大企業との競争において、スタートアップが「持たざるもの」であることをどう強みに変えていけるのか。組織の肥大化や意思決定の重たさを避け、機動力を活かした戦い方について考えます。既存事業やしがらみに縛られる大企業の特性と、それを突くスタートアップの戦略についても探っていきます。
トピック
・ 大企業とスタートアップの基本的な力関係
・ 大企業が「持つがゆえの弱点」
・ 既存事業や組織のしがらみによる制約
・ スタートアップの強みとしての機動力
・ 組織肥大化の危険性
・ 意思決定プロセスの重要性
・ 環境変化への適応能力
・ DX推進における組織規模の影響
・ スマートな組織作りの重要性
キーワード
持たざるもの, スタートアップ戦略, 機動力, 組織IQ, 意思決定プロセス, しがらみ, 組織化, 固定費, 採用戦略, 環境変化, PMF, 組織の感性, DX, スモールサイズ, 競争優位性, 大企業との競争, 組織文化, 意思決定スピード, 経路依存, 既存事業
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This is 令和スタートアップ。この番組では、猫大好き森厚子と、馬大好きYusuke Asakuraが、スタートアップにまつわる話題について、ゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、一人がスタートアップにまつわるトピックについて、ゆるふわっとお話をしております。
はい、今日も一人で、朝倉がぶつぶつお話をしています。 今日もまた、少し関連的な話、僕が関連的じゃない話をしたことがあるのか、ということなんですが、
そういう話をしようと思うんですけど、何かと言うと、持たざる者の戦い方というお話にして、
持たざる者、端的に申し上げれば、大企業に対するスタートアップですね。
どうやって戦っていくかというところの、一つの要素についての話をしたいと思います。
常識的にというか、普通に考えてみると、大企業とスタートアップが何か、市場で競争するようなことがあれば、
大企業の方が圧倒的に言うんですよね。 もしくは、直接競争していないにしても、
大企業とスタートアップ、外形的に見ると、どっちがより有利な立場か。
これは物量を考えれば、どう考えても大企業の方が強いでしょう、皆さん思われると思います。
実際そうですよね。スタートアップが必死になって資金調達をしている方々、大企業は、
潤沢なキャッシュを持っているわけですし、また人材にしたって優れた人、非常に多いですよ。
あとやっぱり知財ですね。歴史あって、いろんな研究開発、技術開発をしてきた会社っていうのは、
生かすべき知財が溜まっている。 こういった背景を考えると、スタートアップが大企業に
逆立ちしたって勝ちようがないじゃないかという、
そういうふうに、外形的には見えますよね。
なんですけれども、スタートアップがある種、同じような競争環境でも時として大企業に勝ってしまう。
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基本は大企業は手を付けないようなニッチで一気に攻め上がろうぜっていうのが、
浄土ではあるんでしょうけれども、だけど仮に同じマーケットにおいて真正面からぶつかったとしても、
規模の小さい、もたざるものであるスタートアップが大企業に勝ってしまうことがある。
完全に数的優位を取っている大企業を凌駕することがある。
これが何なのかという話です。
この点ですね、やっぱり僕が思うのは、もたざるものであるスタートアップに対して、
持つものといえばいいんでしょうか。
余りあるものを持っている大企業が、持っているが故にできないことっていうのがたくさんあるわけですね。
端的に申し上げると、例えばイノベーションのJMの例に代表されるように、
今ある既存の何か、それは売り上げなのかもしれないし、あるいはブランドの既存というのもありますよね。
そういったものを傷つけてしまう可能性がある。
そういった施策に対しては、守るべきものがあるから及び越しになってしまう。
そういうことがあるわけですよね。
であるがゆえに積極化感に新しい事業を始めることができない。
これはよくある話だろうかなと思います。
あと、しがらみですね。
どう考えても経済合理的ではないような小取引だとか、何らかの施策っていうのをやめられない。
これはなぜかというと経路依存でそういった施策を取っている背景、歴史というものがあって、
その歴史があるがゆえに、それを合理的ではないなという状況だったとしてもやめることができない。
あとしがらみですよね。
しがらみ、あるいは組織の感性というふうに、
感性って物理学の感性の法則の感性ですけど、
組織の感性というふうに申し上げてもよいかと思います。
要は組織ってね、今までやってきたことをずっと延長線上で続けてしまおうという嘘っした傾向がある。
これはなぜかというと、やはりものすごくストレートには、
そういった特定の業務、施策に取り組んでいる人、
そのオペレーションに深く組み込まれてしまっている人たちっていうのは、
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今までやってきたことから漏れ出すようなことっていうのは、
したくない。
めんどくさいし。
そんな新しいことやっても上手くいかないよと。
今までこれやってきたんだからいいじゃないかと。
誰だってね、新しいことやるのは、
おっくうだし、めんどうだし、
怖いもんですよね。
そういうことをしたくない。
そういった感情面、情緒面の問題もあるでしょうし、
またオペレーション確立というふうに申し上げましたけども、
今までやってきたことの中にですね、
いろんな人を巻き込んでしまって、
説得してそういった施策を今やっているといった現実があるわけで。
それをですね、やっぱやめたと。
今更変えるっていうのはね、
あの時あなたたちは何だけ頭下げて頼んできたんでしょうと、
それを今更ちょっと状況変わったから変えるんですかみたいな。
よくありそうな話ですよね。
あと加えて、やっぱり人事面の話っていうのもありますよね。
ものすごくわかりやすく言うと、
これどう考えても今の会社が取り組む合理性ないんだよなぁみたいな。
まあそういった施策事業を司っている事業部門。
この人たち一体どうするのみたいな話があるわけですよ。
当然大反発受けたいなとか、
ストップって言ってもね、
じゃあ私たち一体どうなるんですかみたいな話になるじゃないですか。
じゃあこれトップが意思決定くだそうにも、
そこのそういう、
もはや組織にフィットしてなくなってしまった部門の部門長は、
もともと自分の同期で、
家族ぐるみの付き合いがあった人みたいな。
まあそういった状況だったりすると、
その情緒的にね、なかなかもうノーですって言えないですよね。
これが、
持つものの憂鬱と言いますか、
弱点、アキレス権でもあります。
で、
それに対してね、
持たざる者っていうのは、
こういったしがらみがないわけですよ。
お金もないし、
人だってね、優秀な人のどから手が出るほど欲しいですよ。
だけどなかなか獲得できない。
時代だってそんなもんないですよ。
たまってないんだから。
歴史ないんだから。
ない。
だけれども、
そういった会社がですね、
たまにジャイアントキングをすることがある。
どうやってやるのかというと、
これはもう機動力をもってにしか、
他なりませんよね。
兵は機動にありと言いますけれど、
相手がモタモタしている間に、
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フットワーク軽く、
機動力を持って、
特定の策を実現する、
ということ。
なのでね、もともとない人たち、持たざる人たちって、
ブランドも何もないから既存しようがないし、
別に、
組織も何もないんだから、
その組織を廃しますとか、
そういったことも、
考える必要がない。
その反面、
大きな組織というのは、
金もあるし、人材もいるし、資材もある。
なんだけど、
それらを、
使いこなせていないんだったら、
持ってる意味ないじゃないですか。
宝の持ち草じゃないですか。
駅滅ですよね。
なので、
スタートアップっていうのは、
基本的に機動力を活かして、
勝つしかない。
兵は、
コーチよりも節則をたっ飛ぶとも言いますけれども、
たとえスタートアップなかろうとも、
スピード感を持って、
何か事業に取り組めないのであれば、
スタートアップとして、
そもそもの利点を、
自ら損ねていることになります。
この点に関して、
思うことなんですけれども、
スタートアップの方々って、
ともすれば、
どんどんどんどん、
固定費を重く持つ方向に、
流れやすいなというふうに、
思うわけです。
最大のものはオフィスなのか、
そうですよね。
大きいオフィスを構えたいな、
そういったところに、
流れやすい。
あとやっぱり人件費ですよね。
業務上の必要が多したから、
人をどんどんどんどん、
取るようになっていく。
これ、
わかるんですよ。
そういう必要というのは、
やっぱりどうしても出てきます。
とはいえ。
ですので、一定組織化をしていくということは、
大事なことではありますけれども、
もう、
軽い気持ちで、
どんどんどんどん人を取ったりだとか、
あるいは、
組織化をして、
組織を作っていくことがあったかも、
目的のような、
そういった思考に囚われてしまっている人って、
たまにいるよなというふうに、
思うんですよ。
アフリカのことわざでしたっけ?
早く行きたければ、
少人数で行け。
遠くに行きたければ、
大人数で行けというふうな、
そういうことわざ、
あったと思います。
これで確かに最もだなというふうに思いますし、
確かに、
組織化しているがゆえに、
大きな事業を成し遂げられること、
これはあるだろうなというふうに
思うんだけれども、
果たして自分たちの身の丈で、
スタートアップとしての利点を
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生かす上において、
そういった組織化が、
今の自分たちに本当に向いているのが
適しているのか。
ここはね、一度冷静に立ち止まって
考えていただきたいんですよね。
その上でも、あえて数的優位を
取りに行くんだという、
そういう選択というのもあると思うんです。
選択というのもあります。
ですので、それは考えた上で、
分かった上で、確信犯としてやるのであれば、
結構なんですけれども、
そうでないのであれば、
少し立ち止まって、
頭を冷やす必要があるんじゃないかなと。
つまり、それだけ組織化するということは、
トレードオフが
発生するということですね。
さっき言ったかもしれませんけど、
やっぱり平和、
法治よりも節則を
たっ飛ぶということです。
これね、どういったところに
つながってくるのかという
話なんですけれども、
放っておくと、
仕事で必要だからというと、
どんどんどんどん
人を採用して、組織が水ぶくれ
していく。
その過程において、どうしても
採用する人の
クオリティというものを、ある種目線を下げて
目をつぶって、
獲得して
いかなければいけない。
結果、
どうしても
組織の意識が下がったりだとか、
ケーパビリティが下がったりだとか、
あと単純に、どれだけ優秀な
人たちが集まっていたとしても、
集まれば集まるだけ、
意思決定のプロセスというのは重たく
なりますからね。
そしてそういった意思決定のプロセスを
重たくすることが仕事だと思っているような人たちが
紛れ込んでしまう。
これはやっぱり
スタートアップとして避けたいことなのかな
というふうに思います。
またスタートアップがすっこんでいく
世界って、基本的には
環境変化が激しい世界ですよね。
なおかつ、自分たちの取り組み
というのも、仮説ベースで
取り組んでいるものであるわけで、
その仮説って本当に合っているわけが
どうかなってわからないわけだから、
ポロッと変わるわけじゃないですか。
もうね、今まで何回
我々のプロダクトPMF
しましたっていう、
やっぱりしてませんでしたっていうのを、
1年後、2年後に聞くっていう、
これを繰り返してきたことか。
何度も聞いている。
PMFって言葉はね、
なんだろうなぁ、
マーケットフィットって完成した感じ、
完成形に感じてしまうから、
PMFって言葉はもう使わない方が
いいんじゃないかなっていうふうに
思ってますけれども、
完成しました、これが勝利の方程式です
っていう風に言われながら、
全然勝ってませんでしたみたいな。
だいたいみんなこれですよね。
そういう不断の出力の繰り返しなんですけど、
そうなった時に、
冗長化した、
ダブついた人材をどうやって
吸収するんですかと。
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別に、
何もしなくていいですと言えるんだったらいいけれども、
そんなわけにもいかないし、
そこに対応するだけでも
遠来コストかかるわけですよ。
コストっていうのは、
直接的にお金のケースもあると思いますし、
時間もありますし、
あと精神的な疲弊です。
何やってんだと。
勝ち負り方こういうのに対応しながら
内向きな仕事してるじゃないか。
これって、
大組織、
大企業のダメなパターンですからね。
スタートアップは、
そういう大組織が、
どんくさいがゆえに、
どんくさいっていうのはもう
仕方ないわけですよ。
構造上そうなってしまうわけだから。
必要なわけで。
そういったところの空撃をついて、
自分たちの
事業を伸ばしていこうとする
人たち。
持たざる者であるがゆえの、
強みってものを生かさないことには
どうしようもないと思うわけですね。
ですので、
そういった持たざる者の強みを
みすみす自ら捨てるような
ことっていうのは、
極力
下げた方がいいんじゃないのというのが、
私の
おすすめです。
結局ね、
大企業で
DX等々がなかなか進まないのを、
要はそれだけ、
余剰な人を抱え込んじゃってるから。
DX進んだら
本当に仕事なくなっちゃうじゃんみたいな。
ある種、消化試合的にね、
仕事を保つために
進めないとか。
あるいはね、
さっさと導入しちゃえばいいのに、
比較検討がどうぞとか言ってね。
だらだらだらだら
プロセスを稼ぐことが仕事だと思っている
人たちがたくさんいるわけです。
こういう、
なんだろうな、個々としては本来
ものすごく
素質も才能のある人たちのはずなのに、
組織になった瞬間、
組織IQが低くなってしまう、
そういう
大企業に打ち勝つのが、
スタートアップの
強みじゃないですか。
だからこそ、
自分たちも
そんなことにならないよ。
これ別にね、
数万人単位とかそういう
組織の話をしてるんじゃなくて、
100人とかでもね、全然
頓長になりますからね。
100人、200人でも全然
頓長になります。
そしてものすごい感性の
法則が働きます。
私は散々、
この組織の感性の法則と
戦ってきたという
自負はありますので、
あまりそういう
苦労は
してほしくないなと、
無駄な苦労の、
そして誰も悪意はないしね、
大事に。
そんな苦労はあまり繰り返して
ほしくないなという風に思う。
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そんなところでしょうか。
なので、
基本的には
僕はスタートアップはステイスモールで。
スモールであるためかゆえに、
クライアントに向けてね、
DXを展開する、
売っている会社なのであれば、
自分たちこそがめちゃめちゃ
DX化しまくって、
それも内製化したプロダクトだとか、
そういったことではなくて、
外部で便利なものを作っている
他の人たちいっぱいいるわけじゃないですか。
スタートアップの人たちが。
もちろんもちろんですから、
そういったものをどんどん活用して、
少しでも
人数が足りないところを
補っていただければなと。
それがね、結局新しい働き方になっていくと思うんですよね。
そういう
組織IQの高い、
組織スマートな集団を
小さい組織で、集団で
作っていくのが
いいんじゃないかなと思います。
数的診療を、
数の診療を
防いでくださいという話ですね。
はい。
ということで、今日はここまでです。
おしまい。
ありがとうございました。
19:05
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