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週刊窓の杜:窓の杜30周年企画と最新AIトレンドの動向
2026-08-16 17:10

週刊窓の杜:窓の杜30周年企画と最新AIトレンドの動向

基本データ

これらの出典は、インプレスグループが運営する「窓の杜」や「PC Watch」といったITニュースメディアによる最新記事です。主なトピックとして、生成AIを活用して短時間でゲームや3Dモデルを制作できる体験イベントの告知や、最新のAIモデル「DeepSeek-V4-Pro」の正式リリースについて詳しく報じています。また、Windows 11のアップデート情報やセキュリティ対策、Amazon・楽天でのPC関連製品セール情報など、技術動向から買い物情報まで幅広く網羅されています。全体を通して、人工知能の急速な進化と、それが一般利用者の創作活動やツールに与える影響を強調する内容となっています。

参照記事

AI技術の進展と実務応用:最新LLM動向と創造的体験の民主化に関するブリーフィングドキュメント

エグゼクティブ・サマリー

本資料は、2026年8月時点における生成AI技術の急速な進化と、その実務および一般利用者への浸透状況をまとめたものである。主要な動向として、Googleによる「Gemini 3.7 Flash」の電撃的な発表と、DeepSeekによる「DeepSeek-V4-Pro」正式版の公開が挙げられる。これらの新モデルは、コーディングやエージェント機能といった「実務(ワークホース)」用途に特化しており、性能向上と同時に圧倒的な低価格化が進んでいる。

また、技術の民主化を象徴する動きとして、専門知識がなくても10分程度でゲームや3Dモデルを生成できる体験会の実施が予定されている。AIはもはや「技術習得のプロセス」を大幅に短縮し、アイデアを即座に形にするための実用的な道具へと変貌を遂げている。

主要テーマと詳細分析

1. 実務特化型AIモデルの激化する競争

最新のAIモデル開発は、汎用的な対話能力の向上から、コーディングやエージェント実行といった「実務遂行能力」の最適化へとシフトしている。

  • Gemini 3.7 Flash(Google)
    • 迅速な更新: 前バージョン「3.6 Flash」の発表からわずか3週間という異例の速さでアップデートされた。
    • 位置付け: ソフトウェアエンジニアリング、Web開発、複雑な知識作業をこなす同社史上最も賢い「ワークホース」モデル。
    • コストパフォーマンス: 2026年末まで導入価格として従来の半額(100万トークンあたり入力0.75ドル、出力3.75ドル)で提供される。
    • 性能: ベンチマークにおいてClaude Sonnet 5やGPT-5.6 Terraに匹敵する実力を示す。
  • DeepSeek-V4-Pro(DeepSeek)
    • 正式版の公開: 「DeepSeek-V4-Pro-0813」として正式版が公開された。
    • 機能強化: エージェント機能の大幅な強化、Responses APIへの対応、Codexとの連携機能のサポートが実施されている。
    • 価格戦略: サービス利用料金の値上げが予告されていたが、今回のモデル変更においても料金は据え置かれている。

2. 「創造」の民主化とプロセスの短縮

AI技術の発展により、従来は高い技術力と長期間の学習が必要だった領域において、初心者でも「試しに作ってみる」ことが可能になっている。

  • 「窓の杜」30周年特別企画(Maker Faire Tokyo 2026)
    • コンセプト: 専門知識不要で、AIを用いて10分間でゲームや3Dモデルを作成する体験会。
    • 技術の進化: 従来の「学習→環境構築→試行錯誤」という長い過程を一気に飛び越え、言葉(プロンプト)だけで成果物を得られる時代に突入した。
    • 対象: 小学生以上(13歳未満は保護者同伴)を対象とし、作成したアプリや3DデータはQRコード経由で持ち帰り可能。

3. コーディングおよび自動化ツールの最新動向

開発環境や日常業務の自動化においても、AIの統合が深化している。

  • MAI-Code-1.1-Flash(Microsoft): 品質の向上と同時に価格を4分の1に抑えた軽量コーディングモデル。GitHub Copilotにて稼働中。
  • Skill Recorder: デスクトップ操作を記録し、AIのスキルや自動化フローを生成するツール。
  • Intelligent Terminal 0.2: ローカルモデルに対応したAIターミナル。WSL内エージェントの改善などが含まれる。
  • AN JSON Node Editor: JSONの各項目をノードとして可視化・編集する新しいエディターの登場。

重要な引用とデータポイント

AIモデルの価格・性能比較(要約)

モデル名主な用途価格(100万入力トークン)特徴
Gemini 3.7 Flashコーディング、エージェント0.75ドル(期間限定)前世代から性能大幅向上、コスパ重視
DeepSeek-V4-Proエージェント、API連携0.435ドル(キャッシュミス時)料金据え置き、エージェント機能強化
MAI-Code-1.1-Flashコーディング従来比 1/4GitHub Copilotへの統合

識者の洞察

「今までは『作りたいものができた』後に、『技術を勉強して、環境を整えて、試行錯誤して、レベルアップして……』といった過程が必要だったのに、今は『試しに作ってみる』というところまで一気に進めます。」(窓の杜 30周年特別企画記事より)

「本番環境への投入に耐える品質をもつエージェントを低コストで運用したいのであれば、『3.7 Flash』は有力な選択肢となりうる。」(Gemini 3.7 Flash解説記事より)

結論

AI業界の潮流は、単なる「対話型AI」の域を超え、実務を自律的に遂行する「エージェント」と、誰でも瞬時に形にできる「創造ツール」としての側面を強めている。特にGoogleやDeepSeekに見られる「高性能・低価格・短期間更新」のサイクルは、開発者のみならず一般のビジネスユーザーや教育現場においても、AIの活用が「特別なこと」から「標準的なプロセス」へと移行していることを示唆している。

感想

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サマリー

本エピソードでは、AI技術の急速な進化が創造活動にもたらす影響と、その裏側で繰り広げられるAIモデル間の激しい価格競争について深掘りしています。特に、専門知識がなくても10分でゲームや3Dモデルを生成できる「窓の杜30周年特別企画」の体験会が紹介され、AIが「作り方」の障壁を破壊し、「何を創るか」というアイデアに焦点を移していることが強調されました。DeepSeek-V4-Proの驚異的な低価格化や、Google Gemini 3.7 Flashの性能向上と半額提供といった動きは、AI利用のコストを限りなくゼロに近づけ、誰もがクリエイターになれる時代の到来を示唆しています。

AIによる創造体験の幕開け
スピーカー 1
プログラミングスクールに10年通って 技術を習得するプロセスあるじゃないですか。
はい、大変な道のりですよね。 それをすべてスキップして、たった10分で3Dゲームを完成させる。
10分ですか? そうなんです。 これ、ただの例え話じゃなくて、あなたが実際に体験できる現実になるかもしれないんです。
スピーカー 2
ほう、それは聞き捨てならないですね。
スピーカー 1
ええ、実は9月5日ともいたに、有明GMEXで開催される メーカーフェア東京2026で、まさにそんな体験ができるそうなんです。
スピーカー 2
ああ、あのメーカーフェアですか。盛り上がりそうですね。
今日はですね、この魔法のようなクリエイティブ体験と、 それを裏で支えている目に見えない、ちょっと異常ともいえる AI の価格競争の正体に迫っていきたいと思います。
スピーカー 2
いや、最近のAI業界の動きは本当に激しいですからね。
スピーカー 1
そうなんですよ。ちなみに今回のソースはですね、 2026年8月中旬の窓の森、それからPCウォッチから集めた技術系のニュースとイベント情報になります。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
今日はこの深掘りを通して、専門知識がなくても誰がものづくりできるようになった現在の体験と、
ディープシークとかグーグルの開発競争がどうリンクしているのか、 そしてそれがあなたの日常にどう直接するのかを解き明かす、そんなミッションでやっていきます。
面白そうなテーマですね。よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
窓の杜30周年企画と「ハウ」の障壁破壊
スピーカー 1
早速なんですけど、このメーカーフェアの体験会、 窓の森の30周年特別企画として出展されるらしいんですが、
これ、事前知識が一切なしでいいそうなんです。
スピーカー 2
一切なしですか。全くのゼロで。
スピーカー 1
全くのゼロです。必要なのはこんなゲームを作りたいっていうアイディア、つまり言葉だけなんですよ。
スピーカー 2
なるほど。それは非常に象徴的な出来事ですね。
スピーカー 1
象徴的と言いますと?
スピーカー 2
つまりですね、テクノロジーの進化がついにどう作るか、あの、ハウの部分ですね。
そこにあった技術的な障壁を完全に破壊したってことなんです。
スピーカー 1
ハウの障壁を破壊した。
スピーカー 2
そして、何を作るか。ワットという人間の糸だけを抽出する段階に到達した。その証明みたいなイベントですよね。
ああ、なるほど。実際、一般的な生成AIとノートPCを使ってゲームのプログラムを書かせたりとか。
はいはい。
スピーカー 1
3DモデルなんかはハイスペックPCでローカル動作するAIを使って生成するらしいんです。
スピーカー 2
いいですね。
スピーカー 1
しかも、13歳以上なら自分でPC操作して、13歳未満でも保護者同伴で体験できるっていう。
スピーカー 2
幅広い層が体験できるわけですね。
スピーカー 1
で、作ったデータはQRコードで持ち帰れると。
スピーカー 2
これちょっと例えるならですね。
スピーカー 1
ええ、なんでしょう。
10年間の厳しい料理の修行を全部スキップして、いきなりキッチンに入ってこんな味のものが食べたいって言うだけで。
スピーカー 1
言うだけで。
スピーカー 2
ミシュラン三ッ星レベルのフルコースがドーンって出てくるようなものじゃないですか。
ああ、確かにそういうことになりますね。
ですよね。
10分間でのプロトタイプ生成の価値
スピーカー 1
でもちょっと疑問もあって。
スピーカー 2
はい、なんでしょうか。
スピーカー 1
その、わずか10分っていう数字なんか引っかかるんですよ。
スピーカー 2
と言いますと?
スピーカー 1
たった10分で出力されたものって、結局のところあの、継ぎハギだらけの動かないおもちゃで終わっちゃう危険性はないですかね。
スピーカー 2
ああ、なるほど。実用的かどうかってことですね。
そうですそうです。そのまま遊べるレベルのものが本当に出てくるのかなって。
スピーカー 2
鋭い指摘ですね。まあ正直なところ、10分間で市販のゲームみたいな複雑なシステムとか。
スピーカー 1
ええ。
あとは完璧に最適化された3Dモデルを完成させるっていうのは、現在のAIでもまだ難しい部分はあります。
スピーカー 1
やっぱりそうですよね。
ソース元のキジネも必ずしも一発で完璧なものができるわけじゃないというニュアンスは含まれているんです。
スピーカー 1
はいはい。
ただここで重要なのは、完成度じゃないんですよ。
スピーカー 1
完成度じゃない。じゃあ何が重要なんですか?
スピーカー 2
0から1への到達速度なんです。
スピーカー 1
0から1への速度ですか?
スピーカー 2
ええ。従来ならですね、まず環境構築をして。
スピーカー 1
ああ、あの最初のめんどくさいやつですね。
スピーカー 2
そうです。プログラミング初心者あるあるの環境構築でエラーが出て挫折するってやつです。
スピーカー 1
やりますね。私も何度心が折れたか。
スピーカー 2
ですよね。そこから基礎的な公文を学んで、最初の四角い箱を画面に表示させるだけで何日もかかってたわけじゃないですか。
スピーカー 1
確かにそうでした。
それがこの体験会では、プロンプトを入力するだけでとりあえず動くMockup、つまり原型が目の前に現れるんです。
スピーカー 1
なるほど。とりあえず動くものが10分で。
スピーカー 2
しかもQRコードで持ち帰れますから、家に帰ってきたらそのコードの続きを別のAIに読み込ませて、さらに拡張していくこともできる。
スピーカー 1
あ、そっか。そこから育てていけるんですね。
スピーカー 2
そうなんです。試行錯誤のスタートラインに立つまでの時間が数ヶ月から10分に短縮された。これが本当のパラダイムシフトなんです。
スピーカー 1
なるほど。完成品を作る10分じゃなくて、プロトタイプを作るまでの10分だと考えると、その価値は測り知れないですね。
スピーカー 2
まさにその通りです。
AI業界の価格破壊とDeepSeekの戦略
スピーカー 1
でもここでちょっと大きな疑問が湧いてくるんですけど、
会場で誰もが気軽にAIを使ってプログラムを生成して3Dモデルをレンダリングする。
しかも家に持ち帰ってさらにAIを回すってなると、これ裏側で動いているAIの計算リソース、つまりコンピューティングコストってとんでもない金額になりません?
スピーカー 2
ああ、そこに気づきましたか。
スピーカー 1
なぜこんなことが無料のイベント体験とか私たちの日常的なレベルで可能になっちゃってるんでしょうか?
スピーカー 2
そこなんですよ。それこそが今AI業界の裏側で起きている蒸気を逸した価格破壊の結果なんです。
スピーカー 1
蒸気を逸した価格破壊。
スピーカー 2
PCウォッチの報道によると、ディープシークがですね、ディープシークV4 Proの正式版をひっそりと公開したんです。
スピーカー 1
ほう、ディープシークが。
スピーカー 2
正確にはディープシークV4 Pro 0813というモデルなんですが、これがエージェント機能が大幅に強化されていまして。
エージェント機能っていうと自律的に動いてくれるやつですね。
スピーカー 2
そうです。それに加えてレスポンスAPIへの対応とか、コーデックス連携とか、まさにシステム開発や自動化に直結する最新機能が詰め込まれているんです。
スピーカー 1
すごいですね。でもそんなに機能が強化されたなら当然値上げされるのが普通じゃないですか?
スピーカー 2
普通はそう思いますよね。実際事前には値上げも予告されていたんですよ。
スピーカー 1
あ、予告はされてたんですね。
スピーカー 2
はい。でも蓋を開けてみたら料金はなんと末置きだったんです。
スピーカー 1
え、末置き?
スピーカー 2
具体的な数字を言いますと、100万入力トークンあたり、キャッシュメス時で0.435ドル。
スピーカー 1
ふむふむ。
スピーカー 2
そしてキャッシュヒット時にはわずか0.003625ドルなんです。
スピーカー 1
えー、ちょっと待ってください。0.003625ドル?
スピーカー 2
2本円にして約0.58円ですね。
スピーカー 1
いやいや、ちょっと待ってくださいよ。その数字異常じゃないですか?
スピーカー 2
異常ですよね。
スピーカー 1
100万トークンってだいたい分厚い本数十冊分のテキストデータですよね?
スピーカー 2
ええ、かなりの分量です。
スピーカー 1
それを処理させて1円未満。しかもキャッシュヒット時っていう言葉が出てきましたけど、
これってつまりどういう技術的な仕組みでコストを抑えているんですか?
企業としてビジネスモデルが成立するのか不思議で。
スピーカー 2
非常に重要なポイントですね。これはプロンプトキャッシングと呼ばれる技術のおかげなんです。
スピーカー 1
プロンプトキャッシング?
スピーカー 2
はい。AIエージェントのように自律的に動くAIって複雑なタスクをこなすために
同じ大量のシステムプロンプトとかコードベースを何度も何度も繰り返し読み込む必要があるんですよ。
スピーカー 1
ああ、なるほど。何度も同じものを。
スピーカー 2
ええ。でも毎回ゼロからその膨大なテキストを計算していたら、
莫大なサーバー代がかかっちゃいますよね。
つまりそれってレストランの仕込みみたいなものですかね?
スピーカー 2
仕込みですか?
スピーカー 1
毎回注文が入るたびに玉ねぎの皮を剥いてみじん切りにする。これがキャッシュみすじ。
スピーカー 2
ああ、はいはい。
スピーカー 1
それだと時間も人件費もかかるから0.435ドル。
スピーカー 2
ええ。
スピーカー 1
でもあらかじめ大量にみじん切りにしてタッパーに保存しておけば、これがキャッシュヒットで。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
あとは注文が来たらフライパンに放り込むだけだからコストが100分の1以下の0.003625ドルで済むみたいな。
スピーカー 2
まさにその通りです。完璧の例えですね。
スピーカー 1
おお、あってましたか。
スピーカー 2
AIのメモリー上に過去の文脈の計算結果を保持しておくことで、重複する入力部分の計算を丸ごとスキップできるんです。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 2
ディープシークはこのプロンプトキャッシングの効率を極限まで高めることで、
エージェント機能という本来なら計算コストが跳ね上がるはずの機能を、
信じられないほどの低価格で提供できるようにしたわけです。
スピーカー 1
ということは彼らは赤字覚悟というか。
スピーカー 2
そうですね。利益を削ってでもAIに自律的にコードを書かせるという市場のシェア、つまり開発者のインフラを独占しに来ているんだと思います。
スピーカー 1
だからこそメーカーフェアみたいな場所で一般の人がポンポンとプロンプトを投げてコードを生成する体験が成立するわけですね。
スピーカー 2
そういうことです。
タデにならないと。
スピーカー 2
ええ、その通りです。
スピーカー 1
いやー、すごい世界だ。
Google Gemini 3.7 Flashの猛追とワークホース戦略
スピーカー 1
でもディープシークみたいな進行勢力がそこまでアグレッシブに動いているとなると、
あのー、テクノロジーの巨人たちも黙ってないんじゃないですか?
スピーカー 2
ええ、当然黙っていません。もう猛反撃が始まっていますよ。
スピーカー 1
やっぱり、どう動いたんですか?
スピーカー 2
窓の方の報道によれば、グーグルがですね、ジェミナイ3.6フラッシュを発表してからわずか3週間で。
スピーカー 1
3週間?
スピーカー 2
はい。新モデルのジェミナイ3.7フラッシュを発表したんです。
いやいや、前回のアップデートからたったの3週間ですか?
スピーカー 2
そうなんです。
iPhone16が発売された3週間後にいきなり性能が上がって価格が半額になったiPhone17が出るようなもんですよね、それって。
スピーカー 2
ああ、まさにそんなスピード感ですね。
スピーカー 1
でもそんな短い期間でモデルのアーキテクチャを根本から作り直せるわけがないと思うんですが、このアップデートの本当の狙いは何なんですか?
スピーカー 2
いい質問です。
グーグルはこの3.7フラッシュをコーディングとエージェント用途に特化した最強のワークホースモデルだと位置付けているんです。
スピーカー 1
ワークホース、つまり実務向けのバシャマってことですか?
スピーカー 2
ええ。注目すべきはフロンテコード1.1メインというプログラミング能力を測るベンチマークテストのスコアなんですが。
スピーカー 1
はい、どれくらい上がったんですか?
スピーカー 2
3.6フラッシュでは34.4%だったのが、今回の3.7フラッシュでは43.6%へ急上昇したんです。
スピーカー 1
おお、一気に約10%も。
スピーカー 2
これ現在トップクラスと言われるクロードソネット5とかGPT 3.6テラに匹敵する性能なんですよ。
スピーカー 1
34.4%から43.6%へのジャンプ。確かに数字上はすごいですけど。
ええ。
このスコアが上がったことって、実際の開発現場で本当に役に立つレベルの変化なんでしょうか?
スピーカー 2
と言いますと?
スピーカー 1
なんか、ベンチマークテストの点数を上げるためだけの、いわゆるテスト減強に特化しちゃったモデルって可能性はないですかね?
スピーカー 2
ああ、非常にクリティカルな視点ですね。確かにベンチマークの罠にはまるAIモデルは少なくないですから。
スピーカー 1
そうなんですよ。実務で疲れないと意味がないというか。
スピーカー 2
でも、今回の3.7フラッシュの進化は、実務における退屈で複雑な作業をどれだけ正確に代行できるかに直結しているんです。
スピーカー 1
退屈で複雑な作業?
スピーカー 2
ええ。例えばですね、同じく窓のどりのダイゲストニュースで紹介されていたんですが、
永遠JSONノードエディターV1.0.0というツールを開発する場面を想像してみてください。
スピーカー 1
ああ、構造化データであるJSONの各項目を視覚的なノードとして表示して編集できるツールですね。
スピーカー 2
そうです。ああいうツールを作る際、開発者は複雑に入れ子になったJSONの構造を解析して、
それをUIのノードにマッピングして、さらにデータ同士のリンク関係が破綻しないように管理する行動を書かなきゃいけないんです。
スピーカー 1
うわあ、聞いただけで頭が痛くなりそうな作業ですね。
スピーカー 2
そうなんですよ。非常に定型的でありながら、少しでもタイプや論理のずれがあると動かなくなる。
本当に神経をすり減らす作業なんです。
スピーカー 1
なるほど。人間がやるとミスが起きやすい。まさに馬車間にやらせたい作業ですね、それは。
その通りです。フロンティアコードのスコアが40%の壁を超えたということはですね、
スピーカー 2
AIがなんとなくそれっぽいコードの断片を提案してくるレベルから完全に進化したことを意味しているんです。
スピーカー 1
どう進化したんですか?
スピーカー 2
例えば、JSONのスキーマ全体を読み込ませて、これをノードエディターのUIコンポーネントに変換する定型コードを出力してって指示すれば、
一発でそのままどのカコードを吐き出してくれる、つまり信頼できる実務レベルの同僚になったということなんです。
スピーカー 1
へえ、それはすごい。テスト勉強だけじゃなくて、ちゃんと実務がこなせる同僚だと。
スピーカー 2
ええ、Googleは知能の最高到達点を競うのではなくて、ソフトウェアエンジニアリングとかウェブ開発といった日々の複雑な実務における費用対効果、つまりROIを取りに来たんです。
だからこそのワークフォースなんですね。納得しました。でもそうやって頻繁にアップデートされると、ちょっと心配なこともあって。
スピーカー 2
何でしょう?
スピーカー 1
こんなすまじゃましいスピードでアップデートを繰り返して、開発現場とかユーザーは果たしてついていけるんでしょうか?
スピーカー 2
ああ、情報型で疲弊しないかってことですね。
スピーカー 1
ええ、そうです。また新しいのが出たよ、覚えなきゃって疲れちゃいそうで。
スピーカー 2
それは確かに懸念される点ですよね。ただGoogleもそれを普及させるために、尋常じゃない価格戦略に出たんです。
スピーカー 1
価格戦略?
スピーカー 2
はい。驚くべきことに、Googleはこの3.7フラッシュを年末までの期間限定で、前モデルの3.6フラッシュの半額で提供すると発表しました。
スピーカー 1
半額?
スピーカー 2
ええ。入力100万トークンあたり0.75ドル、出録で3.75ドルです。
スピーカー 1
いやいや、ちょっと待ってください。性能が上がったのに値段は半分になるんですか?
スピーカー 2
そういうことです。さらにですね、160カ国以上で提供されているパーソナルAIエージェント、ジェミニー・スパークってあるじゃないですか。
スピーカー 1
はいはい、ありますね。
スピーカー 2
あれの裏側のエンジンにも即日この3.7フラッシュが採用されたんですよ。
スピーカー 1
即日ですか?
スピーカー 2
ええ。APIの価格を半額にして開発者を囲い込みつつ、一般の消費者向けプロダクトにも同時に最高性能をデプロイする。
はあ!
これぞまさにGoogleの巨大なインフラ力を見せつけるような力業ですよね。
スピーカー 1
なるほどなあ。ディープシークがキャッシュ技術を駆使して、1円未満っていう狂気的な価格破壊を仕掛けて。
スピーカー 2
はい。
それに対してGoogleは、自社も巨大なインフラと資本力を武器に、最高性能を半額で世界中に即日ばら撒くことで対抗していると。
スピーカー 2
ええ、まさにそういう構図です。
スピーカー 1
この熾烈なインフラ戦争の恩恵を一番受けているのって、実は私たちユーザーなんですね?
スピーカー 2
本当にその通りです。
インフラ戦争がもたらす創造の民主化
彼らが血みどろの価格競争とアップデート合戦を繰り広げてくれるおかげで、AIを使うためのコストはどんどんゼロに近づいているわけですから。
いやあ、今日の話、最初から最後まで一本の線で繋がりましたね。
ええ、そうですね。
スピーカー 1
そのコストがゼロに近づいた結果として、今日最初にお話したメーカーフェアの体験みたいに。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
特別な知識がなくても、高価な機材がなくても、誰もが10分で自分のアイデアを形にできる世界が実現しているんですね?
スピーカー 2
ええ、ディープシークのプロンプトキャッシングという仕込み技術や、グーグルのワークホースとしてのAIの進化。
こうした裏側の技術革新が、私たちが何かを作る際のどう作るかという技術の壁を完全に打ち壊してくれたんです。
スピーカー 1
てことはですよ、あなたはもはや必死に手を動かしてコードを書くプログラマーとか、
ポリゴンを一つ一つ配置する3Dモデラーになる必要はもうないのかもしれませんね。
スピーカー 2
そうですね。技術の民主化っていうのは単にツールが安くなることじゃないんです。
と言いますと。
スピーカー 2
表現する権利が一部の専門家だけのものではなくなって、全ての人間の手に渡るということなんですよ。
スピーカー 1
表現する権利が全ての人間に。
スピーカー 2
ええ、やりたいことを言語化してAIという優秀なバシャマたちを指揮するディレクターになれる時代がすでに到来しているんです。
スピーカー 1
素晴らしいですね。コードを書くコストも3Dモデルを作るコストも限りなくゼロに近づいていく世界。
スピーカー 2
はい、だとしたら最後に残る人間の価値とは一体何なのでしょうか。
スピーカー 1
深い問いですねそれは。
スピーカー 2
テクノロジーが何でもしかも一瞬でほぼ無料で作ってくれるこの時代に、あなたは何を作ることを選びますか。
スピーカー 1
結局そこに戻ってくるわけですね。ワットの力が試される。
スピーカー 2
ええ、ぜひあなた自身の答えを探してみてください。
まとめ
ということで本日の深掘りはここまでとさせていただきます。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
17:10

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