高取家の日常とバザーの賑わい
ラジオドラマ・シアワセの高取家
福岡市沢楽の二世帯住宅に暮らす高取家。
パパとママと娘と息子、そしてジージバーバの6人家族は、ごく普通に生きてきて、ごく普通に暮らしていました。
平凡な人々と平凡な毎日。
それでも高取家の人々は、とてもとても幸せなのでした。
バザーその5、ただいま帰りました。
ただいま。
おかえり。今日のバザーお疲れ様。
バーバ、聞いて聞いて。全部売れたぞって。うちから持ってったやつ。
本当?はい。大助のしょうもないグッズも。
しょうもないって言うな。
あのセンスのない博多人形も。
売れた。
お袋蒸しパン使った?
そうよ。大助好きやろ。
マリンもバーバの蒸しパン好き。
いただきまーす。
いただきまーす。
だめ。手ばらってこな。
よし。手洗ってこよう。
うん。俺も。
お母さん、美顔器も売れてました。
母の過去と美顔器の思い出
そう。誰がどんな思いでこうたんやろうね。
あれを買った頃って、勤める病院の看護師が足りないし、
いろんなことが大変で、帰ってもヘトヘトで、
家のことが全然できてなくってね、
大助のことも何にもやってあげられなくって、悪いなって。
夜県、何としても三寒日には行ってやろうって、
ものすごく頑張って時間作って行ったんやけど、
疲れすぎて顔がひどくやつれてたみたい。
大助に恥ずかしい思いさせちゃってね。
それで、綺麗になろうって、あれ買って。
全然効果なんてないのにね。
でも、お母さん知らないかもしれませんけど、
こう思う気持ちは届いてますよ。
え?
大助さんにちゃんと。
父の帰宅と美顔器の購入
ただいま。
おかえりなさい。お父さんおかえりなさい。
あら、お父さん。
いやあ、懐かしいと思って、バザーでこうてしもうたんよ。
母さんの使っとった美顔浮き。
え?
何がおかしかったよ。
お父さんってば。
何で買ってくるとよ。
本田奈々子 富永範子 録音小賀寛文 編集ミュージックリザーブ 協力ライトスタッフギルド 制作はRKBラジオでした。