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This is 令和スタートアップ。この番組では、令和新時代を切り開く日本のスタートアップの話題を中心に、馬大好き朝倉雄介と猫大好き森厚子が有力をお話しいたします。
ということで、みなさんこんにちは。スタートアップ情報プラットフォームイニシャルユーザベースの森です。
こんにちは。アニマルスピリッツの朝倉です。
朝倉さん、今日は涼しくて雨ですね。
これ収録しての5月23日なんですけれども、前日30度ぐらいだったんだっけ?
すごく暑かったです。
7月ぐらいの気温で、今日15度ですか?
はい。
すごいよね。半分じゃん、みたいな。
そうなんです。大変涼しくて快適で、私は調子に乗ってる感じになってるんですけど、これ、調子に乗り過ぎると風邪ひくパターンだなと思いました。
ほんとそうだよね。
そうなんですよ。これでもね、なんか、昨日あれだったんですよ、私が住んでるところは土砂降りの雨が夜に。
あー、はいはい、ゲリア豪雨だって言ってましたね。
なんかまさに、急に本当にバケツをひっくり返したような感じの雨がバーッと降ってきて、おーってなりました。
うん、なんかちょっと僕は屋内にいて気づきませんでしたけど、なんかちょっと不安定ですね。
そうですね。
うん、まあ、なんだろう、まあ梅雨っていうにはまだ全然早いんでしょうけれども。
あ、でも沖縄梅雨入りしたらしいですね。
あー、まあそうか、沖縄は早いもんね。
早いですよね。
いや、カレンダー見てたらさ、なんか来週がね、結構雨なんですよね、5月29日週の一週間の方が。
そうなんですか。
結構雨続きで。
えー。
うん、で、先の予定なんですけど、6月の6日にビッセル神戸とFCバルセロナの試合を新国立競技場で見に行く予定なので、雨降らないでほしいなと思ってます、私は。
雨降ってもサッカーってやりますよね。
うーん、まあね、よっぽどなんか雷とかひどくなければね。
だから観客の方はズブ濡れになりながら見るという感じなんですか。
うん、まあけど新国立競技場一応屋根あるんでしょ、ちょっとだけ。
あ、そうなんですか。
あの、だって、いやあなた、それこそさ、国立競技場になんか屋根つけるかどうかでなんか大揉めしてたじゃん、財務省って。
確かに。で、なんかあれですよね、真ん中だけ穴空いてるんでしたっけ。
そうそうそう、だからフィールドだけズブ濡れっていうことなのかな。
そういうこと?
僕はあの、オリンピックの東京、幻の東京オリンピック開会式のチケット当たってた人ですからね。
あ、確かに、おっしゃってましたね。
そう、結局行けなかったから、なんかさ、強運の持ち主なのか全然運ないのか、自分でもよくわかんないんだけど。
あ、行かなかったんですか。
いや、だって開会式って入れなかったじゃない。
確かに、そっかそっかそっか。
うん。
そうでした。
だから幻なんですね。
なるほど。
あの内容だと俺行かなくてよかったけどね。
元の雨見たかったけど。
なるほど、じゃあちょっと来週のサッカーの試合が、雨が降っても弱い雨であることを祈りましょう。
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うん、そうだね、濡れないといいなと思います。
はい、ということで気になるニュースです。
はい。
G7とかね、色々大きいニュースはあるんですが、今回注目するのはAIを活用したベンチャーキャピタルのニュースにしました。
ここでね、ブリッジさんから出てたニュースで、ベラパートナーズ、これ読み方合ってるか謎なんですが、ベラパートナーズさんのことがニュースになってました。
これどういうVCなのかというと、独自のプロダクトを持っていて、それを活用して投資をしているようなVCになります。
何を言ってるんじゃっていう感じなんですが、AIとかデータを活用して投資をするようなベンチャーキャピタルって既にいるんですよね。
例えばメンローベンチャーズさん、結構老舗のベンチャーキャピタルだという認識を持っているんですが、
彼らは独自に開発したソフトウェアで投資先候補の評価などをしているというふうに認識しています。
ここのベラパートナーズがそういったところとどう違うのかというと、特徴的なのが独自のプロダクトを持っているということになります。
元グーグル社員、いわゆるグーズラーと呼ばれる人たちですよね。
グーズラーとオックスフォード大学の研究者たちが長年かけて開発してきたベンテックというプロダクトを持っていると。
ベンチャーテックの逆なんですかね。
多分そうなんだと思う。
でもなんかキャピタルが取れちゃって、ベンっていうのがちょっとあれなんですけども。
このベンテックというのがニュースによれば、ソーシング、企業評価、関係グラフ分析、マーケットインテリジェンス機能を持っているということで、
機能の一部の例として、LPとのやり取り、出資者ですね、ファンドの。
LPとのやり取りを半自動化できるということが挙げられてまして、どういうことかというと、
LPがベラパートナーズがスタートアップに投資するじゃないですか。
このスタートアップに投資したの?みたいなことを、自然言語を使ってプロダクト上で質問すると、自動的に自然言語で返ってくるみたいな機能とかがあるそうです。
ついに、ベンチャーキャピタルの仕事もなくなるかもしれない。
LP対応の一部が自然言語処理で、いろいろ自動回答されるようになったって話ですよね。
多分、一機能だと思うんですけど。
それでなくなったら。
ということで、今チャットGPTとかでこういう職がなくなるかもみたいな話とかも我々もしてきましたけれども、ベンチャーキャピタルというところでも、こういったAIが活用されて仕事がどんどん効率化してきて、
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やらないところをやること、集中すべきことがシャープになっていくような気配がいたしますというので、このニュースを選びました。
なんかね、データドリブンな投資をしますみたいな話でね、よく海外のVCなんか言ってるところはあって、どちらかというとフロント側の業務でこういうAIを活用されることになるのかなっていうふうに思っておったんですけど、
LP対応なんですね、なんかめっちゃなんつーかミドルバックの仕事ですね。
まあ、一機能っていう、一例で出てたものだけどね。
ひょっとしたらもうちょっとカバーが、それこそこれバーティカルプロジェクトですからね。
まあ、いろんなことがカバーできて、ミドルバックの方がやりやすいからっていうことなのかもしれませんけど、ただ結構フロント側とやることがだいぶ違うんだけどなということと、
あとミドルバック側の機能だったら別になんか汎用的なAIツールで、なんかどうにでもなっちゃうんじゃないかなというふうには思いました。
そうだですね、このベンテック、ソーシング、企業評価、関係グラフ分析などもあるそうなので、その機能がちょっと見たいですね。
本当に便利なんだったら使いたいですよ。
そうですよね。
なんだろう、これ完全に自社プロダクトで、自社だけでしか使えませんってことではなくて、普通に売るってことでしょ?
おー、そらく、なんかGitHubにもオープンソースの公開がされてるっぽいんですよね。ちょっと中身がどういうものなのかって私は判断できてないんですけど。
なるほど。まあけどこれ、投資を受けてるんだもんね。
面白いですよね。
うん、わかりました。
これも、今後これが日本にもすぐ入ってくるのかみたいなところを注目ポイントですね。
はい。
ということで、ベンチャーキャピタルの仕事が自動化できるのかは、ベンチャーキャピタリストの仕事の解像度を上げるということが必要になると思うので、無理矢理繋げました。
繋げましたね。
本日のテーマですどん。ベンチャーキャピタリストの仕事ガイドの続きをやっていきます。
はい。
今までですね、3回ぐらいベンチャーキャピタルのお仕事について解像度を上げるというテーマで進めてまいりました。
前回はですね、ベンチャーキャピタリストの各機能を5つあったんですけれども、投資先の発掘、ソーシングですよね。
2点目が投資先の判断。3点目が投資実行。4点目が投資先のモニタリング、含むバリューアップ。
最後がExitというこの5点に分けて、どういうことをしているのか、どういう機能があるのか、どういう能力が必要なのかみたいなところをお話ししてまいりました。
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前回はですね、1点目と2点目、投資先の判断までしました。
判断の話も結構したっけ?
判断自体の判断をどうするかっていうことは言ってなくて、アーリーとレイターで求められる能力が全然違うよっていう話をして、
アーリーの方はもう確率論みたいな話もありましたし、ひたすらスタートアップと会っていって、その経営者がどうなのかっていう話があったり、
もはや伸びるマーケットを決めてしまって、そこに適切な人を連れてくるみたいな話もありつつ、
一方でレイターでは財務、ホーム、ガバナンス、金融知識みたいなものが必要だよね、みたいな話をしてまして、
あとサイドデータはコンフリクトばっかりみたいな話とかもしました。
結構話してるじゃん。
結構話してます。なので、ここは途中からになりますかね。
なるほど、わかりました。今日どこから始めればいいでしょうか。
じゃあ投資先の判断っていうところ、見つけたところがあったら、そこからやっていきましょうか。
まあけど、そうですね、おそらく前回でほぼほぼカバーされているんじゃないかなというふうに思います。
スタートアップといってもね、本当にドシードの、もう下手すぎや、ソロファウンダーアイディアのみみたいな段階。
ここに投資する、最近ね、シードっていうのはさらに分けてプレシードとか言って、もはや定義が僕は分からなくなってます。
プレシードとか言うじゃない。シードより前、プレシードってもうそれは種になってない状態じゃないって気がするんですけど。
プレシリーズAではなくてプレシード。
そうそう。シードって種でしょ。種になる前ってなんだよ、まだ花粉かよみたいな話になっちゃうんですけどね。
まあまあそういう、本当にごくごく初期ですよね。
もうなんなら、俺このアイディアで起業するぜっていう人が一人いますっていう段階から、ちょっとフライングで投資するっていう。
そういうタイプもありますし、まあそれこそまさにね、もうバリエーション1000億以上で、別に上場しようと思ったら別にできるんですよみたいな。
だけど、よりスケールするために、サイズアップするために追加の資金を獲得して、より大きな肝幹で上場しようと。
まあこれはそれこそ僕がザ・ファンドというファンドでやろうとしてきたつもりなんですけれども、そういったフェーズによって見る側面って全然違うよねっていう話はありまして。
まず前回お話したことだと思います。
まあけど、どのフェーズにおいてもやっぱり共通するのはですね、やっぱり企業家の資質みたいなものであったりだとか、まあそもそも事業って本当に意味あるの?みたいなこと。
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まあそういった点なのかなと思いますよね。
なるほど。ではでは3番目見ていきましょうか。
はい。
投資実行。
はい。
ここは具体的に何をするんでしょうかね。
まあこれは何でしょうね、そんなにものすごいボリューム大きいわけじゃないんですけど、例えばこの会社さんすごい良い会社だよねっていうところを、ソーシング並びに投資検討を通じて、この会社面白いっていう会社を見つけたとしますよね。
じゃあこの会社にどういう切り口で投資をすればいいのかなっていったことを考え、実際そのアイディアの実現に向けて相手方と交渉したいだとか、あるいはいろんな契約書を作成して締結向けで作成していくっていう、そのための条件を詰めていく、こういったフェーズですよね。
大前提として考えておかなければいけないのは、いい会社といい投資って違うんですよ。つまり何を言ってるかというと、ものすごい急成長する会社だと思うし、素晴らしい事業だ、素晴らしい事業だっていう。いいですよね、投資したくなりますよね、そういう会社って。
なんだけれども、当然これVCの本質としてはやっぱり金融業で投資のお仕事なので、会社事業は素晴らしいっていうのがイコールいい投資は限らないわけですね。つまり何を言ってるかというと、確かにいい会社なんだけど条件がVC投資側が見ると悪い。
端的に言うと価格高すぎるとか、いい会社なのはわかるよ、わかるけどこの価格、この条件ですかみたいなことってあるわけですよね。こういう時ってやっぱり悩ましくて、当然そのいい会社にみんな投資したいわけですから、投資したいと思うんだけども、
なんだろうな、そういったところに投資したいっていう人が集まれば、自然と受給バランスで資金を調達しようとしている資金の需要者側、つまりスタートアップ側にとってより有利な条件に落ち着いていくじゃないですか。
なった時に、それは投資家側から見るとどんどん条件が悪くなっていくということで、それが一定の敷地を超えてしまうと、会社としては素晴らしいし大きい会社になるかもしれないけれども、今のリスク等々を勘案すると、端的に価格が高すぎるとか、
あるいは、もうちょっとこれ種類株とか入ってくると、種類株の条件設定が、これもまた投資観点から見ると悪すぎるといったような観点になって、それは投資できない。
当然、VCも、いわゆるFiduciary Dutyと言いますか、VCに出資をしてくださっている投資家の方々、LP投資家の方々に対して、ちゃんとリターンを創立しますよという責任を負っているわけでして、そういう意味で言うと、仮にどれだけ素晴らしい会社で自分が応援したいと思うような経営者の方であったとしても、
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リスク高すぎるし、大した儲かんないかもなーって思うような案件であれば、それはもうやっぱり職務上の責任として投資できないわけですよね。仮にそう判断するので。ここがちょっと次年まであって、やっぱりありますよ、すごいいい会社だし、いい経営者の方だなーと思うけど、今このタイミングだとちょっと条件が厳しすぎるなーっていう時は、
いや、すごい応援するよと。応援するし、何なら多少人の紹介とかもするけど、とかね、そういう条件で出すほうが、他のVCさんご紹介したりするけど、うちは投資できないわ、みたいな。そういうことってありますよね。
これが投資実行の話ですね。つまり、いい会社といい投資っていうのは違うと。当然、それをいい投資に落とし込むためにいろんな条件交渉をするだとか、あるいは条件交渉っていうと、AさんBさんがいて、どっちか片方がゼロ差のゲーム的に勝っていくみたいな、
そういった想定をされることもあるかもしれないけれども、なんかAさんBさんにとっても、ウィンウィンな解決策ないのかな、みたいな、そういったある種の交渉というか調整というのがあるわけですよね。
例えばよく使われているJQISっていうのも、まあ広い意味で言うと、こういったウィンウィンに向けた調整の一つだと思うわけですよ。何を言ってるかっていうと、いろんな投資条件っていうのを定めていくと、こと細かなタームの内容だとか、優先分配権どうやるべきかとか、バリエーションの話もそうだし、
そういったことを詰めていくと、当然時間かかるわけですよね。これはどちらかというと、スタートアップの場合にとってよりクリティカルで、やっぱり資金ってあるべく早く調達したいわけだし、あとやっぱり本業に向き合いたいわけだから、あんまりそういった価格条件とかの交渉とかに時間かけたくないわけじゃないですか。
だけど、アンフェアな条件を飲みたくもない。そういったことを考えた時に、あらかじめテンプレート決まっていて、これもう業力配置スタンダードとしてみんな使ってるよねっていうようなテンプレートがあって、なおかつ価格の設定なんかも、今このラウンドで細かく詰めても仕方ないから、一旦ちょっと決断を先延ばしにしましょうやっていう、そういう類のものなわけですよ。
日本だとよく使われているそういったテンプレートがJXであり、海外だとね、セーフって呼ばれるものだとか、JXの前身のキスみたいなやつもあったりしますけど、これもある種、なんていうのかな、
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例えば元々種類株で調達しようと思ってたんだけど、一旦ここで細かく条件交渉を詰めても仕方ないから、まだイマチュアな段階で、なんで一回JXでやりませんかとか、そうすることによってより相手が飲みやすくなる。条件を飲みやすく、お互いにとってハッピーになる。
例えばバリエーション一つとってもね、例えばスタートアップ側がダイリュージョンをあんまり進めたくないが故にバリエーションを高く設定しましたと、ただ投資側から見て、このバリエーション今このタイミングで全然許容できないよっていうような、ある種のコンフィティングが生じた時に、
例えば今想定している調達額って本当に今やろうとしていることによって必要なんですかみたいな。3億円調達しようって言ってたけど、実はそれって1億円で結構検証できる内容なんじゃない。
そういうことなのであれば、今このバリエーションで3億円というのは全然ちょっとうちは飲めないけれども、バリエーションをこれくらいに抑えて1億円にすると、そうすることによってダイリュージョンというのも一定防げるし、このラウンドで実現したかったこともより実現できる。検証も実現できる。
こういったやり方ってどうですか。これはそういった条件を詰めることによって、お互いにとって妥協できる点を探していこうとする。今のこの3億円の例で言うと、スタートアップ側当初、企業化側当初求めていようとしていたバリエーションで3億円というお金が調達できなかったという点で言うと、一見すると交渉に負けたように見えてしまうかもしれないけど、
ただ一方でそのバリエーションだったら、そもそも防止受けることができないし、仮に3億円するにしても、もっと低いバリエーションだというふうに言われていてですね。仮にそのまま3億円ガッと調達してたら、望むダイリュージョンよりもより、ダイリュージョンが進んでしまうわけじゃないですか。
それをお互いの妥協点を見出して防ぐっていう。これもある種、ウィンウィンの交渉だと思うんですよね。これも含めて投資実行。この過程においては、いろいろじゃあその、なんて言うんですか。
契約書の文言これでいいのかどうなのかみたいな、割とリーガル実務が走ることが多くてですね。弁護士の政策の中にお世話になるということですよね。JKISなんかだとテンプレートがカチッと決まってるから、そこはいよいよ一々法務を起用する必要もなく、自分たちでやっちゃうということもありますけど。
いろいろ長く話しましたけど、そんな感じですかね。
はい、補足するとJKISっていうのは、投資契約書のテンプレートっていうんですよね。
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通常投資契約書っていうのは、価格がバリエーションこれぐらいですに対して、何千万円ちょうだいします、何億円ちょうだいします、みたいなことに付帯する、いろんな条件が付されているんですけれども、JKISっていうのは基本的にはこのラウンドの価格っていうのを決めず、次回ラウンドに順次みたいな、そういった考え方ですね。
主にあれですよね、シードキーぐらいのスタートアップがよく用いるものですよね。
そうですね、とか言うか、エンジェル投資の時は、もうこれでやっちゃう方がお互い楽だと思いますよね。
うんうん。
うん、なんだけどね、あれですよ、エンジェル、ドシードに限らず、ブリッジ的にJKIS使うことってありますよ。
うんうんうんうん。
特にブリッジ的なタイミングでダウンラウンドしたくないし、今このタイミングでね、あといったい試験も必要だし、みたいな時にちょっとネギ目は先延ばしにして、JKISでまとめときますか、みたいなことはありますね。
なるほど。
質問していいですか。
今、投資実行において投資条件を詰めていくっていうのがあったと思うんですけれども、項目が一番は投資金額と企業評価額のところがベースにあって、その他の条件っていう話で、今の話を聞いていくと、その他の条件に当てはまるものが既存株主を含めた規剥化だったりっていうのがあったと思うんですけど、他にはどういうことがあるんですか。
ちなみに規剥化っていうのは、基本的に会社の評価額と調達額が決まったら、割り算で普通に出てくる。
普通に決まる、はい。
優先株式、種類株、それこそ2010年前半ぐらい、10年代前半ぐらいからですかね、割と使われるようになったもので、それこそ僕のスタートアップなんかも本当に多分日本で、一番早いってのはちょっと嘘だけど、直近のスタートアップの流れの中で言うと、かなり初期のタイミングでこういった種類株で資金調達をしていたプレーヤーですね。
種類株っていうのは、いわゆる普通株とは違って、ちょっといろんな条件が付されているわけです。
例えば会社が生産するときに、普通であればね、例えば10%の株主であれば生産時の価値、順一さんが1億円であれば10%であれば1000万円返されますみたいな、そういうやり方をするものですけれども、
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優先株の場合は、他の普通株の株主に対して、より優先的に株式が戻されるような、そういう設計をしているということですね。
なんでこんなことがわかり通るのかというと、それは当然のことながら、スタートアップってものすごくリスクが高いわけで、常常株の株式とかと比較の話をしていますけれども、やっぱり普通株だとなかなかリスクを負って投資できないというケースが多々あるわけです。
そういった中において、こういう優先株を活用することによって、リスクは高いけれども、もしもダメになったときのダウンサイドプロテクションと言いますけど、ダウンサイドプロテクションをすることができて、それによってリスクは高いんだけれども、投資をしてみようという投資家が出てくるということですよね。
これ聞くと、ものすごく投資家側に有利なものなんじゃないかというふうに思われるかもしれませんけど、それはごもっともなご指摘なんですけど、逆に言うと、そういうダウンサイドプロテクションがないと、そもそも誰も投資してくれないということになるわけですよ。
なんでね、それはそういったダウンサイドプロテクションを投資家側につけるというインセンティブがつくことによって、スタートアップも資金調達ができるわけだから、それはそれでスタートアップも恩恵を得ていくということになるわけですね。
今、そういう意味でいうと、有線株の中で、残余財産の有線分配権というふうに言うんですが、それが一番象徴的なもので、それを挙げましたけれども、例えば、いわゆる普通の株主総会とは別に、種類株主といって、その有線株を持っている人だけの株主総会というものを普通の株主総会に優先して開催して、
そこで否決されてしまったら、そもそも普通株主の、一般的な株主総会にかからないような状況にできるとか、あとは役員の専任権を有線株の株主に持たせるとか、あるいは一定額以上の契約みたいなものに関しては、定管とかで定めるのかな、拒否する権利を与えるとか、いろんな設計の仕方があります。
これはあえて、基本的には有線株というのは、そういった投資家側により有利な座組になるようにしているんだけど、繰り返しになりますが、そうすることによって初めて投資家側もリスクを取れる水準になって、あるいはスタートアップが望んでいるバリエーションで投資を受けることができるということですよね。
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なので、普通株と有線株って本来全然価値が違うものでして、これはスタートアップ側にエンジェルとかがついているときによく言うんですけど、正直有線株でこのオプションがつくことによってバリエーションがこれぐらい上がるなんて、デジタルに推測できないわけですよ。
正直もう相場感です。みんながこうやっているからっていう世界。これは別に日本もそうだし海外もそうだし、ただそこに落ち着いていることにはそれなりの理由があるというか、そんなになんかめちゃめちゃな条件が飛び交っているというふうに僕は思わないんですけれども、相場感なんですよね。
僕がスタートアップ側についてアドバイスを今までしていたときは、有線株でこういう条件をつけろっていうふうな話を投資家側がしてくるわけじゃないですか。スタートアップ側にとって、この条件は嫌だねとか、これもうちょっと緩ましたいよねって話をやっていて、なかなかいいよ、嫌だとか言ってラッチが開かないと。
そういう時に出すのは、じゃあ普通株でいいですよと。つまり普通株になるから本来評価が下がるはずですよね。普通株だったらいくら出すんですか?みたいな。そういう問いを出します。これに答えられた人は今まで一人もいない。逆に俺も聞かれても答えられない。
そうなんですか。ぐらい有線株の条件ってその時々話し合ってるけど、それによってどれぐらいバリエーションが上がるかなんて、なかなか数式化して表現はできないものですよね。そこはもう本当に交渉力だと思います。
なるほど。ということで、今日ちょっとお時間が来てしまいましたので、もうちょっと深掘りたいことがあるんですけれども、それは次回に回しまして、今日はこのような形でベンチャーキャピタリストのお仕事の中の投資実行に関して前半戦を終了といたします。
ということで皆さんごきげんよう。