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共同創業の現実 ―覚悟と期待値コントロールの重要性―
2025-03-13 16:23

共同創業の現実 ―覚悟と期待値コントロールの重要性―

■トピック

・ 共同創業の難しさについて考える理由

・ 共同創業のメリット:孤独の軽減と多様な視点の融合

・ 共同創業のデメリット:責任の希薄化と意思決定の曖昧さ

・ 意見対立の回避による問題の先送りリスク

・ 成長フェーズでのスキルギャップ問題

・ 共同創業時に意識すべきポイント:役割分担と意思決定プロセスの明確化

・ フェーズごとの再編ルールの重要性

・ 共同創業者選びより大切な「自分自身の覚悟」

・ 期待値コントロールの重要性


■キーワード

共同創業, 創業者, スタートアップ, パートナー選び, 意思決定, 責任分担, 多様性, 役割分担, 心理的安全性, 期待値コントロール, 信頼関係, 成長フェーズ, スキルアップ, 意見対立, フリーライダー

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This is 令和スタートアップ。この番組では、猫大好き森厚子と馬大好きYusuke Asakuraが、スタートアップにまつわる話題についてゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、Asakura一人がスタートアップにまつわるトピックについて、ゆるふわっとお話をしております。
先日来、何度かこういった人を共同創業者に選ぶと、ろくなことにならないよという、そんなお話をしましたけど、
今日はちょっと共同創業ってむずく、そもそも難しいよねっていう、共同創業の難しさについてお話をしたいと思います。
で、なんでこんな話をしようかと思うと、しようと思ったかというとですね、
先日とあるイベントに出ていて、質問コーナーがあってですね、なんでそんな話になったのかわかんないですけど、
出席されていた方が、共同創業者選びについて気をつけるべき点を教えてくださいといった、そういった趣旨のことをお話になっていたんですね。
で、その方はおそらくスタートアップ始めて間もないか、そんな感じの方で、まだまだ今創業期だから、これから一緒に始める人共同創業者だっていう、
そういう位置づけでお聞きになったのかなというふうに理解をしたんですけど、ちょっとそれは背景はわかりません。
いずれにせよ、その注意点を聞かれたんですけれども、やっぱりいろんなところ局面で会社チームが崩壊してしまうんだっていったことを見聞きしていて、
それって結構大変だよねということを理解しているがゆえにですね、そういったことを防ぎたいと。
それを防ぐためにはどうすればいいんですかっていう、そういう趣旨のご質問だったんだと思います。
まあなかなか難しいよねっていうのが結論なんですけど、難しいっていうのは共同創業がそもそも難しい局面があるし、
またその時にライトパーソン見つけろって言ったって、そんなに都合よくライトパーソンが市場にいるわけでも自分の身の前にいるわけでもないから、
まあ言うはやすしで難しいよねっていう話なんですけど、まあちょっとそんな話をしたいなと思います。
共同創業って何かっていうと、スタートアップを始めるときに複数の仲間で会社を立ち上げるということですね。
少しテクニカルな話をすると、その時のインセンティブ構造どうなっているんだ、
インセンティブ構造っていうのは具体的には出資比率どうなっているんだみたいな、そういう話です。
これめちゃくちゃ重要な話なんですけれども、ちょっと1回今日そこは置いておいて、
イコールパートナーで始めたっていうことを想定して始めましょうか。
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共同創業ってすごいいい点、魅力もあるんですよ。
ただ一方で意思決定だとか責任分担が複雑になることで失敗のリスクだとかも高くなる。
ここもう少し詳しく解説したいんですけれども、
共同創業のメリットっていうのは何よりその孤独を和らげられることなんじゃないかなというふうに思います。
事業を始めているとやっぱり無理難題とかに乗り越えなければいけない、
あるいは挫折の連続、トラブルの連続で、いくども心折れそうになる瞬間であるわけですよね。
そんな時、自分とピアーで共に始めている人間がいれば、
そういった苦労だとか孤独を分かち合うことができる。
これはメンタル面において非常に心強いことなんじゃないかなと思いますし、
本当に創業初期って結局のところね、
企業家の心が折れた時が会社の終わりですから、
それを乗り越えることができるかどうかっていうのは確かに大きなポイントだと私は思います。
仮に複数名で経営している会社であったとしても、
やっぱり同じパートナーだって言えるような人がいるかいないかっていうのは結構な違いだと思うんですよね。
あと多様な視点を融合することができる。
それぞれが違うバックグラウンドを持っていたりだとか、
専門スキルを持っている共同創業者がいると、やっぱり意思決定の質が高まるでしょうね。
自分と同じような人ばっかりで集まっても仕方ないんじゃないかなと思うんだけど、
それはそれぞれの持ち味、いい特技を生かすことができれば、これはとても理想的だし、
あとやっぱりリソースと能力の拡張っていうのはあると思います。
一人でこなせないような仕事を協力し合うことで、
事業の立ち上げスピードっていうのを加速させることができるということですね。
で、これ共同創業のデメリットっていうのは、今話したことの半ば裏返し的なところもあるんですけれども、
孤独を和らげるってことは、裏返しというと責任の規剥化なんですよね。
仲間がいるっていう安心感があるがゆえに、
これが逆回転し始めると、自分で全て背負わなくてもいいかっていうふうに思って、
甘えが生じる、誰々さんにそこ任せてるからみたいな、
それは誰々の専門領域なんでっていうふうな切り分けが始まって、
チーム全体に対する責任感というものを持てなくなりやすい。
ある種、極端に言うとフリーランチが発生しやすいっていう、
そういうフリーランチ、フリーライダーですね。
フリーライダーが発生しやすいっていう、そういう構造にあるということですね。
あとどうしてもこれね、何か意見が食い違うっていう局面あるわけですけど、
そこでしっかり異なる意見っていうのをぶつけ合えたらいいんだけれども、
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これ関係性によって難しい時ってあると思います。
そもそも以前の会社で先輩後輩関係にあったとか、
何かそういう何らか年齢もあるだろうし、
何らかの上下関係があったんだけど一緒にやってますみたいな、
そういった時に、ある種これ遠慮が生じるんですよね。
相手への遠慮だとか、孫択って言ってもいいのかもしれないけど。
で、これは自分はちょっと違うんじゃないかなと思うけれども、
信頼して一緒に始めた仲間なんだから、そこを遠慮しておきましょうみたいな、
遠慮しておきましょうとまでは多分思ってないんだけど、
心のどこかで隙ができるんですよ。
だってこういう、あいつがそこまで自信持って言ってるんだもんな、
ちょっと自分は違うと思うけどやめておこうみたいな、
衝突するのってめんどくさいですし、
ただこういった意見対立っていうのを避けるがあまり、
問題を先送りにしてしまうだとか、
自分が思っている在り方との溝ギャップが大きくなってしまうことっていうのは非常にある。
走行しているうちに、一体これ誰の会社なのみたいな、
よく分かんないぬえみたいな、ぬるっとしたものになってしまうっていうのはあるでしょうね。
あとまあこれよくもある話ですけど、
成長フェーズでのスキルギャップっていうのは付きものです。
会社が拡大するにつれて、最初は頼れるパートナーだったんだけど、
成長スピードについてこれない人が出てくる。
まあこれは共同創業者に限らず、
会社の初期の創業メンバーとかもしっかりですね、
こういったことが生じるので、
その時うまいトランジションを起こすことができるかどうかということですね。
特にこのうちイコールパートナーの関係性の難しさですけど、
やっぱり最終決定者、意思決定者が不明確になるっていうのは、
難しいですよ。
株とか役職っていうのを対等に分け合っちゃうことで、
誰が最終的な意思決定を下すのかが曖昧になってしまうということ。
あと責任領域の線引きっていうのが、
これがなんかちょっとおぼろげになるとですね、
お互いの専門だとか強みが被っているとか、
その時どうしても責任所在がはっきりしなくなって、
極端に触れるとものすごい意見の対立につながるし、
今度は逆に、じゃあまあ一家誰々がいるから、
誰々がそこは見ているからってことで、
自分が引いてしまうと責任の所在がはっきりしなくなって、
野球でいうと落球してしまうっていうことですね。
ポテンヒットが起きやすい。
そういうことですね。
やっぱり衝突を恐れる環境での遠慮っていうのがね、
どうしても建設的に議論するっていうことよりも、
相手を立てるってことが優先されだすと、
ビジネス判断を誤る、誤る、
そういった改善性っていうのはどんどん高くなっていくのかなという気がします。
その上で、共同創業する際に何を注意すればいいのか、
意識すべきポイントなのかという点ですけど、
これはいくつかあるかなと思うんですけど、
一つは役割分担だとか意思決定プロセスっていうのを
あらかじめ明確化していく。
誰が何をどこまで決めるのか。
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それともここに関しては全員の意思決定が必要である、
全員の合意が必要であるだとか、
そういったことを事前に言ってすり合わせておくということ。
ただこれもやりすぎるとね、せっかくスタートアップでやってるのに
何か本当に意思決定が遅いみたいな、
鈍調な組織になってしまうっていうのはあるかなと思います。
あとフェーズごとの再編ルールですね。
会社が成長した時に役割を見直す基準だとか手続きっていうのを
あらかじめ決めておく。
場合によっては創業者間契約を結んでおいて、
ちょっと自分やっぱりもう会社の成長ペースに追いついて
いけないかもって時には、
そういった株式を一定のルールに基づいて
譲渡するっていうような、
そういった取り決めをしておくということですね。
共同創業で始まったけど最後一人だけ残ってますっていうケース、
往々にしてあるじゃないですか。
そういうやつです。
あとは、
共同創業ではあるんだけれども、
あらかじめ上下関係を明確にしておくっていうのが、
一番わかりやすいかもしれないですね。
CEOとナンバー2とか、
最後誰が決めるのみたいな序列をつけておくこと、
そんなの共同創業じゃないっていう人もいるかもしれませんけど、
やっぱりこれが一番責任と決定権、
わかりやすくするっていうのが一番の打ち手なんじゃないかなと思います。
あとこれはある種キレ事だと思うし、
大変なんだけれども、
衝突を恐れない文化作りだとか、
衝突したとてその後、
一旦そこで意見が終われば、
あとはフラットな人間関係でやっていけるよねっていう、
信頼関係を作っておく。
ただこれは初めましてであった方が、
人たちがこういう信頼関係作っていくのって結構難しいんじゃないかなって思っていて、
これはひょっとしたらそういう信頼関係が
あらかじめある人が始めるべきことなのだ、
と言えるのかもしれません。
まあけどね、やっぱり大人である以上ね、
それぞれやっぱり心理的な安全性っていうものを担保しながら、
オープンなコミュニケーションを心がける、
相手に聞く耳を持つ、
時防えようとしないっていうような、
そういうことが大事なのかなと。
ただこうやってるとやっぱり物事を決まらないっちゃ決まらないし、
だったらそんな共同創業なんてまどろっこしいことするんですかっていう、
そういう論点はあろうかなと思います。
まあこのように、
だらだらと共同創業の難しさだとか、
じゃあどうやってその難しさを克服するんだ、
そのための先の準備は何なんだっていうことをお話ししましたけど、
僕ね、結局、
この日、この質問された方、
共同創業するときに共同創業者選びについて、
気をつけるべき点何ですかっていうご質問に対して、
あんまりストレートな回答できなかったんですね。
だってどこまで行っても失敗するときは失敗するもの。
これはもう仕方ない。
もちろん注意するんだけど、
12:03
例えば人の採用っていうのがほとんど失敗であるのと同じように、
人材採用って基本やっぱり失敗するじゃないですか。
どんだけ注意したって。
同じように、
共同創業者の選び方だって、
どっかで失敗するわけですよ。
友人関係ですごいいい人だと思ってやってみたら、
全然違ったとかね。
こういうことってやっぱり仕事と遊びって違うし、
後から何か違うってことが分かりましたみたいなことって、
どうしても起こっちゃうので、
かといってお試し期間みたいにすることもなかなかできないじゃないですか。
お試し期間をやったとて、僕難しいと思います。
こうなったときに、
じゃあ最後一番大事なのは何かっていうと、
自分自身が覚悟を持てるかどうかですね。
共同創業者って言ってるんだけど、
あくまで個々人は創業者なわけじゃないですか。
仮にこれ聞いている人がスタートアップの経営者だったとする場合、
あなた自身、共同創業者っていうことは創業者でもあるっていうことですよね。
そのとき共同っていう部分ではなくて、
創業者っていう点に重きを置いて、
この会社っていうのを最後まで自分が続ける、
最後まで責任を持つ、最後まで面倒を見る、
自分の会社、組織、チームでもいいですけど、
そういう覚悟を決めることができるかどうかということだと思います。
相手を尊重して、共同創業者を尊重してっていうのは、
見ようによっちゃ自分の気分としては遠慮なのかもしれないけど、
それって責任放棄であり、ある種相手に対する依存なんですよね。
こういうのがいいときはいいんだけど、
なかなかしんどい局面、鋭い局面で責任のなすり合いが起きたりだとか、
そういったことにつながり、それが事業のトンザにもつながるという意味においては、
本質は自分の意思で事業を背負う気持ち、組織を背負う気持ち、
それを持てるかどうかですね。
共同創業者に何を求めるか、
共同創業者的確な人を得られるかどうかっていう観点よりも、
はっきり言って共同創業者が心折れてやめたとしても、
俺は最後までちゃんと続けるぜっていう、
そういう強い思い、覚悟を持てるかどうかですね。
ここさえちゃんと決まっているのであれば、
やっぱり仲間がいることで救われる部分って大いにあると思うし、
別に悪くはないと思います。むしろ悪くないというか、あった方がいいと思います。
ただ、共同創業者で背中預けてますって言いつつ、
最後まで人に頼るなよってことですね。
頼りすぎない方がいい。
最後に問われるのは、自分が逃げないかどうなのかっていう、
そのマインドの方が間違いない人を見つけるっていうことよりも、
よほど大事なんじゃないかなと思うわけです。
なぜなら人選びは間違えるから、結局。
どうしてもそれは起こります。
以前もお話したかもしれませんけど、経営者に大事なのは僕は期待値コントロールだと思っていて、
期待値コントロール、特に自分自身に対する期待値コントロールですよね。
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これは共同創業者選びにおいても同じことで、
共同創業者選びに間違えたとしても自分やっていくっていう、
そういう、こいつ何か逃げるかもしれないな、心折れるかもしれないなっていう、
そういう自分自身に対する期待値コントロールができるかどうか、
こういった点が大事なんじゃないかなというふうに私は思います。
以上、いろいろお話してきましたが、
共同創業自体っていうのは決して悪いわけじゃないし、むしろ恩恵も大きいと思います。
一方でイコールパートナーっていうふうに考えると、難易度っていうのは起こってくるので、
事前のルール設定だとか、ダメになった時っていうのをあらかじめ想定しておくってことですね。
ルール整備っていうのはより外形的にそれを制度として担保しようとする試みなんですけれども、
もっと言うと、私自身は自分がどう思うかっていう、そういう仕組み作りよりは、
最後は気合、精神論の世界なんじゃないかなというふうに思っているということですね。
はい、授業を立ち上げようと検討されている方のご参考になっていれば幸いです。
ということで、今日はここまでおしまい。
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