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結局は、「心のリフォーム」じゃなくて、「心の新陳代謝」なのだ
2026-03-28 13:36

結局は、「心のリフォーム」じゃなくて、「心の新陳代謝」なのだ

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「セッションを受けたのに、また同じ悩みに戻っている」——そう感じたことはありませんか。

NLPをベースにしたセッションを20年近く続けてきて、ずっと感じてきたことがあります。正しいやり方で、正しいステップを踏めば、人は右肩上がりに成長するはず。以前はそう信じていました。

でも、最近出会った一冊の本が「やっぱりだ」と腑に落としてくれた。発達とは階段ではなく、ラビリンス(迷宮)だった。気づいて、戻って、迷って、また気づいて。

じゃあ何をやっても無駄なのか。そうじゃない。ラビリンスは変わらなくても、迷い方の質は必ず変わる。そしてそれこそ、大切。今日はその話をしています。

目次

正直な話をしたい——20年やってきて感じてきたこと

一冊の本との出会い——「やっぱりだ」と腑に落ちた

ウォッシュボーンの「回帰発達」——行ったり来たりする成長

フォーマンの「ラビリンス」——迷宮としての発達

正直に言う——思うような成果ではない部分がある

じゃあ何をやっても無駄なの?

迷い方の質が変わる——自己探究はエンタメだ

迷いの仕組みの外に出る瞬間

オニオンピーリング——劇的じゃない変化の積み重ね

心のリフォームじゃなくて、心の新陳代謝

まだきれいな結論はない。でも結構楽しんでます

諦めずに飽きずに、自分の人生を楽しもう

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くにさき

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参考文献

マーク・D・フォーマン『成人発達理論が紐解く痛みと成熟の心理学』(原題: A Guide to Integral Psychotherapy)

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Good things starting now,
Settling will show you how,
Take a breath and enjoy the sound.
たゆたう探究ラジオ、今日もお付き合いください。
今日はちょっと正直な話をしたいと思います。
僕は、NLPをベースにしたセッションをもう20年近くやっています。
何百回やそれ以上セッションを重ねてきて、自分自身にもたくさん適応してきました。
ただ、その中でずっと感じてきたことがあるんですよね。
セッションをお届けしている期間やその後の数ヶ月はやっぱり順調なんです。
人生全般も底上げできている感じもある。
でも、だからといって悩みがすべてなくなるわけじゃない。
昔ながらのもやもやにまたぶつかることもあるし、また新しいもやもやが生まれることもある。
ですから、ハッピーエンドで、その後ずっとハッピーというわけにはいかないんですよね。
一方で、世の中にあるいろんなセッションとかコースの口コミなんかを見ていると、
俺を機に私は変わりました、という声もある。
SNSなんかにもどんどん明るいことが投稿されていく。
それはそれで本当のことだと思うんです。
でも、人間なんだからそれだけじゃないでしょうと思うんですよ。
もう少し人間って複雑なもんだよなって思うんですよね。
僕はずっとそう思ってきたんです。
一冊の本に出会って、ああ、やっぱりだ、そうだよな、というふうに腑に落ちたんです。
これ、マーク・D・フォーマンという人が書いた、
成人発達理論がひも解く痛みと成熟の心理学という本で、
元々のタイトルはガイルとインテグラルサイコセラピーという本ですね。
心の複雑さに正面から向き合ったなかなかヘビーな本なんですけども、これが面白い。
この中にウォッシュ・ボーンという研究者の大気発達という考え方が出てくるんです。
大気発達というのは簡単に言うと、発達ってつまり成長って行ったり来たりするもんなんだよという考え方です。
例えば、何かに気づいて新しいステージに進んだと思ったら、しばらくしてまた前のステージに戻ってしまう。
つまり、前の自分の古い枠組みに無意識に引き戻されて、また上がったと思ったらまた引き戻されて、
こういう同じようなパターンにはまっちゃう。
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あれ、これはもう乗り越えたはずじゃなかったっけと思うんだけども、また振り返して戻っている。
でも、これは失敗じゃないんだとウォッシュ・ボーンは言うんですね。
だから、その行きつ戻りつの戻りの中でさえも、以前は気づけなかった細かい繊細な体験とかをしている。
例えて言うと、前の段階の自分をより一層丁寧に成長に向けて編み上げ直しているということなんですよ。
これはある種、希望がある話だと思うんですよね。
というか、すごい大事な話。戻ってもいいんだって言ってもらえている感じですか。
さらに、フォーマンはもう一歩踏み込むんです。
フォーマンは、発達というのはラビリンズ、つまり迷宮のようなものだと言っています。
ウォッシュ・ボーンという人は、回帰・発達ということで行ったり来たりするんだって言うんですけども、
フォーマンも結構ハードで、いやいやいや、迷宮なんだと、ラビリンズなんだと。
行ったり来たりするだけじゃなくて、もっと複雑なんだと。
例えば、ある瞬間にこれだという深い洞察・気づきを得たとしても、しばらくするとそれがもうなかったかのようにまた迷ってしまう。
そんな風に数年間に詰まった状態が続くことさえあるが、ある日突然、あ、そうかわかったとなって、今度こそ本当に統合される。
まあそういうことが起きる。まさに直線的じゃないんです。ジグザグですらない迷宮なんですよ。
またその正直私の感覚をね、今話させてください。
まあかれこれ20年近くぐらいこういうワンツーマンセッションとかをやってきて、もちろんその技術・理論は自分にも適応し続けてきたんですよ。
おかげで私自身もかなり定まって安定し、やりたいことがやっているのは確かです。
でもですね、やっぱりそれでも思ったような成果までは出ないなと感じる部分があるんです。
セッションを受けてくれた方が、まあそのまでは確かに変わったのに、まあ時間が経つと半年、1年経つとかな、また同じテーマに戻ってきているところもある。
で、僕自身もそうです。正直に振り返るとそういうところが確かにあったりもする。
でね、僕はだから思ってたんですよ。
いや、もっと本当はいい方法があるんじゃないかって。
NLEBもそうだし、他の最新メソッドをね、正しく適応しさえすれば、そう、正しいステップを踏めば、もっと良い結果、素晴らしい結果が出るんじゃないのかと、それをずっと探求してきている。
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で、これ僕だけじゃなくて、やはりあの先端なことを突き詰めて工夫されてきて、もう何年もこの仕事をされている方たち、同じことを思っていると思うんですね。
いや、もっと良い方法があるんじゃないか。もっとパーンと開く方法があるんじゃないかって。
でもやっぱりフォーマンの言葉を借りるならば、そう、政治反達論のフォーマンの言葉を借りるなら、そもそも前提が違っていた。
反達、成長っていうのは、そんなシンプルな分かりやすい段階でなくて、まさに迷路、ラベリーズンにラベリーズンだったと。
そう、つまり気づいては戻って、迷ってはまた気づいてっていうやつ。
じゃあここで、じゃあ何やっても結局ラベリーズンだから無駄なの?って、ラベリーズンになるしかないの?って思うかもしれません。
でも全然そうじゃないんですよ。ここがね、すごい大事なんですよ。だから言いたいんですが、確かに人間は複雑だからシンプルではないので、ある種迷路、ラベリーズンは変わらない。
でもでも、その迷い方の質が変わるんですよ。あれは確か。迷い方の質は確かに変わる。
どういうことかというと、なんていうのかな、洞察ができるようになっていく。自分についてだんだんわかるようになっていく。
そうすると、同じ停滞をしていたとしても、その自分の停滞とか流れの悪さとか、こう行ったり来たりしていること自体をかなり興味深く自己探求できるようになるんですよ。
自分に対して興味が持てる。そう、どうなっているんだろうというふうに迷路の中、ラベリーズンの中を歩くこと自体が楽しめちゃうみたいな。
これ本当案外飽きないんですよ。面白いんですよ。でね、そういう意味なんていうのかな、あるがままをだから受け入れましょうというだけの話じゃなくて、
なんていうのかな、もう少しポジティブな話で、自分の中で何が起きているのか、この謎解きに好奇心が向くようになっていくと。
そうすると、いい感じになっても、またそこからスルーンと落ちていっても、どっちに触れてもある種ね、
ああ、なんかまた自分がやってるなとか、今度こう来たかみたいな、ある種の受け入れ、需要が勝手に起きてくるんです。
つまり、うーん、なんていうのかな、探求すること自体が自分の受け入れにもなっていると。
僕はある種、自己探求とか自分について知ることって、エンターテイメント、エンタメだと思ってるんですよね。
だからラベリンズというアトラクションを僕たちは楽しんでるんじゃないかと。
そう、そこで試しながら少しずつ、じわじわと成長発達を繰り返していると。
そう、で、僕自身の体験でいうと、ある段階までは迷いの中にいるんだけど、ある瞬間に、あれ、自分は何やってきたんだろう、
という風にその迷いそのものに飽きてしまうというのか。
まあ飽きるというのはつまり、あれ、これってこっちからこっちに行けばいいだけじゃん、みたいな、
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気づいたら迷いが自分の中じゃなくて外に取り出すことができて、自分の心の目で眺められるようになっている。
うん、あの選択肢を左から右に変えれば済むじゃんっていうね。
あの、言うのはめちゃくちゃ簡単だけど、やるのがめちゃくちゃ大変だったら、それがスーッとできちゃうような、そんな変化って起きちゃうんだ。
で、こういう経験があると、もうそこで前の自分には戻らなくて済むし、まあ、あの、なんていうかな、成長しちゃったってことは戻れないんですよね。
はい、気がついたら一つ抜けてるって感じ。
で、ここからが大事なとこなんですが、
それはね、そこから、そこから本当に人生が大きく変わりましたっていう劇的なものでもないんですよ、実は。
玉ねぎの皮を剥くことってオニオンペーリングって言いますよね。
あの、玉ねぎの薄皮一枚一枚生えていくように、オニオンペーリングのように、少しずつ少しずつそういう、
あ、わかった、とか、あ、そうか、みたいな経験が積み重なっていく。
だからこそですよ、気がついたら、あれ、結局いつ変わったのかなって、いつ変化が起きたのかな、いつが自分にとって大きな転機だったのかなってね。
実際のところ、自分でもわかんないくらいに、でもそんなぐらいに前の自分とは全く違う自分には実際なってると。
これって僕、心の、たとえるならね、心のリフォームというよりも、心の新陳代謝、そう、心の新陳代謝。
気がついたら成長しちゃってたという感じ、これが一番近いかもしれません。
改めて正直に言うとね、僕はまだこのテーマについて、こうですよっていうきれいな結論までは持ってはいません。
昔は、そうね、ワークを繰り返し理論を信じ、メソッドを自分に当てはめていくとね、心も考え方も右肩上がりの成長をするんだと。
そのように信じていた頃の自分のほうが、バチーと言い切れることも多かったし、もっとシンプルに皆さんこうすればいいよって言えたかもしれない。
けど、今の自分としては自分なりのね、発達や成長を遂げたときに、発達って結構ラベリンズ、複雑なんだなっていうのが見えちゃってるとね、やっぱりさすがに、
それだけずっと同じお仕事をしてると見えてきちゃうので、以前のようにシンプルには言い切れないんですよ。
でもそれは決して、自信がなくなったとかね、よくわからなくなったっていうことじゃなくて、多分僕自身が自分の人生の迷路、ラベリンズのアトラクションの中でね、新しいお部屋に入ったか、新しい迷い方に入ったかと思うんですよね。
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さっきも触れたと思うんですけども、面白いもんで、発達って結局ラベリンズ、ラベリンスなんだよなと分かった瞬間に、その迷路、ラベリンスの中にいること自体はそんなに嫌じゃなくなるんですよね。
まっすぐ行かないとかね、まっすぐ行かなきゃとか、直線的に行かなきゃという焦りがなくなっちゃうので、迷ってもいいし、戻ってもいいし、でもこの迷い方の質はちゃんと変えられる。
だから歩くのをやめるかどうかとか、どうしようもないのかっていうことじゃなくて、なんかどう歩いていくのかなっていうね、旅路の旅の歩き方のスタイルが変わったという感じでしょうか。
僕はまだその探究の中にいますが、結構楽しんでますというお話でした。
この話もまた何かの参考になればとても嬉しいです。
飽きずに自分自身の人生を楽しもうよという結論のつもりです。
はい、ではタイムタグ探究ラジオ、古崎でした。またお会いしましょう。
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