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#279(s29-21)マクドナルド兄弟の大改革〜マクドナルドというイノベーション2〜
2026-08-15 51:18

#279(s29-21)マクドナルド兄弟の大改革〜マクドナルドというイノベーション2〜

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ハンバーガーとポテトだけ。食器もなし。接客係も全員クビ。1948年、カリフォルニアの片田舎で兄弟が下したこの「引き算」の決断が、のちに世界中の食風景を塗り替えることになります。今回はマクドナルド創業史の第一幕、まだ「レイ・クロック」が現れる前の、二人の兄弟だけの物語。


前回の続き〜アーケーディア時代の振り返り

サンバーナディーノ移転と新業態の模索

ドライブイン業態の確立と繁栄

経営課題の顕在化と1948年の大改革

スピーディーサービスシステムの確立と普及

マクドナルドの革新性と現代への接続


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サマリー

このエピソードでは、マクドナルド兄弟が1948年に行った大胆な改革に焦点を当てています。彼らはメニューをハンバーガーとフライドポテトのみに絞り込み、食器の使用をやめ、接客係を解雇するという「引き算」の決断を下しました。この改革は、当時の車社会に適応し、効率的な「スピーディーサービスシステム」を確立するためのものでした。サンバーナディーノへの移転、オレンジ産業とロサンゼルスの玄関口としての地の利、そしてルート66の通過といった立地条件を活かし、ドライブイン形式のビジネスモデルを確立しました。彼らは、テニスコートに図面を描いて調理場の導線を設計し直し、分業制を導入するなど、徹底的な効率化を追求しました。この革新的なシステムは、後のファストフード産業の礎となり、多くの企業が見学に訪れるほどの影響を与えました。この改革により、マクドナルドは単なるレストランから、食品工場のような生産拠点へと進化を遂げ、現代のファストフードチェーンの原型を築き上げたのです。

アーケディア時代の振り返りとサンバーナディーノへの移転
おっと、前回からの続き。
このアーケディアにホットドッグスタンドを出したこと自体は大した出来事ではないんですけど、なんでこれをクドクド言ってるかっていうと、この転用がずっと始まるんですよ。
同じことずっと繰り返すだけ。
ん?この転用?
あのね、僕から見るとマクドナルド兄弟は、PDCAすげえ。
あ、そう?
うん。なんかやります、プラン立てます、Doします、チェックします、改善します、アクションします。
ひたすら回してる感じ。
へえ、そうなんだ。
映画館出します、ダメです、ヒント見つけました、こっち場所変えます、マーケット変えますっていうのをやりましたよね。
マーケット変えたらこのぐらいになりました。
でもなんか売り上げ伸びてるんだけど、なんかいまいち納得いかねえな。
なんかもうちょっといいとこないかなと思って。
で、今度またマーケット変えちゃう。
また変えるんだ。
たった3年で。
へえ。
アーケディアからずっと東の方に行ってサンバーラディーノに行っちゃうんですね。
すんげえ東。台本だと右上に地図手書きで描いてるだけで相変わらず。
僕ね、1回行ったことあるんだけどすんげえ遠くだよ。
そうなの?
結構距離あるこれ。
これ?
うん。
すごい近そうだけど。
いやいやだって、静岡県1、2、3個とか、2個かなくらいある。
すげえ遠いよ。
この小さな間にね。
結構遠いんで、ずいぶん向こう行ったなって感じするんですよ。
当時は僕はあんまりよく歴史とか地理知らなかったんで、なんでこんな堅い中行ったんだろうと思ったんだけど、実はこのサンバーラディーノっていう街は栄えてるんですよ。今でもね。
今でもね。
当時も既に栄えてるんです。
へえ。
何で栄えたかというとオレンジの街。
ここがオレンジの街?
ここも。
ここもか。
ここもオレンジの街。このすぐ南のリバーサイドっていうのもオレンジの街。
そのリバーサイドのちょっと南西辺りにオレンジカウンティーみたいな感じ。
サンバーナディーノの立地とドライブイン業態の模索
オレンジですよ。とにかくオレンジ。
めっちゃデカいね。愛媛県がみかんとか言ってるレベルじゃないんだね。
だってこのサンバーラディーノとリバーサイドっていうところが、いわゆるサンキストオレンジが生まれたところだからね。
サンキストって聞いたことない?
何サンキストって?
たくは知らないのか。サンキストオレンジって一つのブランドになってるんだけど、
そのサンキストっていうのはカリフォルニアのこの南カリフォルニアのオレンジ生産の人たちの共同体。
農協みたいなもん。オレンジ農協みたいなもん。
が前身になって今サンキストってなって品質を合わせてサンキストオレンジっていうブランドで世界中に売りに出してる。
日本にもサンキストってシールが貼ってあるオレンジが入ってきてますよ。
みっかびみかんみたいな。
もっとアメリカチックにドカーンときてるけどね。
まあまあ希望的にはね。
これは我々世代から上の方々はね、90年代だったかな。
オレンジの輸入制限が撤廃されたりなんやかんやした時に一大ニュースになりましたんで、記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが。
もうその辺の地域がオレンジで栄えてましたよっていうのが一つ。
っていうのともう一つはですね、ロサンゼルスの玄関口なんですね。
ここが。
さっきも言いましたけどルート66。
シカゴからずっとテキサスの方回って3755キロ来ますよね。
で、間ちょいちょい砂漠なんですよ。
当たり前ですけど。
まあなんかあるイメージだね。
隣の州とかもうびっくりするぐらい砂漠だったりするんで。
ラスベガスの周り何もねえみたいな。
まあ砂漠だもんな。
ユータ州とかそういう感じなんですけど。
で急に山を越えて谷を越えてポンって入ったところがサンバーナディーノ。
でこっからロサンゼルスに向かってやっと一転と町があるような感じ。
ほんと入り口なんですね。
何百キロも何もねえよやっと着いたよ町って言ったらサンバーナディーノみたいな場所でもある。
だからそこそこ町自体が裕福なわけですね農業として。
でそこにルート66が通ってるから人もやってくる。
旅行客もやってくるし運送のトラックもやってくるからそこに人がわーっと集まってくるじゃないですか。
ここをターゲットにして店を板にします。
まずこれでマーケットをチェンジしましたね。
マーケットはもう一回言いますけど競馬場のお客さんから住宅とあとは移動旅行者にターゲットをバーンと振りました。
これが一つ。でこれと同時にですね商品変えますアイテムを。
商品も変える。
何が売れるかなあれが売れるかなっていろんな商品のラインナップ変えていくってのはこれは小売業として当たり前の話だし飲食店でもメニュー変えていくじゃないですか。
変えるね。
同じことです。今まではホットドッグとオレンジジュースやったんだけどなんかいまいちだったんで今流行りのバーベキューにしようと。
バーベキューって流行りだったの?
ちょうどねちょうどねっていうかもともとバーベキューの環境ってのはあったんですよこれもずいぶん前の回で話しましたけどちょうどこのぐらいからね郊外に家が出てくる。
そうすると郊外の家では一個建てですからねバックヤードでバーベキューをするっていう文化が始まるんですね。
まあよくやってるイメージだけど。
まだこの頃どうなんだろうなぼちぼちレンガ作りの固定式のバーベキューコンロとかが出始めてくる簡易型じゃなくてがっちり固定式のやつが出てきたりとかするようになっていくんでただバーベキュー自体も人気になって流行っていくんですよ。
だからマクドナルドフェイマスバーベキューっていう店にしてメニューのラインナップは25品目ババーンって出してその後もずっとあれを出しこれを出しこれをやめっていうメニューのどれがメニューで一番売れてるかっていうのを試しながらビジネスをしていくこれが二つ目の革新です。
で三つ目がビジネスモデル変えちゃいます。
モデルも変えるんだ。
というのも今まではスタンドだったですよね。
スタンドね。
もうその辺あるじゃないですか本当に歩いて行ってすいませんこれくださいってカウンター越し窓ガラス越しに言って物もらうスタイルがあってそれでやってたんですけどなんかもう相手が塔じゃなくなっちゃうから車になっちゃったから車社会に適したモデルに変えようということで変えたんですね。
でこれをドライブインと言うんですがドライブインというビジネスモデルは彼らが発明したわけではなくて30年代初頭から流行ってた。
流行ってたのか。
流行ってた。
あのねこの車社会のカリフォルニアはみんな車から降りないんだよ。
降りないんだ。
本当に降りないの笑うよ。
ドライブイン僕らがドライブインと言ったらだいたい飲食店のイメージしかないですけどドライブインシアターね。
見たことある。
僕らもそれこそ記録映像とかで見たくらいですよね。
映画でよく見るね。
ラジオの周波数を合わせると車のカーオーディオから映画音楽が聞こえてきてどでかいスクリーンで車の中からそのスクリーンの映画を見るとかね。
あれね画期的だよね。
もう全く車から降りる気ありませんね。
まあねオープンカーで見た方が見やすそうだけどね。
まあオープンカー多いんですよ。
だいたい雨降らないんで。
確かに。
実際今でも僕の体感では日本よりも圧倒的に多いですよ。
まあそうだよね。
あとねドライブイン協会ね。
ドライブイン協会。
チャーチ。
はいはいはい。
お説教も車の中で聞きますとか。
あのよく車カランカランしてるけどあれマンマンな人もいるよね。
そうなんですよそういうのが流行ったりとかあとドライブスルー的なやつね。
スルー的なやつ。
これ実際あの僕がいた時代でもドライブスルーATMってあったんですけど。
ATMも?
ATMがドライブスルーだったのね。
それ一番驚きだわ。
それは僕が20歳前後の時にあったの。
へえ。
それよりもさらに50年以上前なんでこちらは。
ATMがないですからドライブスルー銀行窓口があったりとかね。
それはすごいねお金関係までそうなの?
いやまあちょっと欲しいけどねもう。
あとドライブスルー公衆電話。
ん?公衆電話ドライブスルーって?
もう今でもね公衆電話あまり見なくなりましたけど
公衆電話ってのは基本的に人間が立って使うものじゃないですか。
高さ的にその高さにあるわけですよ。
あるね。
低いんだよ。
低いんだ。
車の窓をぐりぐりぐりっと回して開けてちょうどその高さに電話機があるっていう。
濡れなくていいよね雨の日とかね。
もうねとっても物腐なのか何なのか車合いがすごいのか知りませんが
とにかく車から降りないんだよ。
まあそれだけスペースがあるってことでしょ?
広い。
まあねなんせこれ統計見て笑っちゃったんですけど
ドライブイン業態の確立と繁栄(太平洋戦争の影響)
1940年南カリフォルニアにあった車の台数が約100万台ですよ。
100万台。
で当時アメリカって全部で50周まだ行ってないのかな47周とか48周とかなんだけど
残りの40何周のうちの40周の車の保有台数を足してもまだ100万台行かないんだよ。
40周全部足しても90何万台で南カリフォルニアだけで100万台とか言ってんだよ。
めっちゃ多いね。
めっちゃ車社会になってる。
そんな極端?
めっちゃ極端。
でこれをレストラン飲食店に当てはめるとどうなるかっていうと店がポツンとあります。
で周りにだだっぴろい駐車場があります。
車から降りないんですよ。
降りない?
降りたくないんですよ。だって降りたくないんだもん。
大好きなんだからめんどくさいし。
で今みたいなドライブスルーの仕組みってできてないんですね。
ドライブスルーができるのは調理時間が異常に早いからこそ成立するわけじゃないですか。
一列並ぶもんね。
だって普通に考えてよ。
ハンバーガー二つ入りましたって言ったらはいって言って。
市みたいな飲食店とか定食屋さんとかだったらパンを持ってきてカットしてバターを塗ってその間にパテを焼いてじゅーってやってひっくり返したり野菜を持ってきたりなんやかんやしたら5分10分かかるわけじゃないですか。
その間ドライブスルーやったら大渋滞起きますよね。
結果何をしたかっていうと車に注文取りに行くんですよ。
ウェイターさんウェイトレスさんみたいな人が。
行ってOKですって言ってレストランに行ってオーダー通してできたらそれを車に持って行く。
車が座席。
意味わかります?レストランのテーブルが車だって話。
見たてですけど。
そこで持って帰るとかじゃないもんね。
そこで食べるんです。
まだこの当時持ち帰りとかよりもその場で食べるのが普通なのでトレーの上にお皿が乗ってます。
その上にハンバーガー乗ってます。
それを車に届けてお客さんは車の中で膝か何か横か何かにトレー置いてお皿置いてそこでハンバーガーを食べるというのが普通なんです。
だってハンバーガーですらないんだからバーベキューって言ってるからね。
色んなもの売ってるから。
そういうのをやってたんです。
それはマクドナルド以外もいっぱいやってて。
このスタイルをドライブインと言って。
そのウェイターさんウェイトレスさんみたいな車と厨房行ったり来たりする人のことをカーホップって言うわけですね。
カーホップ?
ホップステップジャンプのホップだよ。
ホップって何?
ぴょんぴょん跳ねるイメージ。
グラスホッパーって言うじゃんバッターのこと。
ホップだよ。
車と車の間をホップするからカーホップ。
カーホップがいて広い駐車場があって。
カリフォルニアだからできるんですね。
とにかく土地が広いから。
広い駐車場ドーンとやって。
そこにいっぱい人が来てっていう感じ。
したらこれが爆破たりする。
サンバーナディーノで最も人気のレストランになっていく。
へー。
みんな似たようなのはなかったけどまだ珍しかったんだよ。
サンバーナディーノという街にとっては。
つまりここはブルーオーシャンなわけ。
まだ誰もいないから凶豪が。
この時代まだ車社会ができました。
郊外の住宅ができました。
そういう場所があちこちにポンポンポンポンって生まれてきました。
人口増えてきまーすみたいな感じの時代なので。
この黎明期っていうのはあちこちに空白ゾーンがあるわけ。
その中の一番いい場所を取ったら一人ゲームで取ったもん勝ちなんだよ。
その時に戦略とかターゲッティングとかマーケティングをミスらなければ基本当たるんですよ。
彼らはそれをきちんとやった。
ターゲットマーケットをきちんと見定めてそれに適した商品を適したスタイルでポンと置いた。
しかも凶豪なし。
すげー。
なるべくして当たったというか。
もちろん他の地域にもいっぱいあるんだけどその中の優秀なレストランの一つ。
街で最も人気のレストランであり、街で最も人気の若者の溜まり場になっていくと。
めっちゃ広い駐車場持ってたんだろうね。
結構広いですね。写真で残ってるんで見てもわかるんですけど結構いっぱい車が停まれますね。
これがそう?
この今右側に挙げてるのは両方ともマクドナルドの初期の店舗ですね。
これはハンバーガーの方?
ハンバーガーになった時ですね。
全然イメージと違うね。
全然違うでしょ。
上の真ん中の写真の六角形か何かになってるかな建物自体が。
これの方が古いですね。
こんな感じなんだ。
下の四角くなってるのはもうちょっとアートの方ですね。
この辺でだいぶ売上が上がってきちゃって。
たまたま1940年っていうのはなかなかマーケットが大きく変わるタイミングでありまして。
41年翌年ですね。
1941年というのはですね。
太平洋戦争が始まるんですよ。
ここで戦争。
アメリカ対日本ですね。
相手が日本でございますので東海岸ではなく西海岸が軍事拠点になるわけだよね。
当たり前だけど。
ロサンゼルス港とかが拠点になっていくのでそこにめがけて海軍がワーッとやってきます。
船とか飛行機もそこで製造されたりなんかする。
カリフォルニアってそれこそリンドバーグとかの影響で航空会社いっぱいできてたから。
あったねその話。
結構あってもちろんイリノイとかあっちの方にあったりインディアナとかにあったりするんだけどこの辺もすごい作られていて。
陸軍の航空局、陸軍エアフォースみたいなのがあって。
それの整備拠点がサンバーナディーノの支援空港を使うことになったんだよね。
サンバーナディーノ?
つまりマクドナルドのフェイマスバーベキューのある町がサンバーナディーノですよ。
この町の支援空港が陸軍の航空整備拠点になる。つまりそこには兵士も来れば労働者もやってくるわけですよ。
マーケット膨らむな勝手に。
来るからね。
今も昔もそうですけど戦時中の兵士とか労働者っていうのは単身でやってきますから。
江戸時代の江戸ですよ。
労働者ワー、兵士ワーってなって。
つまり自宅で自炊しないで外食する、しかも安いやつを手軽に食べた人がワーってくる。
ドライブイン大盛況ですよね。
若者が来る、兵隊さん関係来る、労働者来るみたいな感じ。
手軽さのヒットというかハンバーガーとかね。
プラスアルファで地元の住宅で住んでるいわゆる若い家族、お父さんお母さん子供みたいな人たちも来るみたいな感じですね。
これで大成功。丘の上には豪邸がございます。マクドナルドの豪邸を建てました。
もう建つのその段階で。
めちゃくちゃ儲かったから家を建てました。
貧しい子供を引き取って養子も取りましたみたいな。
奥さんの妹も呼んで一緒に暮らします。大皇帝です。
毎年キャデラックは新型に乗り換えます。
本当にあれだね。儲かったんだね。
日本で言うとちょっと昔だけどね。クラウン毎年乗り換えますみたいな感じですよ。
分かりやすく儲かったね。
経営課題の顕在化と1948年の大改革の準備
分かりやすく儲かった。で、暇になるんだよね。
儲かりすぎると暇になる。
もうやることないから。
マクドナルドだから自分がやらなくても人を雇って作らせたらオーナーとしてやることあまりなくなってくるじゃないですか。
やることないから、暇だから課題解決をひたすらするっていうね。
暇だから課題解決?
これはね、弟のリチャードが後に言ってたよ。
もうね、儲かっててほっといても金は入ってくる。
でもね、他にやることがなかったんだって言ってる。
そうかまだね、娯楽とかって言っても知れてるもんね。
いやー映画とかあると思うんだけどね。
あるのか。
自分も映画産業出身だしね。
でももう趣味がいるじゃないですか。ビジネス楽しいっていうのは僕らも感覚分かりますよね。
だからここをもうちょっとこうしたらもうちょっとよくなるよね。ここ効率化できるよねみたいなのを見つけてはちまちもやるのがビジネスであり仕事であり暇つぶしであり楽しみでありみたいな。
感じになるんでひたすら同じこと先ほど言った同じことやります。商品の見直しします。
で25品目あったけど、あれなんか売り上げの80%ハンバーガーだなバーベキューやめようかなとか。
そういうこと?
そういう分析をちゃんとやるんですよ。暇つぶしに。
暇つぶしっていうかまあ経営者として当たり前ですけどね。きちんとやりましたとかターゲット見直ししようかなとか。
まあほとんどが家族と若者ファミリーとヤングピーポーなんだけどほとんど若者なんだよなーってこれはこれでいいんだけど若者はまず滞在時間が長い。ぐっちゃべってる。
まあまあファミリー層あるあるだね。
今でもそうでしょ。だけどさ駐車場を占拠されちゃうから。
ああそっか。
また一人時代とかで来るじゃん。
確かに。
時代あれですよバックトゥーザフュージャーのお父さんの方の時代だったりするからさ。
ああお父さんの方なんだ。
だって戦後すぐとかだもん。
はいはい。
前がこれまだ1941年だから。
ああいう時代なんでビフみたいな人がウェーイって来て車で来てドゥンドゥンとかってならないけどその辺の人たちとばーっと喋ってて。
でバイトだったりパートタイムジョブだったりするじゃないですかカーホップとかね。
あのーすいませんちょっと場所ってうるせえなみたいな。
まあそうなるよね。
なりますよね。で悪さはしなかったとしてもショッキリ破損の可能性は高いですよね。
ああそっかショッキリか。
お父さんがいてお母さんがいて5歳と10歳のお子さんがいてって言うとほらこぼすんじゃありません落としたら割れちゃうから丁寧に扱うんですよっていうのは古今東西どの地域でもだいたい一緒なんですよ。
ああそうなんだ。
けど18歳17歳がうわーっと集まってああいとかって言ったら落ちちゃったよおいちょっと片付けてくれよってなるんですよね。
まあね。
若いってそういうことじゃん。
そういうことだね。
まあだから悪気はなくてもリスクは当然上がるし悪気のあるやつも当然いるんですよ。
僕の友人でねなぜか自宅に行ったらあのとっても有名なあの牛丼チェーンさんのロゴの入った湯飲みがなんでお前ん家にこれあるの?
これなんかどっかで見たことのあるような丼があるんだけどこれはどこのかしら?みたいなのが。
それはやばいね。
それはね酔っ払ってなんか朝来たらあったんだよねとか起きたらなんでこれうちにあるんだろうとか言ってんだけど。
まあ若いとなんかしてやらかすよね。
まあきちんとねお前ふざけんな返しに行けよって言ってね謝れないからそーっと食べに行った次にそーっと置いて返してきて。
まあねそういうね盗難のリスクもありますしね。
何よりねこんだけ迷惑かかってんのに単価が安い。
まあそうか。
働いてないから。
お金ないから。
そうだね。
買いたいよねどうしようどうしようってずっと考えてる。
あとはこれ以外に経営でやることだったら売上じゃなくて出てくる方の管理するのは当たり前じゃないですか。
人件費とか固定費ですよ。
変動費はまあ多少しょうがないですけど人件費ね。
戦争始まっちゃったから人手が足りない。
足りないのか。
優秀な人ほど戦争に行っている。
確かに。
戦後は戦後でこの後ね1945年で終戦を迎えますが戦後福音法っていうのがあってね。
福音兵援護法っていうんですけど。
戦争に行ってくれた兵隊さん帰ってきます。
その人たちこれから改めて就職をしたりとか勉強し直したりとかしないといけないわけじゃないですか。
だから優秀なんですよ。
頑張って働いて兵士としてね頑張ってきたんで。
よしじゃあ援護法でもっていろいろと支援をしてもらえるのでじゃあいいところの会社にそのまま就職するもあればもっといいところにしてキャリアアップしたいので勉強しますって大学行くんですよね。
政府が保障してくれますから行っちゃうんじゃないですか。
あれ兵隊さん帰ってきてくれたのに働いてもらえるかと思ったら学校行っちゃうんですね。
学前になっちゃうのか。
人材不足人数も少ないんですけどなんか雇える人といえばなんか洗い場を覗くとなんかお前アル中だろ顔赤いぞ大丈夫?
割ったから言って割ったよ本当にまた割ったよこいつ。
言うこと聞けっつーのって言って。
え?お前ふとこれ言ってんのそれビールだろこれやろ。
そいつが働いていたりとか。
あと君たちは何しに来てるのか?
えー私ちゃんとバイト頑張ってます。
いやその割にはお客さんのところ行って若いかっこいい男の人のとこ行ったまんま帰ってこないけどちゃんと注文取ってきてくれるかなって。
えー私だって仕事してますもんあの人かっこいいからねーとか言ってるそういう女の子がワンスタートくんのよ。
それしか選択肢がない。
選択肢それだけ?
やべえでしょ。
言って聞かせてどうにかなるんじゃないけどね。
ちゃんとね記録残ってんだけどリチャード切れてる。
マジで切れてる。
これ残ってんの?
ちゃんと残ってんのこれ。
そうなの?
分かってんのこれ。
冗談で俺がちょっと過剰気味には言ってますけど事実です。
これ事実なんだ。
まあねあるよね若者が集まるでちょっとイケてる車に乗ってオープンカーに乗ってますでウィーみたいな人お兄ちゃんが来てそこにミニスカートでローラースケート履いたカーホップとかワーっていく。
ナンパされる女の子のもうまんざらじゃないおしゃべりが始まる帰ってこない厨房は滞る。
でやっと戻ってきたと思ったら今度は洗い場が叫びたりのデロデロネスとかあったりするんで回りませんみたいな。
そりゃね経営者としてはね青筋立てますよね。
まあそれそうだね。
こういう状況が続いてはぁってなって改善計画をこれから始めていくわけですよ。
改善するんだねちゃんと。
これでも儲かってるんだよこの状態で儲かってるからすごいじゃん。
それすごいよね。
これでも儲かってる。
本当に美味しかったのかよ。
今でも味変わんないって言ってたよ。
あっそう。
後年ですねお兄ちゃんのモリスマックマクドナルドは71年に亡くなってるんですけど弟のリチャードはですね亡くなったのは98年。
めっちゃ最近だ。
たく生まれてとっくに。
生まれてる。
俺二十歳。
俺は小学校2年だね。
僕ぐらいの時まで長生きされてるので後年言ってますよ自分が実際にマクドナルドに孫かな。
養子の子なんで義理の孫ですけど一緒に行った時に昔と変わらない味のマックが食べられるという風に回想してるのとか記録に残ってますよ。
へえそうなんだ。
しばらくマクドナルドのハンバーガー食べられてないんですけどね。
食べられてない?
この後ねレイクロック。
レイクロック。
レイクロックが出てきてでマクドナルドっていうビジネスを会社を大きくしていって。
でその時にレイクロックとマクドナルド兄弟は仲互いをしてでそれ以来マクドナルド兄弟は自分の名前を冠したレストランチェーンに行けないというか行かないというかずっとしこりが残って。
でレイクロックは81年だったかな80年代の終わりぐらい80年代になってから亡くなるぐらいなんで弟のリチャードまだ生きてますからそれから今度企業としてのマクドナルドと個人としてのリチャードマクドナルドが和解をしてっていう感じです。
そんな和解後なの?
和解というかずっとしこり残ってたんでしょうね。
レイクロックずっと兄弟のこと恨みましたから。
ちょっとねこいつはくどいなと思ったけどね俺は。
そんな点があるんだね。
まあこれは両方の良い分があるんでどっちが良い悪いではないと思いますけどマクドナルド兄弟側から見るとレイクロックに乗っ取られたですしレイクロック側からするとマクドナルド兄弟に騙されたっていうお互いの主旗が残ってたりはしますけどね。
マクドナルド兄弟あんまりね言葉書いて残したりしてないんでそう聞いたっていうのは残ってるのが多いですけどそんな感じですね。
ここまでが前半ですよ。
ここから次回いろいろと細かいところ話そうかと思ったんですけどもここまで来て長々と喋ったからどうせ前後編になるだろうと思ってちょっとこの先ちょっとだけ台本のとこ喋りますね。
マクドナルド大変革するんですよ。
大変革?
スピーディーサービスシステムの確立(メニュー・器・価格・工程)
1948年。
まず店閉めます。
48年に閉める?
店閉めます。3ヶ月間。周りの人たちびっくりしてえ?倒産した?やめた?ってクローズした?って思われたんですけどとりあえず3ヶ月間は休業しました。
商品の見直ししますって話さっきしたじゃないですか。徹底的にやります。売り上げの80%がハンバーガーということがわかったので一層のこと食べ物はハンバーガー以外を全部やめるという。
ここでやめるんだ。
きっちり全部やめます。ハンバーガー以外で唯一残したのはフライドポテトのみ。
それは残したというかサイドメニューというか。
これは残したんです。
彼らだけじゃないけどマクドナルドだけではないんだけどこの頃からフレンチフライフライドポテトがハンバーガーのサイドメニューとして定番化していくんです。
ちょっと余談だけど太平洋戦争中以下に巨大な国であるとはいえアメリカも物資不足になって
ハンバーガーのパティ、牛肉ですね。牛肉も排給制になったりしてなかなか大変な時代になるんですね。
肉が手に入らないからハンバーガーができないじゃないですか。そこで登場したのが丸い輪っかの中で卵焼きを焼いてそれをパンで挟むというね。
今でいうとエッグマフィン的なやつが登場します。
でも肉じゃないからカロリー足りない食べ応え足りないじゃないですか。
パンも数が多いわけじゃないんでアメリカ人の主食の一つといえばジャガイモですから。
マッシュポテトかっていう文化があって肉にはマッシュポテトがセットだよねっていう文脈の延長上でフライドポテトっていうのが出てくるんですよ。
でもフライドポテトあんまり人気なくてベチャベチャだし焦げてたりとかあと臭いっていうのもあって。
なぜ臭いかというと油が良くないんだよね。
油が良くないの?
バーベキューやってたりとかあとフライドチキンみたいのも一緒にやってたりするの。
だってハンバーガー1本で勝負するカウホップなんてこの時初めて生まれるんだからそれ以前っていうのは20何種類あるのが当たり前なんだから。
フライヤーの中ではうちもそうだけど天ぷらだったってエビしか揚げない天ぷら鍋なんてあんまやらないわけじゃないですか。
普通はね。
いろんなものを揚げてる中でそれこそアメリカの場合は肉が多いですから。
業界でも野菜でもなくてとにかく肉ですから。
それってフライドポテト揚げてて酸化した油ですから。
肉とフライドポテトは両方言えばちょっときついかもね。
ちょっとね獣臭いフライドポテトになったりして。
肉は揚げる量が違いそう。
そっちがメインだからね。
でも食料が少ないからしょうがないんですよね。
戦争もあったしね。
戦争中の話。
戦争中か。
それでしょうがないからそれでフライドポテトっていうのが定番化するんだけど。
でも美味しくないから終戦とともにこれが一回到達されていくんですよ。
だってまずいから。
まずいから食べられなくなっていく。
食べられないというかあんま人気がないからね。
ただマクドナルドはそれを改善したの。
これ後でどっかで話そうかと思ったけどまあ言っちゃうわ。
揚げ物なくなったでしょ。
メインメニューからだってハンバーガーしかないんだから。
彼らが使う油はポテトしか揚げないわけですよ。
まあ必然的にね。
たまたまなんですけどカリフォルニアという土地特にサンバーナーディーノとかあの辺は砂漠地帯なので外乾燥してますよね。
ラセットバーバンクという品種とかの話をかつてジャガイモのシリーズでしたと思うんですけど。
皮の分厚いでっかいジャガイモなわけですね。
めっちゃでっかいジャガイモね。
保存する場所は屋根ついてるんでしょうけど基本屋外なんですよ。
雨にさえ濡れなきゃいいんだけど職者に一向に当たらなきゃ。
雨あんまり降んないんだけどさ乾燥してるから。
そうするとジャガイモって収穫して乾燥した場所に置いとくと旨味が増しちゃうんだよね。
そうなんだ。
なんかそういう性質持ってるんだって。
まあまあまあ多少はね確かに。
日本でもレイアン賞で新聞紙来るんで置いときましょうとかって言うじゃない。
ああいう感じのおかげでおいしくなっちゃうんだよね。
でこれを切って水にさらして澱粉ある程度抜いてそれをフライヤーでバーっと揚げるとめちゃくちゃ旨いっていうことになって。
このねリチャードなんかうちの看板商品をみんなハンバーガーだと思ってるだろ違うからねポテトだよって言ってるくらい。
へえ。
そのくらいポテトが劇的に旨かった。
そうなんだ。
でこれによってハンバーガーとポテトってのは旨いハンバーガーと旨いポテトの組み合わせあるんだねってことにみんな気づきだして。
しかも戦時中に少年だった人たち若者だった人たちさっき言ったタムロしてるような人たちだよねがフライドポテトが消えたことによってなんか寂しさを覚えるというかね。
でもよく考えたらあれだもんねポテチもジャガイモだもんね。
そうよ。
こんだけさ世界的にポテチさあちこちでお菓子として売られててさ商品の数も多いってことはポテトを揚げるってこと自体がもう美味しいんだろうね。
そうだと思います。
ポテチはそもそもフライドポテトを薄くしたやつだからね。
ああじゃあ。
もっとちっちゃくもっと薄くもっとちっちゃくもっと薄くってやってったら究極はあなったってだけだから。
ああでもポテチがずっと売られてるってことはみなさんずっとフライドポテトを食べてるってこと?
そういうことです。
そういうことか。
イギリスでも食べられてますから。
普通にチップスっていわゆるアメリカ流でいうフレンチフライのこと日本でいうフライドポテトのことを彼らはチップスって呼んでるだけだから。
ああはいはいはい。
イギリスのチップスはペラペラのやつじゃないからね。
違うんだ。
違う違う違うもっとちゃんとごつい塊だよ。
へえ。
かけらだから。
チップスってかけらか。
そうかけらって意味だから。
でもアメリカ人からするとチップスはペラペラのやつなんで。
あそうなんだ。
で日本ではアメリカから入っちゃってるからポテトチップスイコール薄いんだよ。
ああはいはいはいそういうことね。
でイギリスでちょっとややこしいんだけどポテトチップスのことをイギリス英語ではクリスプとか言うんだよね。
おお。
あのカリカリしてるものって。
ああクリスプって言うね。
うんカリカリしたものみたいなだから英語がねイギリス英語とアメリカ英語で違うからややこしいね日本人からすると。
ややこしい。
まあアメリカ人とイギリス人同士も多分ややこしいと思うんだけど。
あんな近くて変わるもんかね。
ね変えちゃったし変わっちゃったんだよ。
まあまあいいでしょう。
まあそんな感じで何話だったっけあそうそう。
でメニュー絞り込んでであともう一個画期的だったのが器辞めました。
器を辞めた。
盗まれるし割られるし洗わなきゃいけないし。
じゃあもういいよ紙に車ってなってこれあの限定公開の方で紙の歴史ちょっと話しましたけど。
ああタイユシだっけ。
タイユシが出てきて大量生産ができるようになったんでそっちで包んでやれば持ち帰りもできるし。
で車の中で食べるんだったらそれでいいじゃない。
だいたい1927年の段階でホワイトキャッスルが持ち帰りキャンペーンやってんだから紙でいいわけですよ。
それはもともとニューヨークとかああいう実際ニューヨークじゃないけど都会で駅とか工場近辺だったから紙でペーパーバッグ行って持って帰ろうキャンペーンやってたわけじゃないですか。
まさか車でやるとは誰も発想がなかったんだけどマクドナルド兄弟はそれをやりましたということですね。
あと値段を半額にしました。
半額にした。
ハンバーガー15セントまで下げちゃった。
どっかでも聞いたな。
ガツンと下げました基本半額です。
で半額にしたら売上が下がるんで回転数上げればいいじゃないっていう発想になるわけですね。
ザ剥離多倍です。
ほんとだね。
じゃあ剥離多倍をするためにはどうすればいいかなということで製造工程をもうねさっきから言ってるけどハンバーガーの調理工程じゃなくて製造工程みたいなイメージなんですよ。
いわゆる工場のラインを整備するみたいな感じで導線の設計をやり直します。
でおっきなグリルを置いてでシェイク作るためのマルチミキサーっていうね1個の機械で同時に5つのシェイクが作れるみたいな。
すごいね。
で専用のマスタードとかケチャップの専用の絞り袋とかも開発をして。
で1回でピュってやったら何グラム3箇所にピッピッピッってマスタードが出る。
ケチャップも同じように3箇所にピッピッピッって出る。
常に一定じゃない。
ピクルスは必ず2枚。
ケチャップマスタード玉ねぎピクルス2枚で挟む以上みたいなのを完全なる工程にしてでそれを時間で測って。
でこれ有名な話ですけど兄弟2人で仲良くテニスコートに行ってチョークでテニスコートに図面を書いてロープレするわけですよ。
どっちが動いたか知りませんけどたぶんお兄ちゃんのがバーって動いてるところで横で弟のリチャードがストップウォッチ測ってタイム測って。
ここで引っかかるなこっちをこれに動かしてみようとかもしかしてグリルもうちょっと大きい方がいいんじゃねとかいうのを考えてこれに3ヶ月かけるんだから。
そこまでやったのそれすごいね。
でも今でもそういうのね実際そういう開発してる工業系のデザイナーさんとかやってるって話ですからね。
この当時もうやってました。で分業制。
分業ね。
人が動くとロスが出るしスタートから出口までの時間が遅いので作ってパス作ってパス作ってパス受け取って包む受け取って包む。
包んだものを袋に入れる袋に入れるっていうね。
あげるだけとかねそういう風になっていくわけですね。
工場だね。
完全なる工場ですね流れ作業。
でこれをやった上でさらに導線をもう一個拡張します。
今のは厨房の中の導線ですよね。
確かに。
もう一個導線があるじゃないですか。
厨房と車の間ですよ。
一番ネックでしたよね。
ナンパされてたらたら歩いちゃうような女の子たちがいるんで。
確かに。
全員解雇です。
雇いませんそもそも人を。
人を雇わない?
もう雇わない。
お客さん車降りてここまで来てください。
お客さんに来させるようになったんだよね。
あそうか。
つまり導線の中にシステムの中にもともと含まれていたのは機械と労働者だったじゃないですか。
お客様をシステムの中に入れちゃったんですよ。
我々は現代人なのでセルフサービス、フードコートみたいなのを見てるから当たり前じゃんと思うけど
その発想はなかったって感じなのこの時代は。
あそうなんだ。
えー車に来てくれないの?って。
事実これを変えた後、カーホップを解雇して新しいモデルでリスタートした後
もう車が来たらずっと待ってても誰も来ないから
クラクションのラッシュ。バーバーバーっていつ来るんだよみたいな。
なるよね。そのぐらい斬新なことをやったの。
そうなんだ。
で、この斬新なやり方がめちゃくちゃ大ヒットする。
そこから大ヒットするの?
売り上げも伸びるんだけどまず個数がやばい。
今までの10倍ぐらいバーンって数が出るようになる。
あそう。
だって90秒で1個出てくるんだよ。
最短30秒で1個出てくるんだよ。
30秒で1個出てくるししかも安いから半額だから
じゃあ車降りて取りに行こうって行って行列並ぶの。
あの行列嫌いなアメリカ人が言われてるけど
アメリカ人ちゃんと並ぶ人多いけどね。
ちゃんと並んででも待ち時間短いから
ブワーって吐けてくるんだよね。
これで一気にマクドナルドという名前が知られていくようになる。
ここからなんだね。
もちろん一気にと言ってもカリフォルニア、ロサンゼルス界隈だけどね。
なんか最近やべえ店あるらしいって。
じゃあ前の店で圧倒的に儲かったんだね。
圧倒的に儲かっちゃった。
暇だったから改善したらこうなった。
そっかまあ一点突破強いのかなやっぱ。
多分職人肩着だと思うよ。
なんか懲り性というか。
ちょっと料理人ではないんだけど。
料理人ではないんだけどシステムの職人っぽい感じあるよね。
実際彼ら出てきたときはシステムに使われる側ではなく
システムを回す側に行こうとして本当にシステムを作っちゃったんだよ。
すごいよね。
何年?26に出てきて48年だから22年後に本当に作っちゃったんだよ。
22年後か。
割とあっという間だよね。
お兄ちゃん46歳のとき。
今いくつだっけ?
俺48。
年下?
そう。
すごいね。
だいたいそのぐらいの時代にこういうシステムを作り変えてしまう。
マクドナルドシステムの普及と現代への接続
このシステムがあまりにもすごいので
カリフォルニアの特に南カリフォルニアのハンバーガーチェーンとか
食産業やってる人たちがこぞって見学に来るんだよ。
カールスジュニアとかね。
カールスジュニア?
カールスジュニアっていうアメリカでも有名なハンバーガーチェーンがあって
でっかいビル建ってるよ本社とかね。
オレンジカウンティーにあるんだけどさ。
あの人なんかもまだ当時は何だろうな多分
車2台屋台2台3台回してるみたいな感じの時にだったと思うんだけど
やべえつって勉強しに来てたりとか
ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダーさんじゃなくて
後にそのフランチャイズモデルを運営する人なんかも見に来て
これすげえつってマクドナルド兄弟に教えてもらうとか
であとは当時はまだ会社名違ったけど
後のバーガーキングなんかも見に来て勉強してる
あとカリフォルニアだとねタコベルとかね
タコベル?
タコス売ってるんだよ
タコス売ってるフランチャイズチェーンなんだけど
ハンバーガーじゃなくてタコスでマクドナルドのモデルをやるとかね
確かにアメリカでタコスのチェーンっていっぱいあったな
いっぱいあるでしょ
あんな感じのところがワンスタート見学に来て
自分暇じゃんオーナーとしては
でも考えて実行してマネージャーもやってるから全部語れるじゃん
で来たらどんどん受け入れる
お金取ってたかどうか諸説ありだけど
僕だったら取るけどね
教えるのを見学会を開催して別に教えなくてもいいんだけど
自分余裕があるからいいよ来いよつって
どんどんどんどん受け入れて教えていったら
このマクドナルドのシステム
このマクドナルドシステムのコピーがバババババって出てくる
いう感じですよ
そうなんだね
本当に元なんだね
今回台本の方にはマクドナルドというイノベーションって書いてますけど
まず第一のイノベーションはこの1948年です
マクドナルドブラザーズが今のファストフードチェーン店の土台を作った
システムを作った
これの前の世代がホワイトキャッスルでしたよね
それを踏襲した上で全部カスタマイズして
いわゆる新しい時代自動車社会に適応させて
完璧なまでに昇華させたのがマクドナルド兄弟
ホワイトキャッスルはフランチャイズとして形はできてきたみたいな感じだと思う
生産ライン調理ラインなんかも確立して標準化させたのは
もちろんホワイトキャッスルのが先です
けどそれをさらに突き詰めてここまでやってはない
テニスコートに書いてさ3ヶ月もやってさ
新しい機械開発してさみたいな
ストップウォッチ測ってさみたいなことまではやってないから
ホワイトキャッスルの努力の延長上を極限までやりきったみたいな感じ
分業制もホワイトキャッスルやってなかったから
それも車とか工業の方から導入してやるとか
分業制ではなかったのか
分業制ではなかった
だって艦隊5つだもんホワイトキャッスル
分回さなくていいんだ
ずっといるんだから
分回す必要が出てきたのは1927年のテイクアウトキャンペーンの時に
ちょっと分回し始めるんだけど
それもちょっと早めに作り置きをして回していくみたいなのがメインで
もちろん他の店より圧倒的に効率はいいんだけど
これをとにかく高速回転にするっていうのがマクドナルドかな
普通の車の店じゃないけど
カーキッチンみたいな
キッチンカー
キッチンカー的なのがまだホワイトキャッスルのイメージだよね
それの延長上のシステム化したやつだよね
それをガチガチの工場化したのがマクドナルドっていう感じ
今いいキーワード出た
工場化ですよ
調理場を食品工場に変えた人たちです
結構ポータブル型のね
ギュッと
今でいう食品工場っていうのは作り置きできるもの流通できるものなんだけど
生産拠点をお客様の近くに持ってくることで
リアルタイムで生産して出すっていう飲食店のモデルとガッチャンコしたのが
マクドナルド兄弟っていう感じかな
保管コストのない飲食店モデル
食品工場か
ストックしなくていいのはいいよね
原料抱えてればとりあえずいつでも出せますよ
今ほら自動販売機でオレンジジュースフレッシュ売りますよってあるじゃない
あれジュース入れとくんじゃなくてオレンジ入れとけばその場で絞るみたいな
そういうことですよやってること自体は
それめっちゃ便利だね
大量生産してるんで
それが世界に今2万点とかあるわけですよ
前あったじゃんラーメンを機械で作って出すみたいな
けどあれはラーメンを温めちゃってるじゃん
冷凍したやつとか旬例みたいなやつとか
じゃなくて原料でストックしておいて
注文あったらまずそっからストックを出して解凍して
レンチになりそれぞれ加工して
1個のラーメン作るみたいな機械ができたらめっちゃ美味しいんだよね
それがあれですよねもう今クローズしちゃってますけど
渋谷にあったテックマジックをやってたラーメン屋さんですよね
テックマジックあそこってもうクローズしちゃった?
あそこはだってスポットだもんもともと
あそっかスポットか
ある意味こういう展示的なイメージでやってたみたいだから
あーはいはいはいはい
そっか確かにレンチンするだけの昔と
高速道路のサービスエリアのたこ焼きとかさあったじゃん
あれはただレンチンだけどさ
温めるオーブンみたいなじゃなくて根本的に工場だもんね
美味しいに決まってんだよね
そうそれを早くすること量産することに特化したらこうなった
もうメニュー絞るしかない逆に言うとね
まあそうだね
そうせざるを得ないこのそうせざるを得ないのせいで
ハンバーガーってこういう形だよねっていうのが決まっちゃうわけじゃん
まあそこから出ちゃうと大変だもんね
だってさちょっとこういうことやってくんないとか
これ嫌いだから足手用だこれ入れてよとかって一時退保してたらさ
どんどんどんどん提供時間伸びちゃうから
100人の行列捌けないよ
まあ確かにね今のピクルス抜きとかいろいろあるもんね
今だからそれはそれは現代だから若干対応できるようになったってだけね
システム的に
システム的に発達したらだって今ハンバーガー被害も売ってるでしょ
売ってる
アップルパイとかさ全然関係ないもの売ってるし
フィレオフィッシュみたいなフライも売っちゃってるからさ
ああ確かに
そういうのができるようになったのはもう本当新しいですよ
初期はハンバーガー一個だけバリエーションがあって
ハンバーガー以外の食べ物がポテトとハンバーガー以外でチーズバーガー
チーズバーガーね
実はこの時代もすでにいろんなバリエーション出てるからね
もっともっとサルサバーガーとかいろいろ出てるから
だってソース変えりゃ味変わんなから
ああまあ確かに
チキン入ればチキンバーガーになってるけど
当時たぶんチキンはね嫌われたんじゃないかな
そんなのハンバーガーじゃねって言われた気がする知らんけど
だってハンバーガーってハンバーグだから
ハンバーガーサンドイッチだから
元を知ってる人が多いからね
チキン入れたらそれはチキンサンドイッチであってみたいになっちゃうけど
ああ確かにそれはあり得るね
ソースを変える分には無限にできるからさ
味変みたいなもんね
そうですそうですそういうのを全部やめてうちはこれ一本ですと
ケチャップとマスタード以上っていうことになったわけですね
それすごいね
それでそれが世界の基準値みたいになっちゃう
それぞれのハンバーガーチェーンが違う味を個性を出してくるんだけれども
もうマクドナルドといえばマックのバーガーが基本です
それのアレンジ系ですアシュですと
バーガーキングといえばワッパーです
ワッパーのアシュですとか
カールスジュニアはこうです
ジャッキンとボックスはこうですみたいになって
あとはそれのアシュですってことになるわけじゃん
そうするとこんなに世界中にあるのに
全部のチェーンっていったら何十万点ってあるわけでしょ
何十万点あるのにバリエーションが100以下っておかしいんだよ本当に考えたら
数からしたらっていう状態ができるから
我々のイメージするハンバーガーがだんだん固定化されてっちゃって
固定化されてそういう世代の子供の子供ぐらいだから僕らは知らないんだ
そのバリエーションがもっともっと多様だった時代を
サンドイッチだった時代を知らないんだ
だから僕らがホワイトキャッスルのスライダーを見た時に
これハンバーガーって呼んでいいのって思っちゃう
歴史から考えたらあっちだって正当派なはずなんだよ
四角いやつだってだってサンドイッチなんだから
だけど僕らはもうマクドナルド以降の世界で生きちゃってるから
あれハンバーガーって呼んでいいんだっけって思っちゃうみたいな
これを伝えたいのこのインパクトがあるっていうことを
一応知っといた方がいいと思うんですよね
このインパクトがあるってことが分かれば
これを外した先にはもっと多様な世界があったはずで
今でもあっていいと
実はそれに気づいてるから今グルメバーガーってのが出てるんだよね日本では
グルメバーガー
最初シーズンの一番最初に言いましたけど
一個3000等4000のグルメバーガーって出てきてるじゃん
その話あったね
ああいう多様性がアメリカでは生まれづらかったけど
日本で出てきたっていうのはこういう文脈の中で出てくる話ですよ
これ枠外しやすい日本人の方が
まあまあね
すぐ高級化するとか上質化するとか
懲り性の人たち多いから
寿司とか天ぷらとかね
そうです
そうか
なんかこんな感じですよ
もうずいぶん喋っちゃったから二分割で収まんのかな
まあ二分割でいきたいなと思う
台本にないことバンバン喋ってるんで
ちょっと後半ね台本にないこと喋ってるんで
細かい数字もしかしたら違うかもしれないんで
一応そのつもりで言ってください
多分大丈夫だいたい合ってる
だいたいね
はずです
ということで
ということで次回はですね
このマクドナルドという企業がですね
ついに本格的な企業になっていく
そのきっかけとなったレイクロックという人物
彼との出会いのところから続きをやっていこうと思います
ついに登場レイクロック
もう10年間で数百店舗に一気に行きますから
ということで今回はこの辺で終わりたいと思います
ありがとうございました
ありがとうございました
じゃあ収録します
お願いします
英語だ
一番いいと聞き逃したね今ね
51:18

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