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#51 村上春樹『夏帆』〜一周回ってハルキの原点回帰
2026-09-09 29:58

#51 村上春樹『夏帆』〜一周回ってハルキの原点回帰

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村上春樹『夏帆』を読みました。

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今回は、2026年7月に刊行された村上春樹の話題作『夏帆』をご紹介します。

​発売当初、「初の女性主人公の長編」という帯のキャッチコピーに少し戸惑い、手に取るのをためらっていました。これまでの作品像やジェンダー批評をめぐる議論が頭をよぎり、「いま自分が求める作品なのだろうか」と迷いがあったからです。しかし実際にページをめくると、その懸念は吹き飛びました。

​本作で描かれるのは、絵本作家の夏帆が象徴的な「母殺し」を経て、自らの壁を乗り越えていく物語です。理屈では説明のつかない奇妙な存在が当たり前のように日常に現れる「村上春樹的世界観」の真骨頂でありながら、極めてパーソナルでみずみずしい物語へと回帰しています。

​圧倒的な筆力とストーリーテリングの妙を堪能できる本作は、長年のファンはもちろん、村上作品の入門書としてもおすすめです。作品の奥深さと読む楽しさを再発見できるエピソードです。

 

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感想

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サマリー

今回の読書日記では、村上春樹氏の最新長編小説『街灯』について語られています。著者は当初、女性主人公という点に戸惑いを感じつつも、村上氏の作品への深い愛情から手に取りました。読み進めるうちに、その懸念は杞憂であったと確信し、普遍的なテーマと主人公カホの必然性が織りなす物語に引き込まれたと述べています。また、村上氏特有のメタファーや不思議な存在が日常に現れる世界観、そして説明しきれない現象をも受け入れさせる筆力について、その魅力と作家としての力量を称賛しています。さらに、連作短編のような構成が従来の長編とは異なり、読みやすさにも繋がっている点にも触れ、初心者から長年のファンまで楽しめる作品だと結論づけています。

久しぶりの読書日記と最新作『街灯』
はい、tantotの時々読書日記第51回になると思います。 またもやずいぶん時間が空いてしまいました。
なかなか一人でやっている取り組みを ちゃんと継続するのって難しいなって思いながら
その間も全然本読んでなかったわけではなくて、 結構いろいろ読んではいるんですけど、 ちょっとちゃんと時間をとって
何で話そうかなっていうのを考えてマイクに向かって ふーっと落ち着いて話す
っていうのがなかなか時間が取れないというか、 そういう気持ちを持っていくみたいなところもちょっとやりづらくて
なかなか無くて、ちょっと忙しさ等にかまけて 空いてしまいましたが、ちょっと久しぶりに
少し時間ができた。 というかやる気がちょっと出たので
喋ってみようかなと思います。 今日はですね、最近の話題作ですね
村上春樹の歌穂 っていうのについて話してみたいと思います。
『街灯』への戸惑いと購入の経緯
これ、出たのが
2026年の7月3日。 意外と最近なんだな。
これ、僕、実はあの 今日も村上春樹は風の歌を聴けから、
まあすべて、ほぼ多分 すべて読んでるくらい
大好きなハルキストと言ってもいいんじゃないかというような 読者なんですけど
歌穂、出て、もちろん出たのは出る前から ニュースとかでも見てたし、出たのは知ってたんですけど
ちょっとですね、本屋でも見かけてはいたんですけど どうしようかなと思いながら、なかなか買うか買わないかちょっと迷ってたんですね。
で、それが何でかって言うと
多分ね、一番ちょっとなんで迷ってたんだろう。 自分でもあんまちゃんと言語ができなかったんですけど、多分
なんでかなって考えると、これ実は本の帯にも ポップとかにもね、書いてるんですけど
書いてる一つのキャッチクリ文句が
女性を主人公にした初の長編小説って書いていて
多分これがなんとなくこう
もやっときて手に取るのを少しためらった原因って感じかなと思うんですけど どういうことかというと、別に女性を主人公にしたものは嫌いですという話とかではなくて
なんか 村上春樹ってもともと
初の長編小説って書いているように、短編とかだと普通に女性主人公の話とかもいろいろありますし
たぶんいっぱい書いているんですけど、確かに長編小説はだいたいどの小説も本当にあの 羊三部作とかから
最近の 吉山町殺しとかまで
なんとなく本人の何かちょっと 一部投影してるんじゃないかなっていうのは、そこは本人は否定するのかもしれないですけど
村上春樹っぽい
ちょっと分身っぽい男性主人公が何かしら、結構何らかしらの冒険をするような話が多くて
で 結構やっぱあの
批評とかで 批判される
ポイントとして、結構そのジェンダー的な観点で村上作品に出てくる女性がどうしても男性主人公がいろいろこう
メインで動く中での まる意味物語上の便利なパーツとして使われているんじゃないかみたいな
そういう描かれ方しかされていないんじゃないかみたいな、そういう批判で結構以前から、特に最近の
昨今の時世の中だとあるのかなと思うんですよね
それはそれで一つ
一定の視点なのかなと思いますし、そういう側面は多かり少なからあると思っていますが
で この女性を主人公に初の挑戦をしようとするというこの文句
これが何かこれを売りにしているところに、売りにというか
ちょっと言ってた分、出版社的にも話題の一つの取っ掛かりみたいな感じにしようということで
初めてですよみたいな感じで、これにしようと思って出しているのかなと思うんですけど
なんか女性を主人公にした小説っていうところを、なんかこうアピールされるとなぁ、うーんみたいな
なんかそんな感じがついしてしまったんですよね
別になんだろうな、そう結局のところ僕らは、そういうぶらかみはるきはやっぱこう
作品では男性がメインキャラクターで女性はサブとかツールみたいな
物語上の道具みたいな形になっているんじゃないかって批判はありつつも
じゃあ女性を主人公にした長編小説を、ある意味この時代にちゃんと
きちんとこう、アップトゥーデイトしてますよっていう
ようなものを我々は求めていたのかっていう話だなと思うんです
別になんかぶらかみ、もちろんあの時代的なところもあるだろうし
もともと実際に男性の作家だっていうのもあるだろうし、そういうなんかジェンダー観点から批判すべきところはあるかもしれないが
なんか別にそこに
そこに限られず彼の作品の良さっていうのはすごくあるし
えーなんだろうな、まあそうですね、彼の作品の本質ってそこではないんだとは思うんですよ
やっぱり。そんな中で女性を主人公にした小説も書きましたよって
たぶん実際に書いた理由はそれじゃないと、まあ読んだ上でそれじゃないと思うんですけど
みたいなアピールをされているっていうのがちょっと
モヤモヤみたいな感じだったっていうのが、たぶんなかなか手に取らなかった理由かなというふうに思っています
ただ、いろいろ考えたんですけど、じゃあモヤモヤ、なんかどうしようかなと迷いながらも
よくよく考えてみたら、こんなに村上春樹作品を私はずっと読んできていて
じゃあこの作品読まないのかというと、絶対そのうち読むなと思って
そしたらそのうち読むんだったら、今読まない理由はないよねと思い
ある時本屋で買うか、いや買うでしょと思って買ったというような感じになります
あとたまたまちょっと読んでた本、いろいろ読んでた本が一段落したりして、ちょうど
のめり込んで読んでたものがなかったタイミングっていうのもあったんですけど、これで8月の終わりだったかなにかって
ほんと2日ぐらいで読み干してしまったという感じです
『街灯』の読後感と物語の核心
で実際読んで
この帯の文句で感じたような懸念は完全に
起由でしたというのが結論で、女性が主人公、実際女性が主人公ですし、絵本作家の加穂っていうのは
絵本作家をやっている女性なんですけど、これは女性が主人公であるっていうことがめちゃくちゃ
何か重大、重要かで言うと別に
なんか多分、まあ男性でも女性でも
特にある非常に普遍的なテーマを扱った物語なんじゃないかなって思いますし、それなんか世の中の
トレンド、トレンドというか、自流に芸合してっていう感じでは全くなかった
女性でも男性でもある、普遍的な話でもありつつ、一方でこの物語は加穂っていう人が主人公であることに
非常に必然性のある話でもあるしっていうところで、なんか普通に
これまでの村上作品の系譜の中に位置づけられる、とても一つの
両作として、非常にこう
もう一気に読んでしまったという感じでした。 でですね、どんな話かって言うと
すごいざっくり言うと、少しだけここからネタバレ要素も出てくるかもしれないので、あんまり読む前に
中身知りたくないよって人はちょっと聞かない方がいいかもしれないですけど 一言で言うと
この加穂という 女性が
象徴としての母殺しをすることで
自分の次のステップに行く話 みたいな感じなのかなと思います
そういう意味では 結構村上作品の結構典型的なテーマの一つなのかなというふうに
思っていて 母殺しっていうのも別に母を、いわゆるフロイト的な
オイリプス的な意味での 父殺し的な意味での母殺しみたいな話っていうよりは
何らかこう乗り越えなければいけない ものっていうものが自分の前に立ち会われてきて
それがたまたま母という形で立ち会われてきて
母というか実際に 母であり母でないものなんですけど
立ち会われてきてそれを象徴的に殺すことで それを乗り越えていくっていう
例えばねじ巻き鳥でいう渡谷昇る、こっちが主人公の名前、そっちが悪の名前だったかすぐ忘れちゃうんですけど渡谷昇るだったり
騎士団長殺しでも隣人のそういう 自分の中に乗り越えなければならない何かっていうものが
象徴として立ち会われてくるみたいな モチーフは非常に村上作品ではよくある話
なのでそこに通じる物語だなというふうに思いますし その話の中で
なんか 最初なんか謎のモーターサイクルの男ってすごいイケメンだけどイケつかねえやつが
謎の警告を発したり
で突然の床下に住んでる有食いが有食いの奥さんが出てきて、有食いの奥さんめっちゃ喋るんですけど
有食いの奥さんが出てきたり
謎の包丁研ぎのおじさんが出てきたり
あとジャガーとか シロアリとか
まあなんかこう 普通の日常
普通にこう武蔵境とか新小岩とか浦和とか出てくるような本当に日常のこの世界を舞台にしている話のはずなのに
なぜかそういう世界のチャン…なんかそういう 日常には存在しないであろうものとのチャンネルが開いてしまってて
そういった不思議な存在が でも出てくるしそれは現実としてそこに存在している
みたいな でその有食いだったり
モーターサイクルの男だったりに導かれていくような形でこのカホはなんかいろんなこう
選択を迫られ自分で選択し
で最終的に
自分の中に立ちはだかる 障害を乗り越えるみたいな
そういうある意味の冒険談ですよねみたいな感じの話で
この話の全体の流れ的には本当にこう
過去いろんな過去の作品に連なるものだしなんかその何かこうメタファー的な存在に引っ張られ導かれて話が進んでいくみたいなところは
例えばね巻き鳥で言う猫猫ちゃんとかだったりとか 騎士団長殺しなんかですねあの絵の中から出てきた騎士団長みたいな
すごい奇妙なキャラ物に引っ張られたりとか
古くは羊を巡る冒険であれば羊男に立ててきたりとかあるいは
ダンスダンスダンスとかあるとあの耳の綺麗な女性いましたよねとかっていう
何だろうまあ彼女は割と現実存在のイメージですけど
みたいななんかそういう
不思議な存在が
特に何の前触れとか何の説明もなく日常の中にポッと出てきて
でまあそのそこに引っ張られていくみたいな話は
なんか村上作品だなぁと思うしやっぱり僕はそういう世界観が読んでてやっぱりこの世界観すごい好きだなぁと思いながら読んでました
なんて言うんですかねあの そういうこう
メタファー的な存在だとか奇妙な存在がもう実は日常の今の世界の
延長に存在するしこれもまた現実的な リアルこれあのここでやっぱり大事なのこの体験主人公は体験したこの話一連のこのストーリーが
あくまでもめちゃくちゃ現実の話だメタファー的でもあるんだけど とにかく現実の話であるこれは現実であるっていうことが結構作品世界の中にも強調されていって
なんかやっぱこういうなんだろう物理法則とかもいわゆる校 説明しきれないような
ことも 植物的な世界だけじゃなくてそういうメタファー的な世界も含めてこれも含めて現実なんだよ
別になんかこれは想像の世界こっちは現実の世界っていうふうに分けられるものではなく それも含めた現実っていうのが僕らを取り囲んでるんだよっていうような
なんかそういう考え方とかそういうことをやっぱりずっと 作品を通して語っているんじゃないかなぁ
思いますし結構やっぱ作者のインタビューとか エッセイと
見てても なんか
そこはすごい 強く
思っている 書いているものはもうすべてや現実なんだと
非常にリアリアルな話として書いているんだって言う と結構言ってたような気がするんですけどなんかそれはその
そのリアリティの感覚みたいのがやっぱ 結構好きなんだなぁという
ところでしかもカホも本当にその中で言うと非常に典型的な そこをすごくこう全面に出ているような
あの話で 結構
入門というか入りとしてもすごく良い本なんじゃないかなというのはちょっと 非常に村上春樹的世界観がわかりやすくとストレートに
結構この これだけのキャリアを積み重ねて結構この
一周戻ってきたような ストレートな感じで出てきている
ところで なんかそういう意味ではすごい
まだこれまでそんなに村上春樹読んだことないよとかなんかちょっと読んでみたけどあんまり 入り込めなくてみたいな人も
結構カホから入ってみるといいんじゃないかなっていうのを思ったり 一周回って僕やっぱダンスダンスダンスの頃の村上春樹がやっぱり一つの
村上春樹作品の世界観とリアリティ
到達点 そこから先またちょっと
難しい課題にアプローチしてきた してくるようになったと思うんですけど例えばねじ巻き鳥とかまさにそうだと思うんですけど
そうだし 海辺のカフカとか
そうですね1984とかなんかあの辺も結構難しい より大きな課題に取り組む
取り組んでるようになってそれさっき作家としての遠塾3みたいな話だと思うんですけど っていう時期を経てまたすごく
すごくこれカホってパーソナルの話なんですよね すごくパーソナルまあところに戻ってきたっていうような感覚があって
そういう意味でもなんかその初期の頃 感じた
水水したみたいなものが改めて感じられてそういう いいんだなぁ
非常になんか読んでてなやっぱり 作品の何がすごいって非常に出て
リーダービリティが非常に高いというかとにかくさらさらさらさらっと引っかかるところ なくずっと読んでられるっていう
しかもこんだけなんか変なことが起きている話 なのに
なんか特にそこに対して変なことを突っかかりとか疑問変な疑問とかを持つこと なく読み進められるっていうのは
すごいやっぱ 筆の力
はなんか あの
アリクイが出てくるんですねアリクイめっちゃ喋るんですけどアリクイの奥さん めっちゃ喋ってまぁこのアリクイの奥さんがすごく物語の中で非常に
主人公 導いていく非常に重要な存在なんですが
アリクイが出てくるでシロアリも出てくるジャガーも出てくるんですけどそれ全部 なんかブラジルの日本とちょうど地球の裏側正反対のブラジルに住んでいる
者たちのはずが何かしらこう通路がつながってしまって ここに来ているみたいな話なんですけど
みたいな話を一応なんでは アリクイがこんなとこに喋っているのかしらしかも人語を喋っているのかみたいな話を
アリクイの奥さん説明してくれんですけど全然それなんか説明になってないんですよ なんか何かこれなんかこういうとにかこういう中いろんな
複雑なことが説明しきれない複雑なこう
動きがあって ここにいるんですみたいな全然説明になってないですけど
でこれってやっぱり一つすごいことだなと思って こういうファンなんかファンタジー的な要素とかがある作品てやっぱり
その世界がなぜこういう普通の我々の住んでいる日常 世界だと不思議と思えるようなことがなぜ
普通に 起きうるのかっていうその世界の成り立ち方の
その世界におけるロジックを結構ちゃんと説明し する
ことが多い特にいい作品ってそういうものが多いと思うんですよね でちゃんとそれがすごく説明されてその世界のロジックとしてちゃんと成り立っているねって
いうことが納得感を 持てるからこそ読者はその世界にどっぷりハマっていける
なんかそんな 感じだと思うんですけど
なんかね一切そういう意味で言うと全然説明足りてないんですよ ありくいが何でいるのか
なんでありくいをしろありと しろありとここまで対立しているのかとか
まあ一応説明はあるんですけどなんか全然こう そういうなんか世界観構築をするできるような
説明になってなくていってば当たり的な
ものなんですけどでも別に それが嫌な感じではないっていう
そこってなんでそれが嫌な感じではなく受け取れるのかで言うと多分 やっぱそこの
絵描き描き方の 多分妙だと思うんですよね
ちゃんとした説明を書く のは
まあそうちゃんとしたロジックとかを作るのは大変かもしれませんそれを書くのって ちゃんと書けばかけるんですけどちゃんとしてない説明なのに
なんかまいっかって思わせるように描くのってやっぱすごくスキルのいる話なんじゃないか しなと思いますしそれができるのって
やっぱり
この作家の 腕力あるいは腕力みたいなものなのかなって
思って すごくその
力を感じる物語だなというふうに思います
『街灯』のユニークな構成と読みやすさ
なんか昔ちょっと村上春樹の話がめちゃくちゃ長くなるんですけど
昔なんか村上春樹とあと 川上英子との対談の中かな
耳づくは黄昏に飛び立つっていう対談本があるんですけど その中で言ってたのかちょっとどっかで言ってた
やっぱなんか
自分分 いろんなこと言ってる話です文体を作るのが大事みたいな話を
結構その対談の中でもしていて やっぱり文体をちゃんと自分で磨き上げていくことで
ここまでしっかり文体を作っていくからこそ 昔は書けなかった
すごく難しい こういうテーマがようやく書けるようになったみたいな
なんかそんな言い方をしていて
やっぱりそういうこう 物語を
何か書きたい世界 書きたいテーマを
書くためのスキル基礎体力みたいなものって やっぱり存在するしやっぱり村上春樹はその
スキルがむちゃくちゃ高い 言ってこう完成されているというか
今ならだいたい何でも書けそうみたいなこと言うんですよね その感覚が
読んでいてもすごくこの人は 流れるよう
もちろんねいっぱい遂行してるんだと思うんですけど流れるようにこういう話が書けてしまうん だろうなっていう
特にそこに書けなくて困るみたいなものがない 素晴らしい
最後もう一個だけちょっとしゃべりたいんですけど これカホって
書出が4章だてになってて 4章全然ボリュームが違って1章は30ページぐらいで
3章4章100ページ以上あるみたいな
バランスも悪いんですが
a 全部あの書室が慎重っていうあの文芸師
文芸師にまず出てそれぞれの1章ごとに単独の作品として えっと掲載されていて
最後それをまとめて画質開講して カホっていうこの小説の単語もにまとまっているって感じで
これなんかさ こういう作り小説
あの 長編小説でこの書き方って村上春樹としてめちゃくちゃ珍しいんじゃないかなと思って
2あの 中にハルキーの一般的普通の書き方って全作品知ってるわけないですけど
基本まずはもう どっかたん雑誌とか掲載とは連載とかではなくとにかくもう
頭からお尻まで全部かけ切りますそれは本当に半年か1年とかかけて 書き切って
で遂行もしてほぼ完璧に自分で仕上げてから 出版社にポンと渡すみたいな
そういう書き方をしているっていうのをよくなんかエッセイとか 書いているので
こういう中1章ごとに 単行本あの雑誌に出してそれをまとめてみたいな
クリック結構珍しいのとすごく実際確かに1章2章3章4章で話としてはいってぶつ切りになっ てるとかちょっと急に話が変わる感じになってですね
一生はモーターサイクルの男と思っ なぞのデートみたいなことをしてまぁそこでそこの男から
受けた刺激をもとにして顔を探す女の子の話みたいな物語を書きました だからチェーン1章が終わって2章急に
始まる始まり方がか方を武蔵境の地に導いたのは一匹のあり食いだっ みたいな急に武蔵境出てくるして急にあり食い出てくるし
一緒の話で一旦まず関係ないところから始まる 最後にはつながってくるんですけど
いったいな感じで結構独立した4つの 多少独立せ4つの話が最後つながってくるみたいな形で結構連作短編にちょっとだけ
近いよ
そういう意味ではこれまでの長編小説とは少し なんか読み口が違うっていうところもあってまぁそれはそれで
面白い それももしかしたら
読みやすさにもつながっているのかもしれないですね なんかこう全然
一つ目の話はこう こっちのルートから来たと
2章は急に話変わって別のところからこう進んで参照別のところです 最後同じとこにたどり着いたが交通していくみたいなそういう構成になっているような
イメージですね そんなまあ別にこれ村上春樹の作品としては珍しいけど別にそれ自体が
新しい 手法というわけでもないですがまぁ
1回の春キストとしてはですねこういうこの辺がちょっとこれまず違うぞみたいな ところも読んでていろいろ面白い発見だな
だいぶ長々と語ってしまいましたがさっきも言ったよ 村上春樹の入門
的にも これまでずっと読んできたっていう人にも
あんま読んだことないよっていう人にもそれぞれに楽しめるとても良い本なんじゃないかなと 最初帯に
帯にこう振り回されてどうしようかなって ためらってましたが
やっぱり 読んで良かったなと思える
いうことでここまでだいぶ長くなってしまった ここまで聞いていただいた方ありがとうございました今日はですね
村上春樹の過保と新調査書いています こちらについてお話ししました
ありがとうございました
29:58

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