がんばって食事に気をつけているのに、最初のうちはなかなか体重や見た目に変化が出ないことがあります。そんな時期はけっこうつらいですよね。「これだけ気をつけているのに、何も変わっていない」と落ち込みたくなる方も多いのではないかと思います。
先日、夫が尿路感染症で10日間ほど入院しまして、家に戻ってきたときの体の変わりようにびっくりしました。病院や高齢者施設で長く働いてきて、体重が減っていく患者さんはたくさん見てきたのですが、今回夫を見たことで「食べられない時期に体の中で何が起きていて、回復するときにはどこから戻ってくるのか」がようやくつながった感覚があります。
ダイエットで食事を整え始めたのに、なかなか結果が出なくてしんどい方や、家族の入院・介護のあとの食事づくりで悩んでいる方の参考になればうれしいです。
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感想
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こんにちは、管理栄養士のたえです。 つい最近、夫が尿炉感染症っていう病気で入院しまして、
10日間ほどで戻ってきたんですね。 それで夫の体を見た瞬間に、うわーって声が出るぐらいびっくりしたんですよ。
お尻の筋肉がなくなって、皮がたるんでて、胸の厚みも薄くなってたんです。 明らかに筋肉が減ってるんですよね。
逆にお腹にもともとついていた脂肪はそのまま残っているんです。 私は病院や高齢者施設で長く働いてきたので、体重がどんどん減っていく患者さんもたくさん見てきました。
でも私が見ていたのは高齢の方が多かったので、 ここまではっきり見た目が変わるっていうのはあまりなかったんです。
夫を見てようやく理解できたことがあります。 高齢の方はもともと胸の筋肉とかお尻の筋肉がそんなに多くないんですよね。
80代、90代ですから。 だから体重は減っても見た目はそんなに変わらないこともあります。
でも体の中で何が起きているかというと、 食べられない時期とか筋と戦っている時期ってタンパク質がたくさん必要なんですね。
でも食べられない場合はそのタンパク質をどこから持ってくるかというと、 自分の体の筋肉を壊して作り出すんです。
高齢の方は外側の筋肉がもともと少ないので、 内臓のタンパク質から動員してくるんじゃないかって思うんです。
内臓のタンパク質を壊して生きるための材料にしたり、 筋と戦う免疫にしているんですね。
そうすると治療が終わって、口から食べられるようになった後がまた不思議なんです。
高齢者施設で働いている時に食事を提供しても、し続けてもしっかり食べてもらっていても、なかなか体が戻らなかったんですね。
体重もなかなか増えないし、だから私はなんでこんなに食べているのに全然効果が出てこないんやろうってずっと考えてました。
でも夫を見て意味がわかったんです。
高齢者は食べられるようになった後、まずそれまで削ってしまっていた内臓のタンパク質から補充されているみたいなんですよね。
だから食べ始めた瞬間から筋肉がどんどん戻っていくっていうのがないんです。
まずは内臓を治してから、それから外側の筋肉を戻して、最後に髪の毛とか肌とか一番外側の見た目のところが変わっていく。
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そういう順番なんだろうなって思いました。
これはエビデンスではなくて、私の経験からの考察なんですけれども。
そこでお伝えしたかったのは、ダイエット中の方とか栄養が足りてなかった方、例えばリンゴダイエットとかの単品ダイエットがしている人ですよね。
そういう方っていうのは、必要な栄養をちゃんととる食事に切り替えた時に、最初のうちは見た目とか体重に変化が出ないことがあるんですよね。
食べ方を整えてても何にも変わらないって落ち込みたくなるかもしれません。
でもそこで変わっていないように見えるのは、体の内側の内臓の方が先に整っているからかもしれないなと思います。
目に見えないところで順番に体は少しずつちゃんと戻ってきてくれているんだろうと、私はそう思います。
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ではまた。
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