1. くつろぐために生きている
  2. 台本がない!【ラジオドラマ風】
2024-10-16 07:11

台本がない!【ラジオドラマ風】

ラジオドラマ風『台本がない!』

 

とにかく時間がかかりました。

ヘロヘロ〜

言いたいことは

信念を言葉で構築して心に祀っておこうと

思ったってことー!

 

#ココハコ

#ラジオドラマ風

#夢

#信念

#ことば

#らせん1016

#らせん10月

#くつろぐために生きている

00:01
私には台本がない。
くつろぐために生きている。
のんきもののえぬです。
昨日は、お叱りを受けました。
そんなことじゃ、だめだぞ。
って、から口のお叱りを受けました。
正確には、教えてもらったっていうか、
お前はちゃんと自分の言葉で信念を表現できるか、そんなご忠告されました。
と言いますのも、毎晩夢を見るんですけどもね。
昨日は昨日で、
あぁ、言葉は常日頃から自分の中でちゃんと選んで、構築して、信念として磨き上げて、
持っていないといけないなぁと思うような夢を見ました。
少しの間、夢のお話にお付き合いください。
映画の撮影現場。
カメラ、監督、照明、音声。
立ち働く中で、私は演者としてそこにいる。
そう、私の役は守護神。
ところが、台本がない。
ぶっつけ本番。
目の前に起こっていること、そこに守護神として前所していく。
そのそばには精霊がいて、私はその精霊を命がけで守る。
中世ヨーロッパのようなセットの中で、
夜という設定、明かりはおぼつかない街灯と月明かりのみ。
ふと、嫌な予感がする。
後ろから何か邪悪なものが近づいてくる。
とっさに精霊をかばうように息を潜め、背後をずっと見つめると、
その遠くの方から何やら人影が見える。
ゆらゆら揺らめく、何とも不思議な影の動きをしていて、
ほどなくしてそれが何であるかがわかった。
マントだ。
月明かりに一瞬照らされて、
赤いマントと毒々しい紫色のマントを大きくひるがえしてゆったりと。
でも、かなりのスピードでみるみる近づいてくる。
精霊を守らなければ。
近頃、精霊狩りが行われている。
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だからこそ私は使わされたのだ。
私は精霊を背後にし、大きく手を広げ、
結界を張った。
私たちの姿は見えない。
気配も消えている。
ところが、赤いマントと紫のマントが目の前に来たときにピタッと歩みを止めた。
ひるんではならない。
恐れてはならない。
恐怖心を抱けば、たちまち結界は破れてしまう。
じっと耐える。
私の背後で精霊は小さくうずくまって息を潜めている。
赤いマントと紫のマントはなかなかその場から動こうとしない。
何かを感じ取っている。
このままではいけない。
呪文を唱えてこの結界をもっと強いものにしなければ。
呪文。
呪文。
呪文が出てこない。
なんということだ。
私には台本がない。
台本がない。
何と言えばいい。
精霊を守る。
何のために。
精霊は素晴らしい。
それはわかっている。
でも私は何という信念のもとに命をかけて守っているのか。
ほとほと困りかけたときに、
監督がカチンコを鳴らしたんです。
一時の休憩時間。
それにしても映画だというのに、
この緊迫感は何。
本当に殺されるかと思った。
本当に危ないところだった。
他の演者はどういう感じ。
みんなそれぞれ自分の役にはまりきっている。
でも誰一人台本を持っている者はいない。
そうか。ガチンコなんだ。
台本がないだけじゃないんです。
この話の結末さえ知らない。
私は怖くなって撮影が再開される前に役を下りよう。
この撮影現場からこっそり逃げようって思ってしまった。
そんな悲しい考えが頭をよぎってしまったんです。
何が悲しかったか。
命をかけて守るんだ。
そういう役なんだ。守護神は。
と思っていたのに、
どうしてそこまでして守らなければならないのか。
怖になる信念が全く浮かんでこなかった。
そのことがめちゃくちゃ悲しかったんですね。
夢から覚めた時に思ったんですよ。
普段の暮らしでもこんなことってあるなぁと。
何気なく私はこういう価値観で生きている。
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私はこれが大切である。
これが最優先である。
と思って動いているんだけれど、
いざなぜなのか。
堅い信念があるのか。
となった時に、あんまり言葉が出てこない。
ちょっとつまずいただけで折れる。
ちょっと障害物と出会っただけで折れる。
そういうことが今まで幾度となくあったなぁ。
そんなことを考えたんです。
夢とはゆえ、
しっかりしろって、
どんな小さなことでも、
自分がそうだと思うことに対して、
ちゃんと言葉を尽くして、
信念として掲げることができますか?
って言われたような気がしたんです。
そんな夢のお話でした。
心地よいびっくり箱、ココハコのえぬでした。
07:11

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