サウナと風邪の誤解
この放送は、サウナによるサウナのためのサウナコミュニティ、サウナダオの提供でお送りいたします。
はい、みなさんおはようございます。サウナダオ代表で、酒か水の洗顔、石鹸、肌ととの代表をしております、たかばーすです。
今日はですね、ちょっと実は風邪を引きかけているような感じでして、ちょっとね、鼻が詰まってたり、喉が痛かったり、少し熱もあって、
普段からね、サウナに入って免疫力を高めながら元気に過ごしていきましょう、みたいなことを言ってたんですけど、
ちょっとね、クラファンの疲れが出ちゃったのかもしれないですね。クラファンをやりながら本なんかも書いてたりとかして、ちょっとバタバタしてましたので、
少しね、バランス崩しちゃったのかもしれないです。
で、こういった時にね、みなさんどうされてますか?風邪を引いて少し熱がある時。結構ね、汗をかいたらすっきりして治るんだ、みたいなことで汗をかけっていう風に言われがちですよね。
昔の人は特に言いませんか?で、このね、汗をかくって言ったところだと思うんですけど、結構ね、サウナに入ると風邪治るよ、みたいなことを言われる方がいらっしゃるんですが、
これは絶対にね、やめた方がいいです。風邪を引いている時にサウナに入るといいことなんて一つもないので、今日はね、ちょっとそういったところのお話をしていきたいなと思います。
まずね、なんでサウナで汗をかけば治るっていう風な誤解みたいなのが生まれたかっていうと、今でも汗って汗かくとデトックスみたいなそういう間違った認識ってあるじゃないですか。
汗をかけば体の中の悪いものが出るみたいな考えがあったんですけど、実際には汗の99%ぐらいは水と塩分で、もう老廃物っていうのはほぼないんですよね。出ないんですよね。
なので、汗をかいてそういう悪いものを出すっていうことは全くないです。特にウイルスとか細菌みたいなのが出ていくっていうことはないので、体の中で熱っていうのが生まれるっていうのはウイルスとか細菌と戦うための免疫反応なので、汗で熱を外に出すっていうことは体の自然な防衛反応みたいなのを無理に止めていることになるので、これは逆効果なんですよ。
体調不良時の注意点
で、風邪の初期に温めると良いっていうふうに昔も言われてましたよね。確かに体が冷えてゾクゾクする段階では温めて血流良くすることで免疫っていうのが働きやすくなる場合もあるんですけど、それは熱が出る前の話で、一度ね、体温が上がりきってからサウナに入るのは体に余計なストレスを与えるだけです。
で、汗をかくと一時的にすっきりしたりとかするので、それがすっきりするので治ったみたいなそういうね、なんかだるいとか倦怠感みたいなのがなくなるので、これを治ったって勘違いしてしまうっていうのも誤解につながっているんじゃないかなと思います。
じゃあ、なぜ体調が悪い時にサウナに入っちゃいけないのかというと、まずはですね、脱水ですよね。熱が出ているとやっぱり体の中の水分というのはどんどん失われていくので、その状態でサウナに入ると余計に汗が出て脱水症状が進みます。
そうすると血圧が下がって心臓とか脳への負担というのを増してですね、最悪の場合意識が朦朧としたりすることもあるので、危険なので絶対やめてほしいかなと思います。
あとはね、体温調整っていうのが崩れますね。発熱中っていうのは、もう体の脳みその中で体温調整中止っていうのがフルで稼働しているので、サウナから外へ出て熱を加えると体温が急上昇して、体が熱を逃がさなくなったりするとヒートショックとか熱中症のリスクっていうのが高まります。
あとはね、免疫力の働きを妨げる。これはさっきも言いましたけど、熱を出すのは体がウイルスと戦っている証拠なので、その中で免疫細胞が最もよく働くのは38度前後なんですよ。
サウナでそれを余計に温めちゃうとバランスが崩れちゃって、回復が余計遅らせたりするので、これは良くないということですね。
あとはやっぱりサウナって密ですから、移す可能性もあるので、ここは是非やめていただきたいと思います。
やっぱりね、体がだるいとか、喉が痛い、熱があるという時は、おとなしく家で休んでいただいて、完全に回復してからサウナに入ってもらって、免疫力、血流、自律神経のバランスの回復を図っていただければと思います。
はい、ということで今日はね、僕はちょっと体調を崩しかけてますので、皆さんもね、体調を崩した時に間違った、そういった民間療法に騙されないように、そういったお話をさせていただきました。
はい、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。それでは今日も整って参りましょう。
