1. それでもメディアは面白い
  2. コミュニケーションプランナー..
2026-02-09 25:33

コミュニケーションプランナーがみた第51回衆議院選挙

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▶話した内容

結局「個人のコミュニケーションができているか」に尽きる/ネガがネガを呼び輪が狭まっていく/エコーチェンバーの中で「なぜ?」を抱えたまま回る/名前を変えても浸透しなければ意味がない/識別が曖昧、価値が不明、品質が毀損/聖人君子を求めない時代の品質問題/攻撃材料と制度改善は違うアプローチ/戦争したい人なんていない、防犯の延長線上で考える/ネガで集まった集団は外から怖く見える/悪口グループと楽しい話グループ、どちらに加わりたいか/ポジティブなビジョンで上を向いて働きかける/新興勢力躍進の背景にあるもの/既存メディアvs SNSという単純な対立構図ではない/多様な伝え手を活用できるかどうか/政党のブランドに頼るだけではもう戦えない


▶言及したニュースレター

コミュニケーションプランナー視点で、今回の都知事選挙の各候補のコミュニケーションを勝手に振り返ってみる

https://shigekixs.theletter.jp/posts/0530d4b0-400d-11ef-bacd-af3a0f2fb48c


情報は"受け手"のものへ ー 兵庫県知事選に見る メディアコミュニケーションの最適化とは

https://shigekixs.theletter.jp/posts/0269eb00-a6cc-11ef-b03d-e755d36df210


▶松浦シゲキのプロフィール
https://my.prairie.cards/u/shigekixs


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サマリー

第51回衆議院議員総選挙では、自民党が歴史的な議席を獲得し、立憲民主党は惨敗を喫し、新興勢力も議席を伸ばしています。今回の選挙結果から、有権者との個別コミュニケーションの重要性と、ソーシャルコミュニケーションの局所化の現象について考察されています。コミュニケーション戦術として、ネガティブキャンペーンとポジティブな政策提案の対比が重要です。また、選挙結果に影響を与えた情報伝達の多様化や若年層のメディア接触の変化についても考察されています。第51回衆議院選挙では、個人のコミュニケーション力が重要視されていることが解説されています。選挙戦術の変化やデジタル時代におけるメッセージ戦略についての考察がなされています。

00:03
松浦シゲキの、それでもメディアは面白い。
この番組、それでもメディアは面白いは、メディアコンサルタントで、
コミュニケーションプランナーの松浦シゲキが、ありとあらゆるメディアの器をこねくり回しながら語り尽くします。
さて、今回のテーマは。
はい、皆様こんにちは。松浦シゲキでございます。
選挙結果の概要
昨日ですね、2026年2月8日に、第51回衆議院議員総選挙の投開票が行われましてですね、
今回は、その選挙結果を受けて、コミュニケーションプランナーの視点からお話ししてみたいというふうに思います。
でですね、最初にお答えしておきますが、このしゃべっている内容はですね、
あくまで、1、コミュニケーションの専門家の試験という形、コミュニケーションプランナーとしての試験であり、
選挙の勝敗をですね、評価するものではないです。
むしろですね、これからの政治とコミュニケーションのあり方について、皆様と一緒に考えるきっかけになればと思います。
また個別のですね、具体の政策についても論評は行いませんという前提でお聞きいただけるとありがたいです。
この立ち位置はですね、2024年の東京都知事選、2024年の兵庫県知事選についてニュースレターでも書いたときと同じです。
はい、概要欄にリンク貼っておきます。あくまでもコミュニケーションの、メディアコミュニケーションの話としてお聞きいただければ幸いです。
さて、選挙結果の概要ですね、まずざっと結果振り返っておきましょうかなと。
自民党が多くの議席、300議席以上獲得しまして、単独で憲法改正発議に必要な3分の2を超える歴史的な足跡となりましたと。
竹内沙奈江総裁の下でですね、経済安全保障や消費税前提を公約に掲げて、政治改革として献金公開強化とかもね、打ち出したりなんやらとかしてましたね。
一方立憲民主党と公明党がね、合流して中道改革連合と名前を変えて戦いましたけど、まあ惨敗しましたと。
小島家の議席から大きく議席数減らしてますと。他で言うと日本維新の会はまあ美増、国民民主党も美増かな。
賛成党とかチーム未来とかが2桁以上の議席獲得と、新興勢力頑張りましたねという感じでございますという感じでした。
コミュニケーションの重要性
さてですね、ここからが本題。今回の選挙で私が感じた最大のポイントという話ですが、
私が最も強く感じたことというのはですね、それは結局のところですね、個人として有権者の皆様というかですね、
一対一のコミュニケーションができているかできていないかという話に尽きるんじゃないかなというふうに思っております。
他でね、ニュースレターとかでもそうですし、このポッドキャストもそうですけどことから人みたいな形がですね、より大きくなってきたかなという感じですかね。
これはですね、候補者個人の話でもありますし、政党ということ、ブランドの話でもあるかなと。
あと、それを支える支持者、投票する人のコミュニケーションの話でもあるかなというふうに思います。
具体的に何かというとですね、まず言うと、ネガがネガを呼ぶみたいなソーシャルコミュニケーションの極小化が行われているかなというふうに思います。
あちこちで喋っておりますし、ニュースレターを読んでいる方とか、このポッドキャストをお聞きの方にはですね、
知られているというとあれですけど、ポッドキャスト単位で聞かれることもあるので、今ちょっと説明しますと、
私はですね、受けてユーザーさんがですね、自動的に待ち受け状態で情報を取得するコミュニケーションをですね、ソーシャルコミュニケーションというふうに定義しています。
イメージしやすく言うとですね、井戸端会議でございます。何かしら興味関心というのが人それぞれあるんですけど、その興味関心を元にした、
つまらない話は広がらない、面白い話は伝わっていくというコミュニケーションです。
テレビや新聞、XYouTube、いずれもがですね、受け手に対して話題のネタをどんどんどんどん提供するという、伝えてという点では同じな感じになっております。
ネットがなかった頃でもですね、テレビや新聞っていうのは、そういう井戸端会議のためにネタを提供していくスタイルがあると、
私は定義しております。
で、今回の選挙で顕著だったのは、このソーシャルコミュニケーション上において、ネガーがネガーを呼ぶという現象がですね、より機能したったなという感じかなと思うんですよね。
どういうことかというと、ネガティブなことばかり発信しているとですね、その輪がですね、どんどんどんどん小さくなっていきます。
今このご時世、そんな感じです。
ソーシャルコミュニケーションの幅がですね、どんどんどんどん狭まっていきます。
ネガティブなメッセージが集まった人たちの輪に、外側からですね、人がそもそも論で言うと入りづらくなっていると。
結果として輪の外側に人が溢れて入ってこれなくなる。
そうすると輪の内側の局所化、孤立化を招いてしまうかなという感じで、輪の中にいる人たちはですね、なぜという疑問を抱えたまま、わからないという疑問を抱えたまま、輪の外側のことがわからない状態でぐるぐる回ってしまうんですよね。
エゴーチェンバー状態ですね。
自分たちの正しさを確認し合うだけでですね、外になかなか広がらないような状況に陥ってしまうと。
なんで私の周りにはこういうふうに思っている人がたくさんいるのに、みたいな状況になっちゃうんですよね。
これね、2024年にありました東京都知事選でも兵庫県知事選でもですね、同じようなエゴーチェンバーの問題というところが起きたかなと。
今回の衆院選でもさらに起きちゃったかなというふうに私は考えている次第です。
今ね、XとかYouTubeとかいろんなアルゴリズムがあったりとかするんですけど、ネガがネガを呼ぶという形で局省化するっていうのは、
実際のところ、別に政治に限らず全般的に現れている話かなというふうに思います。
もちろんですね、集まる熱量というのはとっても高いんですけど、とってもその数がですね、少なくなってくる。
いや、再生回数回ってるんじゃん、インプレッション増えてるじゃんっていうのはあるかもしれないですけど、繰り返し見ちゃっててですね、
オーバープーストしてるような感じになっちゃってるんですよね、それで言うと。
そうするとそれだけで閉じ込められるような形になってきて、見えなくなってくる。
リポストとかっていう手段とかで広めるっていうのはXとかね、他でもあったりとかするんですけど、
これがまあですね、ここもですね、より伝わりづらくなってるっていうところがあるので、
全然ですね、そういう意味でのリポストとかシェアとかがですね、聞いてないような状況がですね、
出来上がってしまうっていうのがあるんですよね、それで言うと。
これがですね、特にデジタル上における、そういうソーシャルコミュニケーションの輪の極小化っていうところが根が小さくなってるなという感じがあります。
ブランドコミュニケーションの課題
あとブランドコミュニケーションという観点でも言うんですけど、ここで一番大きいのはですね、
中道改革連合のブランドコミュニケーションかなという感じです。
私のフレームワークではですね、ブランドコミュニケーションにおいて重要なのは識別、価値、品質の3つです。
識別はですね、ブランドが受け手に明確に認識されること。
価値はブランドが提供する情報やコンテンツが受け手にとって価値があると認識されること。
あくまで受け手視線なんです、価値っていうのは。
品質はそのためにブランドが信頼できる情報源としてちゃんと出しているかどうかっていう話なんですけど、
この観点から中道改革連合を見てみるとですね、率直に言ってブランドコミュニケーションとしてはかなり最初から厳しかったのではないかなというふうに思います。
まず識別の問題なんですけど、名前直前で書いたところで浸透しなければ意味ない。
もちろんバンバンアピールしてるんですけど、せっかく長くやってきた立憲民主党という名前捨ててですね、中道改革連合と言われても有権者には伝わらないかなみたいな感じです。
もちろん少し調べればですね、公明党と合流して作りましたという事実はわかるんですけど、
ただこれまでの立憲民主党の支持者から見た時にこの状況をどう見るかなという感じなんですよね。
この時にですね、価値の問題があるんですよ。
立憲民主党を支持した人たちの中には公明党の合流に違和感を覚える人も少なからずいたんじゃないかなというふうにありますし、
公明党の支持者から見てもですね、どういうふうに見えたのかなというのもあったかもしれません。
結果から見てね、もちろんこれ多分数字で何かしら出てきてるとか見かけたんですけど、
すいませんここちょっとしゃべりきれないですけど、離れちゃった可能性あるかなというふうに思っております。
そうするとブランドコミュニケーションという観点で識別曖昧になり、
価値のところで伝わらず品質のところもですね、そういう意味では前に言ってたことと違うことをちょっと言っちゃって、
そこで既存しているところがあるかなと。
そうするとかなり厳しい状況になっちゃうのはしょうがないかなという話だと思うんですよね。
新しいブランドというところを立ち上げるんだったら、それその時間と労力をかけて浸透させなければならないんですけど、
選挙直前で言うとね、それが何か変わるかって言ったら変わらないかなっていうふうに思います。
昔は変わったんですよ。テレビとか新聞とかみんな多く見てる時代だったら、
ソーシャルコミュニケーション上でですね、こう変わりましたっていうのは一気に広まるっていうのは、
それは昔の4マス時代、その4マスがブロードキャストで伝えられた時代だったからできたんですけど、
今そうじゃないので。新聞はなおさらのことテレビ見ませんからね。
YouTubeその他諸々とかで頑張って伝えるっていうところをやったところでですね、
なかなか浸透させるっていうのは難しいんですよ。ブランドコミュニケーション、今からブランド、
新規のブランド立ち上げて何かしらやっていくってめちゃくちゃに難しいので、昔に比べたら。
それ考えるとですね、むしろこれまで積み上げてきた識別を自ら捨ててしまったかなと、
非常にもったいないことかなというふうには思ったりとかします。
一方でですよ、自民党のブランドコミュニケーションについても触れておきたいなというふうに思います。
今回自民党が発祥した背景には、高い小さな愛想さんの下でですね、
あれこれ打ち出して品質の回復を図ったっていうところがあるんですけど、
でもあれこれあれこれですね、献金の話やら何やらかんやらとか言われてるね、
統一協会とか言われてるところもあったりとかするんですよ。
ただここで興味深いのはですね、有権者が政治家に清く正しく美しくをどこまで求めているかどうかっていう話かなと。
で、今現時点でみんながみんな成人君子のような形で政治家にそれを求めているかというと、
ある種私は疑問なところもちょっとありますと。
ネガティブとポジティブなキャンペーンの対比
なんでかっていうと、これまでの政治を見てきた中でバカ試合っていうか赤試合っていうかスキャンダルも含めて様々な形で行われてきましたと。
もちろんねそれはとっても大事なことではあるんですけど、
政治家というのはそういうものだろうという大前提ができてしまうと、
どの候補者も何かしら抱えているでしょうかねみたいな認識になっちゃうかもしれないですよね、それで言うとね。
で、ひるがいって個人見てみても私も含めてみんなが成人君子なのかと言われたらそうではないかなと。
別にね、お金ちょろまかしてとかそういうわけじゃないですよ。
でも、そうした背景からするとある意味スキャンダルを突きまくり続けることが果たして有効な戦術なのかどうか、
ある意味どうなのだろうという議論があるように思うんですよね。
もちろん政治と関連の問題はとっても重要です。
透明性は民主主義の根幹に関わります。
私もですねログみたいなものはですね、全部が全部ですねブロックチェーンとかで公開すればいいやっていうふうに思っている派です。
それは間違いないです。
ただ、それを攻撃材料として使い続けることと制度として改善していくことはコミュニケーションとしては全く異なるアプローチなんですよね。
前者はネガティブキャンペーンであって後者はポジティブな政策提案だったりとかするんですよ。
ネガティブな攻撃ばっかり見せられたところでそれで落ちたところで、
じゃあどうするの、あなたは何してくれるのっていう話の前向きなメッセージもセットであってほしいんですよね。
であるんだったらここを変えます、ここをやりますっていう方がとっても大事な話かなというふうにあると思うんですよ。
もちろん追求していって、追求していって、ずっとずっと追求するっていうのは大事な話の一方で、一方でですよ。
重ねて言いますけど、やっぱり改善点のところをどんどんどんどん出していって直していくっていうところのポイントが大事なのかなと思います。
今回の選挙結果はそういうこともですね、表してるんじゃないかなというふうには個人的に思います。
安全保障と選挙結果の関連
もう一つ触れておきたいのが安全保障の議論かなと。いわゆる戦争絡みの話があると思ってるんですけど、
それで言うとそもそも戦争をしたいと思っている人なんて主語を大きく言っちゃうといないと思ってます。
重ね重ね、ここは主語を大きくして言いますけどね、それはそれで大事なことなんじゃないかなと思っております。
誰も戦争なんかしたくないです。平和が一番いいです。それは大前提として共有されているかなというふうに思います。
その上で本当に攻められてきた時にどうするんだみたいな考えを持つことは、私はとても大事にした方がいいのではないでしょうかというふうに思います。
割とですね、そこら辺の感覚は結果として、これまた今回の選挙に反映されているのかなという気がするんですよね。
防犯をしっかりしましょうというのは大事なことじゃないですか。
治安が悪いところで鍵をかけずに家を出るんですかという話のものすごい延長線上にあると捉えた方が個人的にはいいかなと思うんですよ。
なんだそんなちっちゃな話とバカでかい話一緒にするなよっていうのはあるかもしれませんけど、
日常生活で防犯を意識することと国家として安全保障を考えることはスケールは全く違えどっていう話だと思うんですよ。
ただ何と言いますかもちろんね防犯がすぎるのはダメだと思うんですよ。
例えばまだ犯罪を犯した相手に対していきなり攻撃的な姿勢をね見せるのはどうなんだっていうのはあります。
それはね選手防衛っていうところはそれはそれで大事なポイントだと思ってます。
バランスの話なんですよね。
なのでここでねもう一回先ほどの話に戻るんですけど、
短絡的に戦争のようなネガティブな話をして共感を得ようとするネガネガで呼ぶ形で人が集まるのはそれはそれでどうなんだろう。
それはねむしろ怖く見えますし、これまでも戦後そういう形で戦争は戦争はっていう風になってましたけど、
それくらいの国内抑止力とかその他諸々もですねそこについて不安に思うまでのところで言うと、
ソーシャルのコミュニケーションだけを行っていたら全部受動でネガネガを呼ぶような形になってたらそうかもしれないんだけど、
ちゃんとサーチコミュニケーションすること、ちゃんと調べに行くことっていうところをすることが大事なんじゃないかなと。
外から見たときにあの人たちは何を言ってるのは近寄りがたいなという印象を与えてしまうんですよね。
結果としてもちろん平和大事。ただそれが本来伝えられたメッセージも届かなくなる。
これはですね非常にもったいないことかなというふうに思うんです。
ここまでの話をまとめると、今回の選挙で見えてきたのは結局ポジティブなメッセージで上向いて働きかけていくことの重要性だと思うんですよ。
別に選挙で見えてきたというか、ここ1年ぐらいの私のソーシャルコミュニケーションの観測範疇で言うんであるんだったら、
いやここ数年というかここ10年ぐらい、それこそ10年以上前にですね私そのソーシャルコミュニケーションをベースにしたメディア立ち上げましたけど、
その時からもポジティブなメッセージというところはどんどん強まっていくよというふうに言ってました。
それがもっともっと強まってきているというのが今かなと。
多くの人が前向きなメッセージに共感して支持を広げていく。それがちゃんとできるかどうか。
ネガティブな攻撃で相手を引きずり落とそうとするのではなくて、自分たちはこういう未来を作りたい、こういう価値を提供したいというポジティブなビジョンを示すこと。
改めて政治に限らずあらゆるコミュニケーションにつながる話かなと。
企業のブランドコミュニケーションでも強豪を攻撃するネガティブキャンペーンより、
自社の価値を前向きに伝えるポジティブキャンペーンの方が長期的には効果あるかなというふうに思います。
これどこでもそうだと思います。
だから結構ね、批評、批判全然違うものなんですけど、
ただ、もちろん専門家が言うのは大事なことだと思ってますし、私もそこは聞いてますし、
もちろん調べに行きますし、見に行きますしというところがあるんですけど、
単純に死の大きくネガキャンペーンをやったって、今はもう響かないかなという状況ですね、それで言うと。
なので、今回それで言うと進行政策の躍進したこともですね、その文脈で理解できるかなというふうに思います。
ここで重要なのはですね、既存の政治がダメだというネガなメッセージだけじゃなくて、
自分たちはこうしたいというメッセージですね。
それのメッセージが人によっては全然ポジティブに聞こえません。
ネガティブに聞こえますっていうのもあるでしょう。
それはそうです。
でもそれがある意味、立ち位置とるってことはそういうことなので、そこができてるかどうか。
変革への意欲、新しい政治への期待っていうところが、
その変革の先っていうところが自分たちが望んでない変革の先だったとしても、
それを望んでる人がと言うんだったら響くと思うんですよ。
それができるかどうか。
そういったポジティブな文脈っていうところが大事なんですよね。
エコチェンバーを超えて新しい思想を獲得するためには、
そういうネガティブな攻撃ではなく、
ポジティブなメッセージ性っていうところが必要になってくるかなという感じです。
なので、改めてソーシャルコミュニケーションにおいて、
自分たちの場を広めるのか狭めるのか、
これ意識的にですね、今設計しなきゃダメなんですよ。
ネガティブなメッセージで集まった人たちは確かに熱量は高いんです。
でもその輪は外に広がりません。
むしろ外から見ると近寄りがたい集団に見えてしまいます。
一方、ポジティブなメッセージで集まった人たちはその輪が外に開いています。
この人たちは何か面白そうなことをやっている、
一緒に参加してみたいという気持ちを呼び起こす。
そこが大事なんですよね。
井戸端会議で改めて考えてみてほしいなと。
いつも誰かの悪口ばかり言っているグループと、
何か楽しそうな話をしているグループ、
どちらに加わりたいですかという感じかなと思います。
政治だろうが何だろうが、
全てのコミュニケーション、本質的には同じかなというふうに考えております。
あと、今回の選挙で改めてというか、
ここ数年そうなんですけど、
情報の伝えてが多様化しているんです。
ニュースレラーでも書きましたけど、
テレビや新聞といった従来のメディアだけではなくて、
YouTubeX、TikTok、Instagram、いろんなデジタルプラットフォームが
選挙コミュニケーションにおいても重要な役割を果たすようになっています。
もう平成6年の情報通信白書で、
テレビのリアルタイム視聴とネット利用時間の差が広がっています。
特に若年層においてこの傾向が顕著なので、
受け手である有権者の情報接種環境が大きく変化しているので、
いわゆる昔はそういうネガな井戸端会議でも、
それしかネタがなかったので広がったんですけど、
今はそんなことない。
この変化に対応できた候補者や政党は支持広げて、
情報伝達の多様化
対応できなかった候補者や政党は取り残されている。
そういうコースがますます鮮明になってきているんじゃないかなと思います。
今時の有権者はGoogleで検索したことがないという人を探すのが
難しいぐらい検索したことあります。
もちろん検索結果のサーチコミュニケーションの結果として
悪い影響が与える可能性はゼロではないですけど、
今そういう世界観なんですというところを大前提にすべきだと思うんですよね。
で、ソーシャルメディアというところで
多くの人に見てもらうという話で言うんだったら、
そのソーシャルメディアの広告枠を買ってでも
多くの人に見てもらうというのもまた大事なところなので、
これブランドコミュニケーションで私、ペイドコミュニケーションやりましょうね
って言っているのと一緒なんですけど、
そこが何らかいいかなというふうに思います。
ただ改めて注意したいのは、
既存メディアとSNSみたいな単純な対立コースにはしたくないなと、
こんなこと言ってますけど、
私テレビや新聞を否定しているわけではございませんと。
むしろ既存メディアには独自の価値と品質がありますと。
問題はその価値と品質をいかに多様な伝え手を通じて
受け手に届けるかということなんです。
なのでテレビはテレビだけ、新聞は新聞だけみたいな形では
ダメだと思うんですよね。
コミュニケーション戦略の重要性
YouTubeX、様々なインターネットの伝えて活用してますか?
っていうので言うと、
今回もそこがまだまだ活用しきれてないんじゃないのかな
というふうに思うんですよね。
テレビで放送したコンテンツそのままYouTubeにアップする
ということではないかなと思うんですよね。
それぞれのプラットフォームの特性に合わせた形で
コンテンツ届けてほしいなというふうには思うんですよね。
ネットと同じ同時配信してもよかったんじゃないの?
何だったらですね、
ティーバーで各局みんなやってるからどうなんだって話はあるんですけど
やっちゃえばっていうふうに思ったんですけどね。
どうなんですかね。
ティーバーがどうだったのかって見てないで喋ってるので
もしティーバーでやってたらすいません。
そういう話かなというふうに思います。
ラジコとかでもですね、プッシュとかで
今ラジコ加盟している全局で
全国ネットワークのラジオネットワークで
ラジコ初みたいな形で
ある意味ストリーム番組やってもよかったんじゃないかな
というふうには思います。
そういう動きが欲しいかなと。
これは別に政党や候補者も一緒なんですよね。
回答演説をそのまま動画にするだけじゃなくて
やっぱり1200に最適化しようと動画を作ったりとかしてますからね。
そういう多面的なアプローチをしている
作り手がしている環境の中で
作り手と作られていない一体になっているような
4マスメディアも同じようなことをするのが
大事なんじゃないのというふうに思います。
最後にですけど、冒頭でも述べたことに戻るんですけど
結局個人のコミュニケーションができているかできていないか
という話かなというふうに思います。
ことから人へみたいな形で
大統領選かみたいな話があるんですけど
でもこれ実際そうですよ。
政党というブラウンの打ち替えよりも
個人としてのコミュニケーション力が問われる時代かな
というふうに思うんです。
高市さんがそういう意味で
私の新任選挙というふうな形でメッセージを発したのは
ある意味、選挙戦術として
正しいっちゃ正しいんだよね。
良くも悪くもね。
個人としての発信力が選挙結果を左右する時代になっているかなと
逆に言うと政党のブランドに頼っているだけでは
もう戦えないみたいな形。
個人として有権者とどうコミュニケーションを取るのか
というところが、自分の選挙区だけじゃなくて
いわゆる政党の中に入っている人が
どんなメッセージを伝え、どんな伝え手を通じて
どう届けるのかというところが
やっぱりポイントかなというふうに思いますし
そこがなんだかんだ言って
良くも悪くもちゃんと設計していたというところが
今回の圧勝劇に繋がったところもあるんじゃないかなと
私は思います。
今回の積極結果
使い古されたワードではございますが
デジタル時代なんて言いたくないです。
変わってきているんです。
コンチェーマーに閉じこもって
ネガティブなメッセージで輪を狭めてしまうのかと
それともポジタルのメッセージで輪を広げ
新しい事実を獲得していくのか
そこが政治の行方というところでは
ポイントだったりするかなというふうに思うんですよ。
別に政治に限った話じゃないんですよ。
企業のコミュニケーションでの個人の発信でも
同じこと言えると思うんです。
ネガがネガを呼んで小さくなっちゃう時代だから
こそポジタルなメッセージですね。
上向いて働きかけていく。
その重要性というところは
改めて明らかになったかなというふうに思った次第です。
デジタル時代のメッセージ
今回は第51回衆議院選挙について
コミュニケーションプランナーの視点から
お話ししました。
あくまでも繰り返しになりますが
これはあくまでもコミュニケーションプランナーとしての
試験だって選挙の勝敗を評価するものではありませんと
どこのテイトがいいとか悪いとかいう話じゃないです。
ただコミュニケーションの観点から見ましょう
という話でございました。
あらゆるコミュニケーションに通じる話として
何かしらの参考になれば
参考になれば幸いですという感じです。
それではまた。松浦秀樹でした。
また来週よろしくお願いします。
25:33

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