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自分さえ良ければいいと思っている人についてどう思いますか?と聞かれました。
これはね、マイナスしかないかなと僕は感じてるんですね。
自分のために動く、自分が得をするために動く利益って、目先の利益で非常にちっちゃいことだと思うんですよ。
一例を挙げるとですね、僕は今プールを持たない競泳チームとして選手を抱えてます。
チームのレベルは決して低くないですよ。選手トップチーム13名中7名が全国の経験者なんで、半数以上が全国に行ったことがある。
もしくは今年も狙ってるよっていう子たちなんですね。
で、そういった子たちを率いていく中で、僕はプールがないということが非常に…
視覚問題ではないですけども、大事な問題の一つではあるんですね。
で、今年も大学のプールをお借りして、夏はね、すごく広々とした環境で、
ジノチームは県内で唯一そこのプールが使えるという状況なんですね。
で、これがなぜ使えるようになったかっていうことの経緯っていうのはね、
もともと2017年、今から8年前になりますけども、愛媛で国体が開催されるということで、
兵庫県チームが合宿の拠点を探してたんですね。
で、できれば愛媛県でやりたいと。
で、そこで当時兵庫県のトップが、僕が大手にいたスポーツクラブの本店も兵庫にあったから、
そこのトップに誰か紹介してくれる人いないかっていうことで、
僕が上司から言われて、大学との交渉に入ったんですね。
兵庫県チームが使えるようにしてほしいと。
で、そのとき兵庫県チームには瀬戸ダイヤとかもいてね、
非常にレベルが高いチームだという話はして、いろいろやったんですけども、
大学側としてはやはり、じゃあなぜ兵庫県だけに課さなければいけないのかっていう、
その理由が明確にクリアできないから、兵庫県に課さないっていうわけではなくて、
全体に課すことは難しいんだっていう話をされて、
僕もスポーツクラブの上司のほうに、
ちょっと難しかったですいませんって話をして、
兵庫県の代表の監督、コーチにも、
ちょっとここが難しかったですって話をしてね。
それが2017年。
そのとき僕はね、まだ大手でバリバリで働いて、
これから選手立ち上げて、さあ頑張るぞっていうとこだったので、
そこにずっといると思ってたんですよ。
でね、次の転機はコロナ禍ですよ。
あれは何年だったかな、
2020年とかでしたっけ、
2020年のコロナになったぐらいのときに、
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スポーツクラブが練習ができない環境になったんです。
それはスポーツクラブ不要不急でしょとか、
やっぱりスポーツクラブで感染者が出たから、
徹底できてないんだっていう話で、
スポーツクラブがどんどん営業を停止していったんですよ。
休館という状態ですね。
そこでもやっぱり地元の地方のクラブチームは、
選手だけは活動して泳いでたんですよ。
ただ、うちのチームは大手ですので、
絶対にやっちゃダメだということで、
3ヶ月ぐらい停止しました。
選手にとって3ヶ月、
練習してる子と練習してない子の違いっていうのは大きくて、
結局練習ができる環境があるところへ移っていきましたね。
それも僕はどうかと思わなかったです。
でもやっぱり早くなりたいよね。
練習できないよね。
本当ごめんなって思って。
いてもたってもいられずに、
大学の先生、僕が西部だった時の監督がまだ西部にいるので、
先生お願いしますと。
もううちは動きたいけど動けないから、
ここの大学をお借りして外だったらいけそうなんで無理ですかと。
先生も一生懸命動いてくれたけど、
やっぱりコロナ禍で、
愛媛は結構コロナ禍への対応って厳しかったかなと思うので、
その関係性から利用することはできなかったんですね。
それが2020年ですね。
ただね、
2017年、2020年っていうのがあって、
2023年の5月、ちょうど今頃ですね。
ふとプールでその先生に会った時に、
ごめんなと。
2回もお前が窮地に立たされている時に力になれなかったと。
だけども、
今年からお前のチームだけはうちの大学で使えるように取り計らったから、
来いよって言ってくれたんです。
その時に僕はね、
いやもう本当この人は神様かなと。
ありがたいなって本当に思いました。
それから23年も使わせてもらって、
24年も使って、
25年今年も使わせていただくんですけども、
これって、
例えば自分が、
いやめんどくさい、兵庫県なんか知らんし、
そんな適当に言って無理でした言うとことか、
やってたりとか、
2020年に、
子供たちのために何とか使わせてくれって本気でお願いしに行ったからこそ、
23年から外で使えるようになったんですね、プールをね。
大学の施設も使わせてくれて、
しかもそれを大学の倫理課にも通してもらって、
大学の施設を水泳で使えるのはこのチームだけですっていうね。
そんな感じで正式に卸してもらったので、
これって、
自分の目先の利益だけ考えて動いてたら、
絶対に手にすることはできなかったし、
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結局過去にできなかったけど、
そうやってお願いをしに行って使わせて欲しいって言ったことが、
今僕が喉から手が欲しいプールの環境の、
すごく良い環境を構築するために大事な要素になったので、
過去のあれがあったから今があるなっていう感じがすごくしてます。
これはね、自分のためにやってないからこそ良かったんじゃないのかなと。
誰しもそうですよね。
こいつ自分のためにこんなに必死にやってるんだってなると、
そこにあんまり感情的なものって残らないかもしれないけど、
人のためにやってるというのが分かった上で、
でもそれでもこいつこんなに必死にやってるんだって少なからず分かってくれたから、
こういうふうに使えていけるようになったと思うので、
やっぱり僕は自分の利益とかではなくて、
人のために何ができるかっていうのを考えていくことが、
ゆくゆくは自分に返ってくるという体験をしたからこそ、
何かを拡大とか何かを突き詰めていこうってなったときに、
自分だけのことを考えるんではなくて、
この人が良くなるためにはどうしたらいいんだろうとか、
この環境自体が良くなるためには何をすればいいんだろうって考えた方が、
結果的に自分が少し高い位置になったりとか、
少し良いことができるようになったりする、
一つの条件になるんじゃないのかなと感じております。
だから冒頭にも言いましたけど、
自分さえ良ければっていう保護者は最近増えてきてます。
確実に増えてます。なぜか。
僕は20年以上スイミングのコーチとして保護者に携わってますけども、
我が子が良ければっていう強烈な人が増えてきてるなって感じがしてます。
そういった人たちが大きくなって子供たちが伸びてるかっていうと伸びてないんですよ。
やっぱり。
親がガンガンガンって前に出る子はそんなに伸びてないんで、
結局そういったところにもあるんじゃないのかなというふうに僕は感じてるので、
自分のため、自分のこと、それしか興味ありませんとかではなくてね。
もうちょっと広い範囲で、
我が子が活動できるその環境をより良くするためには何が必要かみたいな視点で、
子だけじゃなくて、
その子を取り巻く環境自体をもうちょっと俯瞰的に見れる人が増えた方が、
子供にとっても良い楽な理想的な環境が構築できるんじゃないのかなというふうに感じております。
皆さんはどう思うでしょうか。
それでは。