1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 一枚のフランス紙幣【前編】#155
2024-08-07 20:02

一枚のフランス紙幣【前編】#155

小さな罪が、大きな波紋を巻き起こしていくお話です。

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お聴きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。今日は夏休みスペシャルの語り部解説、いかせていただこうと思います。
はい、あのね、これはそんなにね、あのホラーというよりは、うーん、ちょっとね、何とも言えない作品なんですよね。
なのでね、あのそんなにショッキングだったり、ということもないので、できたらですね、多くの方にね、聞いていただけたらなと思う映画になります。
はい、で今ちょうどね、パリオリンピック中ですので、舞台はパリの作品を選びました。はい、まずですね、冒頭は何の音もなくですね、
えーとね、黒い機械がね、映ってるんですよね。で、画面がね、真っ黒のところに監督の名前とかね、出演者の名前とかがバーッと出てきてる感じなんですよね。
なんですけど、よく見るとね、あの左の端の方ですね、何かね、四角い箱のようなものが見えるんですよ。
えーとね、箱というかね、黒い機械の表面を見てるのかなという感じ。
で、この機械の表面の左上のところに、また四角く、ちょっと何かこう、えーと、何か形が見えるんですよね。何か入り口なのか蓋なのか。
なので、これは何かの機械なのかなというものが、あの表面が映っているシーンに、この作品のいろいろこう、クレジットがね、出てきているところから始まるんですよね。
で、これが手短にパッパッパと映った後ですね、パッと場面は変わりまして、あのとある高級アパルトマン、マンションですね、の書斎に場面が変わります。
ここにですね、非常に気難しい神経質な顔をした男性がですね、何か質問をしているんですよね。
そこにコンコンとノックして、少年が入っていきます。この少年はこの男の人の息子と思われるというか息子さんなんですよね。
で、あのお父さん今日は1日ですよと言うんですよ。そうするとお父さんは非常にね、気難しい顔をしたまま、
あ、そうかという顔をして、机の引き出しからですね、くしゃくしゃの紙幣と、そしてそれでは足りなくて自分の財布からもう1枚、
紙幣を引っ張り出してですね、グイッとこの息子に渡すんですよね。これはだからお小遣いだと思われるんですけれども、これを息子はまあ受け取った後ですね、
いや実はあの友達に借金してるんだと、なのでこれでは足りないんだよねということを言います。そうするんですけど父親はもう非常に冷たくですね、
もう邪魔しないでくれ、出て行けということで、全然取り合ってくれないんですよね。でしょんぼりしてお父さんの部屋を出た後ですね、今度は母親がねちょうど廊下にいたので、
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お母さんちょっとお金が足りないんだよということで相談するんですよね。そうするとこの母親は自分のハンドバッグを開けてですね、お金を探すんですけれど、
悪いけど今持ち合わせがないわということで断られてしまうんですよね。なのでしょんぼりとね、あの家を出て行って、
友達の家に行きます。この友達に金が区面できなかったよということで相談するんですよね。そうすると友達はですね、
箱の中から1枚の紙幣を出してくるんですよね。これは500フラン紙幣で、パスカルっていうね、フランスの哲学者ですね、この人が書かれたね、
大きな紙幣を出してくるんですよね。この頃はちょっと言い遅れましたけど、この映画は1983年の映画になりますので、この時代はフランですね、フランスの紙幣が使われていました。
今はユーロですよね。とにかくこの紙幣をパッとこの若者に手渡すんですよね。どうだって言って、そうするとこの息子はね、
パッパと裏表見て、よくできてるなって言うんですよね。ということはこれは偽札なんですよね。
これをね、だから良かったら使えということで友達は渡してきたんですよね。いやそんな勇気ないよって言うと、ちゃんとね俺がつき添ってやるからと言って、2人は連れ立って出かけていきます。
そして2人はまずは近所にあるこのね、額縁屋さんって言うんですかね。あの写真盾とかね、あとこの絵の額とかありますよね。こういったものを売っている額層屋さんに行くんですよね。
ここに入っていって、女性の店員に一番安い写真盾はありませんかということで声をかけるんですよね。
そうするとこれが今セール品ですっていうことで、フレームを持ってきてくれるんですよね。そうするとこの若者はこの友達の方ですねが、はいと言って、この例の偽札の500フランをそこで支払いに使おうとするんですよね。
そうするとこの女の店員はパッパと裏表見てですね、ちょっと怪しい顔してるんですよね。
そうするとこの友達の方が、何これが偽札だとでも疑ってるんですかっていうふうに言うと、ちょっと通常のお札よりも色が濃い気がしますって言うんですよね。
なんですけどここでまあ絶対そんなことはないよということでこの友達が説得すると、まあまあいいかという感じで受け取って、これをレジに入れてですね、お釣りを渡すんですよね。
なので一番安い、大したことないフレームをですね、この500フラン札を使って、現金のお釣りをもらうということに成功するわけですよね。
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これでしめしめという感じでこの2人はこの学送屋さんを後にします。
で場面が変わってですね、この学送屋さんにこの店のおそらく店主、オーナーですね、の男が帰ってきて、なんだお前また騙されたのかと言ってこの女の店員を怒ってるんですよね。
あれほど前にもね、こんな偽札を捕まされて大変なことがあっただろうと、どうしてもっと注意しないんだっていうことで叱責してるんですよね。
そうするとこの女の店員はごめんなさいと、だけどとても正直そうな若者に見えたんですよっていうことで一応言い訳してるんですよね。
そうするとね、なんとこのオーナーはもうしょうがないという感じで、この偽札をね、別に警察を呼ぶでもなく、そのままレジに入れちゃうんですよね。
そのままにして、このままこれを使ってしまおうって言うんですよね。
で、え?という感じであの場面が変わってですね、この学送屋さんにデイリーのいつも多分定期的に来ている豆油、豆油ストーブとかの豆油ありますよね。
これを売る業者がやってきます。
この豆油屋さんが支払うお金として、この学送屋さんのおそらくアルバイトというんですかね、雇われている若い店員が相手をしていて、
なんとこのレジスターに入っているですね、偽札とあともう一つの500フラン札を出してですね、豆油屋さんにこの支払いを、偽札を渡してしまうんですよね。
何も知らない豆油屋さんはこれをもらってですね、出ていくんですよね。
このまま帰り際にお昼を食べるためにレストランに入って、食べた後ですね、自分のこの食事代の支払いにこの偽札の500フランを出してしまうんですよね。
何も知らずにね。そうするとこのレストランの人はですね、すぐ気づくんですよ。これが偽札だっていうことでね。
お前こんな偽札で使いやがってっていうことで、まさかのね、この豆油屋さんは捕まってしまうんですよね。
いや違うと、これは先ほど豆油を売った際にもらったお札だから、僕が別にこの偽札を使っているわけじゃなくて、
さっきこれはもらったお金なんだよということで一生懸命説明するんですよね。
そうすると、分かった。そんなにお前が嘘をつきたいんだったら、その学僧屋さんに一緒に行こうということで、警察と一緒にですね、この学僧屋さんに行くんですよね。
そうするとね、なんとこの学僧屋さんはですね、先ほどのこのお会計したアルバイトの青年に嘘をつき通せということでですね、知らばっくれさせるんですよね。
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知らぬ存ぜぬで、ちゃんとこの豆油屋さんは受料のサインとかももらって一生懸命説明するんですよね。
これ間違いなく先ほどお会計してこの人のサインももらいましたよということで見せるんですけれど、いやもう全く僕は身に覚えがありませんということで、
この学僧屋のアルバイトの青年はもう嘘をつき続けるんですよ。
警察も全く豆油屋さんの方を信じてくれなくてですね、結局ここでお金をもらったっていうことが信じてもらえないまま彼は捕まってしまうんですよね。
この豆油屋さんはイボンっていう名前で、年の頃は20代後半から30代頭ぐらいの青年なんですね。
この人が捕まって、奥さんと可愛い子供といるんですよね。
あなた無実なんだからもうちょっと何とかしたらどうなのっていうことでいろいろ言うんですけれども、全然拉致が開かないんですよね。
結局気がつけばもう裁判まで行っていてですね、罪が確定してしまうんですね。
なんですけれども、一応上場借料の余地があるということで、
なんかよくわからないけど、要するに証拠が不十分だということだと思うんですよね。
なんだけれども、どちらが怪しいかといえばですね、この学僧屋さんの店員よりはこの豆油屋のイボンの方が怪しいんじゃないかということで、
こっちが罪を確定されてしまうんですよね。
なんですけれども、上場借料されているので、特にそんな長い時間交流されることもなくすぐ釈放はされてるんですね。
なんですけれども、こういったことがあったので、この豆油の仕事はもうできなくなってしまって、解雇されてしまうんですよね。
一方ですね、この学僧屋のアルバイトの青年、この人はルシアンという名前なんですね。
この人の場面に変わってですね、この人は結局偽証ですよね。
偽証罪というか、嘘の証言をして、この豆油屋のイボンを知らないというふうに言って、
偽札をつかませたことを黙ってたわけですよね。
ある時ですね、この主人も女の店員もいない時ですね、自分が見せ番をしている時にわざとですね、
普段なら900フランで売っているカメラをわざと値札を付け替えて、
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1,150フランで店先に置いておくんですよね。
そこへ客が来て、なんかこれ昨日と値段違うぞって言うんですけれど、
いや僕は今日は見せ番しているだけで、店主がいないんでわかんないですとかって言うんですよね。
そうすると急いでたみたいでね、お客さんはもうわかったよって言って、
このカメラを買っていくんですよね。
この1,150フランの本来の値段は900フランなんでね、
その差額をポケットに入れてネコババするっていう場面が出てくるんですよね。
これね結構ずさんで、もともと付いていた900フランの値札と、
自分がわざと付け替えた1,150フランの値札とかがね、結構レジにポロンって落ちたままですね。
帳簿には900フランで売ったっていう風にね、嘘で書いてるんですよね。
そうしたらね、あっさりバレてですね、
このルシアンはもう非常に残念だよっていうことで、
怒られながらですね、もうちょっと残念だけれどもね、
君を解雇するよっていうことで、クビになるんですよね。
そうすると彼は荷物をまとめて、この学送屋を後にするんですけれど、
そうすると外にね、このルシアンの悪友たちがね、たもろしてるんですよね。
この中には実は一番最初冒頭で、
小遣いが足りないっていうことを言っていた青年の友達でですね、
最初に偽札を渡した青年も入ってますね。
この人たちがちょっとした頭のいい悪たちという感じですね。
この人たちはね、悪友で集まっていて、
飛んだ災難だったなぁみたいな感じで言われてるんですけど、
いやいや大丈夫だよって言って、
なんとルシアンはですね、この学送屋の金庫の鍵をちゃっかり持ち出してるんですね。
だから、これでいつでもね、ここに強盗に入れるよっていうことを言いながら、
せせら笑いながら、この学送屋を後にします。
で、この女の店員はですね、なんかでもやっぱりなんとなく罪悪感があるんですよね。
結局、偽札をそもそも自分たちがちゃんと警察に通報せずにですね、
そのまま現金として扱った結果、無実の人がね、結局捕まって、
一番片方を担がせたというかね、その口裏を合わせさせた、
ルシアンというこの青年も、アルバイトの青年も、ちょっとした子悪党だったということでですね。
で、この女の店員は学校へ行くんですよ。
学校に行って先生に一応ね、報告するんですよね。
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で、実はあの偽札をお宅の学生と思われるね、若者が持ってきて、
それのせいでね、いろいろあったんですっていうことを学校に報告するんですよね。
だから警察に言わずに、学校に打ち打ちで肩をつけるために報告に行くわけです。
で、この学校の先生はですね、学生たち集めてね、
お前たちの中で偽札について何か知ってる奴はいないかということで、
集めて聞き取り調査というかね、聞き込みをするんですけれど、
みんな知らない知らないって言っていて、
一番最初に小遣いが足りないって言っていたね、
あの少年が君はどうなんだっていうふうにね、問われる場面になった時に、
この少年はね、ちょっと正直な子で答えに詰まってしまって、
いやって言って、嘘がつけずにね、教室からね、バーって出て行っちゃうんですよね。
ちょっと余談なんですけれどね、出て行くとこの外にね、バイクが止まってるんですけど、
これがね、ホンダのカミノっていうね、バイクなんですよね。
なんか面白いなと思って、なんかパリの街並みにあってるんですよね。
それはさておき、結局この青年は後ろ暗さを抱えたまま自宅に帰ってくるんですよね。
そうすると母親が息子に話しかけてきて、
あんたね、絶対にお父さんに言うんじゃないよって言うんですよ。
息子はね、ちょっとえーっていう顔してるんですけれども、
母親はね、それを言った後ですね、この学僧屋さんの方に行って、
ちょっと色々、うちの息子が迷惑かけたわねと、
だけどこれは大事にしてほしくないので、ちょっとうちうちで収めてほしいのということで、
お金が入った封筒を渡すんですよね。
この女の定員は、いやいやって言って一応断ろうとするんですけれども、
とりあえず受け取ってちょうだいということで、この封筒を渡して母親は去っていくんですよね。
女の定員は、とりあえずこれを受け取ってですね、
封筒の中を覗いてみたら、それなりに札束が入っているっぽいんですよね。
ここから画面がまた自宅の方に戻ってですね、
どうやらこのね、最初に小遣いが足りないと言ってたこの青年は、
母親にね、口止めされていたわりにはね、なんかちょっと正直な子みたいで、
お父さんに言ったっぽいんですよね。このお父さんが、
本当に愚劣なやつだなって息子にね、冷たく言い放ってしょんぼりしているシーンが出てくるんですよね。
だから何もね、この映画はね、終始こんな感じで、あのね、必要最小限のセリフしか出てこないので、
あのこっちでね、ある程度推測するしかないんですけれど、やっぱりこのお父さんに愚劣だって言われてるってことは、
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この青年はね、自分が実はそのお金が足りないことを友達に言ったら、
偽札を捕まされたってことを多分言ったんだと思うんですよね。
でまぁこんな感じでですね、あの、この偽札を捕ませた不良グループというんですかね、
少年たちのグループと、これを捕まされて、あの飛んだ目にあっているイボンっていうね、この盗友屋の青年と、
この話がね、交互に行ったり来たりするっていうような展開なんですよね。
で、話をまた元に戻すとですね、もう仕事もなくなってしまって、でも家族を養っていかなければいけないね、
この盗友屋のイボンはどうしようかなこれからという感じで、カフェでね、ちょっと一息ついてるんですよね。
そうするとね、ここにこのカフェをね、カフェで経営している男がね、じっとイボンのことを見ていてですね、
そっとね隣に座ってきて、ちょっとね、一応仕事頼みたいことがあるから、
よかったらちょっと一緒に仕事しないかって言って持ちかけてくるんですよね。
何かと思って席を変えてですね、奥の方に移って話を聞いてみるとですね、
パリ市内の地図を広げて、ここにとにかく指定の場所まで来て、車を止めておいて、
指示があればここから動くという簡単な仕事なんだということで、指示を受けるんですよね。
それだけでいいのかって聞いたら、それだけでいいよっていうことで、どうやら犯罪ではなさそうなので、
これをねイボンは引き受けることになるんですね。
はい、では一旦ここで止めて、次に続くとさせていただきます。
一旦ごきげんよう。
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