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トーク・オン・キャノピー 〜羽休めの建築雑談
このチャンネルは、大学の同期で、それぞれ建築関係の仕事に携わるマキ、シュン、トッキーの3人が、毎回一つの日常のテーマと建築の接点を探りながら、雑談するトークバラエティです。
じゃあ、本日のテーマ、マキさんよろしくお願いします。
はい。今回は、色と建築をトークのテーマにできればなと思っていて、
それを考える上では、
マキっぽいテーマだね。色と建築。
設計する上で、色をその空間に足したり、塗装したり、仕上げで入れたりっていうことをどう扱うべきかっていうのをすごい悩んでいて、
我々学生時代、建築学部にいて、その中で模型を作ったりとか、自分の設計の趣旨をプレゼンするわけだけど、
その時に、白模型でもいいかな、プロポーションを意識したもの。
それは、色がなくても空間の比率だったり、空間の持ってる質でより良いものを作るっていうように言われた記憶がすごい鮮明に覚えていて。
白模型でもいいっていうのは、白模型で見たとしてもいいと感じるものを作るようにってことだよね。
そうそうそう。考えると、色を持ってる情報だったりとか、それが担保したって空間の質みたいなものを、
設計する上でどういう優先順位というか、レイヤーとしてどこに持っていくべきかっていうことを最近すごい考えていて。
レイヤーとしてっていうのは、どの段階で色のことを考えるべきかみたいなこと?段階というかタイミング?それとも優先順位ってこと?
タイミングと、あとは色を使うことが、建築とかを自分が作ったものを説明するときに、それがテーマになり得るかっていうところをすごい考えていて。
確かになんか、感想っていうか、私もなんか学生の時は色のことを考える機会って全然なかったなって思ってて。
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むしろなんか素材が持つ色みたいなことまでは、素材をそのまま使えばその素材の色が自然と使われてくるから、でもなんかそこまでみたいな。
でも一方、社会人になるとものすごく色のことを考えなきゃいけなくて、結構毎回そのちょっとした色の違いで結構悩むみたいな。
その経験はあります。めっちゃあります。
色って言ってもさ、結構あれだよね。この素材の色。自然色というか。
例えば木には木の色があって、コンクリートにはコンクリートの色があって、鉄には鉄の色があって、でも鉄をそのまま色として使う人なかなか少ないけど、
それはなんかこう塗装して色付けるのかみたいな。だから塗装によって作る色と素材色とって、結構なんかこうそもそも切り分けられて考えられるのかなとは、なんとなく思っている。
それプラスで、最初に牧が言ってたような白で見ても、白模型で見てもみたいなのは、なんか一回ね、ローマに研究室旅行みたいなのに行ったときに、
先生から言われたのが、古代の建築とかの、例えば柱でオーダーがあって、真ん中が膨らむ形とかしてるとかさ、色々工夫があるじゃん。
形における工夫を見たいんだったら、写真を白黒で撮れって言われたことがあるの。そうすると光と影の関係だけになって、形ってものが浮き上がって見えてくるよみたいな。
色味みたいなのは、古代の建築とかにとっての、本来の元々の色とは明らかに絶対変わってるんだから、色みたいなものから追っかけても、正直しょうがないっちゃしょうがないというか。
石とかだからある程度は残るんだけど、そこに蓄積する汚れとか、そういうのの色でどんどん変わっちゃうものだから。そういうのを全部除外して、本当の純粋な形を見る方法として、白黒に置き換えるみたいなのはあるよって言われたことがあって。
それとマキが最初に言ってた、白模型で作ったとしてもいいと思える建築を作るっていうのがまず優先みたいなのは近いのかなとは思った。どの色も結局焦るからさ。ゆくゆく。作る側の姿勢としてはそこって意味なのかなみたいな。
ただ一方で見る方としては真っ白な空間みたいなのとかもあるけど、真っ白な空間を普通の人がパッと見た時にどう思ってるんだろうみたいな。変な近未来感みたいなのも出てきちゃいそうだし。
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何もないから気持ちいいなもあるだろうけど、それの色のない世界みたいなのがどう見えてくんだろうみたいなのが今回話せそうかなとか思った。
これ言うと設計で考える上でプロポーションより1個下の段階に色とかが入ってくるんじゃないかなっていうのは思うんだけど、
最近商業系の設計とかしてると、やっぱり色が持つサイン的な使い方、そこが何かの動線を示したりとか、
あとはそこが空間に対して重心があるようにしたり、あとは人の振る舞いを誘発させたりとかいうことも色ではできると思うから。
分かったかも。
あ、ごめん。話飛びちゃったかな。
名探偵みたいな。名探偵配列。
すごい色って大事である一方で、なぜ建築、我々はね、建築の勉強をしてる時に、学校で色のことっていうよりかは、白黒で建物を見た時に、造形を見た時に、
白黒で造形を見ることによって、いいか悪いか判断するみたいなところと、色の扱い。
多分建築って、建てた後、結構長い間ずっとそこに存在し続けるじゃん。
むしろ、私たちはそういう建築、長い間そこに佇むっていうことを、割と責任持ってそれをやっていかなきゃいけないっていう、建築家としての責任かな、ものづくりの責任だと思うんだけど、
一方、商業とかって結構中身が入れ替わる頻繁に。
だから、その色みたいなところは、結構なんか後からついてくるみたいな。
なんか、それでなんかそこの色みたいなものの、なんだろう、形の方が長い時間存在し続けるけど、色は、色が持てる時間の長さが短い。
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だから、レイヤー的にはその建築の下に優先順位なのかって、今思った。
確かに商業区間だと、ある意味資本主義的なところがあるから、
ニューオープンしたときの洗練されたビジュアルみたいな意味合いで色が使われたりとかすると思うから、確かにそういう意味では回転も早いし、色使うことに対しての。
なんとなく思ったのは、色って言ってもさ、建築の中で使う色って、同じ色でも使う面とか使う場所によって見え方変わるじゃん。
全然違う。
あれで考えると、色ありきで形考えるってことはなかなか難しいかな、みたいなのもちょっと思った。
商業空間とかで、マキが言うように色って結構大事だよねっていうのもある一方で、先に形がそもそもないと色の議論にすらならないというか、
こういう空間があって、こういう場所をわかりやすく伝えるためにこの色使いましょうとか、
フロアごとにカラーコンセプトを変えていって、徐々に空間の違い作っていきましょうとか、そういう工夫はあると思うんだけど、
でも結構形ありきじゃないのかなとは思ったね。
結構建築の世界ならではだよね、それってやっぱり。
デジタルの世界は色が重要だし。
デジタルの世界っていうか、広告デザインとかさ、動画とかさ、インフォグラフィックみたいなものとかだったら、
だいぶ色が先に先行して重要になってくるけど、
正直それが空間に落ちたときに陰ってたら黒っぽく見えるし、照明しっかり当ててあげれば明るく見えるし、照明の色によって色の発色違うしみたいな、
いろんな物理現象が介在するから、色って一言で言っても見え方違うし、
だからこそ色を決めるときっていうのはすごくこだわらなきゃいけないなと思うから、仕事してて結構色とかはシビアに見ちゃうな。
あれかもしれない、色を決めるタイミングが建築の設計をしていく上で、かなり遅いタイミングで来るっていうのも、
ヒエラルキの下にある要因の一つかもしれないなと思っていて、
RCとかだと具体決めて、中の壁とかを新しく塗ったり仕上げ入れたりっていうときに、
初めて現場でもう具体が出来上がってる段階で、塗装のサンプルを見たりとか仕上げのサンプルを持ってきたりして、
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初めてそこでああでもない、こうでもないっていう議論が生まれるから、
確かに旬のゆとりに、まず空間ありきの形の議論ではあるなと思うかな。
そうだよね、その空間が結局どういう明かりの入り方するかとか、そういうので、
結局選ぶ議論も左右されていくんだろうなっていうのも思うしね。
でも今のマキの話をぼんやり聞いてて、もしかしたら逆もできるのかとか、
なんかその小説でさ、黄色い家っていう小説がなんかちょっと前にベストセラー行ったけど、
黄色いお家だっけな、ちょっと忘れちゃったごめん。
なんかその黄色い家建てたいんですって、例えば生計の相談を受けたときに、
黄色ってどのくらいの黄色だろうから考えることもあるのかなみたいな、この人が言ってる黄色の具合って。
いろんな色の黄色なのか、いろんなトーンといろんな濃さ、いろんな明るさの黄色みたいなのなのか、
それかこの人が思うかっこたる黄色があるんだとしたら、この色が一番効いてくる形、
この色が一番何かの瞬間、つばんで抜けるような空間みたいなのを考えることもやぶさかではないかってちょっと思っちゃった。
さっき自分が言ったことと反するけど。
それが逆転したときに意外となんかこう今まで我々が考えているような建築と違う建築が生まれる可能性はあるのかな。
どうですかマキさん、ないですかそんなの。
設計をスキーマがやった店舗の中に、かつお節を扱う店舗なんだけど、
全体のカラーの決め方が、かつお節を縦にパカッと割ったときの断面がかなり赤茶色い色をしてるから、それを手がかりに決める。
ただ、それでも棚の配置だったりとか見せ方までは言及ができない。
色が主題にあったとしても、持ち回って形を決める手にはならないから。
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あとはあれだよね、色ってどうしても、正しいかわかんないけど、色って二次元の存在というか、形三次元だから。
次元のレベル的に言ったらやっぱり形からしか行けないよなとも。
元も子もないこと言っちゃうと、なんかちょっと思ったから。
いい視点かもしれない。
もしパート2とかができれば、持ってるのは、やっぱりその二次元だからこそ持ってる情報の質が違うなっていうところがあって。
例えば、美術館とか行くと、少し前の時代かもしれないけど、その時代で求められてたのは、いわゆるホワイトキューブって言われるもので、
他の美術館が持ってる作品を貸し出したりする場合もあるから、それを踏まえてどんな作品が来ても、
同じフラットな状態があるように、世界的に白く塗られて、均一な箱がある状態を保たれていたと思うんだけど。
それで言うと、例えば白が持ってる情報っていうのは、何もないニュートラルな場所ですよっていうような記号を持ってると思っていて。
二次元である分、何かを伝えるためのグラフィックだったり、
あとはそこに何か塗装しましただったり、来歴を示すための道具として使うみたいな、
二次元だからこそ示せるテーマみたいなのがあるのかなと思っているから。
言いたいのはあれだよね。紙みたいな白なのか、集成テープみたいな白なのかみたいなことだよね。
ざっくり日常のものに例えると。
ニュートラルっていう意味で言うと、白紙の状態みたいなのを表すために全部を白に塗ってるのか、
どこかを手垢をつける意味合いで白を塗るっていうと、集成テープみたいなことなのかなって。
もともと書いてあるものを削除して新しいものを作りますよって意思表示としての白みたいな。
どっちもあるよね。
その辺が牧としては燃えある。
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そこがまだ喋れるかなと思って。それこそそれに加えて照明が持ってる色の話だったりとか。
そうなんだよね。照明の色によってはまた物の色が見え方変わってきちゃうんだよね。
そうだね。じゃあちょっとその辺りパート2で。
いきますか。
ワクワクするね、なんか。
色とかがね、楽しいもんね。
そう、大変だけど結構やってるとき一番楽しい説もある。
設計のちょっと醍醐味的な部分ではあるかなと。
現場が進んできた段階で、やっと色の話ができるみたいな。
やっと設計進んできてそこまでいけたんだっていう考え方もあるテーマだなと。
じゃあちょっと延長戦。
次回にちょっと続きましょうか。
次回に続きましょう。
じゃあ今日はありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。