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2025-07-05 06:46

底つき体験、人は限界まで落ちれば変われる。


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サマリー

このエピソードでは、底つき体験を通じて、人が限界まで落ちた時に変わる可能性について語られています。心理学や哲学者カール・ヤスパースの考えを交え、人生の暗闇から光へと進む道を探っています。

底つき体験の重要性
おはようございます、たけしです。このラジオでは、より自由に、より自分らしく生きるヒントを1日1つお伝えしていきます。
はい、ということで今回は、底つき体験、人は落ちるところまで落ちれば変われるというテーマでお話ししていこうと思います。
かなりね、衝撃的な話というか、あまり聞きたくない話かもしれないんですけど、もしかしたらね、救われる方もいるかもしれないなと思ったので、話すことにしました。
よくある言葉でですね、夜明け前が一番暗いとか、明けない夜はないとかっていう言葉あるじゃないですか。
あれが今回まさに伝えたかった革新部分、今回の話の革新部分でして、その心理学の用語に底つき体験っていうのがあるんですね。
これどんな言葉かというと、基本的には、ギャンブル依存症とかアルコール依存症とかっていう、依存症っていうのがあるじゃないですか。
依存症って結構治すの難しいんですよ。これ例の話ですけど、依存症ってすごく治すの難しいんですね。
というのも、やっぱりドーパミンが出て、アルコールの味を一度覚えて、もう大好き、アルコールを飲めば心が安らぐとかですね、ギャンブルをすればお金が稼げるとかですね、
そういうふうにドーパミンによって支配されるので、結構意思の力ではなかなか依存症って治すことができないんですね。
じゃあ依存症が治る時ってどういう時かっていうと、例えばアルコール依存症で言えば落ちるところまで落ちた時なんですよ。
それこそアルコール依存症によって仕事がなくなっちゃったりとか、パートナーに見放されて家族がもういなくなっちゃったりとか、
他にもですね、もうお金が稼げなくなって、アルコール代に消えて、もう全部お金が底を尽きて、それなら私もですね、アルコールのせいで食動炎になっちゃって、体もボロボロになって、
ついには重い病気になっちゃって、後の戻りが命の危険にすらなるみたいなふうに、どん底、お金もない、健康もない、人間関係も破綻してる、仕事もクビになってないっていうふうに、
極限のところまで落ちていくことによって、ようやくこれは依存症を治さなきゃいけないなっていう自覚になって、改善に向けて行動し始めるというのがあります。
これが底つき体験って言ったりするんですけど、心理学の用語ですね。
つまり何が言いたいかというと、よく人って不安になったりするじゃないですか。
例えばこれ以上サボったらお金が稼げなくなるんじゃないかとか、仕事を辞めたら路頭に迷うんじゃないかみたいな感じでもあると思うんですけど、
そこには底つき体験っていうのがあって、つまりさっき冒頭で言った、夜明け前が一番暗い、そして明けない夜はないっていうことで、
落ちるところまで落ちたらですね、後はもう登っていくしかなくなるんですね。
そういう状況にまでなってしまったらですね、もう後は這い上がるしかないので、その後は良い人生しかないっていうこと。
それ以下がもうないので、後は登っていくしかないっていうところで、だから何が言いたいかっていうと、安心してくださいっていうことなんですよね。
哲学者カール・ヤスパースの視点
大丈夫だから。どこまで落ちても結局人はこのままじゃダメだから変わろうっていう風に変われるんですね。
だから結局、やっちゃいけないこともないし、やらなきゃいけないこともないですと。
ただ落ちるところまで落ちたら変われるので、もう変わりたいのであれば一回落ちるところまで落ちてみたらいかがですかっていう話なんですよね。
辛いかもしれないんですけど、でもすごいわかるんですよ。僕自身の今の状況とかも、やっぱり苦しくなって金銭的にとかね、
お金とか経済面とか他にも仕事面とかで、やっぱり苦しくなればなるほど戻ろう戻ろうとする力が働くので、
やっぱり落ちるところで落ちたらね、あとはもう登っていく、戻っていくしかないので、
ぜひですね、なんていうんですか、もう明けない夜はない。人生生きていればなんとかなるので、
ぜひですね、今がめちゃくちゃ苦しい、どうすればいいかわかんないっていう方はですね、
ぜひこの、明けない夜はないっていうことと、夜明け前が一番暗いっていう言葉。
つまり、夜明け前、一歩上る直前っていうのが一番暗くて怖くて不安で何もかもうまくいってないですよっていうところ。
そこから徐々に明るくなっていきますよっていう話と、この底付き体験という言葉をね、覚えておいていただければと思います。
あともう一つ、ちなみになんですけど、面白いのが、これと似たようなことを言っている、
1800年代から1900年代にかけての活躍した哲学者のカール・ヤスパースっていう方がいらっしゃるんですね。
この方が本当に面白いことを言っていて、限界状況っていう言葉を残してるんですよ。
この限界状況とは何かっていうとですね、人は限界の状況で、ヤスパースによれば死とか苦悩とか病気とか争いとか、
そういうふうに限界状況に追い込まれた時に、その時に初めて人は真の自己を取り戻すことができる、気づくことができるっていうふうに言ってるんですね。
そう、なので、限界状況に行くからこそ人は本当の意味で、やっと自分が本当に大切なものは何かとか、
自分が本当にやりたかったことは何かっていうことが少しずつ見えてくるので、
ぜひ自分の生命力とか力っていうのをやっぱり最終的には信じて、自分は自分の人生を生きられるんだと、切り開くことができるんだ、自分は未来を切り開くことができるんだということを信じて、
限界状況、底つき体験、そして夜明け前は一番暗いっていうところをね、生き切って走り切っていただければというふうに思います。
というわけで今回の放送は以上になります。
僕のラジオでは、より自由に、より自分らしく生きるヒントを1日1つお伝えしていきますので、少しでも参考になったという方はフォロー、いいね、コメントをいただければ嬉しいです。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
06:46

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