さてですね、ここからが本題。今回の選挙で私が感じた最大のポイントという話ですが、
私が最も強く感じたことというのはですね、それは結局のところですね、個人として有権者の皆様というかですね、
一対一のコミュニケーションができているかできていないかという話に尽きるんじゃないかなというふうに思っております。
他でね、ニュースレターとかでもそうですし、このポッドキャストもそうですけどことから人みたいな形がですね、より大きくなってきたかなという感じですかね。
これはですね、候補者個人の話でもありますし、政党ということ、ブランドの話でもあるかなと。
あと、それを支える支持者、投票する人のコミュニケーションの話でもあるかなというふうに思います。
具体的に何かというとですね、まず言うと、ネガがネガを呼ぶみたいなソーシャルコミュニケーションの極小化が行われているかなというふうに思います。
あちこちで喋っておりますし、ニュースレターを読んでいる方とか、このポッドキャストをお聞きの方にはですね、
知られているというとあれですけど、ポッドキャスト単位で聞かれることもあるので、今ちょっと説明しますと、
私はですね、受けてユーザーさんがですね、自動的に待ち受け状態で情報を取得するコミュニケーションをですね、ソーシャルコミュニケーションというふうに定義しています。
イメージしやすく言うとですね、井戸端会議でございます。何かしら興味関心というのが人それぞれあるんですけど、その興味関心を元にした、
つまらない話は広がらない、面白い話は伝わっていくというコミュニケーションです。
テレビや新聞、XYouTube、いずれもがですね、受け手に対して話題のネタをどんどんどんどん提供するという、伝えてという点では同じな感じになっております。
ネットがなかった頃でもですね、テレビや新聞っていうのは、そういう井戸端会議のためにネタを提供していくスタイルがあると、
私は定義しております。
で、今回の選挙で顕著だったのは、このソーシャルコミュニケーション上において、ネガーがネガーを呼ぶという現象がですね、より機能したったなという感じかなと思うんですよね。
どういうことかというと、ネガティブなことばかり発信しているとですね、その輪がですね、どんどんどんどん小さくなっていきます。
今このご時世、そんな感じです。
ソーシャルコミュニケーションの幅がですね、どんどんどんどん狭まっていきます。
ネガティブなメッセージが集まった人たちの輪に、外側からですね、人がそもそも論で言うと入りづらくなっていると。
結果として輪の外側に人が溢れて入ってこれなくなる。
そうすると輪の内側の局所化、孤立化を招いてしまうかなという感じで、輪の中にいる人たちはですね、なぜという疑問を抱えたまま、わからないという疑問を抱えたまま、輪の外側のことがわからない状態でぐるぐる回ってしまうんですよね。
エゴーチェンバー状態ですね。
自分たちの正しさを確認し合うだけでですね、外になかなか広がらないような状況に陥ってしまうと。
なんで私の周りにはこういうふうに思っている人がたくさんいるのに、みたいな状況になっちゃうんですよね。
これね、2024年にありました東京都知事選でも兵庫県知事選でもですね、同じようなエゴーチェンバーの問題というところが起きたかなと。
今回の衆院選でもさらに起きちゃったかなというふうに私は考えている次第です。
今ね、XとかYouTubeとかいろんなアルゴリズムがあったりとかするんですけど、ネガがネガを呼ぶという形で局省化するっていうのは、
実際のところ、別に政治に限らず全般的に現れている話かなというふうに思います。
もちろんですね、集まる熱量というのはとっても高いんですけど、とってもその数がですね、少なくなってくる。
いや、再生回数回ってるんじゃん、インプレッション増えてるじゃんっていうのはあるかもしれないですけど、繰り返し見ちゃっててですね、
オーバープーストしてるような感じになっちゃってるんですよね、それで言うと。
そうするとそれだけで閉じ込められるような形になってきて、見えなくなってくる。
リポストとかっていう手段とかで広めるっていうのはXとかね、他でもあったりとかするんですけど、
これがまあですね、ここもですね、より伝わりづらくなってるっていうところがあるので、
全然ですね、そういう意味でのリポストとかシェアとかがですね、聞いてないような状況がですね、
出来上がってしまうっていうのがあるんですよね、それで言うと。
これがですね、特にデジタル上における、そういうソーシャルコミュニケーションの輪の極小化っていうところが根が小さくなってるなという感じがあります。
あとブランドコミュニケーションという観点でも言うんですけど、ここで一番大きいのはですね、
中道改革連合のブランドコミュニケーションかなという感じです。
私のフレームワークではですね、ブランドコミュニケーションにおいて重要なのは識別、価値、品質の3つです。
識別はですね、ブランドが受け手に明確に認識されること。
価値はブランドが提供する情報やコンテンツが受け手にとって価値があると認識されること。
あくまで受け手視線なんです、価値っていうのは。
品質はそのためにブランドが信頼できる情報源としてちゃんと出しているかどうかっていう話なんですけど、
この観点から中道改革連合を見てみるとですね、率直に言ってブランドコミュニケーションとしてはかなり最初から厳しかったのではないかなというふうに思います。
まず識別の問題なんですけど、名前直前で書いたところで浸透しなければ意味ない。
もちろんバンバンアピールしてるんですけど、せっかく長くやってきた立憲民主党という名前捨ててですね、中道改革連合と言われても有権者には伝わらないかなみたいな感じです。
もちろん少し調べればですね、公明党と合流して作りましたという事実はわかるんですけど、
ただこれまでの立憲民主党の支持者から見た時にこの状況をどう見るかなという感じなんですよね。
この時にですね、価値の問題があるんですよ。
立憲民主党を支持した人たちの中には公明党の合流に違和感を覚える人も少なからずいたんじゃないかなというふうにありますし、
公明党の支持者から見てもですね、どういうふうに見えたのかなというのもあったかもしれません。
結果から見てね、もちろんこれ多分数字で何かしら出てきてるとか見かけたんですけど、
すいませんここちょっとしゃべりきれないですけど、離れちゃった可能性あるかなというふうに思っております。
そうするとブランドコミュニケーションという観点で識別曖昧になり、
価値のところで伝わらず品質のところもですね、そういう意味では前に言ってたことと違うことをちょっと言っちゃって、
そこで既存しているところがあるかなと。
そうするとかなり厳しい状況になっちゃうのはしょうがないかなという話だと思うんですよね。
新しいブランドというところを立ち上げるんだったら、それその時間と労力をかけて浸透させなければならないんですけど、
選挙直前で言うとね、それが何か変わるかって言ったら変わらないかなっていうふうに思います。
昔は変わったんですよ。テレビとか新聞とかみんな多く見てる時代だったら、
ソーシャルコミュニケーション上でですね、こう変わりましたっていうのは一気に広まるっていうのは、
それは昔の4マス時代、その4マスがブロードキャストで伝えられた時代だったからできたんですけど、
今そうじゃないので。新聞はなおさらのことテレビ見ませんからね。
YouTubeその他諸々とかで頑張って伝えるっていうところをやったところでですね、
なかなか浸透させるっていうのは難しいんですよ。ブランドコミュニケーション、今からブランド、
新規のブランド立ち上げて何かしらやっていくってめちゃくちゃに難しいので、昔に比べたら。
それ考えるとですね、むしろこれまで積み上げてきた識別を自ら捨ててしまったかなと、
非常にもったいないことかなというふうには思ったりとかします。
一方でですよ、自民党のブランドコミュニケーションについても触れておきたいなというふうに思います。
今回自民党が発祥した背景には、高い小さな愛想さんの下でですね、
あれこれ打ち出して品質の回復を図ったっていうところがあるんですけど、
でもあれこれあれこれですね、献金の話やら何やらかんやらとか言われてるね、
統一協会とか言われてるところもあったりとかするんですよ。
ただここで興味深いのはですね、有権者が政治家に清く正しく美しくをどこまで求めているかどうかっていう話かなと。
で、今現時点でみんながみんな成人君子のような形で政治家にそれを求めているかというと、
ある種私は疑問なところもちょっとありますと。
もう一つ触れておきたいのが安全保障の議論かなと。いわゆる戦争絡みの話があると思ってるんですけど、
それで言うとそもそも戦争をしたいと思っている人なんて主語を大きく言っちゃうといないと思ってます。
重ね重ね、ここは主語を大きくして言いますけどね、それはそれで大事なことなんじゃないかなと思っております。
誰も戦争なんかしたくないです。平和が一番いいです。それは大前提として共有されているかなというふうに思います。
その上で本当に攻められてきた時にどうするんだみたいな考えを持つことは、私はとても大事にした方がいいのではないでしょうかというふうに思います。
割とですね、そこら辺の感覚は結果として、これまた今回の選挙に反映されているのかなという気がするんですよね。
防犯をしっかりしましょうというのは大事なことじゃないですか。
治安が悪いところで鍵をかけずに家を出るんですかという話のものすごい延長線上にあると捉えた方が個人的にはいいかなと思うんですよ。
なんだそんなちっちゃな話とバカでかい話一緒にするなよっていうのはあるかもしれませんけど、
日常生活で防犯を意識することと国家として安全保障を考えることはスケールは全く違えどっていう話だと思うんですよ。
ただ何と言いますかもちろんね防犯がすぎるのはダメだと思うんですよ。
例えばまだ犯罪を犯した相手に対していきなり攻撃的な姿勢をね見せるのはどうなんだっていうのはあります。
それはね選手防衛っていうところはそれはそれで大事なポイントだと思ってます。
バランスの話なんですよね。
なのでここでねもう一回先ほどの話に戻るんですけど、
短絡的に戦争のようなネガティブな話をして共感を得ようとするネガネガで呼ぶ形で人が集まるのはそれはそれでどうなんだろう。
それはねむしろ怖く見えますし、これまでも戦後そういう形で戦争は戦争はっていう風になってましたけど、
それくらいの国内抑止力とかその他諸々もですねそこについて不安に思うまでのところで言うと、
ソーシャルのコミュニケーションだけを行っていたら全部受動でネガネガを呼ぶような形になってたらそうかもしれないんだけど、
ちゃんとサーチコミュニケーションすること、ちゃんと調べに行くことっていうところをすることが大事なんじゃないかなと。
外から見たときにあの人たちは何を言ってるのは近寄りがたいなという印象を与えてしまうんですよね。
結果としてもちろん平和大事。ただそれが本来伝えられたメッセージも届かなくなる。
これはですね非常にもったいないことかなというふうに思うんです。
ここまでの話をまとめると、今回の選挙で見えてきたのは結局ポジティブなメッセージで上向いて働きかけていくことの重要性だと思うんですよ。
別に選挙で見えてきたというか、ここ1年ぐらいの私のソーシャルコミュニケーションの観測範疇で言うんであるんだったら、
いやここ数年というかここ10年ぐらい、それこそ10年以上前にですね私そのソーシャルコミュニケーションをベースにしたメディア立ち上げましたけど、
その時からもポジティブなメッセージというところはどんどん強まっていくよというふうに言ってました。
それがもっともっと強まってきているというのが今かなと。
多くの人が前向きなメッセージに共感して支持を広げていく。それがちゃんとできるかどうか。
ネガティブな攻撃で相手を引きずり落とそうとするのではなくて、自分たちはこういう未来を作りたい、こういう価値を提供したいというポジティブなビジョンを示すこと。
改めて政治に限らずあらゆるコミュニケーションにつながる話かなと。
企業のブランドコミュニケーションでも強豪を攻撃するネガティブキャンペーンより、
自社の価値を前向きに伝えるポジティブキャンペーンの方が長期的には効果あるかなというふうに思います。
これどこでもそうだと思います。
だから結構ね、批評、批判全然違うものなんですけど、
ただ、もちろん専門家が言うのは大事なことだと思ってますし、私もそこは聞いてますし、
もちろん調べに行きますし、見に行きますしというところがあるんですけど、
単純に死の大きくネガキャンペーンをやったって、今はもう響かないかなという状況ですね、それで言うと。
なので、今回それで言うと進行政策の躍進したこともですね、その文脈で理解できるかなというふうに思います。
ここで重要なのはですね、既存の政治がダメだというネガなメッセージだけじゃなくて、
自分たちはこうしたいというメッセージですね。
それのメッセージが人によっては全然ポジティブに聞こえません。
ネガティブに聞こえますっていうのもあるでしょう。
それはそうです。
でもそれがある意味、立ち位置とるってことはそういうことなので、そこができてるかどうか。
変革への意欲、新しい政治への期待っていうところが、
その変革の先っていうところが自分たちが望んでない変革の先だったとしても、
それを望んでる人がと言うんだったら響くと思うんですよ。
それができるかどうか。
そういったポジティブな文脈っていうところが大事なんですよね。
エコチェンバーを超えて新しい思想を獲得するためには、
そういうネガティブな攻撃ではなく、
ポジティブなメッセージ性っていうところが必要になってくるかなという感じです。
なので、改めてソーシャルコミュニケーションにおいて、
自分たちの場を広めるのか狭めるのか、
これ意識的にですね、今設計しなきゃダメなんですよ。
ネガティブなメッセージで集まった人たちは確かに熱量は高いんです。
でもその輪は外に広がりません。
むしろ外から見ると近寄りがたい集団に見えてしまいます。
一方、ポジティブなメッセージで集まった人たちはその輪が外に開いています。
この人たちは何か面白そうなことをやっている、
一緒に参加してみたいという気持ちを呼び起こす。
そこが大事なんですよね。
井戸端会議で改めて考えてみてほしいなと。
いつも誰かの悪口ばかり言っているグループと、
何か楽しそうな話をしているグループ、
どちらに加わりたいですかという感じかなと思います。
政治だろうが何だろうが、
全てのコミュニケーション、本質的には同じかなというふうに考えております。
あと、今回の選挙で改めてというか、
ここ数年そうなんですけど、
情報の伝えてが多様化しているんです。
ニュースレラーでも書きましたけど、
テレビや新聞といった従来のメディアだけではなくて、
YouTubeX、TikTok、Instagram、いろんなデジタルプラットフォームが
選挙コミュニケーションにおいても重要な役割を果たすようになっています。
もう平成6年の情報通信白書で、
テレビのリアルタイム視聴とネット利用時間の差が広がっています。
特に若年層においてこの傾向が顕著なので、
受け手である有権者の情報接種環境が大きく変化しているので、
いわゆる昔はそういうネガな井戸端会議でも、
それしかネタがなかったので広がったんですけど、
今はそんなことない。
この変化に対応できた候補者や政党は支持広げて、