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2026-10-29 16:17

「ワクワクする未来を作りたい」|山口聖子さん|一行日記 #024|東京・池尻大橋

家を持たない暮らしを選び、35キロのスーツケースで各地を巡る経営者の山口聖子さん。


今日の一行日記は「ワクワクする未来を作りたい」。


山口さんが個人で取り組んでいるのは、「自分も選んでいい」と思える人を10年で500人増やすこと。出会った人と仕事やキャリアの悩みを話すうちに、「そういう選択肢もあるんですね」という反応が返ってくる。一人との対話から生まれた気づきが、その先の誰かにも広がっていくことを願っています。


自分で選ぶのは、大きな決断だけではありません。朝、どちらの足から歩き出すかを決めてみる。そんな小さな選択でも、自分で決めて動いた経験を重ねることで、できることへの手応えにつながっていくと山口さんは話します。


会社経営や自社の顧客管理ツールづくりを通じて、何のために働くのかを考えてきた山口さん。会話の最後に一行日記を見直すと、「作れそうだなって思います」という言葉が返ってきました。未来へのワクワクと、自分で選ぶことのつながりをたどります。


▼ STORYS 人生物語


さまざまな拠点から届く、一人ひとりの日常と人生の物語。

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サマリー

山口聖子さんは家を持たず、35キロのスーツケースで各地を巡るデジタルノマドとして暮らしています。彼女が掲げる一行日記は「わくわくする未来を作りたい」で、10年で「自分も選んでいい」と思える人を500人増やす活動に取り組んでいます。対話を通じてキャリアの悩みを聞き、別の選択肢に気づいてもらうことで、その影響がさらに広がることを願っています。自分で小さな選択を重ねると、失敗も含めた経験が自己効力感や未来へのワクワクにつながると語ります。会社経営や顧客管理ツールの開発、女性の社会進出を支援するコンテストへの挑戦を通して考えを深め、最後には「作れそうだな」と未来への手応えを示しました。

家を持たないデジタルノマドの暮らし
STORYS 人生物語
ここは東京、池尻大橋。
本と人が行き交う共同書店STORYS STANDには、
今日も誰かの一行日記が残されています。
この番組では、たった一行に込められた気持ちを入り口に、人生の物語をたどっていきます。
今日お越しいただいたのは、山口さんです。こんにちは。
こんにちは。
山口さん、簡単にご出身と今住んでいる所、教えていただけますか?
はい。出身は東京都で、今住んでいるのは住処はなくてですね。
住処はない。
はい。家を持たない暮らしというのを選択していて、
はい。
35キロのスーツケースで、いろんな所を回っています。
へえ。
なんか、そういうスタイルって名前あったりするんですか?
デジタルノマドですね。
デジタルノマド。
はい。
へえ。
去年、日本政府がデジタルノマドビザを発行したりとか、
日本でも少しずつ知名度は上がってきているかなと思います。
じゃあ、山口さんもデジタルノマドビザをお持ちなんですか?
私は持っていないですね。
日本のパスポートがすごく強くて、
いろんな国でデジタルノマドビザって出てるんですけど、
日本のパスポートって基本的にノービザで、
数ヶ月、どこの国でも滞在できるので、
そうですね、あんまりビザを取ろうと思ったことはないですね。
へえ。そうなんですね。
「わくわくする未来を作りたい」に込めた願い
また興味深いお話なんですけれども、
改めて山口さん、今日一行日記書いていただいたので、
今日は何て書いてあるか教えていただけますか?
はい、私の一行日記は、わくわくする未来を作りたいです。
日記として書いていただいたわけですけども、
これ、今頭に浮かんでる言葉がこれっていう感じですか?
はい。
どういう、いつ思った話なんですか?これ。
これは、そうですね、2ヶ月ぐらい前ですかね。
それからほとんど毎日考えてるんですけど。
そうなんですね。
え、2ヶ月前何があったんですか?
結構、私が作りたい未来とか、実現したい未来、
社会に向けて何をしたいのかっていうのを考えていて、
それである日思いついたのがこれですね。
わくわくする未来を作りたい。
これは、例えばどんな未来のことなんですか?
みんなが前を向いているというか、
結構、東京都内の電車とかって、すごくみなさんちょっと下を向いて、
暗い顔をしてたりとか、疲れてるように見えたりとか、
あとスマホずっといじって、微動だにしないとか、
そういうのが印象的で、
なかなか明日にわくわくしてそうには見えないなと思っていて、
そういう人たちに向けてという感じですかね。
未来にわくわくしたら、明日がもっと楽しみになってて、
そういう人たちが前を向いていけるんじゃないかと。
それがちょっと明るい未来が実現されたら、
もっと楽しい世界になるんじゃないかなというふうに思っています。
具体的にはどんなことをイメージしてます?
普段取り組んでることとかありますか?
自分で選べる人を10年で500人増やす
あります。私、実は個人的な取り組みとして、
自分も選んでいいって思える人を10年で500人増やすっていう活動をしていて、
それは自分の人生が自分で選択できるんだっていうふうに思える人、思っていい人。
例えば、あんまり社会のルールとかすべきこととかに日常って埋もれてしまってて、
自分で何かを選んだりとか、これが自分の人生だって思ってやることってなかなかないと。
意識しないとできないと思うんですよ。
かつ、自分が選んでいいっていうふうに思えてない人。
社会のルールがこうだから、みんなこうしてるからって生きてしまってる人がすごく多いなと感じていて、
そういう人たちに、自分で選んでいいんだっていうふうに分かってもらえるようにする。
そういう人を500人増やすっていうのをやっています。
面白いですね。10年で500人。
10年で500人です。
1年50人。
だいたい週に1人ぐらいのペースです。
そうですね。70週とかで考えると。今何年目なんですか?
今ですね、これ今年から始めたんですよ。まだ3ヶ月目ですね。
3ヶ月目。じゃあペースでいくと、30%…25%ぐらい消化してたいから。
そうですね。一応ただ週1っていうペースは今まで守れてます。
素晴らしいですね。どんな活動なんですか?ワンオンワンでお話したりするんですか?
ワンオンワンでお話しします。
お話しすると、あいつの方は自分で選んでいいんだと。
そうですね。結構、だいたい30分、1時間ぐらいお話しすると、
すごい、あ、それできるんですねみたいな感じの反応になってくださる方が多いですね。
そういう人たちはどこで出会う方と話すんですか?
私もともと、何ですかね、新しい人と会うのが好き。
そもそも経営者なので、結構普段からネットワークとかもたくさん作ってるんですね。
対話から広がるペイ・フォワード
その流れの中で会っていきますね。
そのワンオンワンの場っていうのは、そういうセッティングがなされてるってことですか?
来る人は自分が山口さんとお話をして、選択できる自分になるっていう目的を持ってお話をするのか?
全然ですね。その場の流れです。
じゃあ山口さん側がスカウティングしてるみたいな感じですか?
この人を解放してやろうみたいな。
そこまで身構えてるわけじゃないんですけど、結構10分ぐらい話すと、自然と皆さん、初対面でも結構開示してくれるというか、
キャリアの悩みとか、今困ってることとか、働いてる中で課題に感じてることとかを皆さんお話ししてくれて、
それに対して話してるうちに、本当にそういうこともできるんですね、そういう選択肢もあるんですねっていうふうにおっしゃっていただけて、
そこでビジョンを、このさっきの10年で500人っていうのを説明すると、結構自分もその一人ですねっていうふうに言ってくださる感じです。
素敵っすね。10年で500人生まれた後ってどうなるんですか?
生まれた後ですか?
目標、プロジェクトがゴールを迎えたら、何が起こるっていうふうに考えてるんですか?
その頃はですね、もちろん私が直接お話しする人は500人なんですけど、その500人が昔の映画で、ペイ・フォワードっていう。
ハーリー・ジョエル・オーズメント君の当時ですけどね。
すごい詳しいですね。
そのペイ・フォワードみたいに受け取ったものって、あれは3人って決まってたんですか?
そういう3人に返そうよ、恩送りしようよみたいな企画だったと思います。
ですよね。あれみたいに広がっていったらいいなと思っていて。
じゃあこの10年で500人だけど、この10年の間に自分が関わった人が、その先で話したり関わったりする人の数は500じゃとどまらないよねっていう話ですね。
そうすると、すごいアリンコみたいなちっちゃな活動ですけど、社会とか世界が変わるんじゃないかなというふうに思っています。
いいですね。少なくとも山口さんの世界は変わりそうですね。
変わると思います。
会社経営と顧客管理ツールから見えた使命
これを3ヶ月前に始めたと。
ワクワクする未来を作りたいっていうのも2ヶ月前ぐらいに思ったと。
今年何があったんですか?
今年はビューティージャパンっていう女性の社会進出を支援するコンテストに挑戦していました。
同時にそれと並行して自社で、私会社系してるんですけど、会社の自社プロダクトを作ったんですよ。
顧客管理ツールなんですけど、そういった活動をする中で、自分の見せ方を考えたりとか、自分と向き合ったりとか、
なんでこの仕事をしてるんだろうとか、私は何がしたくてこれをやってるんだろうっていうのを考える機会がすごくいっぱいあって、その中でまとまってきた言葉です。
山口さんそういうのを考えるときって、どうやって考えるんですか?一人で考えるんですか?それとも誰かに相談するんですか?
具体的に人にそれに対してダイレクトに相談するわけではないんですけど、
なんとなく自己開示して、人がそれに対して反応してくれて、お話しして、それをまた持ち帰って、自分の中で消化して、また別の人に話して、みたいな流れが多いですね。
小さな選択が自己効力感とワクワクを生む
わくわくする未来。山口さんはわくわくしてるんですか?未来に対して。
私もわくわくしっぱなしですね。
最近はAIがすごく進化を遂げているので、それがすごくわくわくする。
あとは、開発した顧客管理ツールを起点に、結構いろんな人、これまであんまり関われてなかった人たちとも一緒に協業しようとか、
こういうこれをどうやって売っていこうみたいなアイディア出しをしたりとか、そういった仲間とする活動が増えてきて、すごい楽しいです。わくわくします。
素敵ですね。わくわくか。
山口さんが、旬一で今、わくわくする人に変えていくプロジェクト。いいんですかね、この解釈で。
この重ねていく中で、コツみたいなのってあったりするんですか?多くの人に当てはまる特徴とか。
こういう風にすると、うまくわくわくできるようになるみたいなコツとかって見えてきてたりしますか?
そうですね、これは私が、さっきの35キロのスーツケースで世界を回る生き方をしている時に考えたことなんですけど、
自分で選んでやるっていうことをすると、結構能動的に動けるようになるので、そうするとわくわくする、わくわくしていくことが多いかなと思いますね。
それって何でもいいんですか?今日の昼飯とか。
何でもいいです。今日朝起きて、どっちの足から歩き出すかを自分で決めてみるとかのちっちゃいことでもいいと思います。
面白いですね。考えたことなかった。ベッドから降りるときにどっちの足でとか。
そういうちっちゃいことでも、自分で決めたっていう実績が自分の意識に変化を与えるみたいなことなんですか?
そうですね。自分で決めてやってみて、できることばっかりじゃなくて、失敗したりとかも全然すると思うんですよ。
でも、自分で決めてやったことと他人に言われてやったことで失敗したときに、納得感とかが全然違ってくる。
そういうのを積み重ねていくと、自分で何かをすることができるっていう手応えが積み重なってくる。
これ、自己効力感とかにつながってくると思うんですけど。
そうですね。自己効力感が高まると、自分で世界を動かせたらワクワクしますよね。
それはワクワクしますね。なんか振り回されてるばかりで。
AIの発展も今、ネガティブな方向にも行きかねない状況じゃないですか。
セキュリティがなくなるみたいな。銀行口座が守れなくて、みんなクレートリセットだみたいな。そういう悲観論もあるけど。
自分にどうしようもできない部分とできる部分があって、できる部分に目を向けていくっていうのは確かに大事だったりしますもんね。
そういう意味では、自分にコントロールができるところに集中していくっていう考え方にも近いんですかね。
「作れそうだな」と思える未来
そうですね。全能感。自分の世界の中での全能感。
なるほど。何でも自分の思い通りになる範囲で、自分は何でもできるというところは、確かに全能感。ワクワクの正体かもしれないですね。
改めて今日書いていただいた、ワクワクする未来を作りたいっていうものを改めてご自身で見直して、今どう思いますか。
今ですか。作れそうだなって思います。
素敵です。そういう目をされてるなと思いました。作ってやると。作れると。信じてる目をしてるなと思いましたので。
山口さんのワクワクする未来を作るという活動ですね。10年で500人変えていくっていう。
これサイドプロジェクトなんですよね。本業の会社の経営とか別でやってるサイドクエストという。
サイドクエストです。会社の経営自体も手段なので、私が自分のミッションを達成するワクワクする未来を作るための手段の一つです。
山口さんの活動を応援しておりますので、またぜひ新曲を聴かせに来ていただけたら嬉しいです。
ぜひお願いします。
ありがとうございます。では締めていきますね。
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また池尻の歌詞本棚の棚主になって自分の活動を発信したい方も募集中です。
それではまたお会いしましょう。
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