松浦シゲキの、それでもメディアは面白い。
この番組、それでもメディアは面白いは、メディアコンサルタントで
コミュニケーションプランナーの松浦シゲキが、ありとあらゆるメディアの器を
こねくり巻きながら語り尽くします。
さて、今回のテーマは。
皆さんこんにちは、松浦シゲキでございます。
今日はですね、朝日新聞のお話をしようかなというふうに思います。
ちょっと長めに語ろうと思ってますので、ぜひ最後まで聞いてください。
何かと言いますと、朝日新聞がですね、2026年5月23日から25日にかけて
オールドメディアが響かない、Z世代のリアルというタイトルの連載を7本配信しました。
20代後半の記者7名が、同世代の方々にアンケートを取って、3人を深掘り取材して
識者3人にもインタビューしましたと。
なぜ自分たちの新聞が同世代に読まれないのかというのを、現役記者が自分で調べた記事です。
一方ですね、これ今日収録している5月25日の朝
インプレスAVウォッチのコラム石谷宗近さんのランダムトラッキング、いつも読んでおります。
西田さんがですね、Google IOWNについての記事を出しておりまして
エイジェンティックAIに前振りするGoogle検索からAIグラスまで全ての基盤にというタイトルで出しておりますと。
この2つをですね、重ね合わせながらですね、私今日お話ししたいかなというふうに思う次第です。
まずですね、連載の中身から整理させてください。
連載の趣旨説明としてはですよ、若者がオールドミリアから遠ざかる理由を3つの軸で整理していますと。
高い、不要、不信、この3つですと。
高いというのはそのままで、月額4,000円以上の行動力量が20代の生活感覚と合ってないということ。
不要というのは、ニュースを見なくても生活できると感じているということ。
不信というのは、報道の公正性に疑問を持っているということですと。
はい、なりまして7本。私朝日新聞、有料課金しておりますので記事全部読めております。
今日この後ですね、有料域の中身にも触れます。触れないとなんだかよくわかんない話になっちゃうところもあるかなと思うので触れます。
ぜひですね、ご興味ある方はぜひなんか読んでいただければというふうに思います。
かなりもちろん有料域のところはぼやかしながら喋るつもりだけど、ぼやかさないかなみたいなわかんないところもありますけど、そこも含めてご容赦ください。
ご容赦くださいって言い方入るんだけどね。
はい、私がその前提を持ってですね、この連載を読んで最初に思ったのは、これ自己解剖かなというふうに思いました。
で、メディアが自分たちへの批判を自分たちで調査して記事にするっていうのは、そこまで珍しいことではないかなと。
ただまあ、7本という量と20代後半という当事者がですね、当事者の同世代に取材したという構造は良いかなと。
同世代の記者がなんで自分たちの新聞を読まないのかを正直に聞きに行って正直な答えを返してもらった、それをちゃんと記事にしたのは良いかなと思うんですよね。
そういう意味で連載全体を通して読むと朝日新聞の中でこういうことを言える人たちがいるという事実自体が伝わってきまして、その点ではすごく誠実な企画かなと思う次第です。
ただ、自分が引っかかったのはこの企画はどこに向かっていったのかなという点でございます。
あとですね、連載の各記事の末尾に取材した記者のそれぞれのコメントがついていて、ここも興味深いと。
ある記者はですね、検証された記事よりも曖昧なネット情報の方が届いちゃったなぁみたいな無力化。
ある記者はニュースを伝える仕事をしながら届いていないという事実に向き合い続けているということを書いてますね。
いいですね。こういう取材後期の方向感というところは現場の記者たちの感じている危機感が出てくるみたいな話ですけど、
ただ、7本通して読んでみると、どうすれば若者に届くかという問い合いの答え探しで終わっちゃってんじゃないの?という気がするんですよね。
私、コミュニケーションプランナーという肩書きで活動し、メディアさんのコンサルエアなにやら入っている身からするとですね、
届くとコミュニケーションと同じじゃないですね。届けるというのは一方向の行為で、記事を作ってチャンネルに寄せて受け手に届ける。
コミュニケーションというのは双方向の行為で、相手が受け取った後に何かが起きて、それがまた送り手に返ってきて、また何かが生まれる、そういうループがあって初めて成立します。
自分はデジタル上ではありますが、このメディアとして読者とコミュニケーションを何年もやってきた経験からすると、
届いたはあくまでその糧の1個であってゴールではありません。届いた先でどういう判断が生まれて、どういう行動が起きて、それが読者の生活をどう考えたか、
そこまでをある意味設計の射手に入れないとメディアとしての存在意義というのが細っていく一方だと私はもう10年以上言い続けています。
その観点で改めてこの連載を見直した時に自分は感じた問いはこうです。朝日新聞は読者とどんなコミュニケーションをしたいんでしょうかという感じですね。
届けるための工夫はたくさん書いております。届いた後に読者の何が動いてほしいのか、どういう状態になってほしいのか、そこの意識がなかなか見えてこない。
7分全部読んだ上で私そういう正直な感想がございます。 話がここまで来たところでようやくですね
インプレスAVウォッチの記事の話を入れ込みたいというふうに思います。 西田宗近さんのランダムトラッキングで
エージェンティックAIに前振りするGoogle検索からAIグラスまで全ての基盤にという記事出ております。
GoogleのピッチャーCOが製品全体におけるエージェンティックトランスフォーメーションの基盤を築いたと宣言したという内容です。
エージェンティックっていうのは代理で動くという意味で、AIが情報を調べるだけじゃなくて人間の代わりに判断して実行するという方向の展開。
具体的な機能として西田さんが紹介しているのはデイリーブリーフというもので、カレンダーとメールの受信箱から今日すべきことを自動抽出してくれる機能です。
これは検索ボックスが25年ぶりに刷新されたというのに合わせて思うと、情報検索から継続的な対話と実行へというシフトがはっきり見えてきます。
西田さんはこのようにも書いています。AIモデルの賢さ自体は話題の中心ではない。必要なことではあるんですけど、AIがどう人々の生活を変えるのかの方が重要ではございます。
これを読むと、さっきの朝日新聞の連載の話と自分の中で繋がるんですよ。
竹下さんが情報空間A、マスメディアB、ソーシャルメディアC、生成AIというのを整理していました。
竹下さんの文脈ではABC、Hadesで論じられていました。でも、Googleのエンジェクトトランスフォーチュネーションが進んだ世界ではCは単なる別の情報源じゃなくなってくる。
デイリーブリーフは今日の情報の中からあなたがすべきことをピックアップしましたという機能ですよね。
これって要するにキューレーションです。そしてキューレーションはこれまでメディアがやってきた編集的に判断に近いです。
何が重要であなたに今日必要なのはこれだという判断をAIがやります。
そこに竹下さんが言った新聞社が有益なエージェントだと認識してもらえれば信頼は詰まるという言葉を当てる話ですね。
そうするとここの話全体の構造もまた見えてくるところがあります。新聞社が情報のエージェントになれるかどうかっていうのはAIエージェントとある意味
真正面から競合するって話なんですよ。 Googleのデイリーブリーフは今日あなたにとって重要なニュースはこれですと言い
朝日新聞も今日あなたに届けるべき記事はこれですというどちらを選ぶかという話にもうなっているし
そもそもで言うんだったらもうそういう世界観が出来上がってきてヤフトピーとかスマートニュースってそれじゃねって話だったらそうですねって話なんですよ。
すでにね。ここで改めてさっきの3人の話に戻ります。若者の札幌の男性はアップの前に札幌市に札幌市事故を検索して10分で頭に入れて雑談の糸口にするという話をしてました。
これよくよく考えてみると彼はニュース使ってないんです 雑談の材料として使ってるんですよね目的違います
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でこれをメディアが全体の視点で読み直すとどうなるか 今のメディアというか新聞朝日新聞に限っても限らなくても情報を届けることを
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今回の朝日新聞の連載は自己解剖という誠実的な企画でいいなぁと 20代後半の記者がですね同世代にアンケートって3人深掘りして四季山に行きました
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どんなコミュニケーションしたいんでしょうかね どうすれば届くかはね本当にね問いとして小さいと思います
届いた後に読者の何が動いてほしいのかどういう判断が生まれてほしいのか そこまでを問いの射手に入れてほしいですね
7本の自己解剖がその問いに到達する手前で終わったことが少し残念かな でもまぁその先あるんで気づいてるかと思うんですよ
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