「集中力を高める」お菓子の広告を見て思ったこと
2026-05-22 04:22

「集中力を高める」お菓子の広告を見て思ったこと

「集中力を高める」というキャッチコピーの食品を電車の中で見かけました。お菓子で手軽に集中力を高められるなら、つい手に取ってしまいますよね。


でも、食べ方によっては集中力を下げる方向になるかもしれないと心配になりました。


今回は「集中力を高めるお菓子」の気になる点と、本当に集中力を高めたいときに整えてほしいことをお話しています。


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感想

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こんにちは、管理栄養士のたえです。 この前、電車に乗っていたら、「集中力を高める」っていうキャッチコピーのお菓子の広告が貼ってあったんですね。
えー、そんなのあるんや。面白いなーって思ったんですが、すぐわたに、「ちょっと待って、集中力を高めたいなら、ちゃんとご飯食べようよ。」ってすぐ思い直してしまいました。
今回は、食べ物で集中力を高める方法についてお話ししたいと思います。 そのお菓子は、企業が研究データを届け出ることで、パッケージに健康効果を記載できる食品の機能性表示食品と呼ばれるものでした。
だから、集中力を高めるって書けるってことは、何かの研究の裏付けがあるっていうことなんですね。
でも今回は、甘いお菓子を集中力アップする成分が入っているからっていう目的で食べるとどういうことが起きるか、そこがとても気になったんですよね。
特に朝食を食べてなくてボーっとしてるから、集中力を高めたいと思ってお菓子を食べるっていうシーンがあるかなと思って心配しました。
朝食を食べてないっていうときは、脳に届くブドウ糖が足りなくてボーっとしている状態ですよね。
そこに、糖分の多いお菓子を食べると血糖値が急激に上がります。
低かった血糖が上がってくる途中で、一瞬すっきりした感じになるんですよね。
でも、血糖が上がりすぎた状態もまたボーっとしやすいんですよね。
そして急激に上がった血糖を早く下げないといけないと体が反応して、血糖を下げるホルモンのインスリンを大量に出します。
すると、今度は血糖が下がりすぎてしまって、またぐったりしんどくなるということが起こってしまいます。
これを反応性低血糖と言います。
血糖値も集中力もジェットコースターになってしまうんです。
それから、お菓子に使われた有効成分の研究論文を読んでみたら、
このお菓子そのものを使った研究ではなくて、有効成分が集中力に効果があったという研究でした。
そして研究に参加した被験者の方たちは、中高年の男性だったんです。
50代で標準体重よりもやや多めだったので、ある程度しっかりありそうだなと思いました。
筋肉は血糖を取り込んでくる場所でもあるので、筋肉が少ないと血糖の上がり下がりがより激しくなりやすいんですよね。
広告に映っているのは若い方だったのが私の気になる点でした。
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このお菓子を小学生とか中学生とか女性のように筋肉が少ない人がたくさん食べた場合、逆に集中力を失う方向にならないかなって心配になりました。
また研究通りに効果を期待するなら、その成分の量に換算すると、かなりの量の糖分を毎日毎日食べ続けていかないといけないということにもなります。
ちょっとつまんでパッと元気になるっていう感じでもなかったんですよね。
結論としては、そういうお菓子があって真実食べるよりも前にボーッとしてしまう原因をちゃんと考えてほしいなっていうのが私の希望です。
血糖値がジェットコースターになっているせいなのか、朝ごはんを食べていないせいなのか、夜ちゃんと眠れていないせいなのか。
まずそちらを整えることが、長い目で見ると集中力を高めることにつながると思います。
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ではまた。
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