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#73 戦争反対のために、“大衆ができること”なんかあるんだっけ?話
2026-08-24 44:35

#73 戦争反対のために、“大衆ができること”なんかあるんだっけ?話

「戦争賛成?反対?」と聞かれた場合、なんと答えるでしょうか。おそらくリスナーの全員が「反対」だと明確に意思表明するでしょう。もちろん私たちもそうです。
しかしながら、私たちが住む日本では僅か90年ほど前、戦争へ突き進んだという歴史があります。軍部の横暴が見受けられた、当時の政権がそのような判断をしたから、そのような選択肢を取った理由は多岐にわたるでしょう。

ここで一つ考えたいのが、「当時の大衆(人びと)はどのようにして“戦争”への道を受け入れてしまったのか」ということ。最終的に対米強硬論へと傾いたという事実があったとしても、最初から戦争を受け入れた人は決して多くないはず。つまり、「国民感情や日本の空気感は、どのように戦争に傾いてしまったのか」、大学受験の日本史では知る由もないことに疑問を持ちました。そしてその問いに答えてくれる1冊の本に出会います。タイトルは『人びとの社会戦争-日本はなぜ戦争への道を歩んだのか-』(益田肇・岩波書店)。
政府の公式記録から、日本史に名を残すような書物、当時の新聞や雑誌、日記の数々、先行する様々な研究など、命をかけた社会運動の記録など、ありとあらゆる文献やファクトを軸に戦争への道筋を再構築して提示した一冊です。(本当に面白かったのですが、ヘビー本なのでもし時間ある方はという感じ…)

本日はこの書籍に端を発し、「善き大衆」になるためには?というテーマについて二人で考えます。「戦争反対」と声高に言えない空気感も、まともに答弁すらしない首相の支持率が高いことも、防衛予算が過去最大を更新しそうなことも、すべての始まりは我々大衆だと思うのです。(ちなみに27年度の防衛予算は約8.9兆円になりそうらしいです。桃鉄でもなかなか見やん額)日々ネットに溢れるコンテンツがアテンションを集めすぎる世の中で、我々大衆はどのように社会に思いを馳せればいいのか、自分なりの“戦争観”をどう養えばいいのか、そもそも私たちにできることってあるの?そんなことを真面目に考えてみました。

オススメの漫画について話すこともあれば、食べログについて疑問を呈する回もあるし、カルチャー男性からの好かれ方について考えることもあります。ただ今回は「戦争反対」について、卓を囲んで話したというだけ。これぞ“萬ばなし”。いつも通りポップな話題も織り交ぜたつもりですが、口調もテンポも若干、肩肘張った感じになってしまってます。ですが、どうぞ暖かい目と耳で最後まで拝聴いただけますと幸いです。
来週はバランスを取るために、「好きなヘキサゴンファミリー」について激論します(嘘です)。僕は崎本大海推しです(嘘です)。


『人びとの社会戦争』と『昭和史』を読んだ/農村界の少年ジャンプ『家の光』/昭和の社会保守運動/日本は好きですか?/左右のバランスが崩れる瞬間/戦争は発明の父、文化の母/空前絶後の「帝国観光」ブーム/30周年期を当てはめると、2030年は“戦いの時代“/扱いやすい情報だけを扱っちゃうよね/僕のXだけが4時間使えない/”戦争観”の養い方/ドーパミンで「戦争のセンセーショナルさが失われる」問題/「戦争反対」を因数分解するフェーズかも?

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