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スタートアップ実践砲弾 シニフィ弾
こちらの番組では、スタートアップや上場企業の経営にまつわる、少しクロート好みなテーマについて、グロースキャピタルを運営するシニフィアンの小林、村上、そして私、朝倉の3名が、解説・考えをお届けします。
なお、こちらでお話しする内容は、何らかの投資行動を取ることを勧誘するものではなく、いかなる意味においても、特定の有価証券、金融商品の売買の申し込みを推奨するものではありません。
こんにちは、シニフィアンの朝倉です。
シニフィアンの小林です。
シニフィアンの村上です。
前回から、我々がグロースキャピタル、ザ・ファンドを運営するにおいて、主に見ている5つのポイント、経営チーム、事業の価値、上場企業候補生としての体制、投資条件、財務体質、5つあるわけですけれども、その中
の経営チームを深掘りしてみています。
今回はですね、経営チームの中でも、特にトップマネジメントの柔軟さという点について考えてみたいと思います。
柔軟さ、これそもそもなんでこういった点を設けたのかということなんですが、これなんででしたっけ?
そうですね。まず、我々が経営者を全く信用していないとか、信がなくていいということではなくて、やっぱりスタートアップが長期的に成長していく中では、100%こっちが正しいというようなケースで意思決定できる
ことって非常に少ないと思っているんですよね。
その中で、我々なら外部と意見交換をしていくという時に、あれ、もしかしたらこっちのアイディアの方がいいんじゃないかとか、ちょっと見落としちゃったからもう一回考え直す人がいいんじゃないかっていうような判断
をしてもらえることっていうのは、我々にとっても貴重ですし、
おそらく会社の成長においても変な見落としがない、もしくはより成長戦略を磨き込めるチャンスを得ることができるんじゃないかなというふうに思っています。なので、非常にこういった経営人の考えに対して外部の意見
を取り入れて柔軟にゼロベースでもう一度見直しができると、こういったことっていうのは経営者にとって重要じゃないかなという視点ですよね。
そういう意味では、我々レーターステージのグロースキャピタル投資というのをやっているわけですけれども、レーターステージに来たから、会社がもう全部見通せていて、何もかも思い通りに進んでいくということにな
っているかというと、決してそんなことはなくて、やっぱり変数は非常に数多く残っていて、中には想定していないようなことに対処しなきゃいけないというのも、やっぱり当然のことながら成長企業としてはあるわけです
から、
そこに対してどのように今までのちょっと思ってたことと違うんだけど、こういうところも対処しなきゃいけないとか、そういうようなフレキシビリティがあるかどうかっていうのは、やっぱり会社のこのより長期的に成
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長していくっていうところでは重要な要素であるんだろうなというふうに思いますね。
これは私たちシニフィアンが運営するザ・ファンドが、運営ポリシーとして単に投資しておしまいではなくて、経営者の方にエンゲージメントしていくといったことを掲げている点とも関わるのかなというふうには思
います。
要は、エンゲージメントしたものの全く議論ができない状態、話し合いができない状態だと困ってしまうなということですよね。
それこそ同様に上場企業で向けのエンゲージメントファンドを運営していらっしゃる三崎投資さん、私たちも個人的にもお付き合いさせていただいてますけど、三崎投資の中上さんのご助手の中に経営者を見る観点、会社
を見る観点としてHOPっていうのを彼は挙げていますよね。
HOPで具体的にはハングリー、オープン、パブリックというこの3つの要素を挙げていらっしゃいますけれども、この中の特にオープンの要素ですよね。別に何も外部の視点が常に正しいというわけでは決してないし、
何か外部の働きかけることを言うことに絶対何が何でも従いというわけでは全くないですけれども、
だけれども、外部のフィードバックを得てそこから何か学びを得ることができるか、建設的な議論がお互いにできる関係なのかといったことは非常に重要なのかなというふうに思いますし、これは我々のザ・ファンドの場
合であれば、どれだけ他の要素が優れた素晴らしい経営者の方であったとしても、
全く外部からのインプットはシャットアウトというような立場の方というのは私たちとしてはなかなか関わりづらいなというような、そういった観点で挙げているということでしょうね。
そうですね。逆説的にこれはちょっと違うなと思う例でいくと、非常に自己肯定的すぎるというか、多分その経営者って会社の成長を信じるがあまり、そのストーリーを社内外に向けて発信をすると、このストーリーが話し
続けることによってこれしかないんだと。
この成長ストーリーでやり切るんだという思いが強くなりすぎると、ついつい我々のような立場の外部の人と話すときに、自分が今打っている手、戦略、作戦こういったものが正しいに違いないという、ある種の魔法にかか
ってしまって、極めて外部の意見に対して否定的、自分の考えについて自己肯定的になりすぎると、これが柔軟性を阻害する要因だと思うんですけども、
こういったものが出すぎると、なかなかこうしてもあり得ると思うんだけども、全くゼロパーセントと言われてしまうとちょっとなという、そういうところでゼロイチでは多分ないと思うんですよね。
何か取り入れられる視点があるところを取り入れながら、見落としがないか、より良い方向に行きかけていけるか、こういった柔軟性があるかないかということを我々重視しているのかなと思います。
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経営者というのは、企業家ですかね。企業家というのは一般的にはブリッジというか、自分の考えるシナリオに対して強気な姿勢を持つということが多いですし、実際そうでないと新しいことは成し遂げられないと思う
ので、
そういう一種の強さとこの柔軟性というのは実はある意味で言うと、難しいバランスというか、なかなかこれを両立させる人が少ない上に我々もここを注意してみているということなのかなというふうに思いますね。
そうですね。そういう意味で言うと、あえて企業家の方であれば、そういった価値規な方であるというのは当然の大前提なので、あるからこそあえてここに2番目という結構優先順位の高い位置に置いているということ
ですね。
はい。