第43回 観光と建築 〜ウォーカブルな観光地が流行ってるらしい〜
2026-07-24 18:25

第43回 観光と建築 〜ウォーカブルな観光地が流行ってるらしい〜

シュンの学生時代のバイト経験から発案された今回のテーマ。ストーリーと合わせて楽しむことの話から「観光の速度感」の話まで、幅広く話します!

●学生時代に浅草で人力車のバイトをしてたシュン

・人力車に乗ったことのないマキ

・地元の人も知らない観光地の魅力

●話とセットで楽しむ街並み

・歴史やガイドなどのストーリーで深まる観光

・話の有無で体験が変わる?

●建築のバックストーリーと紐づける観光

・京都旅行で哲学の道を歩いたトッキー

・街のつくりから歴史を感じる

・建築も街も楽しむ心地よさ

●美術館のツアーに参加する

・地方特有のガイドを聴きたいマキ

・街のバックストーリーから設計者の思考を予想する

●歴女ブームもストーリーを楽しむ流行

・情報の深さは現地の方が多い

・データに表せない情報量

●これから観光に注目が集まる?

・ネットや写真で得られないリアルな体験

・コロナによる揺り戻しもあるよね

・SNS過渡期の「映え」のための観光

●AI vs 観光?

・作られたものじゃない歴史の厚み

・歳をとったからそう感じるだけ??

・中高生のときは歴史に興味を持てなかったトッキー

●ハイコンテクストな社会

・観光開発に限界を感じるシュン

・人間はアップデートしていけるのか

●鉄道で行ける観光地が人気らしい

・駅から歩ける範囲でセットになる観光

・ウォーカブル観光?

・観光の範囲が狭くなってしまう懸念?

●観光の速度が変わってきている?

・人力車の速度感はいい感じ

・トゥクトゥクいいよね

・「街を感じる速度」という気づき

●観光は実はみんな建築を楽しんでいる

・実際に観に行くことに価値がある

・みんな観光に行こう

・観光地にある名建築に飛び立ちたいマキ

・北海道の頭大仏もすごかった

●観光地や名建築に向かう道中も面白い


感想

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サマリー

このエピソードでは、建築関係の仕事に携わるマキ、シュン、トッキーの3人が、「観光と建築」をテーマに、ストーリーや歴史的背景を知ることで観光体験が深まることについて語り合います。人力車のバイト経験から「観光の速度感」や「ウォーカブルな観光地」の魅力に触れ、建築のバックストーリーと紐づけることで街歩きがより豊かになることを考察。AI時代におけるリアルな体験の価値や、鉄道アクセス可能な観光地の人気など、現代の観光のトレンドと建築との繋がりについて多角的に議論しています。

人力車のバイト経験と観光のストーリー性
トーク・オン・キャノピー 〜羽休めの建築雑談〜。このチャンネルは、大学の同期で、それぞれ建築関係の仕事に携わる、マキ、シュン、トッキーの3人が、毎回一つの日常のテーマと建築の接点をしゃべりながら、雑談するトークバラエティです。
今日のテーマを、シュンからお願いします。
今日は、観光と建築を話していきたいなと思います。
個人的な話なんですけど、学生時代、浅草で人力車を引くバイトをしていて、東京の観光地で働いていた経験から、何となく扱いたいなとは思っていて、人力車に乗ったことはありますか?
ないかも。
ない人の方が多い可能性すらあるけど。
ちょっと、あれだよね。贅沢っていうか、贅沢な感じがして。
学生の時とかは、あんまり気軽に乗れる感じではないし。
あと、東京に一応我ら住んでるから、それに乗るのって、地元までは行かないけど、京都で乗った気がする。
結構、人力車で声かける時に、キャッチみたいなのも自分であるのよ、全部。
自分で声かけて、それで乗りますって言ってくれた人を乗り場まで案内して、乗せて行って案内するみたいな。
みんな結構、東京出身だからいらんっていう人確かに多いのよ。
そうなんだ。
でも、その時に返すこととして、東京の人でも知らない浅草があるからやってるんですよっていう売り文句というか、みたいなのが言ってて。
でも、それ実際本当にそうで、同じ景色を見るし、確かに東京だからいつでも来れるんだけど、
その時に、こっちの引き手側、シャフって言うんだけど、シャフの話を聞きながら街を見ると、
普通に調べたこととかを点々と辿りながら街を見るのって結構だいぶ違うだろうなと思っていて、
そしたら、街の歴史だったりとか、面白ポイントみたいなのを話すことがメインなのよ、人力車の仕事って。
なるほど。
どっかの場所に移動する移動手段ってよりも、話しながらガイドして、さらに深いところを知ってもらうみたいな仕事。
そのストーリーがあるかどうかで、観光ってこういう時代がだいぶ違うかなみたいなのはなんとなく思ってるんだよね。
観光で、ただただその場の起きてるものとか、その場にあるものだけ見るのと、
そのバックストーリーみたいなのを知りながら歩くのとではだいぶ違うみたいな。
建築とかも歴史とすごい繋がりあるじゃん。繋がるところがあるというか。
そのあたりとどう紐付けていくかみたいなのは観光にとって結構大事だったなみたいな。
街並みと建築のバックストーリーを楽しむ
つい最近、秋。昨年の秋に女子4人で京都に行ったんです。
メインは任天堂ミュージアムだったんだけど。
ゆっちせいさん。前も何回行った?
行ったね。その後に鉄柱の道っていうのがあるんだよね。
京都の金沢?
そうそう、あの辺のところを本当にただ4人でひたすら歩きながら、
自由とは何かみたいな話しながら歩いてたんだけど、
その時はやっぱり直接歴史を学んでるわけじゃないし、
勉強はしてないんだけど、歩きながら、
なんとなく街の作りがこうだなとか、
すごい新しい建物もあれば古い建物もあるけど、
鉄柱の道沿いに建てる建物が、
道を意識して設計されてるんじゃないかって思うぐらいすごくいい道だった。
すごくそれは歩く観光だし、建築も見るし、
街も見てるっていう体験が心地よかったなって。
結構私あれかも、建築系の人って旅行とかで旅先で美術館とか選ぶ感じじゃない?
美術館ツアーと建築家の思考
そうだね。
美術館を選ぶときに館内ツアーとか、
学芸によるツアーみたいなのを合わせて、
解説してくれるサービスみたいなのを聞いたりするんだけど、
それだと、東京とかでは全然選ばないんだけど、
あるときね。
地方とかの美術館とか行くと、なるべくそれには触れるとして、
地方とかってある一戸前の美術家を選定してたりとか、
いろいろ彫刻をしてたりとかいるけど、
それだと結構歴史に、
そこで文学の発展があったとか、
その場所で絵を描いてたとかっていうバックグラウンドも含めて、
その美術家がやってたりするから、
それも含めての解説があることが多いから、
結構地方に行くたびにツアーを選んだりとか、
それとも近い?
いいね、ツアーを確かに。
ツアーで得た情報を基に、
多分建築家がその美術館を設計してる建築家自身も、
その都市のことをいろいろ研究して、
その建物を建ててるはずだから、
こういう収まりとかこういうデザインは、
こういう思想から来てるのかな?みたいなことを、
合ってるか合ってないかわからないけど、
勝手に想像できるっていう楽しさはあるよね。
膨らむよね。
楽しみ方が全然変わるという。
情報化社会とリアルな体験の価値
歴史上みたいなブームとかあったじゃん。
それもそういう実世界の、
そういう実続きになってる歴史みたいな感じ取りながら楽しむと、
より楽しめるっていう楽しみ方なのかな?みたいな。
逆にそういうのが、
今ってすごい情報化社会でさ、
スマホ見てればいろんな情報に触れられるけど、
それの深さ、情報の深さみたいなところって、
結局現地に足を運んでいったほうが、
感じ取れる情報量がそれぞれ多いというか、
データ量に表されてない情報量が、
爆発的に増えるというか、
現地に行って話も聞いて、
それ込みで体感するみたいな。
そういうところに観光の動きが置かれるようになっていくんじゃないのかな?
みたいなものだと思うよりか。
これからの世界でさらに。
逆にね、今の世界が、
結構このポッドキャスターも何回か話してるけど、
ネットとか写真とかで全部情報を得られちゃうというか、
だからこそリアルな体験みたいなのを、
私たちはこれからの世代なのか、
リアルな体験を求めるからこそ、
観光そのものに動きが置かれ始めるんじゃないか。
でも結構そうなんじゃない?
AI時代における本物の価値と観光
ひっくり返ってくると思うんだよね。
コロナで一回みんなどこにも出られなかったじゃん。
それでやっぱり体験ができる、できないっていう。
体験欲みたいなのが多い。
長いよね、3年くらいみんな。
抑圧されての爆発みたいな。
そうそうそうそう。
今とかすごいもんね、人だらけで。
楽しい。
楽しみ方自体がそっち側の楽しみ方を好むようになっていくんじゃないのかなって。
SNS発達時代は、
場へのために観光みたいなのもあったと思う。
そこで写真を撮ってくるみたいなのが楽しいみたいな。
でもそれこそAIが出始めて、
どこの景色でも切り取って、
新しい風景を嘘で作れる世界になっていった時に、
それっぽいね。
嘘じゃない景色に秘められた価値みたいなのがあって、
結局そのバックストーリー繋げて感じることによって、
本物がそこにあるみたいな。
そっちの方に意識が向かい始める可能性はあるんじゃないかなみたいな。
それの方が楽しくないかっていう。
うちらが年を取ってるんじゃないかっていう。
ちょっと今思ったんだけど。
でもこれからの世代の人って、
AIが作った風景みたいなものとかを、
日常的に見れちゃう人たちだから、
そういう意味では確かに旬というときに、
そこに時代的にもそういうことが重要って、
観光そのものに価値が見られるみたいなところもあったと思うし、
年齢と知性、そして観光開発の可能性
年を重ねれば重ねるほど、いろんなことを学んでいくじゃん。
私も正直、中高生の時全然歴史を好きじゃなくて、
漢字もいっぱいやるし、語彙もいっぱいやるし、
教科書で読んでたからだと思うけど、
全然面白くなかったんだけど、
大学入って建築学んでから、
歴史って面白いんだっていうことに気づいて、
大学ドラマとかもめっちゃ見るようになったんだよね。
そのタイミングが年を重ねると、
これからは持続性がない気がしてる。
それこそ、今IRの計画とかも進んでるけどさ、
それで集まってくる人もいるだろうけど、
それをバンバンバンバン、
例えば日本の国内でいろんな箇所で作っていくことはできないわけじゃん。
そうなっていったときに、
そもそも今日本にある財産みたいなものを
観光に生かすかみたいな方向性の方が可能性があって、
ときに言うにそこの面白さに気づけるかどうかって、
年齢というよりは、
さっき京都の話のときに
ハイコンテクションの楽しみ方だねって言ったけど、
そういうことができる知性を持てるかどうかみたいなところの勝負。
聞いてみたいところがあるよね。
そういうことまで思考が巡るかどうかみたいな。
いろんな技術がどんどん発展して、
そういうネット社会とかIT系がどんどん進んでるけど、
どんどん人間の脳みそって遅れるわけじゃん、それに対して。
どんだけアップデートしていけるのかみたいなところも、
頑張らなきゃいけないところでもあるよなって。
鉄道で行ける観光地とウォーカブル
最近アップデートじゃないと言うと、
観光地として今人気なのが、
鉄道で行けるか行けないかとか言われてて、
最近アタミとかが、
ホテルニューアカオとかが、
それこそバイアリーとかじゃないけど、
結構人気になってた。
あとチチブとか結構人気になってた。
政府手伝い?
そうそう。
あれが、若者とか今の30,40代の方が、
あまり車を持たなくなったから、
ある程度鉄道でアクセスできる観光みたいなのが、
今人気になってて。
車離れもあると思うんだけど、
それでアクセスできるところじゃないと、
観光として産業が成り立たないみたいな構造に変わってきてる。
なるほどね。
それちょっと悲しいね。
かといって、私結構車乗るんだけど、
これ以上車増えた方がいいと思うけど、
個人的には。
結局なんだろう。
人が鉄道で行くとかだと、
もうその場所に行って歩いて回るとか。
車とかだと、色肌とかじゃないけど、
車で巡る経験とか、シークエンスみたいなのがあったけど、
今それがなくなるんじゃないかなと。
ドライブで行くとかがないと。
その道中に駅に美味しいお店があるとか、
道中に美味しい別のグルーヴがあるみたいなのも、
あれだとポイントで行ってたものみたいなのが、
その駅に行って、駅から広がって収束するだけ。
ウォーカーブルーみたいな。
観光として感じられるスケールみたいなのが、
車だともう少しポイントで選べたとか、
駅拠点にして行くだけになってしまう。
僕が言いたいのは、観光で感じられる街の広さが、
ウォーカーブルーになっていくことによって、
小さくなっていくじゃないですか。
一回の観光として味わえる都市の広さの限度が、
歩きなのか、車使ってなのか、
狭まっていくんじゃないか。
街を感じる速度と建築の楽しみ
人力車の話に戻ると、
少し弱いおばさまとかでも、
ある程度の距離でぐるぐる回れるじゃないですか。
スピード関連で。
楽に回れる。
観光をめぐるスピードとか、
都市の体験の仕方とかに逆らう。
いいよね。
人力車の速度感がすごくいいよ。
そうだね。
やっぱり歩いてる時間って、
車の時間もいいけど、
テニスを乗ってる間は、
スピーディーに、
手っ取りバイクって言うとあれだけど、
程よくいろんな情報を教えてもらえながら、
街を見つけるっていう。
確かにね。
車でも歩きでもない、
微妙な中間速度の、
何も操作せずに乗ってられる乗り物を、
人力車ぐらいしかないからね。
情報は、
人力車と今近いのは、
ツクツクかなとか思ったんだけど。
これかわいいよ。
あれ、私乗ったことはないんだけど、
乗せてくれてる人も、
どれくらい話してくれるかわかんないけど、
知らない街を、
ある程度の速さで進みながら、
見てるっていうのは、
すごく面白いし、体験としても。
確かに。
速度感結構大事なんだと思う。
街を感じる速度みたいな。
面白いよね。
いいね。
何も留まれねえ。
観光って実はみんな、
無意識に建築見てるんだよね。
意識しないかどうかを別として。
山こぶりとかじゃない限り。
そうね。
建築と結構つながりあるかなと思って、
電話にしてみました。
いろんなところに観光に行きたいし、
いろんな人に観光地に訪れて、
楽しんでほしい。
深く楽しんでほしい。
そうだね。
やっぱり見に行くことに、
本当に価値があるって。
建築学んでる人は多分、
全員思ってるんじゃないかなって。
画面だけで見て、
味わえないものとかが、
どうしてもそこにあると思います。
っていう話になった。
旅の道中と建築体験
沢木さんどうでしたか?
お休みおもぎりを。
観光地にある名建築とかにも、
飛び立っていきたいですね。
話題にしていきたいですね。
確かに。
良かった感じ。
札幌の安藤さんの頭ダイブスがすごく興味深い。
あれ、たぶん写真とかだと、
ドームにダイブスがあるだけだけど、
入るときに一旦、
暗いゾーンがあって、
見上げた頭ダイブスがあるみたいな。
写真ではわかんなく、
体験があったりするかな。
そういう建築と観光地とします。
そうですね。
家庭がやっぱり面白いからね。
旅に行くまでの。
味わい方が伸ばってくる。
そこはデザインされていることがすごく多いので、
ぜひ。
はい。
ありがとうございました。
番組へのメッセージと次回予告
ありがとうございました。
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それでは皆さんまた来週。
18:25

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