うん。
ということをやる。
へー。
これでお客様がハンバーガーおよび肉に対する不信感がある状態なのに見えるから安心できて美味しいのはわかってるけど怖かったわけでしょ。
うん。
怖いのが取れたらただ美味しいやつだから。
確かに。
食べたいってなるわけですよね。
はい。
さらにダメ押しです。イメージ戦略。
イメージ?
うん。例えばホウロウとかステンレスとかタイルとかをふんだんに使った内装にするんですよ。
あーおしゃれに。
そう。おしゃれにするしクリーンな環境を見せる。
あークリーンか。それより以前って何で作られてるの?
コンクリだったりレンガだったり木だったりいろいろですよね。
まあ普通の家と一緒か。
そう。でそれを完全なるホウロウタイルですよ。もう日本の家庭だったらちょっと昔だったらねお風呂場とか温泉とか銭湯とか行くと貼ってありますよねタイルが。
あータイル貼ってある。
ツヤツヤしてるでしょ。でステンレスっていうのはサビないじゃないですか。
はい。
常にキラキラしてるんですよ。
で作業台じゃないから壁がステンレスだったりするから下手すっと。
ずっと綺麗じゃん。
そうだね。
不一定さえいれば。
それはお客様から見てパッと見ですすけてない茶色くなってない木のように。
ということは常にクリーンだなっていう印象を与えられますよね。
確かに。
はい。で常に綺麗な制服をスタッフにも着せる。絶対もうまず着たら真っ白なやつをビシッと着させる。
服装着ても結構厳しかったらしくて髪が出てちゃダメとか喋り方もちゃんとしろとかそういうところまで気を配ってとにかく清潔感を演出するっていうところまでやる。
今では当たり前だけどこの当時の前回の話かしたらだいぶ。
そうだよ。
だいぶというかもうなんかどうしたの世界線変わってるけどみたいな。
汚しランからここに行くわけじゃないからね。昭和の時代とかちょっと汚いラーメン屋がうまいっていう話とか出ていましたけど。
だってその時点で昭和も平成も令和も衛生環境いいんだから。1910年頃に比べたら。
まあ確かに。
割とあらゆる食べ物が毒薬じゃねえかみたいな状況の中でこれやってるんだからね。
そりゃ売れるよね。
これで評判が広まっていって市内に4店舗出店するまでに広がっていきます。
やっぱねこの辺は僕らもよくわかるんだけど個人事業主で店舗拡大していくのは大変なんだよ。
自己指揮ないんだから。
そもそも今まで雇われの料理人として働いた給料を貯めていぬきの店舗買って店出したんでしょ。
そっから売り上げ立ててはい次の店舗2店舗目。
で2店舗目が軌道に乗ってってそれぞれ黒字になって余裕が出てきたらやっと3店舗目って感じじゃん。
たしかに。
じわじわとやるんだけどそれでも相当頑張ったんじゃない。4年間で4店舗だから。
ああ。
やってくんですよね。
そうなんだ。
ただ全米最大のチェーンになっちゃいましたんで。
目立ちますよねさすがに。
目立つね。
1929年ホワイトキャッスルから訴訟を訴えられます。
まあまあ訴えるよね普通に考えたらね。
はい。訴えられました。あっさり負けました。
あっさり負けたんだ。
あっさり負けました。
高等裁判所から以下のような命令が出ました。詳細は端折りますけどまず社名を変更しなさいと。
はい。
だけどさ100店舗以上あるから社名変更まずいわけ。
社名変更するにも看板かけ替えるだけでもすさまじいコストかかるじゃん。
かかる。
広告も売っちゃってるから逆に社名変更しました広告も売たなきゃいけないから。
だったらそのお金をホワイトキャッスルに払うんで、すいませんホワイトタワーで行かせてくださいと。
まあ分かりました。じゃあそれはオッケーでしょということで時短が成立しました。
多額のお金をホワイトキャッスルに払うことで時短にしました。
ああ時短なんだ。
はい。でも累次店は誤認されるのでそれはダメでしょって言って外装から内装からいろんなコピーとかキャッチコピーとか全部撤去。
撤去。
はい。やめましょうと。これもう裁判所からの命令なんでしょうがないですね。
これ面白いなと思うのが全店舗の品質の維持。品質下げるなよっていう命令が下ります。
逆にね。
そう。要はみんなお客さんが間違いやすいわけじゃないですか。
そうするとホワイトタワーが何かしでかすととばっちでホワイトキャッスルも売上下がるリスクを抱えてるわけですよね。
だからもう半分兄弟みたいなもんだからお前らマジで品質下げんなよって言って。
なんなら新しい店舗出すときは写真撮ってこっちに報告しろよぐらいのこと言ってるからね。
いっそね。
いっそぐらいの感じでやってます。
でねこっからホワイトタワーは一気に失速していきますね。
そうなんだ。
まず多額の時短金払ったりとか色々変更コストがかかったのでお金がありません。
まあ悪化するだろうね。
はい。で厳しい品質維持とかが出てきたのでフランチャイズオーナーが嫌だってなってもうだんだん無産していきますね。
辞めていくとか独自でハンバーガーショップ個店をやるようにするとかいう感じでだんだんと脱落をしていきます。
で最後どのくらい店舗数残ったのかそこまで調査してないですけど最終的にはフランチャイズだけどある程度自分でコントロールが利く店舗数に抑え込む。
で何割かは直営店みたいな感じでやっていくわけですよね。
で実はこのホワイトタワーの存在もこのハンバーガー産業の中では欠かせないんですよこれ。
だってチェーン店を展開していくためには特に現代見てるとそうですけど基本フランチャイズが鍵になるじゃないですか。
もう名前だけしか知らなくても名前知ってる時点ですごいから。
だってあの僕らが知ってることもすごいけど知られるような人たちになったこともすごいじゃん。
確かにここ日本だからね。
そうだってベイブルーズだよ。アメリカの野球選手だよ。
知ってる?韓国の野球選手の名前。
知らない。
アメリカ人が日本の野球選手の名前言えるって言うみたいな感じよ。
大谷翔平はアメリカ人が知ってるというか他の国でも知ってるぐらいすごいってことね。
大谷翔平は大リーグでやってるから知られてるわけじゃない。
だから大定原とか長島茂雄が今でもアメリカで伝説として語られて英語で大定原の本がアメリカで売られてるかって言ったらあるのかな。
分かんない。
ベイブルーズの本は日本にあるでしょ。
そういうことですよ。
すごいんだよこの時代。
ここまでやってきて本当はこのまま次の時代のハンバーガーチェーンとかに行きたいんですけど、
今回ハンバーガーシリーズと言いながら実はハンバーガーシリーズだけじゃない話をしてるんですよ。気づいてるかな。
ハンバーガーシリーズじゃない話をしている。
もう1年ぐらいハンバーガーシリーズやってるんで皆さん長いなと思ってるでしょ。
そうなんですよ。
ハンバーガーシリーズって言ってるから1シリーズに見えるんだけど中身を見るとアメリカ食文化史っていうシリーズとサンドイッチっていうシリーズと移民の歴史みたいなシリーズとハンバーガーの歴史みたいなやつが一個にまとまってるから長く見えるんだけど、
実はもう4シリーズ分くらいやってるわけね。
今回のテーマはさ、ハンバーガーを通してアメリカという食文化を知っちゃおうみたいなところもあるわけ、裏テーマとして。
それはなぜかというと我々の生活に直結しているからです。
直結している。
ものすごく影響を受けている。
日本の食産業のシステムはかなりの量でアメリカから輸入したものです。
そして今日本は食のビジネスでアメリカに出ていこうとか、食で経済盛り上げようみたいなことを国を挙げてやってるわけですね。やり始めたばっかりですけど。
その大きなマーケットになっているのがアメリカです。
アメリカの皆さん行こうとしてますよね。
国もそこの支援してますよね。
の時にアメリカの産業の歴史とか食の好みとか、どういう思考のパターンがあるのかっていうのを知っておくことはとても有益だと思うんですよね。
特に実際に現地に旅立たれる方々にとっては。
なので今回はこのホワイトキャッスルとホワイトタワーの話をしましたので、
次回ちょっとハンバーグから離れてフランチャイズについて話をしようかと思います。
これフランチャイズなんだね。
そもそもフランチャイズって何?っていうね。
まあFCって言われるね。
これをビジネス用語で経済学的に細かくやると難しくなっちゃうので、
歴史の流れでなんとなくふわっと理解しておくっていうのがいいんじゃないかなと思います。