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This is 令和スタートアップ。この番組では、猫大好き森厚子と馬大好きYusuke Asakuraが、スタートアップにまつわる話題について、ゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、Asakura一人がスタートアップにまつわるトピックについて、ゆるふわっとお話をしております。
先日、東商が、東商グロース市場における今後の対応というレポートを発表していました。
これ、Xなんかでも話題になっていましたし、私も多少コメントしたりしましたけれども、ご覧になった方も多いんじゃないかなと思います。
主に東商が委員会を設立して、ここにですね、各未上場スタートアップの経営者だとか、スタートアップ出自の上場企業経営者、あと投資家、分支等々、各会員関係者を集めてですね、
グロース市場の在り方について、討議をした内容が取りまとめられていまして、こういった議論の結果を踏まえて、今後、グロース市場の在り方だとか、制度、整備がなされていく。
その1ステップなわけですけれど、大まかにまとめると、スモーラIPO多すぎてどうにもならんやろっていう、そういう話であったりだとか、あるいは上場してしまって、スモーラIPOしてしまった会社は、もうM&Aして合唱連行しないとどうにもなりませんよっていうのが、大胸のメッセージだと思っています。
一部これに反論するようなコメントないこともなかったんですけれども、これはもう基本的にこういった委員会って、何というか、持っていきたい方向性というものがありきで、それのアリバイ作りというか、ファクト作りのために行われるものでして、今後、東証グロース市場の上場基準等々が高くなっていくという、方向化に持っていきたいんだろうなということを意図を読み取っています。
これを踏まえて、じゃあ各クレイヤーがどう対応するかということは、各々考えなければいけませんし、僕は僕でこのレポートの内容に関して思うところはあります。
ありますというか、これもともと2017年からずっと僕を思って、それなりに発言し切ったことの延長線上でもあり、現状認識に関しては大いに賛同するところがありつつ、じゃあそこに対してどういう打ち手を取るべきなのかねっていう方法論についてはいろんな考え方があるんじゃないかなと思います。
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これはもう本当にこれだけでものすごいこってりした内容なので、どこかのタイミングで掘りを見てくれることができればいいんじゃないかなと思います。
今日はこの内容に関連したテーマではあるんですけれども、スタートアップの資本コストという話ですね。
2024年、年間を通じて私が強く感じたことはですね、東証プライムに上場しているような大企業、これがなんか本当に良くなったんだなっていう、そういう考えを思います。
大企業の経営が、まだまだすごくずさんなところはあるものの、ずさんなところはあるものっていうとすごく上から目線に聞こえるかもしれないけど、実際そうなんだから仕方ない。
とてもずさんでアマチュアだなと思うところがあった一方で、これが驚くべき勢いで変わってきたなと。
やっぱりPBR1倍割っていうものが明確に問題視され、東証がそこに対してかなり強烈なメッセージというものを放ってきた結果なんじゃないかなというふうに思うわけです。
こういったガバナンス改革に関して言うとですね、例えばROE8%の水準と目線感が出されたあたりが起点なんじゃないかなというふうに思うんですけど、そこからじわじわ日本企業って変わりつつあり、
PBR1倍割なんとかしろよっていうのが結構トドメに近い提言だった気がするんですよ。結果金利の話だとかアメリカの金利利上げに伴うスタートアップの株価定名等々と連動しているんだけれども、
日本のコストIPOスタートアップ以上に大企業の方がよっぽど改善進んでいるじゃないかという改善幅のデルタが大きいから、そっちにみんなの字幕が集まり、株価の水準の改善に向かっていったんじゃないかなと。
そんな気がするわけです。よくぞここまで変わったもんだなというふうに思いますね。
若干舐めてて、こんな変わらんでしょうと思ってたし、当初とかね、そんなに強烈なメッセージを送れないでしょうと思ってたんだけど、実際時代変わるもんだなというふうに思いました。見事だなというふうに思います。
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あと何かそれに伴っていろいろリーティラシーンも底上げされてきたんだろうなという気がしていて、アクティビストがちょうど先日も日経新聞なんかでフィーチャーされていてですね、本当にアクティビストの扱い方も変わりましたよね。
本当に何だろう、ちょっと前までですね、2016年ぐらいまではものすごい悪者扱いされてきていたし、もちろんアクティビストって言ってもピンからキリまでで、本当に筋の良いのもあれば悪いのもありましたけど、それこそね、私みたいにあらほうの人たちからすると思い出深いのが村上ファンド。
村上ファンドの存在って、本当に彼らって2000年代中頃、2005年とか2006年頃はパブリックエネミーでしたね。どう考えてもこれで無理筋のある配放されたりとか、いやーそれ無理だわみたいな。
あとライブドアもしっかりですよね。ライブドアが一体どういう悪事を働いたのかって、未だに説明ちゃんと理路整然とできる人って少ないと思うんですよ。
どの弁護士の方とお話をしていてもどうでしょう。通常のビジネスセンスのある弁護士の方であれば、ビジネスフォーム扱う方であれば、どう考えても無理筋な実刑判決でしたよね。
みなさんおっしゃるし、それであんな規模の会社が一つ増えたし、検察のメンツっていうのはだいぶ地に落ちたよなという、そういう感覚はあるわけです。
あとね、懐かしいのはスティールパートナーズかな。2007年だっけ、ブルドックソースですね。
懐かしいですね。そういうのも含めて、アクティビストだとかTOBだとか、その手の物っていうのは本当にけしからん。
日本社会の、日本企業社会の調和を乱す悪事であるというような、そういう情緒的な議論が中心になったところから、
いやいやいや、業績上げてない、ちゃんとまともな経営をできていない経営者がポンコツでアホなのであるっていう、
そういうすごく真っ当な議論というのができるようになってきたのが、2024年からなんじゃないかな、日本においてはという気がしておりですね。
これは本当に、日経とかのね、記事の取り扱い方もまだまだと思うところはあるものの、だいぶ変わってきたんじゃないかなというふうに思います。
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反動的にね、自己株害は悪事であるみたいなこと言ってるやからもおりますが、やからって言っちゃったけど、
まあまあ僕もこれはポンコツな議論だなというふうに思ったりするわけで、まだまだ揺り戻しもあるし道半ばではあるんだけれども、
本当に大企業の仕切りっていうのは改善はしましたよね。
ちょっと鷹をくぐっててこんなに良くなるはずないだろうって思ってたんです。
それがやればできるじゃないかっていうか、環境側からのね、締め付けがあるとやっぱりここまで状況って変わるもんだなと思う。
そんな2024年でした。
こういった大企業の何が変わったのか、根本的なところをまとめて言うとですね、
資本コストというものの意識が高まった。
これに尽きるんじゃないかなというふうに思うんですね。
資本コストについては、確かに2018年にファイナンス志向っていう本を書いてまして、
そこでも散々説明してるんですけど、
資本コストをロイク動いてなかったらそれは赤字企業と変わりませんよみたいな。
これは私だけに限らずいろんな方が発信されていたことであり、
そういった発信の結果、どうやら会社、たとえPLが黒字で貼ろうとも資本コストを動いてなかったらダメなんだっていう、
そういう意識が浸透しつつあるんじゃないかなというふうに思うんですけど。
おそらくこれは僕は一部は、ファイナンス志向という本も、
こういった認知が高まる上における一助になり得たんじゃないかなというふうには思っています。
本当に魅力ではありますけど、それぐらい変わってきたんですよね。
だって本当に5年ぐらい前とか、上々企業の経営者で資本コストって分かってない人たくさんいましたもん。
大丈夫?この人たちっていう。
全くそういうこと考えてない人たちが数多くいたわけですね。
それがようやく変わってきた。そんな2014年。
こういった大企業のリテラシーの変化、今までがダメすぎたから、
それが少し普通に近づくと一気に良くなるっていう。
要は、そこの悪い不良が猫を可愛がってると効果が上がるみたいな話で、
今までがひどすぎただけですよっていう類の話なんですけども、
さわさりとって大幅な進化が見られた2020年なんです。
それに対して、今僕一番こういった資本コストだとか、
なんだろうな、リテラシーがある種、低くなってるというか、
甘えかされてしまってるのが、むしろスタートアップなんじゃないかなと思うんですよね。
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ちょっとね、大企業の資本コスト意識が高まった分、
スタートアップの人たちのファイナンスにおけるリテラシー不足、
ファイナンスってのは何か資金調達するとかそういう話ではなくて、
資本効率だとかそういったものに対する意識の低さっていったものが、
結構ね、今は悪目立ちするような状態であり、
かえってまずい状態なんじゃないかなと。
僕はスタートアップの人たちって、そういう、
どちらかというと技術的な側面ではありますけれども、
技術的な側面だとか、そういったクイックな活動だとか、
あるいはファイナンスにおけるリテラシー等々っていったものが、
大企業の人たちと比べてより全う正常であるからこそ、
よりアグレッシブな意思決定を行うことができ、
停滞する大企業、あざわるかのように成長できる、
そんな悪たプレイヤーだというふうに思っていたし、
今でもそう思いたいんですけれども、
今この瞬間で見ると、
なんかともするとスタートアップのほうがやばいんじゃないのっていうふうに思うんですよね。
資本コストに対する意識っていうものの進化、進歩っていうものが、
なんか遅い。もちろんこれは会社によってまちまちですし、
もちろんそういった意識が高い人もいれば、
全然わかってない人もいるっていう、
そういった類の個別の話ではあるんだけれども、
なんかもうちょっと知識、リテラシーを底上げできないかなという、
そういう危機意識を抱くわけです。
今から10年ほど前になりますが、2010年、11年に発売された企業のファイナンス、
これ贈呈版も出てるし、あと企業のエクイティーファイナンスも出てますけど、
ここでこの本の登場により、ペムとパートナーズの伊豆沢さんの本ですね。
この本の登場によりスタートアップの、何と言いますか、
エクイティにおける、エクイティ資金調達における知識っていうものは、
ものすごくブラッシュアップされ、本当に格段にリテラシーが高まったと思います。
そもそも、今だと考えられませんけど、2010年頃って優先株って何?っていう、
そういう状態だったわけですからね。
その頃に比べると、覚醒の感があるわけなんですけれども、
ただ、テクニカルなところに走りすぎてしまうが故に、
基本的な資本コストを、リターンが上回らなければいけないっていう、
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そこに対する意識っていうのが、あまりにも乏しい、
意識の欠けたスタートアップ企業家経営者が多すぎるんじゃないかっていう危惧を、
私は覚えています。
どういったところにそれを感じるかというと、
いまだにバリエーションが高ければ高い方がいいんだみたいな、
そういった感覚。
バリエーションを高めるために、そういったバリエーションに対して、
あんまり厳しくない投資家から、
お金を集めればいいんですみたいな。
あるいは、ダウンランドって別に全然悪いことじゃなくていいから、
ガンガンやればいいじゃないみたいな。
そういう議論がまかり通ってしまっているところ。
これが致命的に悪いなと思っています。
もちろんスタートアップって、
基本的には先行投資をずっと続けるものだし、
将来的に大きな開発を得ればいいわけで、
DCFの感覚でいうと、足元はずっと赤字であれ、
赤字を掘り続けようと、
先々、10年後、20年後に大きな改造を取れればいいんです。
これはその通りで、
ロイクが資本コストを上回っている必要なんてないし、
むしろそれを上回せようとしたらダメだと思いますよ。
なんだけれども、やっぱりバリエーションって、
どっかのタイミングで調整がかかるわけですよね。
ずっとストラテジックな人とだけやり取りをして、
そういうバリエーションに甘い、
財務リターンを求めない人とだけ相手していても、
目先はいいかもしれないけれども、
どっかのタイミングで、
それは市場にされされて、
しっぺ返しを受けるわけですよ。
これが僕はある種、IPOゴールと呼ばれて、
揶揄されてしまっている一員も、
こういったバリエーション目線に対して、
緩い人たちからお金を集めてることが原因では、
一つの要因ではないかというふうに、
睨んでいるわけですけれども、
やっぱりね、なんだろうな、
フェアバリューってどこがフェアなんだっていうのは、
ものすごく意見分かれるとこではあるんだけど、
難しい議論ではあるんだけれども、
フリーランチはないんですよね。
もう真っ当に相続けるしかない。
なので、バリエーション高くやりすぎてもいけないし、
低すぎてもいけない。
これ、VCのポジショントークだというふうに
思われるかもしれませんし、
そういった側面ないとは言わないんですけど、
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逆に言うとVC側としてもね、
逆でバリエーション低く入りすぎてしまったとしても、
それはそれで後でしっぺ返しを受けるわけですよ。
なので、
やっぱりあくまで伝授の機能なんですよね。
当然、目先の短絡的なものの見方をすると、
投資家としては、いい安いエントリープライスで、
株を取れるだけ取りたいっていう、
そういう繰り返しゲームでなければ、
ワンショットのゲームであれば、
そういうインセンティブ構造にあるんだけど、
これ繰り返しゲームなんですよね。
資金上達って。
もっと言うと、スタートアップのエコシステムの中で
活動するアクターっていうのは、
ずっとその案件だけじゃなく、
いろんな案件に関わるわけだから、
これは繰り返しゲームの中のプレイヤーなわけですよ。
そういう人たちからするとですね、
勝ちすぎてもいけない。
一方で負けすぎてもいけないわけです。
程よいレンジがあるわけですよね。
この程よいレンジを飛び越えて、
釣り上げた価格で、
資金を獲得しよう、
値付けをしようっていうのは、
僕はどっかで、
必ず支配返しを受ける。
そんな、どこかでとかいつかだってことを、
もう今、
目先の話としても考えてらんないです。
っていう、
そういう気持ちもわかるんだけど、
それは単に節度がないし、
正しい問題なんじゃないかな、
と思ったりもする。
ということでしょうか。
ダウンラウンドにしても、
結果としてダウンラウンドになってしまうのは仕方ないですよ。
それは、
変に以前の、
水準感が違うときのバリエーションを
正当化しようとするよりも、
しっかり事業を継続できるように、
団長の思いではあるが、
ダウンラウンドをするというのは、
これは経営者としてとても立派な態度だと思います。
ただ、
最初からダウンラウンドになるということを
見越した上で、
確信犯的に、意図的に、
大きく金を取ってやれ、
大きくバリエーションをつけてやれというのは、
僕はこれ何だろうな、
倫理観の問題だと思うわけです。
そこに介在する、
他の投資家に対する。
これは、やっぱり
やっちゃいけないことなんじゃないかな、
思うわけですね。
事業を大きくできればいいんだから、
そんなの、
なんで株主の利益を
考えなきゃいけないんですか、
と言い出したら、
そもそも話にならないというか、
資本主義の何たるか全く分かってない人の
ザレ事だなと言っていて、
話す気も起きないんですけど、
そういう極端な議論に
走って、
しまいがちな
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スタートアップが
数を出ているなと思っていて、
こういうリテラシーだとね、
どんだけそんなスタートアップが増えたところで、
それが僕は、
何だろう、
公共に資する
器になるとは思えない。
社会の宝器になるとは、
到底思えないし、
個人的にはあんまりそんな
スタートアップを応援したい、
そういう経営者を応援したいとは思わないんですよね。
別にそれでいい
という投資家、
企業家もいるでしょうし、
それはそれでご自由になされば
いいと思うんですけれども、
ただそういった人たちがあまりにも多くない
過ぎてしまうと、
エコシステム全体が僕は絶対崩れると
思っています。
またこれもまたどっかのタイミングで、
堀を見て話そうと思いますけど、
僕は一旦どっかのタイミングで
今のスタートアップエコシステムっていうのは、
今の状態ではなく、
浮き沈みっていうか、
破壊される瞬間があると
思っています。
思ってるんだけども、むしろ
その方がいいなと思っていて、
長い目線でちゃんと日本に
スタートアップっていう道場を根付かせるためには、
一旦今の
スタートアップエコシステムっていうのは、
破壊された方がいいということを
最近
思っています。
おそらく私は
そういうスタートアップの世界、
基本的にみんな
ポジティブで
前向きで、楽観的な人が
多い中、最もペシミスティックな
投資家の一人だと
自負をしていますけれども、自認していますけれども、
どっか一回、しっぺ返しは受けるだろうかと。
ただ、一旦そうやって
調整をした方がですね、
より
高い目線で見ると、
本当の意味にインパクトのある
スタートアップが
出てきやすい環境っていうのは作れるんじゃないかな
というふうに思います。
おそらくこれは、今言っても
なかなか理解を得られないことだ
と思うんですが、記憶のために
申し上げておきますけど、おそらくこれね、
5年とか10年経ったら、
5年から10年の幅ですね。
きっと
あの時言ってたのはこういう意味なんだな
っていうふうに理解される時が来ると
僕は信じています。
なぜならば、今議論になっているような
スモールIPOだとか、
そういった話だって、ずっと前から
僕言ってきて、
あんまり理解されないまま、
ようやく今が今さらかよっていう
そういう時代感が
いるからですね。
スタートアップエコシステムは、僕はエコシステム協会
なんてところの理事もやってますけど、
理事じゃない、顧問だ。やってますけど、
一回
痛い目を見た方がいい。
痛い目を見る瞬間、何とかして
1ミクロのプレイヤーとしては
生き残らなきゃいけないわけですが、
まあ、それでもマクロの観点から
見るとその方がいいと思うし、
結局良かったねっていうことは
おそらく10年後ぐらいには
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明らかになっているんじゃないかなというふうに
ここに予言をして
おきます。
そんな感じでしょうか。
ものすごく、今日もまた
抽象的な話になってしまいましたが、
もうちょっとまた、これを
具体的に
分かりやすく説明できる
そういうタイミングができたら
またお話できるよう
言語化できるようチャレンジしてみたいと
思っています。
ということで今日はこんなところです。
おしまい。