第42回 コンピューターと建築 〜最近パソコン高くない?〜
2026-07-17 24:46

第42回 コンピューターと建築 〜最近パソコン高くない?〜

学生からの質問がきっかけでマキが提案した今回のテーマ。建築設計で使う色々なソフトや、パソコンのあるある話まで幅広く語ります!


●学生からPCの相談を受けたマキ

・最初はみんな何も知らずに始める

・CAD図面や3Dモデリング、adobeデザインソフトなどを使い倒してる3羽の鳥

●教育の場では主流ソフトが変わってる?

・我々世代はRhino+GHの始まりくらい

・上の世代はあまり使えない人もいた

●社会人になってから使い始めたトッキー

・シュンにソフトの使い方を聞いた

・BIM(Building Information Modeling)化

●扱う情報量が増えている

・技術の進化にデータ量の扱いが追いつかない

・軽いデータならノートPCで扱える

・建築の仕事は重いデータを扱いがち

●PCが動いてる間は休憩時間?

・リアルタイムレンダリングが増えてる

・Twinmotion、D5レンダーなど

・モデル内に照明置かなきゃいけない問題

●レンダリングでの光の問題

・どれが本当の光なのか問題

・実際の光の雰囲気と大きく違うことも

・本当よりも明るさが補正されてしまう問題

・光の滲みが表現されない問題

●パソコン高くない?

・メモリの価格高騰があって増設しにくい

・macbook proも最低20万くらいから?

・macbook neo が話題になったよね

●学生時代のパソコン事情

・生協パソコンはダメだという噂

・Mac 対 Windows 派閥

・学生の頃から10年以上同じPCのシュン

●機動力のノート、パワーのデスクトップ

・フリーアドレス化も進む社会

●建築はいろんなソフトを使う

・デジファブもできるようになってきた

・技術向上により人間に求められてる能力も増えてきている

・一つ一つの習得コストは下がっている

・やれることがどんどん増えてる

●人間よりも速く進化するコンピュータ

・手を取り合って頑張ろう

・あ、手じゃなくて羽か、、

・羽と羽を取り合って頑張ろう

感想

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サマリー

今回のエピソードでは、建築設計に不可欠なコンピューターソフトとその進化について、マキ、シュン、トッキーの3人が語り合います。学生からのPC相談をきっかけに、CAD、3Dモデリング、BIMといった専門ソフトから、リアルタイムレンダリングの進化、そして近年のPC価格高騰まで、幅広い話題に触れます。技術の進歩により建築分野で求められるスキルが増える一方で、コンピューターとの付き合い方や、進化に追いつこうとする面白さについても考察しています。

学生からのPC相談と建築ソフトの変遷
トーク・オン・キャノピー 〜羽休めの建築雑談
このチャンネルは、大学の同期で、それぞれ建築関係の仕事に携わる、マキ、シュン、トッキーの3人が、毎回一つの日常のテーマと建築の接点を探りながら、雑談するトークバラエティーです。
今日は、マキ会なので、マキさん、よろしくお願いします。
はい。
コンピューターと建築です。
コンピューター。
はい。
これはラフな雑談にしたいんだけど、最近教職大学で働いてるのもあって、ちょっと学生と話すタイミングとかがあるんだけど、それで買い立てのPCを持ってきた子がいて、PDFの解像度を落としたいんです。
うんうん。
すごい、我々からするともう本当に何でもない動作だけど、その質問に来てくれた子がいて。
一番最初はね、本当にわかんないよね。
かわいいね。
その写真の解像度とか圧縮って何?みたいな。
うん。
我々も大学も出て、JISMで何年も働いてるからわかるけど、最初は何もPCとか、何か出力するときの方法とか何も知らなかったなと思って、すごい懐かしい気持ちになって。
今でこそお父さんみたいになってる。
感慨深い。
でも、そうね、歳も10個以上違うから、大学1年生とかってなると。
えぐいな。
うん。
でも、そうね、我々その10年以上の間にいろいろ建築の中でもCADとか、あと3Dでモデリングしたりとか、それこそアドビ関連とかイラストレーター、フォトショップとかってもう嫌になるほどやったじゃない。
うん。
使い倒してるからね、仕事で。
仕事でというか、まあ学生の頃からね。
うん。
で、でもそれはもう10年前の段階ではある程度それがもうなんか標準装備というか、もうその表現が求められてたりとかしたから使わざるを得なかったけど。
うん。
で、今ちょっと不思議に思うのは、今10年ぐらい経ったときの教育の場って、なんか何がそのコンピューターのソフト関連とかで何が求められてるんだろうかなと。
まあ当時と違って、うちらの当時と違って。
うん。
我々なんかちょうどその大学で教育受けてたときって、なんかライノセラスに変わってきて、それこそグラスホッパーとかでちょっと演算もできますよみたいなのが始まりかけのタイミングの教育だったと。
うん。授業でもあったよね。
スケッチアップとライノセラスとグラスホッパーの授業があったのかな。
あったあった。
で、それ使えるからある程度実務出たときに、なんか上の人と話してると、上の人は3Dあんまり触れなかったりとかするけど、我々世代は標準でみんなやれる。
標準?全員がって感じでもないけど、今入ってくる人たちでも使えない子いるよたまに。
いる?
うん。
BIM化とデータ量の増大
私も実は全然社会人になってから使い始めたかも。
そういうのもあるよね。
なんなら旬に聞いたもん。
そうっけ?
思い出した。
あーなんかあれか。
割と最近だよね。
なんかあったかも確かに。
今でも会社だとビム?
うん。
あービムね。
ビム化が進んでて、本当に2Dじゃ情報が入りきらないからビムにして、設備構造、建築、全員ビム見てどうしていくかとか収まりどうしていくかとか。
それが今度施工の方にも渡っていって、ていうことを一応やりたいけど、そんな簡単ではない。
あーやっぱりでっかいところでも簡単ではない。
これあれだね、一応聞いていただいてる方に説明すると、説明しようみたいな感じだけど。
ビムというのはビルディングインフォメーションモデリングだっけ?みたいなシステムで、情報をその部材ごとに持っている情報をデータ管理していくために、
3Dとそこから書き出す2次元の図面等みたいなのを全部一括管理しながら、施工の管理とか工程管理みたいなところまで全部情報ひも付けていくためのモデリングシステムというか、みたいなものっていう認識なんですけど。
ありやすい説明ありがとうございます。
ありがとうございます。
そうね、ビムね。
大変そうだよね、情報量、扱う情報量。
今回コンピューターと建築だけど、データそのものが重すぎてビムって。複雑になれば複雑になるほど情報量が多いから、分割して保存しないと一つのビムモデルとして機能しないっていうところに来ている。
そうなるよね、技術が進歩すると新しい情報をガバッと扱うようになってくると、それがもうパンパンになってきて、データが重すぎてパソコン自体のスペッカーを上げなきゃいけないみたいなのを考えると、まさにそこはコンピューターと建築っていうタイトル、コンピューターの方に戻すとね、ソフトというよりもう少し。
個人のパソコンはMacの一番安いやつなの。ほとんどこっちではそういうデータ使わないって割り切って。本当にポッドキャストの編集くらい。この前ブレンダーとかもやったけど、ブレンダーも全然一番軽いやつでも操作できる素晴らしいソフトだなって思って扱ってたんだけど、会社のパソコンは2.6キロのめちゃくちゃでかいパソコン。
それでも、私そんなVimやってないけど、それと同じパソコン使ってる構造設計のVimの担当の方から聞いた話だと、それもう全然スペック足りないみたいな。
そうだよね。レンダリングとかもそうだし、3Dモデルもそうだし、Vimもそうだけどさ、結構情報量が多い、データ量が多いものを扱いがちだよね、建築の仕事自体。結構そこ大変だよね。
レンダリング技術の進化と課題
懐かしい。レンダリングとかさ、うちら大学生こそ2,3年生くらいの時に課題の提出でプレゼンボードを作る上で、模型も作るけど3Dデータ、3Dモデル作ってレンダリングして、それをプレゼンボードに貼ってる人とかもいたと思うんだけど、レンダリングで何時間必要だから、今は休憩時間なんだ、みたいな感じでやってる人とかいたなみたいな。
確かに。
そのレベルだよな、ほんとに。今ね、それこそソフトの進化でさ、レンダリングとかも早くて綺麗なのを出してるようになってきてるじゃん。
インスケープとかツインモーションとかいろいろ出てきてるけど、要はライノセラスっていう3Dモデルのモデルをレンダリングして、綺麗にリアルな感じで、割とリアルタイムで見れるっていう。あれはすごい当時のうちらにしてみたら、画期的なソフトだなって感じます。
D5レンダーって知ってる?
聞いたことない。
俺、検討しようかなと思って。
そうなんだ。D5結構良さそうよ。うちの事務所でも何人か使い始めてる。
それも何?ライノセラスと?
ライノセラスとも連携して使えるソフトで、ライノセラスだとVrayとかあるじゃん、レンダリングソフト。それと同じ感じ。レンダリングのために使うソフトって感じなんだけど、その中でいろいろモデルを置いていけるのと、ツインモーションとかと近いっちゃ近いかな。それのクオリティが結構高い。
レンダリングソフトだとめんどくさいのは、例えばD5もそうだけど、照明を別で置かなきゃいけないとか、モデル内でデータが分かれちゃったりとかするのはちょっと厄介って厄介だけど、D5はなんかあるよね。
ごめんごめん。
結局光の問題はあるよね。
結局ね、光の操作だからね、レンダリングって。どれが本物の光なんだってならない。レンダリングしてるとちょっと腹すいてるかもしれないけど。
夜景とか作った時に光の伸びの加減、こんぐらいになってほしいのはあるけど、実際設計進んでって、照明選んだりする時とかに、その照度に合わせてどんだけ正しく作ってくれてるんだろうみたいな。
実際現場行ったら全然違うみたいなこととかがあり得るのが結構怖いよね。
難しいね。ソフト上で数値選んでこれみたいなのが想定でしかないよね。
あとは目視で確認してとか、空間がどっち向いてるかとかさ。
一回仮に見てみるみたいなことをちゃんとしていかないと普通にミスる。
リアルタイムだと、普段エンスケープ使ってるんだけど、あれって照明ないところでもある程度見栄えよく、ちょっと明るくされるみたいな。
明るさ補正みたいな。
そうそうそう。それが実際の空間になった時に、あれやっぱりちょっと暗くないみたいなことが起こりかねない。
そうなる。
グレアとか、実際にその照明を目で見た時の眩しさとかが判別できないから。
リアルタイムは本当にいい絵は作れるんだけど、本当に理想でしかないというか。
光の滲みがちょっと表現されないような。光ってもっと柔らかく滲むんだよなって思ったりする。
PC価格高騰と学生時代のパソコン事情
全然関係ないんだけどさ、パソコン高くない?
間違いないよね。やばいよね。今もう耐えられない。
メモリーがすごい高騰しなかった。
最近結構レンダリングとかでもメモリー求められるから増設しようと思っていたら、今AIの普及でメモリーの絶対数に対して需要が跳ね上がりまくって。
我々のこの一般市民に降りてくるメモリーの数が少なくなっても。
一般市民?
一般市民。
どんな世界観で生きてるんだよ。一般市民に。
一般市民にとっても全然考えられない値段になって見送ったんだけど。
メモリー増設ってグラボみたいなやつ?
一度に処理できる能力のことをメモリーをザクリと。
分かる。
それを今もともとのPCに入っているのを16GBで入っているのを32GBにして、一度に処理できるコースを増やす。
パーツを買ったりとか、一度に求められることがとにかく多いから。
パソコン強いに越したことないんだけど、トッキーのように確かに高い。
パソコンを買うってなんなくても、パーツごとでも高いから。
パソコンめっちゃ高いようだ。
マックブックとか今、マックブック普通の買おうとしても20いくかいかないかぐらいまでいっちゃうんだよね。
だからこの前なんか発売されたマックブックネオみたいなのが結構革命的みたいな話が出てたけど、
建築学生とかで使えるレベルなのかな、マックブックネオって。
大学生に人気というか対象として売り出されている感じだと思うけど、
何のスペックが低くて安くなっているのかあんまりよく知らないんだよな。
我々も大学入ったとき、それこそアドビ系のソフトを使ったりとかが結構あるし、課題でも使ったりするから、
それなりのパソコンを買う必要があったじゃん。
それでなんかセイキョウで売られているパソコンはダメだとか言ってさ。
そうだったね、でも買っちゃってる人いっぱいいたよね。
セイキョウパソコンは良くないとかいう情報と、もう買っちゃったみたいな人とかがわらわらってなって、
うぞうむぞうの状態だった。
マックは使えるソフトが少ないから良くないとか。
それもあるね。
私は個人のパソコンはずっとマック。
もう慣れちゃってて。スマホとかも無いんだし。
だけど会社はWindowsです。
めちゃくちゃわかります。
俺は大学の最初に買ったMacBook Proを未だに使っています。
すごいね、それ。
3代目だよ、ちゃんと。
ちゃんと動く?それ。
良く動ける?
ギリ。もう危ない。
OSのアップデートが出来てない。ここ2,3年くらい。
だからあれしようと思ってる。
ブートキャンプしてWindowsにしちゃって、脳みそを入れ替えようかなと思って。
それでちょっと生き延びらせたい、もうちょい。
物自体は。物自体の価格めっちゃ上がってるから。
それはすごく良いことだね。環境負荷が。
ごめん。物を使い続けるっていう。
ノートPC vs デスクトップPCとフリーアドレス
基本みんなノートパソコン派?
そうだね、もうなんかあっちこっち行くじゃん。
あっちこっち行く、そうそう。
だからノートパソコンじゃなきゃ全然機能しない。
どっちも、どっちもだな。
事務所での実際の作業をする時は俺はデスクトップでずっと作業するし。
あ、そうなんだ。
持ち運び用で自分のノートPCを併用してるって感じ。
うちが前にいた事務所はある時までデスクトップだったけど、
ある時からやっぱ現場に出るとか、
ノートPCの性能が上がったから、
それをモニター繋げてデスクトップの代わりとして使ってるみたい。
フリーアドレス化みたいな感じだね。
フリーアドレスなければどうか別として。
そうだね、うちの会社も本当にフリーアドレス化したから、
人に伴ってもみんなパソコンみたいな感じだね。
聞いとくのとそうだね、フリーアドレス。
求められるスキルとコンピューターとの共存
やっぱり建築の中でソフト管理で求められることがめちゃくちゃ多くなってるなと思って。
ソフト管理で求められる?
うん。
モデリング使えます。
リアルタイムでレンダリングもできます。
で、グラストッパーで演算もできます。
で、そこから先多分デジファブは使えますとか、
レーザーカッター使ってものを作れます。
で、最近だったら3Dプリンターとかである程度の造形に模型の検討もできますみたいな。
なんかPCの性能が上がったりとか、
デバイスのできることが増えていくと、
それによって人間に求められてるスペックも上がっていくなと。
すごい。今震え上がっております。
私昔から震えてるよ。大学1年生の時からずっと震えてる。
これもできなきゃダメなの?あれもできなきゃダメなの?みたいな。
ずっとそれの繰り返しで諦めてる、今。
震えなくてもいいんじゃない?
パソコンもそうだけど、もともとコンピューターと呼ばれてたものは
パーソナルコンピューターになった時っていうのは
誰でも扱いやすいように技術が進歩してくれたから
普及していったわけじゃん。
それ自体を習得するためのコストは下がった状態で
世の中に普及されるわけだから、
新しくできることがどんどん増えていくっていうのも
確かにものとしては増えていってるけど、
それにかかるエネルギーみたいなのは
徐々に徐々に下がっていく方向に技術が進化するはずだから
やれることの幅が広がって、それを知れる深さみたいなところは
知りたければ深く知ればいいし、そうじゃなければパッと扱える
こんなこともできるんだって楽しむ視点で見てればいいんじゃないかなって思うけど
確かにやること増えてるというか
これもできるんですよねって言われるとちょっと困るよ
これもやってほしいとかね
それからどんどん増えちゃうのも確かに怖さはあるけど
知ることが増えるというよりはやれることが増えてるっていう風に
ポジティブに捉えたほうが楽しいんじゃないかな
間違いない
いろんな検討もできるようになったし
こっちからも見れるし、そっちからも見れるしみたいな
視点が多視点的に見れるようになってる感じがする
コンピューターは我々よりもはるかに早く進化していくからね
追いつけないし、追いつこうとしてるのが面白い
そんな感じかね
仲良くしていきましょう、コンピューターども
手を取り合って、我々羽か
そこ急に厳密じゃなくてもいいのよ
そんなに厳しいあれないから
羽といえば羽休め大喜利ですが、わきさんどうですか
今俺その手で
そういうことなんだ
ちょっとわかりにくかったかもしれない
我々は羽と羽を取り合って
そういうことか、なるほどね
時間差だけど、まあよしとしましょう
と笑いして、にこやかに終わりましょう
ありがとうございました
ありがとうございました
24:46

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