12月の街の情景
ゆっくりと12月の明かりが通り始め
悲しく踊る街を誰もが好きになる
走り減って間際 君の欲しがった椅子を買った
荷物抱え電車の中 一人で幸せだった
いられるような気がしていた がむしゃらに
悲しみも全部 分かち合う日が来ることを
少し急いだ ドア
忙しく夕食を作っていた
プレゼント見せる 抱きしめた
いられるような気がしていた がむしゃら
初めてこう 気がついた
遺族の灯を見ながら 離れることは
分からず泣いた いられるような気がしていた がむしゃら
初めてこう 気がついた
足早に荷物を抱え 幸せそうな