってきた延長線上とはまた少し違ったような仕掛けというものを今ある、それこそアセット、それがよりタンジブルな目に見えるアセットなのか、それとも無形の試算なのかわからない
ですけれども、
そういったものを生かして、より大きな成長を描く可能性があるのかどうなのかというポイントがこの点ですよね。
なので、必ずしも非連続な成長可能性がないとグロースキャピタルとして投資できませんという話ではないと思います。
例えばの話、既存事業でも12分過ぎるぐらい大きな成長余地が描けていて、
特に今、かといってそれと外れた成長可能性って今のところそんなに仮説はないですね、言われたとしても、じゃあそれであるがいい、ノックアウトという話では決してないと思います。
ただ一方で、もしもそういったひょっとしたらこれ爆発するかもしれないと思えるようなものを見出すことができれば、より興奮するというか、エキサイトメントを感じるということですね。
そういう意味では、ある種の会社のロバストネスというか、将来に対する図太さというか、サバイバビリティというか、そういうのにもつながるのかなと思っているんですね。
というのは、ある一つのシナリオでが、それがうまくいけばもうめっちゃ成功しますっていうのは、当然どのスタートアップも描くんでしょうけども、
もしそうじゃなかった時にどうなるんだろうかという時に二の矢三の矢が全くないっていうんだと、かなり路頭に舞う確率が高くなってしまう。
逆にこの複数の成長シナリオを同時並行的に走らせられていることであって、このいろんなシナリオに対しての耐性が強いというふうにも言えるのかな。
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実際そういうパターンでないと絶対に成長できないということではないんですけども、日本の大きくなったスタートアップ、例えば楽天であれば、
Eコマンスの経済圏を高めるとともに、それと並行して金融事業という大きな非連続事業を成長させているわけですね。
それによってアワゾンが攻めてきたけれども、それに対して独自の経済圏を作り上げていたということで、競争ポジションを確保したというようなところがありますし、
M3にしてもMR君という既存事業がある中で、それどこまで伸びるのかみたいなことはずっと議論された中で、
知見ビジネスだったり、海外中国だったりというところの新しい成長オプションというものをしっかり取り込んで形にしていったという部分で、より大きな評価につながったというようなところがあるので、
そういう意味では複数のシナリオを持つというのは、あのクラスになっても、もしくはあのクラスになったからこそより重要になっているというふうにも感じますね。
そういう意味では一点ちょっと補足しておかなきゃいけないなと思ったのが、アセットが溜まっていないのに、ただ闇雲に複数の事業を展開して、だから成長ポテンシャルが複数ありますよねっていうのは、
個人的には違う、もしくは相当気をつけなきゃいけないと思っていて、ポイントはやっぱり溜まっているアセットに価値があるかどうかなんですよね。
アセットが溜まりきってない、1個1個がまだシードアーリーのフェーズの事業が5個並んでても、正直これって我々が言うところの非連続な成長可能性とは全く違っていて、
あくまでもさっきの小林さんの例だと、楽天がECのプラットフォームでもう勝ってるよねっていう状態があってこその金融事業でありっていうことだと思っているので、
そういう意味ではレイトの事業においてはまずもっと新規を複数立ち上げているということよりも、既存の事業のアセットに価値がちゃんとあるのかと、
こっちをより重視するのかな、その上でさらにもう既に新規のポテンシャルがあればなお良しではありますけども、
アセットがなくてポテンシャルがいっぱい種まいてるだけっていうのはまたちょっと違うのかなっていうのはちょっと補足しておきたいなと思いました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
こちらでお話した内容は何らかの投資行動を取ることを勧誘するものではありません。
いかなる意味においても特定の床証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではないことをご理解ください。
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