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VCファームとしての経営理念:繰り返しゲームの中での投資リターン最大化
2024-11-06 11:59

VCファームとしての経営理念:繰り返しゲームの中での投資リターン最大化

VCファームにおける投資リターンと社会的価値の両立について考えます。繰り返しゲーム理論を基に、短期的な利益追求だけでなく、持続可能な関係性構築の重要性を探ります。未来世代のための社会変革という理念と、投資家へのリターン実現という責務。この二つの軸をどのように両立させていくのか、アニマルスピリッツの経営哲学についてお話しします。

トピック

・ アニマルスピリッツの基本理念

・ 繰り返しゲーム理論と投資活動の関係性

・ 社会変革とリターンの両立

・ LP投資家とスタートアップとの関係性

・ VCファームの永続的な存続の重要性

・ ブランドとしてのVC事業の本質

・ 理念と行動の一致の必要性

・ スチュワードシップ責任との両立

キーワード

繰り返しゲーム, 投資リターン, 社会変革, LP投資家, スタートアップ, 論語とそろばん, アセットマネージャー, スチュワードシップ, ブランドビジネス, 永続的経営, 経済的リターン, 投資哲学, アニマルスピリッツ, 未来世代, リスクマネー, 相互互恵, ファンドパフォーマンス, 価値創造


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This is 令和スタートアップ。この番組では、猫大好き森厚子と馬大好きYusuke Asakuraがスタートアップにまつわる話題についてゆるふわっとお話をしているのですが、
今回は森さんがおらず、Asakura一人がスタートアップにまつわるトピックについてゆるふわっとお話ししております。
はい、Asakuraです。今日も一人でぶつ草喋ってます。ほぼ毎日一人でぶつ草喋っている回かもしれませんが、なぜそうなっているかというと、取りだめているからですね。
今日は、自分たちの会社のワリュー、会社というのは何かというと、私たちアニマルスピリッツです。
アニマルスピリッツの中で大事にしている考えをご披露させていただこうと思います。
これ何か社税とかね、そういうふうに目を打っているわけじゃないんだけれども、
少なくともアニマルスピリッツの中で働いている人たちに対しては、こういう思想を大事にしてほしいというふうにお伝えしていることなんですけど、
これ何かというとですね、繰り返しゲームの中での投資リターン最大化です。
繰り返しゲームというのは何かというと、経済学をかじったことがある方であればよくご存知の通り、
ゲーム理論というところの繰り返しゲームですね。
何かというと囚人のジレンマなんかよく出てきますけれども、
要は一回限りの何かしら取引だとか交渉ごとであるならば、
例えば相手がものすごく大損小効とも、
こっちが自分たちの利益、利得を最大化するような、
そういった行動を取るのが最も合理的な施策であるということになるわけなんだけれども、
これは一回限りのゲームではなくて、
ゲームというかやり取り、交渉ごと取引ですね。
何回も何回も繰り返される、そういった関係性の中においてでは、
自分の利得を最大化しようとした結果、相手がむちゃくちゃ損するといったような、
そういった行動ばかり取っていると、相手も仕返しをしてくる。
相手も相手で自分たちの利得を最大化して、
要はこちら側の損失が大きくなる、そういった行動を取ろうとしてくる。
あるがゆえに繰り返しゲームの中では、
2人のプレイヤーがいるとするならば、協力関係を結んで、
短期でいうと必ずしも最大化するオプションではないけれども、
お互いちゃんと利得を得られるような、
03:03
そういった取り組みを行って、長期的に互形的な関係を結んでいきましょうという。
あまりうまく説明できているかどうかわかりませんけれども、
これがいわゆる繰り返しゲームの構造であり、
囚人のジレンマに代表されるような、
ゲーム理論の中でよく説明されている概念です。
ご存知のない方は囚人のジレンマ、囚人って捉えられた人ですね。
囚人のジレンマというのをググってみるなり、
パワープレクシティ見てください。
前置きが長くなってしまった、
説明が長くなってしまいましたけど、
我々アニマルスピーツ、VCファームが目指すべきは、
まさにこの繰り返しゲームの中での取引しリターン、最大化なんですね。
これは、いわば論語とソロ版のバランスの話でもあります。
何を言っているかというと、
私たちアニマルスピーツは未来世代のための社会変革というものを掲げて活動をしています。
未来世代のための社会変革、
つまり自分たちの子供や孫の世代により良い社会を引き継いでいきたい。
そのためにそういった社会を形作る原動力となるようなスタートアップに
リスクマネーを提供して、まさに武器を提供して、
そういった会社たちが成長する、
そういった後押しをしていこうというのが、
基本的な我々の活動理念であり、経営理念ですね。
コーポレートミッションと言ってもいいし、パーパスと言ってもいいし、
最近いろんな呼び方があって分からなくなってきているんですけど、
いずれにせよ、我々が今の日本に存在している理由です。
さあさりながら、これを実現するためには、
いろんなスタートアップと良好な環境を結んで、
良いスタートアップに投資をして応援していく。
同時に我々のファンドにご出資いただく、
LP投資家の方々にしっかり報えていく。
これをしなければままならない。
特にソロ版というところで言うと、
やっぱりファンドが儲からないことには存続できないわけですよ。
これが論語とソロ版で言うとソロ版の部分でして、
先ほどの未来世代のための社会変革が論語であるならば、
それとちゃんとファンドパフォーマンスを実現するという、
このソロ版の部分、ソロ版感情を合わせないことには、
我々の活動というのはままなりません。
井上宮尊徳という人の、経済なき道徳は寝言であり、
道徳なき経済は外訳である。
これちょっと順番ひょっとしたら前後逆だったかもしれないけれども、
いずれにせよこういう趣旨の発言、僕は大好きで、
06:01
どんだけいいことやってますよといったところで、
それがちゃんと経済的なリターンを埋めてないのであれば、
それって寝言ですよと。
対して経済的なリターンだけで何もしそうがないのであれば、
それって外訳だよねというのは本当にその通りだなというふうに思うわけです。
この両立を実践したい。
その中でVCというのはある種誤解されがちだし、
ある種そういった誤解を生む要因をVC自身が生んでいるんだけれども、
VCにとってのお客様ってあくまで投資家なんですよね。
スタートアップではない。
もちろんスタートアップも大事なステークホルダーであり、
本当に応援しなければいけない先だし、
そこに何かアンフェアな不達意振る舞いというのがあってはいけないんだけれども、
やっぱり究極的なお客さん誰なのかと言われると、
僕はこれはもう投資家だというふうに思っています。
投資家というのは私たちVC、
ファンドにご出資いただくLP投資家の皆さんですね。
こういった人たちに対して、
ちゃんと彼らの資本コストに見合うリターンをお戻しするというのが、
そういった大事なお金を預かるアセットマネージャーとしての境地であるというふうに、
私は思うわけです。
こうしたことを考えるとね、
起こりがちなのは何かというと、
究極ファンド単位、
ないしは個別の投資案件単位で見るとですね、
場合によっては、
ある投資先に対して何か作主的な立ち位振る舞い。
作主っていうとさすがにちょっと、
ちょっと響きが悪すぎるかもしれませんけれども、
一般的な観念に対してですね、
あまりにも経済条件がVC側に偏りすぎでしょう。
つまりアニマルスピーツが得しすぎるでしょうみたいな、
そういう取引を持ちかけてしまうとですね、
持ちかけると、
その案件単位、ないしは、
ファンド単位では大きなリターンを返すことができるかもしれません。
結果、
それを見てLPの皆さんが喜んでくださって、
好きのファンドにまた募集していただく。
こういったことも実現できるかもしれません。
なんだけれども、
これやりすぎるとね、
結局のところ、
何と言いますか、
スタートアップに対して、
ものすごい負の感情を抱かせることになり、
結果これがバッドレピテーションになって、
自分たちに跳ね返ってくる。
要は、あそこのファンドっていうのはこんなひどいことするよと、
嫌だよねと、
そんなところに投資を受けたくないよねという風な、
そういうレピテーションが立ってしまうと、
我々は投資をすることができない。
であるがよいに、
何が言いたいかというとですね、
目先の短期のリターンだけ考えて報道していたら、
09:00
確かに案件単位、
ファンド単位では勝てるかもしれないけれども、
永続的なファームとしては存続することができないということです。
これはやっぱり、
LPの投資家の皆さんにもご理解いただければ
いけないところってあると思うんですよね。
何か究極の判断を迫られた際に、
自分たちはあくまで繰り返しゲームの中で活動していくプレイヤーですと、
その中において、
しっかりアセットオーナーの皆さんにリターンを返していくということは
大前提ではありますけれども、
過度にアンフェアな取り組みをしてしまうということは、
結局のところ、スタートアップに対して良くないし、
引いては我々VCも存続できないし、
そうなると、LPの皆さんにとっても
安定して運用する先というものがなくなってしまうという意味において、
必ずしも良いことじゃないんじゃないですかと。
ある種難しいですね、ここの。
これはもうあくまで精神条項であり、
精神論ですね、でありですね、
個々の案件がどういう状況かということによりますので、
あんまりじっぱ人からげには扱えない話です。
これとまたね、スチュワードシップとの両立ってどうなるんだと。
それが場合によってはですね、
ちゃんとリターン追求してないんじゃないかっていうような、
そういった阻止を受ける場面っていうのも、
場合によっては出てくるかもしれない。
基本的にそんなことはないように、
いろいろ手を尽くすんですけど。
ただ、やっぱり自分たちが大事にしたいのは、
永続的にファームが存続し続けること。
それがですね、やっぱり回り回って、
LPの皆さんにとってもメリットだと思うし、
また目先の対応としても、
個々のスタートアップに対しても良いことであるし、
また我々が目指すような、
未来世代のための社会変革を生み出す、
そういったスタートアップを支援していくことにおいて、
とても大事なことだと思うわけです。
なので、こういう話っていうのをですね、
オフサイトミーティングで話したいだとか、
毎週インターナルもやりますけれども、
インターナルミーティングでも、
これ大事だからねっていうことを、
もう分かったよって言われるぐらい、
口やかましく言ってですね、
大事にしていこうぜっていうような、
意識の統一を挙げているわけです。
僕は究極VCっていうのは、
もうブランドビジネスだというふうに思っていますけれども、
ブランドって何から生まれるかっていうと、
結局現行一致だと思うんですよね。
どれだけかっこいいキャッチコピーだとか、
大義名分を掲げていたところで、
それがやっていることと伴っていなければ、
それはやっぱり定着しないと思っています。
なので、今ここであえて半ばリスクを取って、
かっこつけて言ってるわけですけれども、
それがね、やっぱりちゃんと現行一致させて、
続くような、ほら言った通りにちゃんとやってるでしょっていうことを、
胸張って言えるような状態というものを、
作っていかなければいけないなっていう、
そんなね、しめんどくさいことを考えながら、
割と真面目にファンド運営に取り組んでいるという、
お話でございます。
はい、ということで今日はここまで。
おしまい。
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