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こんにちは、トシです。ミユです。この番組では、地上天守閣に住んでいる実質婚カップルのトシとミユが、一緒に見た映画の感想を考えることが大好きな私たちの視点で話しています。
なお、内容にはネタバレを含みますので、聴取の際はご注意ください。はい、今回は【ルックバック】を見てきました。
はい、【ルックバック】を見てきましたね。6月28日公開のアニメ映画です。はい。
どうでした?トシさん。僕は結構いい作品だなって思った。うん。
なんで僕の感想を一旦話すと、まあ今回の作品ってすごいこう、いろんなメッセージが散りばめられてるなぁと思っているし、
やっぱそこのメッセージがすごくこうなんて言うんだろうなぁ 血に足ついているメッセージというか、全然高尚なことを言ってるわけじゃなくて
ああそうだよなっていうところがすごいあって、でそれをなんか自分も
強化もしてしまうし、それで強化もできるからこそ本人がやっているそのこととかの意味とかどういう感じでやっているのかってすごい伝わってくるから
それで心が揺さぶられるっていう感じの作品だったなぁって思う。うん。
例えばそうだったなぁというところって。なんかまず今回のその話って藤野がもう漫画を描いているところから始まるけど
多分藤野は最初その軽い気持ちでたぶん漫画を4年生3年生ぐらいの時に描き始めて、でそれでなんか同級生とか
いやーすげーみたいに言ってくれて、なんかそれで自分はなんかこう特別なのかもというか、なんかそこでやっぱりこういうところ自分は
長けているみたいな感覚になって、だからこそそこをこう誇り持ってこうやり続けるみたいな、やり続けていたけど
でね、なんかそこもなんか本人は裏で努力しているんだけどさ、その努力もなんか自分の才能が、その努力をしているから
上手いってよりも才能があるから上手いって思われたいからさ、多分まあ今回も5分ぐらい描いちゃったけどねみたいなことを言っちゃったりするわけだね。
やっぱすごいって思われたいって気持ちが最初あって、でそれで漫画を描いている。でその中で京本っていうなんか
こう引きこもりのよくわからない子が漫画描きたいって言い始める。でそこもさ最初素人ができるかわかんないですけどねとか言ってるけどさ
すごいクオリティー出してきてさ、そこにも衝撃を受けたりするわけじゃない。でこれじゃダメだって思ってさ、なんか
引きこもりだから自分よりいろいろこう練習する時間があるから自分より上手いんだみたいな、そこに理由をさ自分でこじつけてさ
自分もっと練習してやるみたいな。その時間が、才能の問題じゃなくて時間がないからこの差が生まれちゃってるからそこを埋めてやるみたいな感じでさ、すごい練習を始めるわけじゃん。
でも実際やってみたらさ、どうしてもやっぱりその京本のクオリティーにはさ、どんだけどんだけ描いてもいかない。本人の中ではもうできる限りのベストエフォートで練習してるんだけどそれでもいかない。
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ってなって、やーめたって言うじゃん。自分には才能がないんだみたいな。
でもさ、それ卒業式でさ、部屋行ったらさ自分より何十倍も何倍もさスケッチブックがさ積まれててさ
結局才能じゃなくて自分の努力不足ってあったんだってそこで気づいてさ。でもそれでなんか帰ろうとしたらさ、逃げるように帰ろうとしたらさ
あなたのファンですってその自分より何倍も努力をしているさ、京本から言われてさ、それで舞い上がっちゃってさ
その一連の流れがさ、すごい人間くさいなっていう。人間くさいしみんなそういう経験ってなんていうんだろうな
違う形であれあると思っていて、例えばなんか小学校の時のクラブとかでなんかこう足が速かったとかね
足が速くてみんなすげーって言われて、それでちょっと調子乗っちゃってさ、中学とかで陸上部入ったけど全然なんか大会とかには出れなくてさとか
そういう経験ってみんなあると思うんだよね。そういうところがなんかこう
共感性周知というか、自分もそういう青臭い時あったなーみたいなところの恥ずかしさみたいなのを思い出させるし
でもやっぱその中で恥ずかしいんだけど恥ずかしくても藤野はさ、泥臭くやっぱやり続けて漫画館まで行くんだよね
そこに対してのすごいなーって気持ちも感じるし、ただやっぱその一方でそういうのをやり続けている中での
やっぱ凶元が死んじゃった時のあのこう虚空になった感じというか、そもそも自分ってなんで漫画描いてるんだっけとか
そもそも凶元がいなかったら、凶元を誘わなければ自分漫画家とかになってなかったと思うし普通にもっと
だから本人的にはさ、たぶん漫画ってすごい大変な作業なわけじゃん
そんなのよりもっと安定した仕事とかにも就いてたかもしれないのにとかさ、いろいろぐるぐる考えちゃってさ
そもそもあそこで漫画を描いたの間違いだった、みたいなことも考えちゃったりさ
あの一連の人間臭さとその中で、人間臭い中でのその中でできるいい選択というか
してほしいというか、その選択できたらすごいよなっていう選択をやり続けている藤野がやっぱりすごい胸に来るものがあったなっていう感覚かな、僕の中では
そういうことか、私は逆にその辺はリアリティがないから、共感っていう意味では捉えなかったよ
あぁそっか
メタまではみんなあると思うけど、そこから
私も例えば夢を諦めたことがあるけど、それはもう死ぬほど努力して
ある程度いいとこまで行ったけど、やっぱり自分のセンスとか何か突破していく、この壁を突破していくためのパワーが足りないなって思ってやめたことがあって
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京本みたいな人は現れなかったし、劇的な展開もなかったし、そこからの要素として私はファンタジーみたいな感じで見てたかも
なるほどね、確かにあそこからの流れはファンタジーに近いと思う
だってやっぱり大抵の人はあそこでやーめたってなって、みんなから反対されててさ、むしろやめる方がみんな喜んでくれてさ、よかったよかったみたいな
でもやっぱりそこで京本が出てきて、また話がある意味で不自然な方へ曲がっていくっていうあの流れは
なんていうかこう、ある意味で願い的なメッセージもあるかなと思っていて
当時じゃあ自分たちにそういう人が一人でもいてくれたら自分は頑張れたんだろうかみたいな
そこに対してのメッセージみたいなのもあるのかもなって思った
だからなんか京本みたいな存在がいていいなって気持ちも僕は思ったし
一人でもやっぱりそういう人がいてくれたら当時の自分はもしかしたら頑張れたかもしれないなみたいな気持ちもしかしたらみんなになるかもしれないし
逆にそういう存在がいたからこそなんかこう自分的にはなんかよくわかんない方に行っちゃってる藤野みたいなところも見るし
逆にそういう世界線に行かない話も出てくるし
という中でいろんな選択肢がある中で最終的には藤野はやっぱり書き続けよう
今この選んだところでやり続けようってなってまた家に戻って漫画を書き続けるわけじゃない
結局いろんな可能性が人生の中ではあるけど
結局今この瞬間続いているこの人生の中でもうやれることをやっぱりそのままやり続けるしかないっていうメッセージもあるように感じた
なんやかんやみんなこう挫折とかそういうのもおしつつ今の仕事とか今やってることとか今の生活ってところに落ち着いてるけど
やっぱそれ自体が後悔するものではない
今その瞬間でできるものをそのままやり続けるっていうことも必要だよねっていうわけではないけど
それはそれで人生の醍醐味だよねみたいなメッセージもあるように感じたかな
そういう今までの人生に向き合わされるよね今回の作品って
何だったら他の人とか制限がなかったはずなのに努力もできなかった人もたぶんいっぱいいるわけよ
そういう人たちもこれを見るわけよ
あの当時自分は努力ができなかったって思いながら見るわけよ
でもさめっちゃ努力するわけじゃん藤野的には藤野ができる限りのことをみんなから止められながらもさ
そこを見た時にやっぱ心震わされるなって僕思ったよ
なんで?やればよかったって思うから?
やればよかったっていうよりもやっぱ自分は結局できなかったその時にできなかった
でも藤野はやっている
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藤野はこんだけやっているけどそれでもそんだけやっている藤野でさえもやめたってなっちゃうっていうそこの一連の流れを見ているときに
なんだろうねどういう感じなのかわかんないけどやるせなさというか
すごいっていう気持ちもある一方でそれでも届かないっていうこう
やるせなさっぽいところで僕はああって思ったね
どこで泣いたの?
まず始まったタイミングで泣いたね始まったタイミングでなんか泣いたというか涙ぐんだ
なんで?
あのさ夜中夜中かどうかわかんないけどさ夜一人でさ部屋の中でさうーんって考えながらさどうしようかなと思いながらの書いている
うん
あのシーンってさっき言った通りさ若子の自分を若干彷彿とさせるのよね
その格好つけていた当時の自分って裏でどういうことやってたかって考えたときに結構似たようなことを考えたなって思って
そのなんて言うんだろうな自分と当てはめたときのその藤野がやっていることの
なんて言うんだろうねこっぱずかしさではないんだけどまこっぱずかしさも感じるんだけど
なんかこう青さというか不完全な感じというか
そういうところに対してちょっとこう涙ぐんだ最初から
ああまあ原作を知ってるからね
原作を知ってるっていうのもあるかもしれない
そう
あともう一個のところで言うとその負けてらんないじゃんってすごい努力して勉強というかそうだね練習をしまくるところ
そこもやっぱり当時自分が何かこう成し遂げようとしていたときにやっていた当時のことを思い出して胸に来るものがあった
あとやっぱ賞をまあでも全体的にやっぱり原作を知ってたっていうのもあるかもしれないけど賞を取ったところとか
あとはなんか後半の方はあんまりだったんだよな
まあ今日もとは学校に行かずにずっと家でずっとこう書き続けている中で
藤野は学校に行っても多分友達とかを全く作らずにずっと書き続けているあの感じとか
そういうものに対してなんかこう存在しない記憶ではあるんだけど
すごいノスタルジーさをこう感じさせるというか
当時の思い出とかそういうのではなくて
なんかこう人間としての本質的なところノスタルジーさみたいなものに対して訴えかけてくる感じというか
あの当時ぐらいの年代だった時の自分のことを思い出させるというか
そういう感じがあったかな全体的に
なんかさそれはさ私がアーティストの知り合いがいるから
その個展に行くことが割と多くてアーティストさんと話すことが多いっていうのはあるんだけど
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なんかやっぱそういう人たち今なんかすごくいろんな才能を開花させてる人たちって
学生時代も本当教室の隅で自分の好きなことを真摯にやり続けていた人たちだなって思っていて
なんかそういう人たちこそ正義だなっていうのを
私は結構23とかになってからわかったんだよね
だからなんかそういう私にとってのだけど
個人的なその正義っていう一番正しかった学生の姿みたいのをちょっと見て結構心にはきたかな
なんかあのシーンを見た時に僕が思い出したのはやっぱ自分の受験勉強をしてた当時のことなんだよね
その時ってとにかく入れる最大のところに入ろうって決めてたの
それもしかも理由もしょうもなくて兄ちゃんがなんかしょうもない高校行っててさ
しょうもないって言っちゃうあれだけど学力の低い高校に行ってて
でそっからなんか一浪ずーっと宅牢してさ家で勉強してて
なんか何勉強してんだかみたいな感じで思ってたんだけど
突然早稲田に向かってさうわすっごいなーみたいな
みんな言ってるわけよ家族とかも
それ見ててもうずっと当時さアルディア新学校高校通っててさ
なんかこうまさに藤野と同じような感覚になったんだよね
クソというかなんかなんでこんなずーっと遊びほうけてる兄ちゃんが
こんななんかヒーロー的な感じになっていて
兄ちゃんがそのぐらいになるんだったら僕はそれを超えないといけないみたいな気持ちがあったの感覚的に
高校は比較的いい高校に入って
少なくとも兄ちゃんの高校よりも偏差値の高い高校に入っててさ
でも兄ちゃん早稲田入っちゃったってことは
じゃあ早稲田以上のところに行かないといけないじゃんみたいな感覚があったから
その時にそれ以上のところに自分最大限を出して入ってやろうと思って
高校2年生の時から僕は受験勉強始めたんだ
ずーっとさ勉強してるわけよ
その時もさ2年タイミングごとにさいろんな自分の中でのチクチクする声があってさ
高校2年生の時は勉強始めてたらさすがに早すぎじゃないみたいな
青春ってこっからだよみたいな
なんでこんな1日毎日11時間2時間も勉強してるのみたいな
何どこ目指してんのみたいな
まだみんな部活とか頑張ってるよみたいなことさ
周りからちょこちょこ言われたりするわけよ
なんだったら僕もさ部活の部長だったけど
途中でほぼもう行かないぐらいの感じで
用事がある時だけ行ってそれ以外の時は行かずにもうずーっと勉強してるぐらいの感じで
部員のさ他の同級生とかからも言われるわけよそういうこと
白い目でその2年生の時は見られててさ
3年生になるとさ次はみんな塾に入り出すわけよ
塾に入り出すとさ
なんで僕は塾に入らないのみたいな
どっか探してたりしてないのみたいな
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そういうの入ってないとなんかこう
なんていうの
競争心とか煽られなくてしんどくないみたいなこと言われるわけもあるから
僕ずっともう兄ちゃんが宅牢でよかったから絶対に塾に入らないって決めてたの
大丈夫僕は自分で参考書と学校の授業で
もう行けるところ行くからってずーっと勉強してさ
でわからないところとかさ高校の先生にお願いしてさ
部活終わりとか昼休みとかに行ってさ教えてもらってさ
っていうのをずーっとやってて
3年生の後半とかになってくるとさ
次はマウントを取ってきたりするわけよ
これこの前模試でいくつだったよみたいな
でも僕基本的に模試をやってる時間ぐらい
時間があるなら勉強してたほうがいいと思ってたから
だってそんなんやってただの安心したいだけじゃない
そうじゃなくてとにかく勉強してるほうがいいと思ってたから
あんまりやってなかったのよ模試とか
学校の模試ぐらいしかやってなくて
それぐらいのときでさマウントとか取ってくるわけよ
この前総計模試でいくつだったよみたいな
しょうもないやつがいっぱいいたんだけど高校にそういう
ずーっとそういうのを師化としてさ
ずーっとやり続けて
じゃあいざ受験だってなってさ
僕もう第一志望押したわけよ
簡単に言うとギリギリ兄ちゃんと並んだぐらいの感じでさ
受験の結果として落ち着いてさ
やっぱ自分には才能なかったんだ
最初は思ってさ
こんだけ勉強しても結局兄ちゃんにはやっぱり勝てないんだというか
結局こんだけ勉強しても兄ちゃんよりは絶対に
現役時代から勉強してたけど
それでも勝てないんだって思ってさ
とぼとぼ家帰ったらさ兄ちゃんがさ
それ入るの?って聞いてくるわけよ
うん多分入ると思うって
俺は嬉しいよって
俺はお前のこと自慢の弟だと思ってるって
本人からも言われたし
すごい言いふらしてたんだって
大学の同期とかに
その今日をもとに近い
今日をもとからファンですって言われた時の藤野に近い感覚だよね
そもそも最初から兄ちゃんは僕のことを認めてたんだみたいな
その一連の流れをすごい思い出したし
その時の自分の骨葛かしさというかさ
浅はかな自分のその当時の感情とかもちょっと思い出したりとか
そういうのもあって
なんかこうノスタルジーな感覚になったすごく
当時の自分も同じぐらい青かったなみたいな
そんな感覚があったかな
じゃあもしかしたら私にはそういう思い出がないから
あんまり共感できなかったのかも
そうね
みんながみんなそういう同じようなものがあるとは限らないと思うんだけど
なんかねそういうのがある人は
よりそうこう感じるものがあるのかもしれないね
そうだね
なんでもあると思うんだけど
なんか部活の例えば
インターハイとか目指してたけど
めちゃくちゃ朝練優練してたけどいけなかったとかね
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そういうのもあるかもしれないし
あと美大とかずっと目指してたけど結局いけなくて
イラストの専門学校行って今は違う仕事してるとかもあるかもしれないし
なんで全部私のコンプレックスの年代を全部
さっきから
私が高校行ってないのディスってます?
違う違う違う
当時のだから例えばの話をしてた
だってあれ小学生じゃん小学生の話をしなよ
そうだね
高校の話はやめなって
それで言うと僕小学生の話は全くできないからごめん
ごめんね僕小4から小6まで通ってないからさ
記憶がないねほぼ
じゃあそんな感じだよ
なんか私が小学生の頃って
確かに私人に合わせるのがめちゃくちゃ苦手だったのね
だから友達もできないし
でも自分に友達が全然できないのはどうしてだろうって思って
人気者のことすごい自分机の隅でさ
教室の隅で観察してさ真似してさ全然友達できなくてさ
あーって思って一番楽なのはさ
教室の隅っこで読書したり勉強してたりすることだからさ
もうほんと授業参観に来た母に
あんた遊びに来なさいよって背中叩かれるくらいだったしさ
なんかそんぐらいの人間だったの陰キャだったの
そんな感じ私の小学生
でもあるじゃん似たようなそういう感覚は思い入れとして
そうだからさなんか思ったのはさ
あのなんか努力があるじゃん
その今日もとより絵が上手くなってやるっていう努力をさ
なんか苦しいものみたいに
若干苦しいものみたいなところが入ってくるのが
ちょっとあんまり好きじゃなかったな
あー苦しいものって感じだったかな
あれってさちょっとねちょっとだけ入ってる気がする
まあそれはあのもともとは収益者だから
努力感を出した方がいいのかなっていうのはあると思うけど
燃やしきってる感もあるよねその本人が
その全力を出している感というか
そこに全てを捧げている感もある
でもそれ多分楽しくてやってるでしょ
辛くてやってる
あの時のその感覚で言うと
多分何も考えてないが近いかなと思ってる
とにかくやるって決めて
ずーっとやり続けてるんだけど
そのもう1回さあの新聞が来た時に
我に返ってるんだよねあれって
あそこまで苦しくて頑張ってたけどとかじゃなくて
周りの耳こういろんな人がいろんなこと言ってくるけど
その耳に入ってこないぐらいずーっとそれをただやり続ける
ってやり続けてるんだけど
ふと我に返った時に
あ自分でもともと勝とうと思ってやり始めて
でそれをもうただ黙々とやり続ける状態になって
2年経って
でもそれでもこんだけ差がある
私何やってんだろうやーめたっていう感覚だと思うんだよ
うーん
だからなんか辛いとは思ってはいないけど
楽しいとも思ってはいないと思うな
なんかそれは時間もったいないね
うーん
でもそういうものなんじゃないかな
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ああいう時のその感覚って
僕もその受験のその勉強の時って
どういうこと思ってたかって言うと
何にも考えてなかったよ
とにかく自分が一番いけるいいところに行きたい
兄ちゃんよりもいい大学に行きたい
それ以外のこと考えてなかった
てかそれを考えたむしろずーっとやり続けながら
もちろんその嫌いではないのは前提あると思うよ
うーん
嫌いなものをやるんではなくてやっぱ
ある程度自分としてはそこをやっていきたいとか
ただある意味でもその自己効力感というかさ
周りから血を流されてたみたいなプライドとかもあったりするから
そこでこうやっているみたいなのは
富士の場合あったと思うし
僕もそういうのあったかもしれない
プライドがあったみたいな感じかな感覚的には
うん
負けるわけにはいかないみたいなプライドというか
小学生とかを参照にしてるからあんまり記憶がないのか
うーん
声優の専門学校?
ああ専門学校じゃない養成所
養成所通った時はどうだったの?
楽しかった
うん
からかな
声優の話あんまりしてないかもしれないけど
うん
毎年全員オーディションが受けられるのね
で毎年一人か二人ぐらいしかそのオーディション受けられるけど
二次審査に通らないんだけど
私は毎年通ってて
で
ああ自分はできるんだなと思って
もうそれがずっと励みでもうずっと努力してたよね
誰よりも
努力してやろう誰よりも早く台本を覚えようとか
うん
思って
それはシンプルになりたかったから
うん
楽しかった
基礎練が好きって私話したじゃん
基礎練が好きなんです
うん
感覚的にはその感覚にも近いんじゃない?
基礎練をして
基礎練というかやっぱその地道な作業をやってる間って
その地道な作業自体が
こうなんて言うんだろうな
それをやりたくてやってるというより
もう成したくてやってることの方が多い気がするから
うんなんか1日やると
1日やんないとちょっと自分が
何交代した気がするとか
そうそうそうそうそう
そういうのに近いと思う
だから僕も勉強辞めることができなかったもうずっと
で多分藤野も同じ感覚でずっとSさんだと思うよ
うん
で多分みんな人生で1回ぐらいそういう
ちょっとある意味でトランス状態っぽい状態になっている時はあるのかもしれない
声優技としてはまぁちょっと違うかな
うん
でも声優目指してた時はもう体調良くなかったから
うん
1日2時間上手に上手くいくと3時間ぐらいとかしかできてなかったから
なんかできてないな自分はと思ってた
勉強に比べて全然って
うん
思ってた
もっとできることがいっぱいあるのになぁと思ってた
うん
なるほどね
まぁみたいな感じで結構ルックバックは
まだ前半しか述べてないけどね
いいですか
後半なんか述べることあるかなぁ
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あのやっぱ藤野が後悔するシーンかな印象的だったので言うと
うんうん
私があの時誘わなければ死ななかったじゃんみたいな今日もとみたいな
あそこはなんであの子どもが出てきたのかってところだよね
あれがさあのその葬式のシーンに入る前ってさすごいさ藤野はさイライラしてるわけじゃん
うん
現状に対して
結果的にデビューしてさデビューしてじゃあこれから一緒にやっていこうね今日もとって思ってたんだけどさ
今日もとは違う道に行っちゃってさ
なんかこう
そっから先は自分で色々やっていかないといけないって一人でこう放り出されたような感覚になってさ
まぁ不安もあるとでももう締め切りもあるし
やらないといけないこともいっぱいあるからさとにかくやり続けるってなってさ
でもやっぱり今日もとよりいいような人はさなかなかいなくてさ
なんかもうイライラが募ってさ編集の人が相談してさもっともっといい人が欲しいんですけどみたいな
もうすごい貧乏ゆすりしてさ
あーもうみたいな
ちょっとある意味若干自暴自棄っぽい感じになっているというかさ
なんで自分こんな状態になっちゃってるんだよみたいな
でそこでさあの殺人事件のさニュースが流れてさ
で行って今日もと死んじゃって
でお葬式出て
で今日もとの部屋行って
で自分が過去を書いた4コア漫画を見る
そもそも自分って何これ何やってんだっけっていうのが
多分2回目が走るんだよね
その4コア漫画を書いてやーめたって言った時と
の次そもそも自分って何やってたんだっけっていう時に
あ今日もとが認めてくれて
今日もとの前でカッコつけたくてまた漫画書くって言って
実際それで漫画書いてずっとカッコつけ続けてここまで来ちゃってる自分
でも今日もとはもういない
そもそも今日もとをそんな風に誘ってなかったら
自分は別に漫画家とかにもなってなかったはず
何やってんだろう自分ってなっちゃったんだろうね
露頭にある意味であそこのタイミングで一瞬迷うんだよね
多分藤野は
でそこで威風の世界に行ってさ
でも威風の世界になったとしても
今日もとはやっぱ自分の選択で美大に行くって選択する
でも藤野は藤野で漫画は書かなくなってるけど
漫画は書くよって言って結局藤野も漫画は書くことになる
結局これは藤野自身は自分が選んだ道じゃないと思ってるし
今日もとの選択も多分藤野は自分が巻き込んじゃったみたいな感覚があったけど
そうじゃなくなってた世界線でも自分たちはそうなっていたっていう風に
あのこう帰ってきたものを見るとさ
アンサーとして帰ってくるわけじゃない
だから
そこである意味で勇気づけられるんだろうね
自分がこの選択してる道っていうのは
誰かによって決められた道とか
誰かのせいでなっている状態とかではなくて
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結果やっぱどこまで行ってもやっぱ自分が選んだ道なんだっていう
だからその道を歩き続けようってなって
家に戻ってまた漫画を書き続けるんだろうなっていう風に僕は解釈した
私はなんかなんでそもそも今日もと
なんでそもそも藤野は漫画を書いてるんだっけって言われてさ
なんか今日もとのばっかり思い出すじゃん
今日もととの思い出とかさ
今日もとのなんか嬉しそうな表情とか感動する顔とか
私はなんか彼女のために彼女と一緒に書くのが楽しくて
書いてたんだったって思って
また彼女のために書こうって
思ったのかなって思った
確かにその方がシンプルかもね
確かにそうかもしれない
なんで漫画書いてたんだっけっていうところが
アンサーが帰ってきた時に
今日もとのためだったってなって
今日もとのために書き続けようっていう気持ちになるのか
確かにそうかもしれない
なのでやっぱそうじて言えることは
やっぱ今この瞬間にいる自分っていうものは
やっぱり誰かによって決められた人生とか
誰かのせいでそうなっているとかではなくて
もしかしたらそういう風に思ってしまうタイミングとかもあるかもしれないけど
思うが思わんまいが
やっぱ今この瞬間の自分っていうのは変わることはないから
過去の今までの過去をどう解釈するか
自分の中でどういう風にそこの過去っていうところに対して折り合いをつけるかっていうところと
今からじゃあ何をしていこうかっていうところに対して
メッセージを送ってくれてる作品なのかなっていう風に思いましたね
そうじて
別に過去がずっと綺麗じゃなくてもいい
コンプレックスがあってもいい
でもそういう人生をみんな結局
なりなりしようなり歩んできてはいる
その中で今この瞬間の自分がどうするのかっていう
そういうメッセージ性があるように感じた
だからこれは結構いい作品だなって思ったかな
いいですね
はいということでこんな感じですか今回は
はい
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