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コミュニケーションはとっても大事なんですよ。で、間違った方向に進むと、そんなつもりじゃなかったのになと、こうやって言ったことが、なんでこういうふうに取っちゃったのかな、みたいなミスも起こったりするんですよね。
で、今僕は教営チームの校長をしてるんですけども、大学生は4月に出会って、6月に大事な大会があるんですね。
で、そうなってくると、まあ、わずか4、5、6の3ヶ月ないぐらいですね。2ヶ月半ぐらいで、できるだけいいパフォーマンスを発揮できる状態まで持っていかないといけないんですよ。
で、そこで半分というか、まあほとんど大人である彼らに対して、僕が例えば何か発言をすると、出会って間もない大人から言われたことは、ちょっと気をつけなきゃいけないのかなと思って、無理になんか違う動作をしてみたりとか、
自分はこっちじゃないのになって思いながらも、言うこと聞かないと気まずいからってやってしまうと、まあ2ヶ月半という貴重な時間の中で、間違った方向に進む場合もあるんですよ。僕はそれをとにかく避けたかったんですね。
だから4月に出会って、1ヶ月と10日ぐらいは慎重に一人の男の子を見てたっていう話は前回もしましたけども、そこを説明した後で、その日の夜に彼からLINEが来まして、僕がベストタイムを更新した時の泳ぎを見てもらえませんかっていうことで、
今日ね、その動画をエアドールで送ってもらってね、効果室で分析をするんですけども、やっと頼ってくれたなって感じがしたんですよ。まあそりゃそうですよね、こいつ大丈夫かって思われて仕方ないと僕は思うんですよ。
コーチだから偉いとか、指導者だから合っているっていうわけではないので、僕自身も気をつけながら接していってます。ただ、やっぱり時間がないので、ある程度のスピード感を持たないといけない。どっかでお互い腹を割って話す時間がいるんですね。
今回彼が自分の最高のパフォーマンスを発揮したレースを見せてくれるということは、これを見てあなたはどう思いますかっていうのを率直に意見が欲しいんだと思うんですね。だから僕としてもこれはありがたいことですよね。
こいつダメだ。役に立たねえや。俺がやるしかねえって思うと、おそらくこういうふうな発言や連絡は来ないと思うので、少なからず僕がコミュニケーションしたタイミングであったりとか、その方向性は彼と僕の間では合ってるなと。
ここからスタートしていくんだろうなというふうに思います。難しいのは、例えば競技レベルがそんなに高くない子だったら、ダメなところがすごく目立つんですよ。あそこできてないな、ここできてないなって。これはどの指導者でも見つけれるんだけど、競技力が低い子の中で、その中で彼が上手なポイント、彼女が上手なポイントはここだよって見つけるには、
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結構目が必要なんですよ。経験というかね。この子全然できてないけど、ここだけは人より優れてるなっていうところを見つけるのがすごい難しい。ダメ出しばっかりするのはものすごい簡単で、だから僕もたまに合同練習で違うチームの子とか見ますけど、
見るときにパッと見たらそれはね、ああ、できてねえなと思うけど、そのできてねえなっていうところからいいところを見つけて、君はここがいいからここに気をつけようってやると、比較的自分の良さみたいなのを客観的に把握しやすいんじゃないのかなと思います。
で、逆に今回の大学生みたいに非常に技術力が高い子に関しては、いいところはすごいわかりやすいんですけど、逆に悪いところもわかりやすいんですよ。じゃあいいじゃないかと思うかもしれないけど、その一見すると悪いところの裏側にその動作があるから、実はこっちがいいみたいな。
なんかね、ちょっとね、こう、距離一帯の難しさみたいなのがそこに潜んでるんですね。それを見つけ出すには、例えば動画とかがあればそれをスローで再生したりとか、泳いでる動画を実際に撮ってみて、動作をスローで見ないとなかなかね、わかりづらいんですよ。
で、上手い人はスローで見ても上手いんですよ。で、上手そうに見える子はスローにすると下手だったりするんですね。で、その上手い下手って今僕が言ってる基準が、全国大会に行く子が、で、その入賞することはまたちょっと次元が違ってくるけど、行けるっていうぐらいの子はまだね、そんなに上手ではないと思うんですよ。ただ、目で見える範囲のスピード感でいくと上手く見えるんですよね。
そこが難しいので、今ね、いろんな機器が進んでますので、水中だって水上だって4Kで60fpsで撮ればスローがすごく綺麗に撮れるので、そういう機器を使いながら見ていきたいなというふうに思ってます。
なんか指導者をしてて嬉しい時って、頼られた時なんですよね。今回腹割って話すタイミングも良かったと思うし、それによって彼がリアクションしてくれたのも良い関係性が築けるチャンスだと思ってるので、ここは良いことはいい、悪いことは悪い。
わかんないけどこう思う。試してみて良かったら使ってほしいとかっていう感じでね、探り進めていくというふうにしていこうかなと思ってます。練習のプランニング自体は結構早めにお互いに話して決めれたんですね。
1週間前まではしっかり泳いで、1週間でちゃんと自分のフェイスを構築することができるから、そこまではどちらかというと泳ぎたいタイプです。2週連続試合がある時はたっぷり休みが欲しいから、試合の次の日とその次の日は休んだ方が2週連続の2週目の大会は結果が出やすい。
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ここはもうお互いにパッとわかったんです。あとは泳ぎですよね。感覚値であったりとか。ここはね、本当は長くじっくり向き合わなきゃいけないけど、時間的にね、あと1ヶ月ちょっとしかないですので、そこは間違わないってことは言い切れないけども、一番良い方法をお互いに探りながら良い結果を目指して取り組んでいけたらいいなと思ってます。
ここで結果が出たら彼からの信頼が得ることができるだろうし、そしたら初めて僕はコーチとしてもう少し踏み込んだ指導であったりとか発言ができるんじゃないのかなと思います。僕はそこを目指したいので。
なかなかね、難しいですよ。やっぱり人から信頼を得るっていうのは難しいし、子どもたちに対しても僕は、大学生も僕は子どもたちだと思ってるけど、子どもたちに信頼してもらうにはまずやっぱり本気で向き合う必要があるし、あとはなかなかこう、何ていうかな、熱意を持って接しないと帰ってくることがないので、
その辺も含めて自分の思いっていうのをちゃんと伝えるっていうことは大事になってくるよなというふうに思っております。今後、彼に信用してもらいたい、信頼してもらいたいっていうのは、僕は何かおべっかを使ってとかゴマを吸ってとかっていうのは一切ないんですよ。
嫌われてもいいとは、子どもたちに対しては思ってます。だからこそ言いたいことはちゃんと言うと。それが結果につながったときに彼らが、彼女たちが信頼という形で僕に全てを任せてくれる瞬間があったりもするので、そこを目指してね。だからもう別に、コーチだから言うことを聞けとか、コーチだから信頼しろとか尊敬しろとか全くないので、むしろその逆ですね。
ジャッジするのは子ども側にあると思っているので、だからいつかね、例えばこいつダメだと思われたら、それは子どもたちがいなくなるんですよ。そんなもんだろうと思っているので、僕は油断せずにね、できればいい関係を構築して、彼が本当に一生懸命やってくれて結果を出したその瞬間に立ち会いたいなと思っております。ということで今日も練習に行ってきます。それではまた。