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2023-11-25 05:52

#13 自由な学びの場の一例としてのMOST | TanaRadio黎明期

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TanaRadio黎明期では,TanaRadioの公開配信が始まった2024年2月以前に,ある大学教員のコミュニティ(MOSTコミュニティ)内限定で配信していた時期のTanaRadioのエピソードを(一部)編集して公開します。日付は,実際に限定公開した日付をつけています。

内容:
・(冒頭部分省略)
・自由な学びの場の一例としてのMOST

#TanaRadio黎明期

サマリー

MOSTは、自由に学びたいときに参加して、さまざまな年齢の人々が各自のペースで学ぶことができる自由な学びの場です。

自由な学びの場としてのMOST
ということで、TanaRadio、第13回、始めたいと思います。
今回のテーマは、今のお話と関わるのですが、
自由な学びの場の一例としてのMOSTということで、少しお話をしてみたいと思います。
前回、第12回のTanaRadioで、私は孫泰蔵さんの『冒険の書』という本に書かれていることを手がかりに、
自由な学びの場の条件について考えてみました。
よく考えてみますと、そこで言われていたことは、
MOSTコミュニティでほとんど実現しているのではないかというふうに思うようになりました。
一つ一つ確認してみたいのですが、
まず一番目ですが、やりたくなったらいつでもできる。
やりたいときにできるという、そういう特徴ですけれども。
MOSTはまさに参加したいときに参加でき、
参加したくないときは参加しなくてもいいという、そういう場です。
二番目。年齢に関係なく学べるというところがあります。
MOSTフェローは年齢は様々ですよね。
様々な年齢の人が一緒に学んでいるというところがとてもいいと思います。
三番目に、何らかの学びのカリキュラムのようなものがなくてですね、
細かい単位で学ぶことができます。
自分が学びたいと思うところだけを学ぶことができ、
学びたくない、学ぶ必要がないところまで一緒に学ばなければいけないということがありません。
四番目に、何らかのことが起こっている現場とか、
あるいはその事柄の本場で学ぶことができるという点。
これもMOSTはまさに教育現場で実際に教えている人たちが集まっているわけであり、
その現場を授業見学で見学することもできます。
また、それぞれ最先端の研究をやっている方が多いので、
その分野の本場で学ぶということもできます。
五番目に、はじめは自由に遊んで慣れ親しむということができます。
遊びというものがとても充実されていて、
様々な楽しい出し物などもあります。
そのような楽しみを味わっている中でだんだんと学びの方に進んでいく、
そしてさらに本格的に学びたいと思えばそれも可能である、
そういう学びの場にもなっていると思います。
ですので、MOSTコミュニティというのは、
強制がない自由な学びの場の一例というふうに考えることができると私は思うようになりました。
しかし、強制が全くなかったかというと、そうではなくて、
MOSTフェローの1年間というのは結構強制があったように思います。
そうは言っても少ないんですけれども、
でも年3回の集まりとコースポートフォリオの作成、公表というものは条件となっていました。
これが結構皆さん、私も含めて大変だったのではないかと思うんです。
現在は現役フェローもいなくなりまして、そういった強制もなくなりました。
ですから、完全に自由な学びの場になったのではないかなというふうに思うんです。
これで問題はないのではないかなというふうにも思います。
毎年新しいフェローを迎えるということはとても意義のあることだと思いますが、
そのフェローが何らかの決まったことを、
強制される必要もなかったのかもしれない。
つまり、新しい人が入ってこれる何らかのルートさえあれば、
あとはもうそのままコミュニティの中に入ってだんだんとそこに馴染んでいくということで、
いいのではないかなというふうにも思うようになりました。
ということで、今日は自由な学びの場の一例としてMOSTを考えることができるのではないかという話をしました。
それではまた。
05:52

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