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【期間限定】2026年上半期スタートアップ資金調達動向
2026-08-31 1:16:21

【期間限定】2026年上半期スタートアップ資金調達動向

シリーズAまでは順調に調達できた。事業も伸びている。それなのに、シリーズB、Cのお金がどうにも続かない。投資家は渋り、起業家は「M&Aの道も残しておかないと」と考え始める。いま日本のスタートアップの現場で静かに広がっているのは、こうした「行き止まり」の感覚ではないでしょうか。

今回は、スピーダ解説セミナー『Japan Startup Finance 2026年上半期』を期間限定で配信します。


▼ 今回のトピック

2026年上半期の調達額は前年同期比+12%。ただし310億円の超大型案件を除けば+2%

規模別に見ると「20~50億円」だけがマイナス─シリーズCの弱さは観測ラグでは説明できない

米国の上半期投資額60兆円、85%がAI。日本はモデル開発ではなくディープテックへ

2014年(スマホ・ゲーム)→2018年(フィンテック)→2021年(海外×SaaS)→2025年(研究開発型)。大型調達の顔ぶれはどう変わったか

トップ20の金額シェアは49.5%から21%へ。日本は米国型の一極集中をしていない

大学発スタートアップの台頭で、東京8割集中に変化の兆し

事業会社の共同投資が急増(13%→67%)。ディープテックと製造業の「シナジー」が接続を生む

独立系VCへのLP出資は絞られている─金融機関・機関投資家・事業会社それぞれの事情

シリーズA/Bは大型化したのに、C/D以降は大型化していない。B→C/Dへ2年で進む比率も低下

IPOに200~300億円、M&Aの買い手は50~100億円まで。「100億~300億円の空白地帯」が生まれた理由

米国で広がる「ココナッツラウンド」と、日本でも始まった10億円超のシード調達

大型調達220社のその後:IPO 51社、M&A 38社、EXITまで約8年

スマートラウンドの証券子会社認可とセカンダリーは「空白地帯」の処方箋になるか

悲観論が共有されている今こそ「一番おいしいタイミング」


▼ 参考文献

8/24【解説セミナー】2026年上半期 Japan Startup Finance- スタートアップ資金調達動向 -

https://jp.ub-speeda.com/seminar/20260824_cfcd/


スピーダスタートアップ情報リサーチ

https://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/


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※本番組の切り抜き・文字起こし・引用は、出典を明記のうえご自由にどうぞ。

感想

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サマリー

本エピソードでは、2026年上半期のスタートアップ資金調達動向について、専門家が詳細な分析を披露しています。全体の調達額は前年同期比で増加しましたが、これは一部の超大型案件によるもので、特に310億円を調達した魚AIの影響が大きいことが指摘されています。規模別に見ると、シリーズCに相当する20~50億円のレンジがマイナスとなっており、このシリーズCの弱さは観測ラグだけでは説明できない構造的な問題であることが示唆されています。 米国ではAI分野への投資が圧倒的ですが、日本ではモデル開発よりもディープテックへの投資が注目されています。過去の大型調達の顔ぶれは、コンシューマーインターネットからフィンテック、海外SaaSを経て、近年は研究開発型へと変化してきました。また、大学発スタートアップの台頭により、東京一極集中だった資金調達の傾向に変化の兆しが見られます。事業会社の共同投資が急増しており、ディープテックと製造業のシナジーが新たな投資接続を生んでいます。 一方で、独立系VCへのLP出資は絞られており、金融機関や機関投資家、事業会社の事情が影響しています。シリーズA/Bは大型化しているものの、C/D以降は大型化しておらず、シリーズBからC/Dへの移行比率も低下しています。IPOに必要な資金規模とM&Aの買い手側の資金規模との間に100億~300億円の「空白地帯」が生まれていることが、資金調達の難しさの一因となっています。米国で広がる大型シード調達(ココナッツラウンド)の動きも日本で観測され始めており、市場の二極化が進む可能性が示唆されています。スマートラウンドによるセカンダリー市場の整備が、この「空白地帯」の処方箋となるか注目されています。

はじめに:セミナー概要と登壇者紹介
This is 令和スタートアップ、アニマルスピリッツの Asakura です。
今日は特別編ということで、先日開催いたしました、
2026年上半期スタートアップ資金調達動向セミナーの模様をお届けします。
こちら、半年に1回開催している、スタートアップ市場の資金調達動向を 定点観測するようなウェビナーなんですけれども、
ユーザーメースさんのご好意によって、期間限定で配信をしております。
それでは本編をどうぞ。
もう皆様お待たせいたしましたというところで、 お待ちかねの資金調達セミナーですね、
2026年上半期開始していければと思います。
もう皆さん、多分見ていただいている方も たくさんいらっしゃると思うので、
ご存知かとは思いますけれども、 既にもう50回以上ご登壇いただいている
浅倉さん、森さんに改めて簡単に 自己紹介いただければなと思っております。
まずは浅倉さん、お願いいたします。
アニマルスピリッツの浅倉と申します。
主にシーラーリーステージのスタートアップを 対象にご投資をしておりまして、
先日2号ファンドも設立しておりましたけれども、 引き続きそちらのVCとして活動しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
お願いいたします。
続きまして森さん、お願いいたします。
皆さんこんにちは。
私はジャパンスタートアップファイナンスレポートの 立ち上げから行い、
現在も分析や監修に携わっております森と申します。
現在は別の会社におりまして、
ビジネスリレーションAIを開発提供するコネクシー という会社に勤めているんですけれども、
このような形で携わらせていただいております。 ありがとうございます。
今回ご参加いただいている方、かなり多くいらっしゃって、 毎回めちゃくちゃ嬉しいんですけれども、
事前質問もかなり多くいただきまして、 ありがとうございます。
今回90分というお時間ではございますが、
ぜひ最後までお楽しみいただければと思います。 よろしくお願いします。
お願いします。ありがとうございます。
ではちょっと軽く私も自己紹介させていただければと思います。
本日モデレーターを務めさせていただきます、
ユーザベースカスタマーサクセス本部長兼 スタートアップラボ責任者の坂井と申します。
よろしくお願いします。
過去に私も事業会社でM&Aだったり、
CVCで投資活動みたいなところを行っておりましたので、
少し楽しくモデレートさせていただければと思います。
先ほどもありました通り森とは普通に一緒に働いておりましたけど、
今は別ですけれども一緒に働いておりましたというところでございます。
では今年のところ触れていければなと思いますが、
今日は質問も広いがちょっとありそうな雰囲気を感じておりますので、
皆さんもぜひ積極的にご質問もいただければと思います。
ではメインの対談セッションに移っていきましょう。
トピック1:2026年上半期の資金調達動向
前半で現在の資金調達動向はいつも通りですね、
解説した後、その後今後の動向という形で、
いくつかのトピックを取り上げていければと思います。
まず最初のトピックこちらです。
トピック1現在の資金調達動向というところで、
ここから森さんお願いいたします。
ではトピック1からいくときに、
この後かなりいろんな数字が出てくるんですけれども、
基本的にスピーダが出している数字を拾っております。
このスタートアップ、スタートアップで連呼していって、
その企業のデータが出てくるんですけれども、前提がございます。
スタートアップの定義がスピーダで独自に決めておる定義を
今表示してやるとおりになります。
結構訂正的な要件になるんですけれども、
ポイントは下の対象と対象外になるところを見ていただくと
わかりやすいと思います。
基本的にこの形式要件をクリアしているところが収録されていて、
その企業対象にデータの観測ですね、
プレスリリースですとか、
等規模等本の観測を行ってデータにして、
それを集計しているという形になりますので、
こちら前提としてご認識ください。
では早速いきます。
2026年上半期にまずフォーカスした説明をしていきたいと思います。
スタートアップの調達サイドに注目をして、
ポイントは4つじゃないかなと思っております。
全体の調達額は2025年上半期比12%増加。
金額増加は一部の超大型調達案件の影響。
全体の調達者数も2025年上半期比7%増加。
シリーズCが弱いというポイントになっております。
実際の数字を見ていきます。
これを見てね、
2025年上半期比何パー増加ってどこで見るんやって話だと思うんですけれども、
これはですね、7月22日時点で同じその日に集計した年別の集計値になります。
私が今さっき口頭で申し上げた何パーセント増加っていうのは、
1年前の同じぐらいの日に集計した2025年上半期と比較した数字になります。
なんでこんなことしてるかっていうと、
さっき冒頭で申し上げた通り観測データになるので、
後から発見される迷彩が多いです。
この迷彩というのは案件の規模が小さいほど後から発見される傾向があります。
これが特徴になります。
そのような特徴を踏まえて、
2026年と2025年を比べると、
2026年半分もいってないからめっちゃ下がってるっていう風に見えるんですけれども、
1年前の同じぐらいで集計した時と比べると、
12パーセント多いという形になっておりました。
調達者数に至ってはめちゃくちゃがん下がりしてるように見えるんですけれども、
それも1年前の同じぐらいの時期に集計しているものかと比較すると、
7パー増加ぐらいの形になってます。
これがポイントになります。
増加って言ったんで金額にまずフォーカスして、
何が増えたんじゃっていう話ですよね。
ポイントで一部の大型案件によるものっていう話をしたんですけれども、
50億円以上の規模とそれ以外で規模で比較した時に、
分かりやすいですよね。
青いところが50億円以上の大きい調達になるんですけれども、
ここがボコッと増えているっていうのがポイントになります。
ただこれ、この後ランキングで出てくるんですけど、
魚AIさんが310億円っていうすごい金額を調達しておりまして、
この影響です。
この310億円を引くと、実は2パーセントぐらいの増加なんで、
そんなに変わらなかったんだよっていうのがポイントになります。
規模別の分解を細かくしたグラフが左側の図になります。
これを見ると割と分かりやすいんじゃないかなというふうに思っております。
基本的にはプラスの変化が見えているんですけれども、
20から50億円未満のところでマイナスの変化になっております。
同じようなこのぐらいの規模ってフェーズ別に見たときってどこになるのかというと、
シリーズCのところになるんですね。
このシリーズCのところ、観測ラグの影響を排除したとしても、
今回弱く出ているという形になっております。
だから超大型調達がある一方でシリーズCは弱かったというような格好になっています。
はい、ここで魚AIさんどんどん出てきております。
2026年上半期、どこがお金を集めたのかっていうのがこのランキングになっております。
そうですね、英語が多いですね。
魚AIさんが310億円、これ多分見たことないですね。
魚AIさん見たことあります?この金額。
確か今までで一番日本国内スタートアップの調達額としては、
この解説アフレスセミナーを始めたのが一番大きいかもしれませんね。
そうですよね、200億円超は見たことあるんですけど、300億円はさすがに見たことがないなと思っております。
2番目にスパイバーさんがいらっしゃる、皆さんもご存知のスパイバーさんなんですけれども、
これ新法人の方のスパイバーさんでして、旧法人の方は今別名に変わっております。
あとチューリングさん、元気ですね。結構頻繁にランキングで見る感じになっておりますね。
あとフラックスさんとか、あかりさんね、三菱電機さんから多額に投資を受けているような会社さんですけれども、どうでしょうかね。
この顔ぶれを見ると、傾向に、なんかこれっていう傾向っていうのはちょっと見出しにくいんですけれども、
かつてのFintech、B2B業務ソフトウェアもいるが、研究開発型で、宇宙もいれば素材もいるし、
いろんなところもいるみたいな感じで、バラエティに富んだような形になってきているっていうのが現状なのかなというふうに思っております。
ちょうど今セクターの話が出たんで、セクターの話を見ていきます。
2026年上半期、このタグデータの分布を見るとこのような形になっております。
縦軸が金額、横軸が調達者数となっております。
これ金額今回一番多かったのがGenerative AIになります。
このタグに魚AIさんが含まれているっていうのが大きい影響になっております。
一方でこのSaaSっていうのが、これタグの定義としてはB2B向けでサブスクリプションモデルでオンラインのサービスを提供しているっていう形、
クラウドサービスを提供していることが確認できるっていうふうになるんですけれども、
相変わらずここ者数が一番多いタグになっています。
なので現状のここの足元直近少なくとも4,5年ぐらいはB向けのサービスが非常にやっているところが多いっていう形に
なっております。このGenerative AIとこのSaaSっていうタグが抜きに出ていて、
その後にいわゆるヘルスケア、ここも毎回多い形で、
者数と金額が多いタグになるんですけれども、
ヘルスケアがあったりバイオテクノロジーがあったりという形で伸びてきているというような格好になっております。
これでも昨年との変化みたいなところで言うと。
変化で言うと、これが一応2025年なので半年前の1年間の集計になるんですけれども、
2025年はSaaSが金額も者数も一番多かった。
B向けのところで一番多かったという感じになっていて、
Generative AIがその後を追うという構造になっているんですけれども、
それ以外見るとそんなに変わってないんですよね。
大型調達、例えばクリンテックとかバイオテクノロジーとか、
研究開発型の大きい調達が1個入るとピョンと金額のところが上がってきたりはするんですけれども、
基本的な構造としてはB向けソフトウェア、
Generative AIが抜きに出ていて、その他という形に全体としてはなっているという格好になります。
このSaaSというのも分かりにくいので、今回分解してみたんですけれども、
大型調達をしたSaaSだけに区切ってみるとその中身ってどうなっているのというのを見たんですけれども、
こんな感じになっていました。
SaaSという一言で言ってもいろいろあるという感じで、
業界とかを問わずプラットフォームみたいな形でやっているところが14社確認できて、
業界特化みたいなソフトウェアを提供しているところが10社。
それ以外は組み合わせてロボティックスとかと組み合わせたようなオンラインサービスを提供しているところも10社あるという形になってきていて、
いずれもやはりチャットGPTがかなり2023年以降から出ているLMモデルを業務に組み込んで
AIシフトしているような会社が目立っていたというのが現在のSaaSタグの中身でございました。
今度は反対側、投資家を見ていきたいと思っております。
全体の投資家、投資学の動向です。
投資家タイプ別に見ますとこのような形になっております。
これは投資学の定義が調達学と異なっておりますので、合計の数字が違う点にご注意ください。
それを踏まえた上で割合を見ると、割合で見るとわかりやすいんですけれども、
大体VCが一番多くて大体33%前後で推移している。
その次に事業法人のこれは直接投資が確認された明細の金額になるんですけれども、
大体20から25%ぐらいで推移している。
2026年上半期は事業法人さんの割合が割と大きくなっているというのがポイントになりました。
思い返してみると先ほどのトップ20の支える投資家、さっき三菱電機さんの話をちょっとしたんですけれども、
事業法人の投資がかなり目立つような形で、しかも金額がでかいという形のが今回見られたのが特徴かなと思っております。
ここから大型調達における投資動向というのを見ていきます。
何で大型投資にフォーカスしているかというと、結局全体のトレンドを作るのは大型調達だから、
今回は全体観というところをつかむためにそこを見ているという形になっております。
今回ポイントとしては、大型調達は基本的には国内の独立系VCさんと事業法人が支える格好になっているというのがポイントになります。
事業法人さんがちゃんと入って共同投資みたいな形になっている案件というのが、
2026年上半期は特に多くなっているというのが結構特徴なのかなと思いました。
2025年の上半期はそういう感じではなかったというのが、この数字を見るとポイントになっているんですけれども。
共同参加の割合でしたね。
13から67パーぐらいになっていますので、これは大きな違いなのかなと思っております。
この事業法人さんなんですけれども、直接投資、あとはグループ会社の中でCVCを作って、そこから投資をするという形もやっていらっしゃるんですけれども、
件数的にはめちゃくちゃ大きく変わったわけではないんですけれども、
全体として2026年上半期の方が増えているというのが今回のポイントになるので、
事業法人の投資としては、今全体的にトーンダウンみたいな感じの雰囲気があるんですけれども、
とはいえ事業法人さん単体とかCVCさんで見ると、その勢いはそんなに変わっていないのかなと思っております。
安定しているように見えますね。
そうですね、ありがたいですよね。
次はファンドですね。
ファンドはVCさんの同行になるんですけれども、新規ファンドの設立がどうなっているのかというところですね。
先頭指標になるので気になるところなんですが、新規ファンドの設立の出足は2025年上半期比、同程度でございました。
100億円超の新設ファンドは3本、以上だったら5本ぐらいだったと思います。
金額不明ファンドが6割以上という形になっております。
実際にグラフを見ていきます。
めちゃくちゃ減っているように見えてるんですけど、ポイントで言った通り6割金額不明なんですよ。
なのでこんだけ少なく見えています。
2025年上半期の時点もだいたいこのぐらいでした。
本数は2026年上半期の方がちょっとだけ多いという形になっております。
実際にこの規模別の割合を見ていると、やっぱり金額不明が6割。
これは前回よりも増えているのがちょっと気になっているところではあるんですけれども、このような形になっております。
これは後から判明してくることもあるんですかね。
そうです。一応2025年もそうだったと思うんですけど、上半期時点では50%超だったはずなんですけど、ちょっと縮まっているという感じですね。
ただ2024年から金額不明の割合はかなり高くなっているというのが現状になっています。
ファンドの種別で見たとき、2026年上半期は独立系のVCさんが金額的には一番多く設立されていて、次にCVCさんが多くファンド設立をされておりました。
これは火災です。
最後、出口です。
IPO、2025年上半期比減少するも、豪さんですね。
豪が2021年のビジョナル依頼の大型上場をされております。
IPO以外、MAですね。
2025年上半期比37%増加するも、最終シリーズがCまたはD以降の企業は11件という。
要は大型のMAはありませんでした。
出口は観測ができなかったという話です。
上半期の間ですね。
まずMAの方ですね。
IPO以外のエグジット動向を見ますと、2026年上半期は109件、もうすでに109件あるんですよ。
多いですね。
そうなんです。このMAの方のデータも観測データになるので、基本的に後から積み上がるという性質があるんですけども、
この時点で2025年上半期比多い状況なので、
2024年からMAの件数が増えているんですけども、やっぱりIPOが今不調なので、こちらの出口が増えているんだなという形になっております。
一方でIPO、もう不調と言っちゃったんですけども、2026年上半期が14件。
結構少ないですよね。
これは遅れて出ないデータですので、2026年上半期は14件という形になっております。
まだまだちょっときついかなという形になっております。
でも、GOさんが非常に大きなIPOをされていますので、そういった案件もあったんだよという形になっております。
そうですね。直近IPOを見送るお話をされている会社さんもありましたけれども、
これもどちらかというともう少し価格が上がるタイミングがあるんじゃないかというところで、
ポジティブな見送りのようにも見受けられましたけれども。
そうですね。
MAで件数はもちろん増えてはいるんですけれども、
これちょっとデータ的に難しいので金額の中央値の話がしにくいんですけれども、
MAの金額が判明している明細で中央値を取ると、だいたい金額って10億から15億ぐらいになるんですね。
考えるとIPO、中央値100億、80億ぐらいのレンジになるので、
大きい出口になるとまだまだIPOの代わりを代替するというのは、もうちょっとステップがありそうだなというのが現状になります。
なるほど。ありがとうございます。
この前半戦の中で森さんから桜井さんへのご質問とかあります?
気になったことはありますか?
そうですね。さっき魚AIが増加12%分の10%という話もありましたけれども、
これはやっぱり低農作こそあれ、世界中で集中が続いているのかなというところはありますね。
アメリカが2026年の上半期の資金調達額が60兆円。
これは日本の一般会計の予算の半年分のほぼ一緒ということなんですけれども、
そのうちの85%がAI。
なので、もう本当にAIかAIじゃないかという状態で。
これはだいぶ日本とは違います。
その大部分というのをオープンAIとアンソロピックが占めているというような状態ではありますので。
もっと言うとレートステージの比率がそれだけ高いということですよね。
どんどんどんどん偏りが出ているし、
SEEDありにしても、これ北米見ていてもやはり一定の会社に集中が進んでいるというのは見て取れることかなと思います。
あとはこれ若干森さんの解説とは食い違うところがあるかもしれないけれども、
私思ったのはスピーラのレポートを見ていて、
セクターのところですね。
おそらく初めて研究開発型と非研究開発型の逆転が起こったんじゃないかなというふうに思っていてですね。
これ研究開発型って何をカバーするかっていうのはスピーダの定義があるので、
もちろんその定義次第ではあるんですけれども、
おそらくディープティックAI等々が含まれているのでしょう。
という中において、過去見ていると確かに初めて研究開発型が上回ったはずなんですよね。
いわゆるそのピュアなSaaS的なもの。
今のSaaSもほとんど何かしらAIをかませたものにはなっているので、
徐々にそういった研究開発型に移っていく可能性はありますけれども、
そういったSaaSだとかメディアですとか、
そういったコンシューマー系のものだとか、
そういったものよりもより重いものが増えてきた。
こういった流れはあるのかなというふうに思います。
実際、自分たちが投資活動をしている中においても、
我々もそうですし、また同業の方とお話をしていても、やっぱり日本においてはディープティックAI。
もっと言うとディープティックは国の戦略柔軟分野ですよね。
そこに紐づく文脈のものなのかというのが重視されてきているという状況です。
その中においてこれから何が起こるかというと、
当然、さっきの出口の話、エグジットの話がありましたけれども、
ディープティックの関連のスタートアップだと、
どうしても足が長くなる。
一部どうしても研究開発的な側面というのも初期には出てくるので、
仮にIPOというのを目指すことであれば、
IPOまでの時間軸が長くなっていく。
これが今後、また同時に東証グロスの改革も起こりましたし、
IPOに向けた時間軸というのは長くなることはあれど、
短くなるということはないんだろうなという、そういう観察をしています。
研究開発型なんですけれども、上回ってはまだいないんですよね。
本当に?
皆さん、もしお手元にレポートがあればご参照いただきたいんですけれども、
48ページが研究開発型と非研究開発型の資金調達学と調達者数を
カウントしているページになるので、ご覧いただければと思います。
2026年上半期は研究開発型が金額1675億円に対して、
非研究開発型の金額が2104億円でございました。
なので、まだ上回ってはいないんですけれども、
かなりもう研究開発型の割合が高い形になっております。
だいぶけど増えてきたなという印象がありますね。
大分増えてますよね。
ほぼ一緒ぐらいですね。
もうトップ20にもずっと入ってきてますよね。
昔からバイオですとか創薬は2010年ぐらい前半からずっと入ってきてはいたんですけれども、
新しい分野ですよね。宇宙ですとか、そういったところですね。
宇宙素材クリーンテックみたいな新しいところっていうのは、
最近トップ20に安定的に入り続けているというのが現状じゃないかなと思います。
そうですね。ある意味逆に2022年とかですと、
非研究開発型の方が圧倒的に高い割合でしたので、
そのタイミングとセクターのジャパンスタートファイナンスのレポートを見比べていただくと、
もしかしたら面白いのかもしれないですね。
それが後半ですね。言い振りですね。
トップ20の顔ぶれがやっぱり変わりましたね。
そうですね。
ほとんど今、研究開発型になっているんじゃないかなと思います。
大きく超達しているところですね。
これは後半、またこれから先聞いてくるんじゃないかなと思いますね。
森さんが後半行きたくて仕方ない感じはしてるんですけど、
質問1個だけ最後、トピック1に関連する質問のところだけさらってトピック2に行っちゃいましょうかというところで、
金融機関系のファンドの設立額が減少しているのは、
どのような理由が考えられますでしょうかというところであります?
このページで言うと、そうですね。
レポートですよね。
今回の投資額じゃないか。
スライドですかね。
設立額ですので、ファンドの設立割合のところですかね。
32ページ、33ページ。
すみません、失礼しました。
これでもコンスタントになるというよりも、金融機関系のファンドも、
大きいファンドと小さいファンドって何回もロールしているようなところは、
数百億円みたいな規模のファンドが多くて、
そのファンドのロールが来た時って一時的に大きくなるんですよね。
それが2023年、2025年という形になっているので、
2026年の後半で同じように出てくるかもしれないですけれども、
上半期ではそういったロールみたいなのが見られなかったのかなと思っております。
ちょっとデータの見方的なお話になるかもしれないですが、
そもそも一定周期が比較的ある話なのかなというところですかね。
この数字どこまでつながるかどうかわからないですけれども、
毎年毎回やるにあたって60名超ほどの方にヒアリングをしていて、
景点観測はしているんですけれども、
キャピタリストの方ですよね。
主にベンチャーキャピタリストの方々。
その中でコメントをいただいていた内容で言うと、
金融機関の方々、これはファンド設立もそうだし、
また同時により大きくはLP趣旨という文脈においては、
現段階においては大幹事としてかなり絞られている傾向があるというような、
そういったコメントを得ることが多いです。
これも実際私も感じます。
背景として、金利も上昇している局面で、
これからさらに上昇すると思いますけれども、
銀行さんの貸し出しがかなり増えていて、
そうなってくると運用の枠というものが徐々に狭まってくる。
結果として、そういったVCに対するLP趣旨、
並びにスタートアップ等に対する直接の投資の予算確保というところにおいては、
やや優先順位が以前に比べると相対的に下がりつつあるのかなというような、
そういったコメントを受けることがありましたね。
なるほど。
それでいうとあれですね。
ファンドはそうなっているかもしれないんですけれども、
ベンチャーデッドのほう。
デポートですと、ページ数が14ページにベンチャーデッドのデッドファイナンスの状況があるんですけれども、
ベンチャーデッドと言ってますけれども、
大半が有志みたいな、トラディショナルな有志が多いんですけれども、
この2026年上半期も、このデッドファイナンスの観測は足元好調でして、
こちらはその金融機関さんの姿勢としては、
このデッドファイナンスに関しては、そんなに積極的な姿勢が閉じてないという見方になるんですかね、
観測しております。
ちょっと話広がっちゃうから、なかなかとびくついちゃった。申し訳ないんだけど。
実際、このレポートだとデッドってなかなか拾いきれないと思うので、
足元の観測としては、やっぱりベンチャーデッドは相当増えているなというふうに見受けていますし、
そういったコメントもよく受けます。
逆にこういったものが今度こげつくようなことになると、
特にVCからの出資を期待して有志されているような、
残キャッシュフローを期待されているような有志というものが、
実際には投資家側も選別を行うので、なかなかそれがうまく回収できないとなってくると、
ちょっと逆回転入りかねないなという、そういった両面両睨みの状況ではありますね。
ありがとうございます。詳細数値はレポートのほうでもご覧いただけますので、
ぜひ皆さまのほうでもお手元でご覧いただければと思います。
今回、主題が結構今後の動向のほうで、
ここに関してものすごい力を入れてきたと言っていたので、
ちょっとこちらのほうに移っていければなと思っております。
今後の動向でトピックがあるかと思いますけれども、
このまま森さんにお渡ししてご解説いただければと思いますので、お願いいたします。
トピック2:大型調達の変遷と投資家の変化
分かりました。今後の動向を見る上で、
やっぱり半年ごとでは劇的な変化って起きにくい、当然なんですけれども、
起きづらい市場ではあるので、ここで改めて、
さっきもトップ20、長く見たらどういうふうに顔ぶれが変わっているのか、
みたいなのが気になると思うので、このタイミングで15年ぐらいのデータ、
年別の調達額トップ20に入ったような大型調達をした企業に絞って、
日本のスタートアップの大型化の現在地っていうのを見た上で、
今後どうなるのかみたいな話ができればと思っております。
4つのポイントを見ていきたいと思っております。
大型化する企業、セクターどう変わったのか、
顔ぶれがどう変化したのかを見ていければと思っております。
企業が来たら投資家ですよね。支える資本どうなっているのか、
スケールアップどうなっているのか、エグジットどうなっているのかっていうのを
ちょこちょこ見ていければと思っております。
最初です。大型化できる産業は入れ替わったのか広がったのか、気になりますか?
気になりますね。
じゃあ見ていきましょう。
2010年以降のトップ20を見ていたんですけども、
全部見せると画面が足りなくなってしまうので、
その15年の中で顔ぶれが変わったな、みたいな転換期が起きた年を
私の方で独断と偏見で選びました。
2014年、2018年、2021年、2025年をチョイスしてみました。
そのうちの2つをご覧いただいている状態です。
トップ20って言ったんですけど、画面に入りきらなくて、
トップ10だけ今表示をしている状況になります。
2014年です。お見せする中で一番古いのは2014年になるんですけども、
もう10年以上前ですよね。
この時はグミさんが一番多く調達していて、もう上場されている会社ですよね。
メルカリさんもまだ未上場にいるというような段階で、
スマニューさんがいてみたいな形で、
後半、ラクスルさん、マネーフォワードさん、
今も上場したような会社さんが並んでいるんですけども、
共通していたのが結構コンシューマンインターネットですね。
アプリとかゲームですね。
が大型調達を象徴するような年になっておりました。
朝倉さんどうですか?懐かしいですか?
これ2010年代前半、例えば2011とか12とか、
リーマンショックの傷がまだ覚めやらぬというか、
ただ少しずつスタートアップというものがあるんだよという機運が出てきていた。
そういう時期ですね。
その頃のスタートアップって印象としては、
ここにある以上にスマートフォンだったんですよね。
コンシューマー系スマートフォン、アプリ。
もっと言うとゲームアプリですよ。
2012とか13とか。
ギリガラ系、モバゲーグリーの経済圏で活動する人たちというのも、
2011とかはありましたよね。
そこから2010年代後半ぐらいになってきて、
徐々にビーム系が出てきたと。
私は記憶してますけど、確か2012年頃に、
今みたいな規模では全然ないですけど、
スタートアップのミートアップみたいなものがあって、
多分30人ぐらいに集まったと思うんですよね。
その時のテーマが、ビーム系スタートアップというのが。
なるほど。
スタートアップって実はビーム系というのがあるんです。
その時に一緒に参加していたのが、
ラクスの松本社長でした。
ビーム系というべたたないところで地味にやってますみたいな。
そんな話を当時してたんですよね。
本当に今思うと覚醒の感がありますけれども、
やっぱり当時はスマホ一辺倒だったと。
そういったところから徐々に、
ユーザー側もスマホだとか、デジタルの体験、
要はパーソナルコンピューターですから、
そういったものの体感が慣れてきた結果、
それがどんどん業務側にも寄っていったというのが、
2010年代後半以降。
SaaSも含めてそういった進展だったのではないかなというふうに感じています。
ありがとうございます。
まさしく2016年ぐらいから、
これまで投資をしてこなかったような大企業かつ伝統企業が
投資に参加するようになりだしたのが2016年ぐらいからなんですね。
そこから2018年にフィンテックが
一つのピークを形成したんじゃないのかなというふうに思っております。
2018年、今トップ10だと3社しかないんですけれども、
トップ20で引いたときに見たときに、
フィンテックが7社もあった時期が2018年になります。
GOさんね、今上場された会社ですけれども、
このとき1位だったんですよね。
で、フォリオさんが、あ、ごめんなさい。
4社、もうこれトップ10の時点で5社入ってるわ。
そうですね。
すみません、フォリオさんですとかフリーさんですとか、
そういったところが入ってきておりますね。
で、アストロスケールホールディングスさんね、
この時期ぐらいから宇宙で入り出してるんですけれども、
めちゃくちゃ珍しかったですよね、この時期の宇宙って。
宇宙はこの時期は非常にまだ珍しかったですね。
2010年代後半、少しロボアドなんかが出てきたような、
そういった時期で、この当時に投資していたある
フィンテック専業のVCなんかは極めてパフォーマンスが高かった。
そういう時期ですね。
たぶんこれGOもまだ9社名で、おそらくこれ東道前ですよね。
この時はまだ今のGOの姿ではなかったという。
フィンテックみたいな、この時期、2020年、
2022年ぐらいまでは、
フィンテックみたいな分かりやすい傾向っていうのが
あったのかなというふうに思っております。
じゃあその3年後、4年後ですね、
2021年どうなっているのかっていうのが、
この今お見せしているものになっております。
2021年はですね、ちょっとトップ10だと
あんまり入ってないように見えてしまうんですけれども、
トップ20でSaaSタグが付いている企業が7社ある形になっておりまして、
そのうち5社が海外投資家っていうので、
海外かけるSaaSっていうのが、
象徴的な案件が多かったのかなと思っております。
金額も先ほどに比べるとかなり伸びてまして、
2014年トップが83億で、
ボトムが、ボトムって言ってもトップ10ですよ。
トップ10が、順位が15億だったんですけれども、
2020年に入ると、スマニューさんは250億になっていて、
順位のネットスターズさんが82億っていう形。
2014年だったらトップぐらいの調達をする会社が順位になるっていうような感じで、
規模感もかなり増えている形になっております。
これ、構造タンパク質事業資産管理っていう会社が先ほどからずっと入っているんですけど、
これスパイバーさんです。旧スパイバーさんと言えばいいんですからね。
そこからずっと入ってきているという形で、
アストロスケールホールディングさん、この年も調達をしていまして、
結構頑張っていらっしゃるという形ですね。
ここはもうとにかくサースっていうのが踊った形になるんですけれども、
2021年が世界的にスタートアップの調達が、
バブルと言っていいんですかね。バブルになっていて。
もうバブルと言っていられもない危機ですね。
隣が2025年、去年の顔ぶれを見ると、
急に研究開発型ですとか、領域が多岐に渡るようになっているというのが、
ポイントになるのかなと思っています。
こう見ると結構変わっていますよね。
2021年頃、ここは割といろんなタグの会社が並んでいますけれども、
当時の印象としてはほぼサースじゃないかという時代で、
この時は本当にバブルのピークですよね。
年が変わって2022年からアメリカの金利上昇が始まり、
アメリカ海外の投資家が一気に日本から引いて、
本当に突然連絡がつかなくなるみたいなことがよくあった時期で、
確か国内のベンチャー投資額そのものは2022年も、
そのまま2021年に連れて少しは上がったんですけれども、
ちょっと1年遅れて下がったという、そういった状況ですね。
そこから同時に、いわゆるサースを中心としたバブルは完全に崩壊したんだけれども、
同時にチャットGPTがコンシューマー向けに出たのが、
確か2022年の秋で、そこから時間を少しかけてではありますけれども、
AI一変等の時代になってきた。
2022年、2023年あたりはアメリカも北米もヨーロッパも、
ベンチャー投資としては非常に沈んでいた時期ではありますけれども、
北米に関していうと、本当に一気にそこから吹き返してきて、
これをまた新しいバブルだという方もいますし、
いやそうじゃないんだ、根拠があるんだという方もいらっしゃいますけど、
それはまた後年の答え合わせにはなるわけですが、
テーマはわかりやすくシフトしましたね。
一方で本邦に関して言うと、
AIのモデル開発の競争というところに関して申し上げると、
それこそ先般名前が上がっている魚AIだとか、
ここに名前があっているマサードインテリジェンス、
一部そういったテーマに目される会社はある一方で、
なかなかモデル開発というところには、
多くのスタートアップが参入しきれない、できない状況になっており、
あんまりAIいっぺんとという雰囲気はないですよね。
少なくとも北米のように85%AIというようなことはなくて、
何が起こっているかというと、
その分よりディープデックが盛んになっている研究開発型ですね。
そこに今般の1117分野という話もありますから、
よりそういった投資が加速するのではないかなというふうに目しています。
完全思い込みな気もしているんですけれども、
2021年以降、今まで北米のトレンドに類するような、
規模とか速さは違いますけど、
追随するような形が多かったのかなと思うんですけれども、
2022年以降は結構日本独自のセクターですとか、
そういった投資の姿というのに進んでいるのかなというふうに見えているんですけれども。
そうかもしれませんね。
独自職は打ち出されつつあるのかなという気がしますし、
これに並行して大学発スタートアップ、
今日この後も話が出るかもしれませんけれども、
そういったものも非常に増えつつあるかなというところではあるかなと思います。
その通りでして、一旦大学発に飛ぶ前に、
この4年分だけ今皆さんにお見せした形になるんですけれども、
俯瞰してみたときにトップ20の事業領域、
タグですよね、タグデータ、
その対象の企業についているタグデータを集計してみたのがこんな形になるんですけれども、
やっぱり結構広がってますよね。
広がっていて、
じゃあ昔投資があったところがブツッとなくなるかというと、
そういうわけでもなくて、
ちゃんと数年にわたって続いていって、
だんだん事業領域が拡大していっているというのが現在の姿になって、
どんどんテーマが加わっていっているみたいな形になっているのかなと思っております。
バラツキが大きいというか、それぞれの領域で有望な会社さんがいられるみたいな。
領域が成熟していくと、そこだけでいろんな小さいエコシステムが形成されて、
広がって継続してという形なのかなというふうに見えております。
朝倉さんが先ほどおっしゃってくださったとおり、
研究開発型が継続的に入ってきている形になるので、
大学発スタートアップがそれに比例して、
資金調達額、調達者数を安定的に伸ばしている格好になっております。
2026年上半期も、もうこのラグがある状態でこのぐらいの金額になっているので、
後半ちょっとどうなるかわからないですけども、
通常であれば2025年並もしくは増加するんじゃないのかなと思っております。
私が間違っていなければ、2026年上半期トップ20の会社の7社か8社ぐらいが、
大学発スタートアップに該当する企業さんだったというふうに思っております。
大学発スタートアップが伸びると、都道府県の資金調達額も、
金額だと8割ぐらいがずっと東京に集中していた状況なんですけれども、
徐々に他の都道府県のところも金額が伸びてくるというような形になってくるのかなと思います。
大学が所在している都道府県ということですかね。
そうです。どうですか朝倉さん。
そうですね。過去にも地域別の資金調達額というスライドが出ていて、
正直意味合いが見出しにくかったんですよね。
東京かその他かというだけであって、
その中で福岡が愛知がというのは確かに独自色のある地域はあるんですけれども、
ちょっとこれ言葉選びが難しいですが、正直東京ほぼ一極集中というような整理の仕方で普通は見られていたと思います。
ここにきて少し変化が出てきたなというところで言うと、
ディープテック主導、もっと言うと大化活スタートアップですね。
ここの地方はかつてはスパイバー医者が地域の中で気を入っていたりだとか、
そういった傾向があったわけですけれども、
ディープテックとなると各地域それぞれ非常にユニークな研究をしている研究室もあるものですから、
そういったスタートアップのシーズが研究室から出てきて、そこに大きな資金が付く。
例えば私事となりますけど、私どものファンドでも、
先ほど名前があっていたエレベーションスペースだとか、
あとコスモブルームといった会社にご出資していますけど、
こういった宇宙系のスタートアップというのは必ずしも東京に大化活のスタートアップになるということが多いですね。
はい、ありがとうございます。
でですね、セクターは広がりを見せたという話をしたんですが、
金額についてちょっと調達学によくフォーカスするセミナーなので、お金のこともちゃんと見ていきます。
これね、ちょっと面白い話がありました。
さっきランキングを見たときも、
2014年のトップの金額が2021年のトップ10の金額になるみたいな感じで、
金額の拡大みたいな話をしたと思うんですけれども、
加減額はやっぱり2021年のピークに大きくなっているというのはこの左のグラフになります。
一方で年別の調達学に占めるトップ20のシェアで見ると、実は下がっていたんです。
なるほど。
だから過剰化している、集中はあまりしていないと言えばいいんですかね。
金額シェアは半分くらいに下がっていますよね。
49.5%から21%に低下していますので、長期では市場は結構拡大したんだけれども、
集中というのはそんなにしていない。
アメリカだとね、さっきも話がありましたけど、オープンAIとアンソロピックドームみたいな感じなんですけれども。
2社でどれだけという話ですね。
そうですよね。そういう感じではなさそうです。
オープンAIとアンソロピックで2100億ドルですかね。
半分です。
そうですね。
30兆円。
すごい。
日本の国家予算の市販規分。
すごい。ちょっと異常人と言えるかもしれないですけど。
そこと比べるのが適切か分からないんですけども、スタートアップって一部が飛び抜けるというような市場になりますので、
それとは直感と反するような感じになっているのかなという気はしております。
ただですね、さっき話した通り、2026年上半期は魚AIさんが単独で今8.2%占めている状況なので、
集中度は高くなったって言えそうなんですけど、まだデータのラグがある状態なので、
本当にその集中化傾向というのは日本でも今後起きていくのかは一つポイントになるかもしれないです。
なるほど。ありがとうございます。
まだ20以降にも大きいというか大型の調達をされている貸しさんがいらっしゃるんだったり、
先ほどのバラツキみたいなところが示すのかもしれないですね。
ちなみにご質問の中で拾いやすそうなのがあったのであれですけど、
フォロー音投資も除いても旧来の領域のスタートアップ向け資金調達は続いているという状況でしょうかというところで、
多分それで言いますとフィンテックとかってまだ普通に資金調達が続いているんですかとか、
そういうお話なのかなと思いながら質問を見ていたんですけれども。
それは続いています。
前半でセクター別の資金調達額と資金調達者数の分布図があったと思うんですけれども、
フィンテックってまだまだ安定しているんですよね。
こちらで見ていただくと真ん中のあたりですね。
バイオテクノロジーの右下にフィンテックがいたりします。
ゲームはさすがに結構小さくなっておりますけれども、
フィンテックは結構安定的に毎回あのぐらいの位置にいるイメージですね。
HRテックとかもそんな感じですよね。
正直大きく多かったですけれども、まだまだ続いているという状況になっております。
なるほど、ありがとうございます。
というところで次のテーマに行きますか。
すみません、ものすごいクリックを今していただきます。
該当のページに向かっておりますというところで。
企業の顔ぶれの話をしましたので、気になるのがお金の出し手ですね。
この変化というのを見ていければと思っております。
ここも結構やっぱりにわとり卵なんですけれども、
やっぱり投資家の顔ぶれが変わったから領域が変わったという言い方の方がいいんですかね。
正しいのかなと思ってまして。
今、系統別の定義で集計をしたものになっております。
これは年別の調達額トップ20の20に出資していた会社、企業をカウントしているものになります。
わかりやすい傾向としては、2018年はやっぱり事業会社と金融機関からの投資というのが多かったというのが特徴としてございました。
2021年はもう先に言ってしまったんですけど海外資本。
海外の海外投資家が数多く入ってきていたという形になっております。
最近は複数の領域に複数の国内資本ですね。
事業会社の方々が複数で入ってたりという形で、
あと金融機関、一つのラウンドに独立KVCだけとかそういう感じじゃなくて、
事業会社さんが複数社、金融機関さんも複数社、独立KVCさんもいるみたいな感じの複合的なラウンドの形成が見られるという形になっております。
研究開発型が増えると長期的に資本も支えなきゃいけないので、そういうふうになっているのかなというふうに思っているんですけれども、
大型調達の対象領域が変化する中で支える投資家の組み合わせも変わっているという状況になっております。
じゃあ独立KVCさんに絞ってトップ20の案件にどんな感じで入ってきているのかというのを見てみました。
どんな感じというのはですね、独立KVCさんといっても設立やっぱり違うじゃないですか。
長くやられているところもいらっしゃればという話だと思うんですけれども、
これを確認しますと、やっぱり今ベースになっているのが一番下ですね、
2000年以前に設立されているのはJAFCOさんですとかグローバルブレインさん、グロビスキャピタルパートナーズさんですとか、
そういったところが基本的にやっぱりもう長年ベースとして支えておりまして、
次にやっぱり多かったのが2010年から2015年に設立されたようなVCさんが結構厚く張っていらっしゃっていて、
そこだけじゃなくて2016年以降にもかなりたくさんの独立KVCさんが設立されていて、
この近年の2019年以降ってかなり金額としては大きくなっているじゃないですか、日本全体で。
そこのところをちゃんと埋めていっているような形になっているという傾向が見れました。
なので独立KVCさんもどこかがずっとやっているというのもありますけれども、
どんどん新しい形で大きくなっていっているという姿が伺える形になっています。
新一世から独立された新しく作られる方もいらっしゃるからという形なのかもしれないですね。
朝倉さんなんかこの辺で気になるものとかありました?
そうですね。今この瞬間において言うと、ただ新設のVCっていうのはかなり難しい局面には入っていますね。
例えば機関投資家、金融機関、あと事業会社。
日本においては事業会社が非常にLPの比率が高いという特徴がありますけど、
その3つもどれも独立KVCに対する出資というのは手控える傾向がある。
これは今回VCの方々からヒアリングしても非常によく聞くコメントではあります。
特に機関投資家に関して言うと、やはり上場株だとか、大棚であってもやっぱりバイアウトファンド等々ですね。
そちらの方が非常にいいとか。
あともっと大きい機関投資家さんだと海外のVCですね。
比較になった時に、じゃあ日本にオープンAI出るの?という問いにはどうしてもなってしまう。
また彼らの海外VCのファンドレイズのタイミングっていうのがかなりスパンが短いんですよね。
これが本当に持続可能なのかどうなのかっていう議論はありますし、
海外においても結局DPI出てないじゃないかっていうのは、実はあんまり変わらない状況としては変わらないんですけれども、
そちらを先行されるということはある。
金融機関において言うと、先ほど申し上げたようなどちらかというと、
エクイティ制に運用するというよりは貸し出しで回していこうというところが今の外部環境を中心にすると多くて、
そうなると運用に充てられる金額っていうのは少し絞られていく傾向にある。
事業会社に関して申し上げると、やはり観測されるところだと2人組合に移るところが多いですね。
自分たちで普通にLP出資するというよりはCVCを建てる会社を2人組合にするっていうことが多いよねというような、
そういったコメントはよく受けていてですね。
この点においては少し今、例えば2001年2009年についても今ちょっと薄いと思うんですけれども、
ここは結構リーマンショックもあって、止められたファームもそれなりにいらっしゃいますし、
そういったタイミングなのかもしれないなと思いながら見ています。
ありがとうございます。
今ちょっとお話にあった事業会社もどういうふうに変わっているのかっていうのを、
2010年から2026年のトップ20案件に直接投資した事業会社さんを見てみたんですけれども、
基本的に事業会社さんって案件ベースでの判断になるので、
継続的に投資するみたいなのって見られないのが普通だったんですけれども、
直近で見ていくとやっぱり繰り返し投資するような会社さんが増えているっていうのが一つポイントになっているのかなと思っています。
なので事業法人の直接として件数としては一番いつも多いじゃないですか。
参加者数で見ると多いんですけど、
単発参加が多数な一方で繰り返し投資する企業群というのもしっかり形成されているっていうのが
データでは確認ができております。
先ほどお話にあった通り、日本の事業会社さん、直接投資だけじゃないじゃないですか。
ちょっと日本語おかしいんですけど。
LPCCですね。
パターンあるのかなっていうのを確認してみたんですよ。
何言ってるかというと、2010年から2026年の上半期トップ20案件に参加して、
親会社グループまで詳細に分類できた企業型CVC21グループを対象に、
どういう動きをしているのかというのを見てみたら、大きくは2つありました。
外部VC、ファンドのLP出資からスタートして直投に行く。
直投から投資してCVCに行くみたいなパターンとかがあると思うんですけれども、
この段階形成型とCVC先行みたいな2つに対別できたので、ご参考にという形です。
海外です。海外は先ほどもちょっと触れてはいるんですけれども、
2021年をピークに幅広い海外資本が大型案件に流入してきておりました。
ここはVCとかそういう話ではもはやなくて、
PEですとかグロース投資家ですとか資産運用会社みたいなところも、
あらゆる日本初みたいな感じの状況が2021年がピークでした。
その後、朝倉さんがおっしゃってくださったみたいに、
連絡もつかなくなったみたいな海外の投資家がいたように一気にいなくなります。
この2022年以降というのは本当に、
昔から日本にコミットをして組織をちゃんと持っていてというVCさんは
継続的にやられておりますけれども、直近ではやっぱり大型案件、
もう案件ベースで入るときには入るっていう感じのやり方に移行してきております。
足元だと魚AIさん、チューリングさんですとか、
そういったところに海外案件、ちょっと前だとレイヤーXさん、
そういったところには海外のVCですよね、が入るという形になっております。
ここまでが投資家の動向なんですけれども、どうですか。
はい、ありがとうございます。
ちょっと投資家のところで質問と結構絡みやすいところがありましたので、
いただいている質問が結構ディープテック、いわゆる研究開発型と投資家みたいなところのお話が多いかなとは思っていたんですけれども、
冒頭で前半の方でありました研究開発型の成長長期化に応じた投資家サイドの変化というところで、
多分プレイヤーの変化とプレイヤー自体の動きの変化と両方あるのかなという気がしますけれども、
研究開発型が増えてくるにあたって投資家サイドどう変わっているのかというところで言いますと、このあたり浅倉さんいかがでしょうか。
そうですね、まずもって大学がスタートアップの場合は、大学系のVCというのが本当に初期の段階ですね、
シードのタイミングなんかはリスクマネーを提供されているというケースは現場というからはよく目されるかなと。
同時にですね、プレイヤーそのものが変わったというよりも、いわゆる一般的な独立系のVCもですね、
ジェネラル型の独立系のVCもこういったディープテックのものに対して投資がしやすくなっている。
注目セクターっていう話を聞いても大体皆さんAIかディープテックっていう。
そうですね。
むしろディープテックに行かない人たちがむしろ逆張りのような状態になっているので、
プレイヤーが変わったというよりは投資家側が投資スタイルを一部変えているということは見て取れるのではないかと思います。
あとラウンドが進むにつれてですね、後半のほうはより事業会社との連携というものが見えやすくなるというのはこれはそうだと思っていて、
いくつか理由があるんですけれども、一つは独立系のVCだけだとやっぱりファンドサイズに限界があるので、
ディープテックの会社っていうのは必要となる資金も多いということもあり、
そうなってくるといわゆる伝統的な独立系のVCのみではまかない、消えない部分、
また後半になればなるほどより事業連携等々の目線というのも出てきますので、
そういったところで事業会社のバランスシートから出資を受ける、こういった点がよく見て取れるのかなと。
ある種これは投資家間でのリレーですよね、というものが徐々に成立してきたという意味においては、
非常にポジティブに受け止めていい現象なのではないかなというふうに思います。
なるほど、ありがとうございます。
研究開発型のスタートアップの投資が、事業会社の投資が増えると、
独立系VCさんから見るとやっぱりファンドの金額の制限だったり期間の制限があったりするので、
その面でもプラスになるのかなと思う一方で、
あと結構投資する事業法人さんも、いわゆるメガベンチャーというところから上場している製造業が入ってくるようになっていると思うんですけども、
やっぱりシナジーみたいなところなんですかね。
シナジーですね、ほぼシナジーと思っていいと思います。
それ以外に彼らが投資する必要はないので。
例えばサースの会社だと、サースの会社に投資をしてシナジーが生まれる日本の伝統的大企業ってどれだけあるのかというと、
かなり難しいかなと思うんですよね。
一方でディープテックというのはかなり製造業と絡んだ部分が多くなってくるので、
そうなると以前のテーマから比べると、
例えばコンシューマーの時代だとか、サースの時代等々を含めると、
日本のメインプレイヤーの事業会社との連携というのがより見えやすくなるということはあろうかなと思います。
おそらくこの後シリーズB、シリーズCといった話が出てくると思うんですけども、
少し先回りして言っておくと、一方で論点として上がりがちだなというふうに思うのは、
じゃあ根付けをする人が誰なのという話で、
バリエーションを決められる人がいない。
よく聞く話、フォロー投資家は十分集まっています。オーバーサブスクライブです。
一方でバリューを決められるリード投資家がいないので、ラウンドが蘇生できません。
この手の話は大変よく聞きますね。
特にディープテックでというところですかね。
そうですね。フィジカルAIですとか、そういったところでもよく伺う話です。
ありがとうございます。残り2トピックありますけど、12分くらいです。
大変ですね。頑張りましょう。
ではさくっと、今度は成長フェーズごとに資金の入り方と、
次のステージへの進み方はどう変わっているのか。
これも大型調達に絞って見ていきたいと思っております。
これは大型調達で、ごめんなさい、絞ってませんでした。
これ絞ってない。
絞ってませんでした。見ていきたいと思っております。
トピック3:成長フェーズ別資金調達とステージ間の接続
これもシリーズ別のデータの制約、蘇生の制約がありまして、
2010年からのデータがなくて、分析に頼るところで、
2018年から長期で見たデータを取ってきております。
これを見て並べていくと面白かったです。
資金の大型化、トップ20だと明確に資金が大型化してたんですけれども、
シリーズに落とすとどうなっているかというと、
シリーズABは大型化が明確に起こっていました。
一方でシリーズCD以降では一貫した大型化が見られないという。
あれ?と思いません?
ちょっと私は直感に反したなという感じでした。
シードは当然そんなにブレにくいので、中央値としては横ばいでございました。
ただシード調達の最大額は上がっています。
例えば2022年、シードの調達最大が13億だったのに対して、
2025年は20億という形になっているので、
10億円を超えるようなシード調達というのは発生しております。
大型シードの共通点としては、シリアルアントレプレナー、
あるいはそれに準じる既存事業の資産ですとか知識ですとか、
経験を持つような方が創業者になっているケースがほとんどでございました。
またシリーズC、Dがあんまり振るっていないというのを
よりフォーカスしてみたのがこの図になっております。
シリーズBは調達規模が拡大しているんですよね。
これ分かりやすくね。3億円から5億円みたいな形になっているんですけれども、
シリーズBの企業がその後、2年間で24ヶ月以内ですね。
シリーズC、Dに進む比率というのは2022年以降低下しておりました。
これはIPOの指標が発火した時期と被りますね。
それの結果、単年のシリーズCの減少だけでなく、成長のステージ間の接続の弱まりというのが
確認できている状況になっております。
もう言ってしまったんですけれども、2021年後半から上場グロース株の評価調整が進んでいて、
2022年上半期にVCのレーター比率も低下しているという形になっております。
イフジットに近いレーターだとちょっとリスクが高いから、
もうちょっと遠いところ、遠いところというかアーリーの方に投資するみたいな行動に
つながっているのかなという形になっております。
これはちょっとレーターいろいろ課題があるというふうに
よく指摘がされるようなところになっているんですけれども、
この数字としてもそういった現象が確認できました。
ちょっと誤解ないようにというところで、
56ページのこのシリーズが進まない、進んでいないというところですけど、
我々のシリーズの定義ということですね。
そうです、そうです。
同じ評価学というか、評価学のブレがあまりない調達をし続けると
同じシリーズに続けるという感じですよね。
そういうことです。そういうことです。ありがとうございます。その通りです。
で、これは大丈夫です。
一応このシリーズ間の話でいくと、このような特徴が見られたんですけども、
朝倉さん、何か気になる点ありましたか。
ここはいろいろあって、一つはバブル期に2021年、
日本もギリギリ2022年ぐらいまで調達したスタートアップが
そこからなかなか調達できないまま滞留しているというのは一つあります。
これはやっぱりバリエーションの目線がだいぶ変わってしまったということもあって、
大幅なダウンラウンドを受け入れて資金調達をするのかどうなのか、
そういったところでどちらかというと黒字転換を図って、
そういった意思決定をしていらっしゃる会社が相応に溜まっていらっしゃるというのが一つあります。
あとは一つ、面白いのが東証グロースの改革によって
IPOの目線が300億ない社が200億円ぐらいないということになったわけですよね。
ここにある種の空白が生まれるわけですよ。
何言ってるかというと、M&Aするとなると、
どう見ても、ペイディみたいなかなり得意な事例を除いて、
100億の評価をつけて買うプレーヤーがどれぐらいいるんだというと、
かなり限界があると思うんですね。
実際50億ぐらいだと思います。
そうなると何が起こるかというと、
50億ないし100億円ぐらいから200億ないし300億円ぐらいまでの間に空白地帯が生まれるわけですよ。
IPOしようと思ったら200億、300億を超えていかなければいけない。
逆にM&Aしようと思ったら50億ないし100億を超えていかなければいけない。
ここの空白地帯の会社というのが取り残されてしまう状態になるわけですね。
スモールIPOを締め出すという傾向から踏まえると、
ここの会社はなかなか上場しづらい状況にある。
そういった状況を投資家も企業家も見てはいますので、
シリーズAぐらいまでは調達が進むんだけれども、
今シリーズB、シリーズCと言っているのはスピーダーの定義ではありますので、
会社はどういうふうに交渉するかというのはまた別ですが、
皆さんシリーズBとかシリーズCぐらいのお金というのが本当に続かないねと。
それはなかなか投資家お金を出しても渋って出せにくいというのもあると思いますし、
また同時に需要側も、この状態だったらM&Aなのかな。
デュアルトラックって言っても、だったらM&Aの道を残しておかないとってなると、
なかなか資金調達はしづらい。
難しいですね。
これが雑に言うと100億から300億の空白地帯の現象ですね。
あとシードの金額の上昇っていうのは非常にあって、
これは別に日本に限らず、北米なんか本当に数百億単位のシード調達っていう、
よくわかんないことが起こってますよね。
アメリカでは最近ココナッツラウンドっていうらしいんですよ。
シードラウンドって、シードって種じゃないですか。
ココナッツって世界最大の種らしいんですよ。
それぐらいバカでかい種で、
それも日本で言うとシーズCとかシーズDの水準じゃないのっていうのがシード投資されてると。
これはやっぱり北米でもかなり最近の変わった傾向だねと言われてる中、
日本においてもやや二極化と言いますか、
それこそ今年の上半期で言うとATOMのような事例が出てきたりだとか、
そういったことは今後ディープティックないし、
シリアルアントレプレーナーが出てくることによって、
そういった日本版ココナッツラウンドっていうのも観測されることが増えてくるのではないかな。
おそらく今年の下半期もそういったのがいくつか出てくるんじゃないかなというふうには見ています。
結構二極化してますね。
バリエーション最小から100億みたいな。
ありますよね、ドカンと出てくる。
100億200億ってありますね。
ありがとうございます。
100億300億のところ、じゃあどうするとの話めちゃめちゃ聞きたいところではありますけど、
終わらない。
そうなんですよ。
だから今の話まさに次エグジットどうなってるかっていう話になるので、
そこにちょっとつなげていくと、
じゃあこのトップ20経験した会社その後どうなってるのって気になるじゃないですか。
大型調達できたはいいがっていう話ですよね。
でこれトップ20経験した220社全部今どうなってるかって調べたんですよ。
そしたらIPOしてる会社は51社、MAしてる会社は38社という形で、
多いんですかね。
なんかちょっと率で語る比較軸が持ってないので何とも言えないんですけども、
分かったこととしてはGOさんとかTIER4さんとかいずれもトップ20入ってから
エグジットするまで約8年かかっていたんですね。
で約8年ってこれが絶対というわけじゃないんですけども、
基準みたいな感じで見れるのかなっていうのを、
設立からIPOまでの年数っていうのもセクター別に今回集計してみています。
それを見たらBtoB業のソフトウェアが13年、設立から13年で、
トップ10入りが大体8年って考えると、
そろそろその時期に入ってくるっていう形になっていくので、
このエグジットっていうところは今後ね、
じゃあその大型調達がエグジットにつながるのかっていうのは、
これからがまさに検証期間に入ってくる。
浅倉さんが今課題として提示した通り、
エグジット先どうなるのっていう問題があって、
前半にもちょっとお伝えしたんですけども、
日本ってそもそもMAでエグジットする、
件数ベースで見るとMAの比率高いんですよね、もともと。
ただサイズっていう点に置くとやっぱIPOが優先になるっていう形になっておりますので、
今後そこがどうなるのかっていうのが検証ポイントになるんじゃないかなというふうに思っております。
IPO優先っていうのもありますし、そもそもそれMAでそのサイズの会社変える
収支者が、事業会社がどれだけあるのかっていう、この点だと思いますよ。
そうですよね。
MAが逆にできないっていうことかな。
そうですよね。これまでのお話を3つのポイントにまとめると、
こういう観点なんじゃないかっていうのを羅列してみました。
大型調達がいろんなセクターが新しいセクターから積み上がっていくっていうところについては結構ポジティブ、
現状もポジティブなんじゃないかなって勝手に思っています。
レーターにつながるかっていうのは課題なのかなと。
エグジットにつくかっていうのはこれから検証フェーズなんじゃないかなって勝手に思ってるんですけども、
朝倉さんどうですかこの判定。
トピック4:今後の展望と注目キーワード
そうですね。大型調達は今後もより増えていくと思いますよ。
それはある種ポジティブに捉えています。
それは日本のメインとするところの産業界との接続というものがより見えやすいスタートアップが増えてきているからですね。
レーターのこの課題っていうのはこの①と直結する話かもしれませんね。
いわゆるVCというお金との接続という点において、
レーターシーズB、C以降がやりやすいのかどうなのかっていうと、
これは引き続き課題にはなろうかと思いますけれども、
そこをシナジーとしてある種整理をして投資できる。
そういった事業会社との程度があるかどうか、出演するか。
これはある種楽観的に見ているところもありますが、それ次第かなということですね。
大型エグジットという点に関して言うとIPはあると思います。
ただ時間がかかるかもしれない。
じゃあ2026年にしまったところで出てるかとか、
2027年にしまったところで出てるかどうかっていうと、
そうではないかもしれませんね。
少し時間がかかるよという。
しばらくIPを低調の時代が続くかもしれないけど、
それって別にスモールIPをなるべく防いでいきましょうよという、
そういった政策目的を鑑みれば、
別にそれは悲観する話でもないんじゃないかなという捉え方もできる。
ポイントは何になるかというと、
ちょっとここまで話してしまいますけれども、
そうなった時に、
ちゃんと初期に入った投資家がエグジットできるような環境を
どうやって作っていくかですよね。
逆に言うとそういったエグジットができないと
DPI創設することができないし、
DPI創設することができなければ
LP投資家からの信任を得ることができないし、
日本のVCに投資しても意味ないなと。
そうなると日本のVCが金調達できなくて、
根付けできる人がいないとか、
シードのお金が滞る。
そういう悪循環というのがどんどんどんどん
スタートアップに波及していくことになりますし、
実際今の独立型VCの資金調達額の
私は現象と捉えていますけれども、
これは1年後、2年後の次元爆弾だとは思っています。
その中において、
一つ明るい兆しとしては、
一昨日だったかな、ニュースがありましたけれども、
スマートラウンドが証券子会社をつくって、
未上場のスタートアップの株式の
ある種デューツ売買ができるような、
そういった証券会社、ようやく認可が下りたということもあって、
セカンダリですよね。
さっきも投資家間のリレーという、
バトンのリレーというようなお話を差し上げましたけれども、
このように初期リスクを取った方から、
サイズがアップしてきた段階、
スケールアップした段階で、
より価値貢献できるような投資家に対する、
ある種滑らかなバトンの引き継ぎというものが
できるようになれば、
初期に入った人たちも一定のリターン、
DPIを出すことができますし、
また同時にスタートアップ側にとっても、
また大企業側にとっても、
良い事業連携を進め、
安くなるという点は明るい兆しと
捉えていいんじゃないかと思います。
さっきの100億の男の空白地帯というのも、
セカンダリが一種処方箋になり得ますか?
そう思いますね。
今今それが決定的な材料になるかどうかは
分からないですけれども、
少なくとも一つの打ち手ではあろうかと思います。
今もあれですよね、
2026年の上半期のトップ20の会社のうち、
セカンダリを組み合わせて調達されているところも、
去年ぐらいからですかね、
結構見るようになりましたよね。
そうですね、前回のセミナーの時にも
そういったお話を触れていただいていましたし、
ミックスラウンドが結構増えているみたいな
感じがしますね。
あとは金融系中心に、
さっき金融系のお話を少ししましたけれども、
セカンダリを引き受ける専業のファンドを
立ち上げたという、
そういった機運は高まっていますので、
これはある種ポジティブな材料になり得るなという
ふうに思いますし、
期待をしているところです。
では下木に向けた注目キーワードは
セカンダリでいいですか?
まあ一つこれがね、
実際いつから稼働し始めるのかどうなるかは
分からないですけれども、
事例が出てきたというのはありますし、
また同時にね、
これは当たり前の話ですけれども、
大きなエグジット、
スタートアップがちゃんと成長して、
これだけの規模に成長しているんだという
実例が、
IPOというのは分かりやすい
マイルストーンではありますので、
そういうちょっと空気を変えるようなものが
どれだけ出てくるかということだと思いますね。
ありがとうございます。
お時間的にですね、
そろそろというところで、
以上今回のセミナー総括みたいなところ、
まとめみたいなところは、
この後また皆さんに向けたコメントいただきますので、
もう少しお付き合いいただければと思っておりますが、
一旦この対談セッションのところは、
これにて一旦終了させていただければと思います。
お二人ともありがとうございました。
ありがとうございました。
01:16:21

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