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こんにちは、管理栄養士のたえです。 先日、京都の大学で、管理栄養士コースの学生さんに、
高齢者と食事というテーマで授業をしてきたので、 その時に感じたことをお伝えします。
学生さんにやってもらったワークがありました。 一人の学生さんに立ってもらって、私が後ろから近づいていき、
私が見えたら教えてくださいって言ったんです。 その学生さんは、私が真横に立った時に見えますって言われました。
でも、高齢の方はそうじゃないんです。 正面に近いところまで回り込まないと、視界に入らないんでしょうね。
だから、横に来て話しかけても、そこに人がいるって気づいてもらえないことがあります。
これは見え方だけじゃなくて、耳からの聞こえ方にも似ていると思います。 私たちは後ろから声がしても、後ろに誰かいるなって分かるけれど、
高齢の方は、自分が意識を向けている方向からでないと聞こえにくいんです。
うちの母は80代なんですけど、遠くからお母さんって呼んでも聞こえないんですよね。
でも、私がいるという意識した状態で、同じ場所から同じ音量でお母さんって言うと、ちゃんと聞こえるんです。
これはどういうことかというと、耳が悪いんじゃなくて、注意が向いていない方向の音は脳が拾いにくいっていうことなんですね。
だから、親や高齢の方に話しかけるときも、聞こえてるって聞く前に、
今自分が相手の視界に入っているかなっていうのを確認するだけで、もしかしたらコミュニケーションが変わるかもしれないです。
スーパーとかコンビニで、高齢の方を見かけたときも、真横から声をかけるより、その方の正面に回ってから大丈夫ですかっていう方が安心してもらえると思います。
そして、この話は他人事じゃなくて、30年40年後の自分の姿でもあるんですよね。
今のうちから、目とか耳とか骨とか筋肉、そして食べる力を大切にしていくことが、将来も健康でいるために大事なことなんだなって改めて思っています。
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