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僕はね、2歳から手塩にかけて育てている男の子が、この間4歳になったんですよ。
その男の子は、初めて僕と会った時は、ものすごい泣きましたね。
なんかヒゲ面の変なおっさんがやってきて、いきなり抱っこされて、1時間プールにつけられるというね。
彼からすればね、本当拷問に近いような、夏の暑い日でしたね。
泣き続ける。僕の耳元で泣いてたんで、もうセミよりもでかい声で、ものすごい泣いててね。
実はその時、僕ね、右と左に2歳の男の子抱えてたんですけど、両側でワンワン泣くんで、耳がほんと取れそうなくらいね。
そんな出会いから会ったんですけども、今ではね、彼は本当にプールのことが大好きで、僕がね、小っちゃい子にこうなってほしいなって思うのは、
プールに行くことが大好きであるとか、コーチに会うのが楽しみであるとか、そういった子供に育ってほしいなというふうに思ってるんですね。
だから、例えばプールが楽しければ行きたいって言うだろうし、コーチが好きだったら休みなく会いたいって思うだろうし、
そういったのができた時に、根底の基礎となる水泳のことが大好きな子っていうのが育っていくわけですよ。
今回、4歳の男の子が育成クラスに入りたいなという話をお母さんが言ってて、
普通はスカウトになるんですけども、僕が直接教えているので、全然大丈夫かなというふうには思っているんですね。
1年、2年、2年は経ってないかな。1年ちょい半くらいかな。
その子と接して親御さんとも接してね、いいだろうというふうに形で入れることになりました。
本人に聞いてみるってお母さんが言ってたんで、なんて言ってたって言ったら、
毎日でもプールに行きたいんだと。でもそこはコーチが変わるよって言ったら、それでも行きたいんだと。
お友達もいっぱいの中でやらないといけないよって、それも大丈夫って言ってね。
とにかくプールに行くことを楽しみにしているみたいですね。
3月末にもバーベキューがあるんで、これから育成クラスに入るんだったら、
そこの先週と育成のお兄ちゃんお姉ちゃんがいるところに一緒に入ってね、
雰囲気に慣れたらどうですかということで、バーベキューも行くってお母さんが聞いたら行くって言ってね。
でもね、僕ね、バーベキューには来るんじゃないかなと思ってたんですよ。
いつもね、祭壇室って言って、体が温まるところで、コーチキャンプファイアしようよって言われて、
マシュマロ持ってくるから待っててねって言って、いつもマシュマロをエイヤーでくれるんですけど。
それをここで焼いて、さあ食べようとかってやってるんで、
キャンプが好きなんだと思うんで、バーベキューも好きだろうと。
来る来る、行く行くって言ってたから、お母さんは大丈夫かなこの子って言ってたけど、
まあね、大丈夫だよということでね、楽しみになりましたね。
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ちっちゃい子って、いやいややってる子は普通にね、いやいややってる子って結構多いんですよ。
でもね、大好きでたまらない子って意外と少ないんですよ。
なんか曜日が来たから行くとか、連れられて行くとかあるけど、大好きで大好きで仕方ない子って少ないんですよ。
僕がやってるスイーミングスクールとしては、大好きで大好きでたまらない子を育てたいと思ってるんです。
今のところやっぱりプールは行きたいっていう子ばかりですので、その点は楽しんでやってもらえてるなと。
これでもね、楽しさと上達っていうのを両立させるには、こっち側、指導者側のスキルってものすごい求められるんですよ。
だから練習をすると面白くなかったりするけど、遊んでるようで練習になっていることは何回も夢中でこなすんですね。
だから水泳というものを深く理解して、様々な動きがいろんな動作に繋がることっていうのを、自分の中で神経が繋がるような感じですよね。
なんか一見すると、これ遊んでるだけじゃんと思うけど、実はクロールのここの動作の練習だよとかっていうのをこっち側が理解してたら、
別に向こうが理解してなくても、それができたらすごいなってなるんですよ。
でもこれ、練習になると、そんなことしなくていいからバタ足してくださいって言われると思うんで、
なるべくバタ足とかも、ちっちゃい子だったらね、ちょっと冒険に出ようとか、
じゃあ君は今から飛行機だよってエンジンを作動させます、ブーンみたいな感じでバタバタブーンみたいなとかって、
いろんな方法を使ってね、女の子とプリンセス好きだったらね、それに合わせていろんなことを。
ある程度僕も知ってないといけないんだけど、わからない時はクイズ出します。
髪が長くてとか、海でとかっていろいろ言ってたらプリンセス好きはちゃんと答えてくれるんで、
リンゴを食べたらとかって言ったらもうすっごい。
その間、いろいろ話すけどバタ足は止めないようにするとかね。
練習っていろいろ楽しい方法があって、そこを楽しんでもらって、ある日突然、じゃあ泳いでみようかって言って、
親御さんはね、いやそんな無理だろうって思うけど、子供がパッて泳いだら、えーって、
なんで?こんな短期間で?ってね。その瞬間見るのも僕は楽しいんで、
いやできるんですよ、この子すごいんですよって言いながらね、楽しんでもらってると。
少人数でね、やってるんで、少人数のいいところ、もう少人数すごい繰り返して思ったんだけど、
それぞれに雰囲気、色があるんですよ。その時間の。
だから、同じ英力の子を見てても全然違う。
なんか、もう本当に熱い雰囲気でやってる子もいれば、ふんわりととか可愛らしくとか、
本当に雰囲気がね、違うんで、僕としても1時間過ぎるのがね、すごいあっという間。
ただ最近はね、嬉しい悩みですけども、あのね、子供たちがね、増えてきたんですよ。
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子供たちが増えてくると、僕日曜日とか土曜日ね、子供たちがやっぱ入ることが多いんで、
6時間とか7時間とかプールに入ってるんですよ。
で、1時間1時間は楽しいんですよ、こっちも。だから楽しんでるんですけど、
1日終わるとね、どっと疲れる。なんか、うわーって思う。
多分普通の人だったら、6時間7時間プールに入ることはさえもできないと思うぐらい、なんかすごいしんどいと思う。
でも、なんかね、どんなにプールが冷たくても最近冷たいとは思わなくなってきたんで、
なんか人間ってもしかしたら進化していくんかなと、思ってますね。
いやでもね、子供たち、だから好きっていうのを、どっかで消えちゃうと思うんですよ。
何か言われたとか、何かがあって、その好きという気持ちを失う瞬間ってきっとあると思うんですね。
僕はなるべくそれがないようにしたいんですよ。
好きは作れるかっていうところでいくと、作れると思うんですね。
だって最初なんかプール行きたい行きたいって言って来る子なんかほとんどいなくて、
もう嫌やと水なんか怖いと、誰やお前みたいなとこから2歳ぐらいからスタートするわけですよ。
その中から好きになってもらえるから、基本的に水泳を好きになってもらう方法はたくさんあるんですね。
ただそれを伝えることが難しいと。
10人や15人のクラスで全員に好きになってもらうっていうのは、よほどのプロフェッショナルじゃないとなかなか難しいと思うんですね。
僕はなるべく自分が見ているところの子どもたちは好きという気持ちを大事にして、それを育んでいけるようなね。
好きなことって言われなくてもやるんですよ。
没頭していくんですよ、そこに対してね。
そこから新たな何かを見つけ出してくるので、子どもってやっぱり面白いなというふうに思います。
先ほどの放送はちょっとね、僕の愚痴も入りましたけども、
それをそういうちょっとラーって思うことがあっても、結局無邪気な子どもの笑顔に救われているから、
コーチっていうのを続けているんだろうなとは思います。
今でも忘れられない、本当にもうこれはしんどいって出来事があった時に、
小学校4年生当時ね、女の子がね、コーチどうしたの元気ないねって言って、
元気出していつも通りやろうよみたいなのを言ってくれたんですよ。
その時に僕ね、そうだよなって思って、
僕がどんなに落ち込んで、ちょっとこれきついなって思うことがあっても、
この子はこの時間を楽しみにしてきてるんだもんなって思ったら、
だよねって思ってそこから切り替えて、プロとは何だろうっていうのを色々考えていったり、
そういうきっかけになったのは、どんな偉い人の言葉とか、上司の何かとか、そんなのではなくて、
いつも楽しく通ってくれる子どもの一言にとても救われたっていう経験があったので、
子どもと接することっていうのは、子どもに様々なものを学びを提供するっていうのもあるけど、
子どもから学んだりとか、子どもから救われることっていうのもめちゃくちゃ多いんですよ。
で、なんかそういうのもあるからね。
でもね、子どもが救ってくれるかどうかは、その子どもがコーチのことをどれだけ大切に思ってるかだけですよ。
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だから何とも思ってないと何も言ってくれないし、何か思ってるとね、
やっぱりよく見てくれてるから変化に気づいたりするんですよ。
だからそこにハッとさせられることもたくさんあるんですけども、
だから指導って面白いなというふうに思います。
ということでね、今日はこれで終わります。
それではまた。