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#74 なぜ我々は“ローカル感”に惹かれてしまうのか話
2026-08-31 46:05

#74 なぜ我々は“ローカル感”に惹かれてしまうのか話

「この街めっちゃ好きです!ほんといいところですね」
「ほんまに?都会に比べたらなんもないところやけどねえ」

皆さんも旅先でこのような会話をしたこと、もしくは耳にしたことはありませんでしょうか。そうです。都会在住者が、地方に繰り出した際に、やってしまいがちなコミュニケーションです。
なんだか最近「お休みの日は郊外までドライブ」てな感じでローカルが流行りつつあるような気がしております。そしてローカルに繰り出すや否や、その街の魅力に取りつかれ「住みたいな〜」まで思考が飛躍しちゃうわけです。実際、思い切って移住なんて人も中に入るのではないでしょうか。

はたまた、最近読んで面白いマンガにはローカル感が漂っています。田舎でZINEをつくる高校生たちの青春譚『RIOT』や、伊豆大島で漫画家になることを夢見る少女たちの日々を描いた『これ描いて死ね』など。これらの作品の舞台には、大型書店もシネコンも存在しません。しかしながら、物語に登場する少年少女は、地域の大人が営むその土地で根を張る“文化の発信地”でカルチャーに触れ、その土地だからこそ生まれる作品で、読者を魅了していきます。

これらの気づきから今回のテーマは、「ローカルは流行るのか?そもそもなぜローカル感は私たちを魅了するのか」。一つの解としてたどり着いたのが“共同体の欠乏”です。実家を出て一人暮らしを始めた大学生・社会人が地域との関係性が薄れることで、リモートワークが進み会社への帰属意識が薄れることで共同体感は失われます。その穴を埋めるが如く、人びとはローカル感を求めてしまうのではないか?ということです。
そして話は、最近のアイドルブームや推し活、読書会の盛り上がりも、共同体に属したいからなんじゃね?という仮説に飛躍します。
まあ文章で読んでも意味不明だとは思うのですが、騙されたと思ってまずは15分だけでも再生してみてください。後悔はきっとしないはずです。

※話題に出している漫画ですが正しくは『これ描いて死ね』です。

ローカルは流行るのか?/真鶴の「美の基準」を例に考える/ローカルの求心力と、田舎の嫌なところ/最近のマンガからローカルを読み解く/趣味が「スラッシュ文化」から「共同体」に変遷/マウンティング目当てで入村する勢/有り余ってるエネルギーを社会のために使えないのか/オレンジ色のiPhoneを買った理由/東京でローカル感を満たすには金がいる/『マノスフィアの深層にあるもの』/入る村を間違えると、出るの大変

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