こんにちは、小畑翔吾です。
こんにちは、種市あきらです。
この番組、テクノロジーとカルチャーの種あかしでは、ファッション、ウェルネス、食、スポーツ、Web3など、感度の高い大人が気になるこれからの話題を日常目線で緩く語っています。
お届けするのは、DecentierでWeb3のコンサルティングやデジタル会員権サービスSlappsを提供する小畑と、Beams出身で今フリープランナーとして活躍する種市あきらさん。
それぞれの視点で、ちょっと先のライフスタイルを考えていきます。
はい、ということで、自己紹介を。
塩野とばです。ついに来ちゃいましたね。
来ましたね。
5週ぐらいに渡って出るんじゃないか。
長い。
5週。
長いな。
すごいですね、嬉しいですね。俺だってこれ密かに見てますからね。
ほんと聞いてます?
聞いてます聞いてます。
シンクグリーンの。
関口さん。
関口さんのサイトが。
違う。名前変えて。
グリーニング。
グリーニングになってます。
グリーニング。
俺は時代止まってるから。
関口さんとかはお会いしたことないですけど、
やっぱ飲食の中では。
あの形ってやっぱ新しいじゃないですか。
運営とか、あとは不動産とコンテンツっていうのは。
あれ今まで自分たちの料理人とかなかった。
ところが、関口さんとかが続いて新しい業態開発したりっていうのは、
ここ近年のレストランシーンのシェフのまた新しい活躍の場を作ってくる。
みんなはなんか興味深かったし。
またカルチャー好きっすもんね、あの人。
好きですね。
おしゃれっすもんね。
自分がついてけんのかどうかって話ではありますけど。
いやいやいや、ねえ。
ファッション番長じゃないですか。
ファッション番長っすね。
ねえ。
いやいやもう。
料理界のね。
いや僕はね、ウールに身を包んでベッドの上で横になりたいですよ。
ウールのあれでね。
あれでね。
あれめちゃくちゃ入ってきました。
あれセクシーにしたね。
あれめちゃくちゃ入ってきました。
チェックしてますから。
ちょっと。
今日、とばさんにもいろいろ聞いていきたいんですけど、
最初は僕らがテーマにしてるカルチャーかけるレストランとかカルチャーかける飲食とか、
僕塩さんすっごい好きで何回も言ってんすけど、
もういろんなとこからそういうの感じるんで、
その辺なんかどんなこと考えてお客さんに料理提供してんのかとか空間提供してんのかとか、
ちょっとその辺から入ってきたいなって思ってんすけど。
いいですね。
なんか僕あれなんすよ。
レストラン始めたのが37とかだ。
超遅いんですよ。
独立したの。
修行もしてましたけど、
修行したのも32とかなんで、
それまで学校の先生とか、
サッカー選手の練習生とかやってたんですけど、
もう、僕今47ですけど、
もう中1の時には、
アーペイセーのダイカ山行ってましたから。
そうなんすか。
そうなんです。
あの超狭いとこで、
当時店員の人がロン毛でめっちゃ感じ悪くて、
奥の変な布みたいなのが試着室になってんすけど、
そのうちで言って、プレッシャーに負けて、
試着室から30分声かけられたのが出てこなかったっていう。
あれ何だったの?みたいな。
そういう時代から、
パタゴニアとか目白に買いに行ったりとか。
おー、目白のパタゴニア。
中3でグローバルのダッフルを雨横で買いに行く。
おー。
来ましたね。
当時系来てるね。
え、待って出身は?
埼玉なんですけど。
あー、そっか。だからそっか、来れるもんね。
そしたら全然。
俺がめちゃくちゃ、当時ラブラドールリトリバーだったなー。
パタゴニアのシンチラとかが流行ってたんだけど、
姉貴のおかげでそうなってんすよ。
なるほど。
あーわかる。だって俺と多分4個5個ってところで。
ちょうどお姉ちゃんと同じ年代です。
そっか。
俺が高1の時にパタゴニアでシンチラっていう名前で出て、
で、高校の同級生のお店で取り扱い始まった時だから、
多分それが小学校とか。
なるほどね。
で、エレレビーン個人輸入して。
そう。
あー結構すごいね。
そうなんすよ。
なるほど。
そこ行っちゃったから。
そっから来てるんだなー。
だってもうエビアンのあのボトルホルダー首から下げたもん。
やばいっすよね。
やばい。
それやばいっすよね。
結構エリートだね。
そうなんです。ガキの頃からめちゃくちゃ好きだった。
えー。
すごいわそれは。
そうなんですよ。
ちょっと待って、そういう話今日?
そういう話。
まず入り口がそういう話。
そういうことなんだ。
で、それがずっと好きで。
仕事はだからでも普通にこう。
そうですよ。普通の働きながら、学生やりながらじゃないですか。
で、なんかあまりにも好きすぎて、
学校の先生辞めた後にカフェで働くんですけど、
大河山のフレームスってクラブあったんですよ。
あ、わかる。
あーはいはいはい。
で、あそこの近くに時知らずがあって。
あ、そうだ。
確かにそうだ。
そういうことか。
そうなんですよ。
え、フレームスで働いてたの?
ちがうちがうちがう。あそこの近くのディエゴっていうサッカーの
ディエゴマルドが好きなカフェで働いてて。
そうなんですか。
ここで給料を、給料日に給料袋ごと持って時知らずで頭決めるとか書いてました。
あのまだあれでしょ?2坪3坪ぐらいの時に。
ちっちゃいでしょ。
一ノ瀬と順次がいたときでしょ。
そうです。で、高橋さんっていう。
あ、高畑ね。
高畑君とかがいたとき。
そうですそうです。
で、それ田中さん大河山行ったとき。
だって俺がビームスで吉田のプロジェクトやったときに大河山で始めて、
そのときに昔からそう仲良く遊んでた一ノ瀬が時知らずを同じぐらいに作ってるから。
そうなんですね。
で、原宿から大河山のお店に行く途中、歩いて行く途中に俺は時知らずでサボってたの。
だって当時そういう福井関係の人が時知らずでみんなで休憩一緒に行ったりとかしてて。
当時あのハイストリートっていうハイブランドに足元スケシュみたいなのがめっちゃ流行ってたときに行ってました。
あ、そうなんだ。
そうね。俺は昼間そこでサボって夕方はロックステディっていうのを輪っこ回りやってブランドをやってた。
森君がブランドやる前にやってたバー。そこで夕方からサボるっていう夜。
っていうルーティーンが結構出来上がってたから。
その時ちょっとリンクしてたんだね。
そうですね。あそこのナンバーナインとかがあったとこで何のカフェ行ったりとか中華屋行ったりとか。
なるほどね。
そっから?
そっからなんかずっと福井はずっと好きじゃないですか。
で、職業は?
職業そのときはカフェはバイトでカフェで働いてたんですけど、カフェは辞めてもうちょっとちゃんとしたカフェに移動して。
これもう料理でちょっと舐められたくないからレストラン行くかって始めたんですよ。
それがもう31ぐらい。
それって簡単に行けるものなの?
行けないかったですよ。
だからその修行27ぐらいから本格的にレストランで働き出してからは友達誰とも会わないで7年間ぐらいずっともう服も買わず。
そうなんですか?
そうです。
服好きだったらTNV辞めちゃった岡田っていうのがいて親友なんですけど、お正月に連絡して服のお下がりもらうっていうので。
そのレベル?
そう。
じゃあもう一回もう断ち切ってこれはって言って。
ほとんど会ってなかった。
一番大好きなものを一回止めて。
で、金もなかったし忙しかったからとりあえず。
で、服買えないから会いたくないじゃないですか友達がみんな買ってるのに。
だからもうそこは地下に潜りつつ。
相当ヤバかったっすよ。
修行時代が?
7年ぐらい。
7年。
で、お店買い取って上原にオープンして1年目。
え、修行してたらお店を買い取って。
そうです。
買い取るってどういうこと?自分のお金で?
そうです。
借金して。
そうです。
もう今でも忘れないですけど親父と渋谷の雑居ビル行って実家を担保に1000万ぐらい借りて。
そうなんすか。
そうですね。もう好きな人に自分が昔憧れた人に料理が少し有名になって食べに行きたいみたいな人が増えた時に
普通に偉そうとかでもなくフラットにお願いできる状況になったっていう。
なるほど。
これブーンで見てた人じゃんみたいな。
藤井さんブーンで振り回ってたでしょみたいな。
そういうところエアテラフマラ入ってましたよねみたいな。
エアズームサイズミックス行ってましたよねみたいな。
そういう人に行くみたいな。
すごい。
伏線回収。
そうそう。サイラスにいましたよねみたいな。
あんまり言われてほしくない内容も入ってそうな気もするけど。
面白い。
でも当時の藤井さんとかめちゃくちゃ憧れてノンネイティブ大好きだった。
はいはいはいはい。
面白いな。
モータンにノンネイティブがあった時から行ってましたね。
へぇー。これはすごいね。
モーティングとかで牧田さんとか。
なんですけどほら、おたねさんとか一番こう。
なるほどねー。
サイコーズクワイヤットとか。
そっかー。
それで一回やめてるからこそボカンってきたんだね。
で自分がね、ちゃんと地位というか。
お金もちょっと余裕ができて。
フラットにね。
そうです。
でもなんか展示会行きたいとかそういうのじゃなくて、
自然な流れで出会うのを待ちつつ。
なんか口コミでみたいな。
でもその時にはもう知識も本当に好きだからめっちゃ話せるじゃないですか。
はいはいはいはい。
そっからだんだん仲良くなって。
もっと言うと料理のディティールのこだわりと、
例えばキャプテンサンシャインの小島さんの服作りのこだわりとか、
だからしんちゃんのこのかわいいところとかがリンクして。
最終ものづくり好きでやっぱ同じ奥行くじゃないですか。
うん。
藤井さんもそうですけど。
そこでなんか憧れの人とものづくりとして話せるようになって、
みたいなところがやって楽しかったっていうのは。
確かに。
だから領域が違うだけでみんなこだわってるから話が合うんですよね。
そう。
だってみんなダサいの嫌いじゃないですか。
確かに。
だからたまにありましたよね。
すげー好きだなって思ってても、
その水いっちゃってんのかって思っちゃうときとかも逆に良くないですよね。
インスタって良くないですよね。
俺はあんまりそこはフィルター通さない方だから。
僕ら料理人だから料理のお店のフィルターは見ちゃうから。
あーまあね。
やっぱりなーみたいなのもあるじゃないですか。
でもなんかやっぱりSNS時代になってそういうところの、
なんかレストランのマーケティング見ないで、
なんか洋服屋さんの売れてるお店のやり方とか超見てました。
あー。
だから売り切れ商法とかもそうだしとか。
はいはいはい。
なるほどねーみたいなのはすごい見てましたね。
あとやっぱ洋服屋さんの派閥にめっちゃ詳しくなるっていうね。
ここはそうなんだとか。
そういうの気に入ってて。
だってでも逆にその仲良くしてる人とかめっちゃ嫌いな人のところを
めっちゃ良いとか言ってたらこいつやばいなってなるじゃないですか。
だからその時代を常に避けてあるあるっていう。
どこに寄せていくかって。
大胆で繊細。
大胆で繊細確かに。確かに。
でも確かにねそのブランドって似て非なるものが実はあったりとかね。
もろもろあるからね細かいところでいくと。
そうなんですよ。
いやこの間ビビったんですよ。
だってタネジさんとお店行かかったじゃないですか。
でなんかめちゃくちゃ服の話して僕分かんないんすよ。
でも二人めちゃくちゃ盛り上がってて。
いやいやいや。
なんだこの料理人はと思って。
やばいんですよ。
すごい。だからあの辺のこう。
ほんと詳しいっすよね色々。
そうっすね。だからボイス行って祖父に見に行って当時ね。
で祖父やべえ高ぇなとかブリストルやべえじゃんっていうのを
一回落ち着かせるために金魚味で一回飯行くの。
そこで一回ほんとにこれ。
豚シャブ食って。
そうっすね。漫画盛りして。
で一旦ここでほんとにブリストルのダウン7万払っていいのかどうかとか。
心落ち着けてね。
で行くんすよ。もう泣きなしの7万円を持ってダウン買いに行くんすよ。
いいこの話。
でも面白い。
面白い面白い。
お店のコンセプトは上原に作った時から変わってないんすか?
変わってない。
変わってない。
もういつもクリエイターに刺さる。
やっぱりセンスのいい人たち。
おしゃれっていうのとはちょっと違うんですけどセンスを。
センスってタネさんやっぱあれじゃないですか。
おしゃれみたいに思われがちですけど
その場所場所における最適解をチョイスできる能力じゃないですか。
もうちょっとクリエイティブな話になると。
なんかセンスがいいって言って
葬式にめっちゃおしゃれな服着てきたら
それってセンスないじゃないですかってなるから。
わかるんですけどTPOに合わせたチョイスをできる人が
センスがあるから知識がなきゃいけないって話だと思うんですけど
若い頃はセンスイコールおしゃれみたいに思われちゃうんですけど。
そうねこれを持っててこれを揃えてって
そうじゃないもんね。
そうなんですよ。だからなんかそこの
本質がわかってる人たちに刺さる。
だからそうなるとキャビアとかじゃなくなってくんすよ。
なんか自分がやりたいところは。
でも逆にそこに尖り切ったからこそ
選ばれるって言ったと思います。
農林水産省みたいななんとか省の
偉いの人がスーツでめちゃくちゃ予約してきてんのに
その席の上のスピーカーでガンガンヒップホップ流れてて
音うるさすぎだからって怒られてるのに
これがうちですって言っちゃう。
そういう店です。
いやいいっすね。
当時の大河山アーペン生のスタイルですよ。
接客めちゃくちゃ悪くてもこれがうちだからって。
絶対伝わらないやつね。
農林水産省の方には。
お客さん来てんのにずっとひじついてしゃべってんのよ。
しかも生デニムにワークブつくのがいい。
からのリップはウインクルっすもんね。
本書けるよ。
アーペン生からの清永さんのソフトウェアって話もありますからね。
すごいわ。
面白い。
だからスタイルっていうよりもスタンスって感じを打ち出したっていうのが良かったと思うんですよね。
なんかおしゃれでタバコとか吸うけど料理はそうでもない。
ファッションなのかカルチャーなのかってそこの違いがあると思うんですよね。
ファッションなのかカルチャーなのかの違い。
だから料理にファッションやってる人もいらっしゃるけど
そこには飯がうまいとかちゃんと文脈がないからやっぱファッションなんですよね。
でもカルチャーって文脈とか流れ知ってるから
なんか結構ずっしりちゃんとしてるっていう。
なるほど。
そういう話だと思います。
いやー面白い。
どうですか?
喋り。
言語化能力。
でも本当にリアルに通ってリアルに好きだから。
これ嘘ないのよ。
これはさすがにチャットGPT開いて
多分なんかその引っかかりそうなワードを調べてきて話せる話じゃないから。
いやそうだと思いますよ。
本当に好きだから。
やっぱり買いたくても買えないっていう
なんか敗戦もしてるわけですよ。
祖父のね、当時祖父のナイキンになる前の初期のブリストルの
なんかあのトラックスーツを惨敗してたりとかするわけですよ。
それを要はバイトしてヤフオクで買うみたいなこともやってるんですよ。
そういう道通ってますから。
でやっぱ中田商店でなんかグン物買いに行くんだけど
知識ないからよくわかんないですよ。中田商店わかんないですよ。
行くけどわかんないですよ。
そういうことだ。
それでねバーバリーの会社の男の会社出てきて
バーバリーなのにこんな横文字じゃなくて日本語なんだみたいなね。
そういうとこ通ってます。
そろそろレストランの話も聞いてみたほうがいいような気もするんですけど
今は仕様とあといろいろプロデュースワークがあるでしょ。
あとあれですね。
お店全部業態違いでやってるんで
仕様以外にもすき焼き屋さんとか立ち食いパスタとか
いろいろやってるんですよ。福岡とか。
それも考え方っていうかアパレルの中でレーベルを分けたりとか
ちょっとOEM的にやる部分もあったりとか
前に少し出るのも考えてやってる?
全部違うのやって経験値を貯めるっていう
いろんなものからインプットするときに最強になれていくじゃないですか。
だから今もくじそばとコラボしてるんですけど
いや俺それ見て食いに行こうと思った。
あれね、代々木八幡店がやばいですよ。
なんでかって言うと、くじそばってフランチャイ人みたいなんですけど
それぞれ別の会社がやってるんですよ。
その会社によって面も違うし、結構自由度ありすぎなんですよ。
マジで?
だからよくわかんない、便利店乗ってねえじゃんみたいなこともあるんですけど
でもその中でも八幡はのれんに乱切りそばみたいなの書いてあるんですよ。
そばへのこだわりが違いすぎて、マジでおいしいんですよ。
俺も行ったら売り切れてたりとかしてますよ。
マジですか?
あの駅のとこでしょ?
行かないと、行かないと。
ヤバいっす。
それは行こう。
だから結局、なんで俺イタリアンとかアフレンちゃんにそばやってんだって話じゃないですか。
それって寿司屋さんが最善でやってるみたいな話だから
だからその幅の広さがやっぱ違うんですよね。
なんかそれで言うとホワイトのアイザーさんがユニクロやるみたいな
アイザーさんともたまにそういう話するんですけど