自分塾の重要性
まてぃ
こんにちは、この TFC チャンネルはエグゼクティブコーチ根本 Deacon 雅子とMCのマティがお届けします。
本日は、自分の意見に確信を持てるのが自分塾をテーマにお届けします。
はい、ということで根本さん、こんにちは。
根本Deacon雅子
こんにちは。
まてぃ
はい、今日は新しい言葉が出てきました。自分塾。
これはコーチングをやっている方にはとても馴染みの言葉であると同時に、とても重要な鍵となる言葉でもありますよね。
根本Deacon雅子
そうですね、自分塾がないともうゆらゆらしちゃうことっていうのが日々の中で、日常で起きているかもしれないですよね。
まてぃ
今日は、前回まで自分の中に確信を持つっていうところを指摘で、自分ってこういう人でこんな風になりたいとか、今こうだから次はこうしたいとか、そういったことを明確になったところで、初めてこの自分塾につながるっていうところで、今日このお話になると思うんですね。
ただ、自分塾はちょっとわかりにくいので、ちょっとわかりやすい例からぜひお話いただけますか。
根本Deacon雅子
はい、それがまさに今日のタイトルのところですけれども、自分塾がないと、例えばお仕事のシーンで、自分の中で素晴らしいプレゼン資料をバッチリ作った、これ以上の策はないと思って、
同僚の方とお話をしていたら、こっちの方がいいんじゃないの?なんでそうなの?なんてやつき早にいろいろな質問が来てしまったことによって、あれこれはどうだったんだっけ?本当に私これなんでいいと思ったんだっけ?
やっぱりそっちの、A君さっきいいこと言ってたからそっちかな、ゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆら、結果的にその後自分が作っていたプレゼンが、もうA君の意見が来てしまったり、上司のBさんからのご意見というものが来てしまったり、どこで何をどんな風に収集をつけていいのかわからない、という風なゆらゆら状態になってしまうのが、自分塾がないとそんな状態にもなってしまう。
ここで自分塾があると、きちんとそのAさん、A君の意見、上司のBさんのご意見といったところを受け入れながら、最終的に自分塾を持ったいい形のものが作れる、というのが自分塾の一例とも言えます。
まてぃ
【森】ありがとうございます。
A君とBさんの意見を聞いて自信がなくなっちゃうのが、自分塾がゆらゆらしている状態ではありますけど、自分塾があると、自分が作ったものに対して俯瞰した視点で、こういう理由があるからこうだ、という資料を作っているので、そこに対してA君、Bさんから意見をいただいたら、確かにこれにはこういう考えもあるよね、という、根幹が揺らがないで話を聞ける、みたいなことであってますかね。
根本Deacon雅子
【森】まさにそうです。そもそも自分塾というのは、ご自分自身の価値観だったり、信念、これらに基づいた行動基盤、あるいはご自分の思考パターン、といったものになってくるんですよね。そこに気づいていないと、自分塾が揺らげるというか、自分塾が本当はあって、
あるのかもしれないんだけども、見えていないこと、意識していないこと、認識していないことによって、結果的に証言として、ゆらゆらになってしまうということになってくる。だから、俯瞰することによって、ご自分自身の塾といったものが立つことによって、
まてぃ
俯瞰をしようと思ってすることじゃないじゃないですか。私は自分の意見に確信を持っているし、自分塾がありますって仮に思ってたとしても、本当にあるかどうかもわからないんですよね。だから、どうすると私には自分塾があるわってなるんでしょうか。
根本Deacon雅子
それがまさに自分の中での確信といったところにも繋がってくるところなんですけども、それが自分の起点なのか、それとも俯瞰から来ているものなのか。たとえでいうと、それこそネコガリレオさんが発見したように、そもそも太陽が回っているのか、地球が回っているのか、
天動説なのか地動説なのかといったところにも繋がってくるかもしれませんね。自分が起点で自分は回ってなくて、太陽が回っているんだといったところはひょっとしたら、自己俯瞰といったものが掘り切れていない可能性もあります。
地動説というのはまさに池から出たお魚が発見したものですよね。そこの違いといったものが実は大きな違いですよ。
自分軸の見つけ方
まてぃ
もうちょっと分かりやすく言うとどうなりますか。
根本Deacon雅子
もうちょっと分かりやすくですと、現象として周囲の人との関係性といったところに出てくるかもしれないです。
まてぃ
どんなところでですか。
根本Deacon雅子
天動説の場合は自分はこうなんですというような思い込みの地軸ですから、思い込みの地軸でひょっとしたら一緒にその地軸の中でダンスをする人もいるかもしれない。
一方でその思い込みの地軸で傷ついている人もいるかもしれない。
泣いている人かもいるかもしれない。あるいは思い込みの地軸ですから、見えていない人もいるかもしれない。
何かがうまく人との関係性の中で、それが組織の中だかもしれないし、あるいはコミュニティの中かもしれないし、何かが起きているかもしれない。
一方、地動説ですと、一旦、池から出たお魚の状態ですから、要は宇宙から地球を見ている、そんな状態ですから、見えていなかった、天動説では見えていない、何かが見えてくる。
ですから、これは自分軸を探求するたびに出る必要があるかもしれないですよね。
簡単なようで、自分軸を見つけるというのは簡単ではない。その度に出ていただくことによって、自分軸といったものが見えてくる。
自分軸というのは、正解はないですよね。
皆さん個人によって異なって形成される要素というのもいろんなことがあります。
価値観だったり、生き方だったり、信念だったり、経験だったり、目標、目的。
いろんなものが組み合わさっている可能性がありますから、ぜひ自己探求というようなところから始めるといいかもしれません。
まてぃ
自分軸があると、何度も同じことを伺ってしまうんですけども、何がいいですか?何が変わりますか?
根本Deacon雅子
自分軸は素晴らしい質問です。自分軸があると何が変わるか。
ご自分が行きたい方向に行くスピードが早まります。
まてぃ
早まる理由はどんなところにあるんでしょうか。
根本Deacon雅子
自分の中で、当然、行きたい方向に行くために皆さん自分一人で必死で走ったり、一生懸命オールを漕いで、大会の中でオールを漕いで進んでいる。
それももちろんあります。ただ、自分軸があることによって、いろいろな応援も受けられる可能性があるんですね。
天動説だったら、その見えていなかった応援が地動説になることによって応援が見えてくる。
まてぃ
そういったことで、結果的に自分が望む方向へ進めるスピードが上がってきます。
天動説と地動説がそもそもそんなによく分からないんですけど。
根本Deacon雅子
天動説は、太陽が回っている。地球は回っていない。
地動説というのは、太陽が動いているんじゃなくて、実は自分が動いていたんだ。
そして、宇宙から見てみたら、実は太陽が動いているんじゃなくて、地球が動いてたんじゃん、といったところでしたよね。
つまり、自分が今ここにいるところから見ていたら、太陽が動いています。
でもこれは本当にそうでしょうか。俯瞰をしてみたら、池から出てみたら、宇宙に行ってみたら、いやいや、違うよ。
動いているのは地球だよ。動いているのは自分だったんだ、という俯瞰から見えてくるのが軸。
自己探求の旅
根本Deacon雅子
自分が持っている軸というのは、俯瞰をさらに深めていかないと見えて来れないところ。
これは非常に深い話ですから、どんどん問いも出てきてしまうかと思いますけれども、
ここで一旦、今日の皆さんへの問いにしたいと思います。
自分は自分軸あるのかな、ないのかな、そんなことを今皆さん思っているかもしれません。
そんな中で皆さんに問いをしたいと思うんですけど、パティさんよろしいでしょうか。
まてぃ
もちろんです。お願いします。
根本Deacon雅子
今、ご自分の中でうまくいっていることは何ですか。
そして、うまくいっていないことは何ですか。
考えられる理由を考えてみてください。
質問は3つです。
うまくいっていることは何ですか。
うまくいっていないことは何ですか。
その理由を考えられること、考えてみてください。
こんなところからご自分を振り返る、ご自分を俯瞰する、この旅がもう始まっています。
まてぃ
はい、ありがとうございます。
これは長い旅の始まりになるかもしれないですね。
根本Deacon雅子
もうまさにそうです。楽しい旅です。
まてぃ
はい、これはまた次回にもう少し深めていけたらと思います。
根本Deacon雅子
はい。
まてぃ
ということで、ご質問やご要望、リクエスト等がありましたら、
スタンドFMのコメント欄か、レター、ツイッターのハッシュタグ、
TFCチャンネルか、私金本さんのツイッターにお送りいただければと思います。
本日もありがとうございました。
根本Deacon雅子
ありがとうございました。