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金利なき国のスタートアップ論:日本独自の成長モデルを考える
2024-11-08 11:18

金利なき国のスタートアップ論:日本独自の成長モデルを考える

スタートアップの定義や評価基準について、日本とアメリカの経済環境の違いから再考察します。特に低金利・定常経済下における日本のスタートアップのあり方、成長期待値、資本コストの違いに着目し、シリコンバレーモデルをそのまま適用することの是非について考えていきます。

トピック

・ スタートアップの定義を巡る議論

・ シリコンバレーモデルと日本の現実

・ 日米の金利環境の違いと資本コスト

・ VCに期待されるリターンの妥当性

・ 定常経済下でのスタートアップの評価基準

・ スモールIPOの再評価

・ 日本市場特有の課題

・ 経済成長と構造改革の必要性

キーワード

定常経済, 資本コスト, シリコンバレーモデル, リスクフリーレート, スモールIPO, 金利環境, VC投資, スケール, 経済成長, 構造改革, スタートアップ定義, Paul Graham, アセットオーナー, LP投資家, デジタル化, 規制緩和, 人口減少, マクロ経済


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This is 令和スタートアップ。この番組では猫大好き森厚子と馬大好きYusuke Asakuraがスタートアップにまつわる話題についてゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、一人がスタートアップにまつわるトピックについてゆるふわっとお話をしております。
今日も一人でぶつくさお話をしています。 今日はねー
まあ少しマニアックな話題かもしれませんが、 ただ
スタートアップというものに対する固定観念、 内緒はシリコンバレーをモデルにして
イメージされている スタートアップとはという
考え方だとか。 まあそれを引いてはVCとは、みたいな。
そういう理論、モデル、理想像というものについて、 少し考えてみるテーマとして、頭の体操として考えるテーマとして悪くないんじゃないかなというふうに思うわけですけれども、
何について話したいかというとですね、 低成長化におけるスタートアップのあり方。
低成長経済化におけるスタートアップ、 VCの姿について。
なんじゃらほいという話なんですが、 こういう話をしたいというふうに思います。
まずもってスタートアップとは何かという話なんですけど、 基本的に
なんか定義がないんですよね。 これ恐らくどこもないんじゃないかな、スタートアップの定義って。
いろんな人がいろんなことを言います。 ポールグラハムだっけ、とにかく急成長なんだと、成長スピードが全てだというふうに言います。
まあこれも確かにね、スタートアップの一側面を言い得て当てていると思いますし、 まあまあそうなんだろうな、そうかもしれないなというふうに
思うわけですけれども、とにかくスピードだというふうに ポールグラハムが言いますよね。
これもまたスタートアップの一側面でしょう。 あとまあそういった急成長を目指す上で
アセットを持ってないことにはどうにもならないから。 だから持ってないアセットっていうのを外から調達していく。
これがエクイティーファイナンスであり、 平たく言えばVCからの資金調達である。
まあそういうことでもありますよね。 これはよくわかる話であります。
何がともあれ、我々が思うスタートアップの姿、あり方、理想像のモデルって何かっていうと、 全て
シリコンバレーのスタートアップの姿にあるわけですよね。 昔の西洋のいろんな
哲学だとかいろんなもののモデルっていうのが ギリシアに由来するのと同様に。
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おそらく世界中のスタートアップっていうのは、 シリコンバレーを理想像、モデルとしながら
活動をしていることでしょう。 ひょっとしたら中国は違うのかもしれない。
なんだけれども、ここでね一つ考えなければいけないことは何かというと、 アメリカと日本で違うよねという話です。
僕たちはあくまで、これ聞いてらっしゃる方は基本的には日本にお住まいの方、 日本にゆかりのある方だろうと思いますけれども、
日本で生活をしていて、日本で活動していく中で、 日本とアメリカって違うじゃんっていう。
こういう身も蓋もない話。こういうことを言うとね、よくね、いやいや、 そんな違うとか地域が関係ないとか、そんな言い訳だって話もあると思いますし、
これもまたわかるんだけどね。 なんだけど、厳然たる事実として、アメリカと日本って違うわけですよ。
何が違うか、その最大の特徴というのは、 やっぱりなんかね、経済成長しているかどうかだと思うんですよね。
経済成長ないしは、インフルエンザとか、もう分かりやすく言うと、 近隣の世界の話です。もうそういう個別具体的な話です。
で、アメリカみたいに、ちょっとまた利下げ等々かかってますけども、 近隣のある世界と日本みたいな近隣無き世界、
ひょっとしたら下手したマイナス近隣の世界って言って、 そこで
求められる、期待されるスタートアップへの 成長度合い。
ないし、これ裏を返せばスタートアップが追うべき 資本コストというもの。
加えて、これ裏返すとVCが追う資本コストって、 冷静に考えると本来、
日本とアメリカで違うんじゃないの?と思うわけですよ。
単にね、ほとんど教科書的な話なんですけど、
そもそもリスクフリーレートが違うわけじゃないですか。 日本とアメリカで。
なんだけど、
日本でスタートアップの姿を語るときに、 本来リスクフリーレートが全然違って、
資本コストがめっちゃ高いはずのアメリカと 同じ成長曲線を描かなければいけないっていう。
そういった前提のもと語られている。 実際そうはなってないから、みんな口では言いつつも、
まあ、とはいえシリコンバレーみたいにはならんよね、 っていうふうに思ってるのかも知らんけど、腹の中で。
まあ、だけど基本的なに、
スタートアップのモデルって、 みんなシリコンバレーをベースに考えるわけじゃないですか。
僕も考えてるんですけどね。
で、 これってなんかよくよく考えてみるとおかしくない?って話ですよね。
だって、 資本コスト違うんだったら、
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本来VCが叩き出さなければいけないリターンって、 アメリカと一緒のはずがない。
そして、スタートアップも同様で、 資本コスト違うんだから、
本来クリアしなければいけない成長の ハードルレートって、
全然シリコンバレーと違うよね、みたいな。
なんで、よくあるね、 場外大ホームランをスタートアップは歌わない、
歌なければいけないっていう議論。 基本的に僕は別にそれ全く否定しないし、
そういうスタートアップに投資したいと思ってます。 そういうスタートアップ企業家の方と働きたいと思ってます。
なんだけれども、これをアメリカと日本で全く同じものとして扱って考えるって、 本来おかしくね?っていうことなんですよ。
だから、こういう
金利なき世界においては、 スモールIPOっていうふうに
揶揄される
スタートアップとか、 あるいは投資負担小っちゃいなぁ、
スケールしねぇなぁって呼ばれる スタートアップであったとしても、
この金融環境下にあってはですね、
十分その役割を果たしてるんじゃないかっていう。 なんかそうも言えるんじゃないかなって気がするんですね。
じゃあ果たして、そんなマーケットに 張りたい投資家がいるのか?
これはそんな環境下で働く、 そもそもスタートアップをやる企業家の人たちが、
そんなマーケット環境下で起業したいのか? って話もあるし、
そんなマーケットにVCが投資したいのか? って話もあるし、
またそんなマーケット間に投資するVCに、 アセットオーナーはLP収支したいのか?
っていう話もあるんだけど、 別になんか、それこそシリコンバレーのVCに投資しちゃいいじゃん、
みたいな話になっちゃいますから。 なんだけど、今の日本でプレイするっていうのは、
そういうことなんじゃないかなぁ、 っていう気もしておってですね。
これはどなたか、経済学詳しい方にですね、 ぜひ考えていただきたいんですけれども、
そもそも、VCに対してであれ、スタートアップに対してであれ、
シリコンバレーと同じパフォーマンスを期待する方が、
そもそも経済合理性に欠けたものの考え方であるという論が、
成り立つんじゃないか、
そんな気がしているという、 これほとんどザレ事です。
ザレ事でございます。 だけど日本で投資するってのはそういうことですよね。
まあその上で、 じゃあ、マクロはそういった中において、
ミクロのプレイヤーとして、 アニマルスピーツはどうありたいかというと、
それはね、シリコンバレーのVC張りに 板叩き出してやるぜという風な、
そういう気概で、またそういう思いを共にする スタートアップ企業家の方と、
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でっかいスケールする事業を作ろうねという、 そういう心持ちで活動していますけれども、
ただマクロに立ち戻ってみたとき、 そもそもそれって普通のことではないよねという、
事実関係は指差し確認してみても いいんじゃないかなという風に思いますし、
またIPOゴールっていうのは、 IPOゴールは良くないけれども、
なんだけどスモールエグジットっていうのを 揶揄するのはそもそも違うんじゃない?
十分リターン出してるんじゃない?それを。 そういうものの考え方もできるんじゃないかなという風に、
試行実験ですね、思ったりしています。 もしもそんなマーケットが良くない、嫌だっていうのであれば、
ミクロの行動としてはそんなマーケットで プレイしちゃいけませんということで、
これはちょっと暗い気持ちになってしまいますけど、 日本なんかで起業するんじゃない?
日本なんかに投資するんじゃない? ということだろうかと思いますし、
また、マクロの立場。
仮に自分が政治の立ち位置で何かできるかといえばですね、
結局のところ、金にある世界、 つまり経済成長する世界ですね。
を作っていくしかないんじゃないかな。 経済成長すると期待できる社会ですね。
どう作っていくか。 これに尽きるんじゃないかなと思います。
じゃあ、そのために何ができるのかというと、 前もこんな話したので繰り返しになってしまいますけど、
規制緩和であり、構造改革であり、 人口検証に対する対応であり、
デジタル化の促進であり、また投資の促進であるという、 もうね、ほとんどスタートアップ関係ない。
マジマクロの話。 なんだけど、
そういうふうにしていかないと、結局のところ、 企業家も投資家も集まってきませんぜと。
そんなところでスタートアップがどんどん 生まれてくるっていうことを期待する方が、
そもそも合理性に欠けた考え方なんじゃないですか、 というふうに、
私は思ったりする。 そんなところです。
はい、ということで今日はこんなところでおしまい。
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